月山
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- GPS
- 05:43
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 958m
- 下り
- 955m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良い 木道は滑る。 |
その他周辺情報 | 変若水の湯 つたや 800円 他の施設よりワンランク上な感じ |
写真
感想
前日、大井沢温泉から出て、一度、寒河江の街へ買出し。
今夜と翌朝のあてとBeerと日本酒とワイン! と買い込んで翌日の月山に備える。
メンバ−一人が大朝日岳の晴天に気を良くし、天気も良く景色も堪能できたので、お腹いっぱいといいだした。
翌日の月山は雨予報、、、初日も雨の中で辛い思いをした為、初日の苦労がデジャヴュのように(笑)
もう一人のメンバが翌朝の天気を見て判断しよう! と言ってくれたお陰で何とか月山山行への希望をつないだ。
疲れもあったがとにかく歩いて動いた大朝日岳山行だったので、3人とも食いまくりであった。
適度に食べ、飲み満足になり就寝。
雨は一晩中降り続いたが、翌朝になりだんだんと雨脚も弱くなっていった。
翌日、雨は小康状態。これなら問題ないと山行決定! 雨具をしっかり着込みいざ月山へ。
受付で協力金200円を支払う時に、受付のおじちゃんに昨日は1000人も登山者が来た!今日はガラガラだ〜
と言われる。駐車場では数名の登山者が準備をしていたが入山する気配もなく、また、日本語以外の言語を話している方も居て
この時勢にどうやって入国したんだろう…とそっちの方が気になった。
月山は登山道の整備はとても行き届いており、殆どが木道が敷かれていた。
入山地点は1100m付近で山頂は1980mと約900mあげる。また、昨日のようなアップダウンも無く富士山のようにひたすら山頂を目指す形。しかも勾配は緩いだが確実に高度を稼いで行けるとありとても登りやすい道であった。
1300mを越えた辺りから視界が開けだす。上部は草原に雪渓ととても絵になる景色であった。
夏にスキー場がオープンするという事だけあって雪渓を気にして軽アイゼンをザックに忍ばせておいた。
途中2回程雪渓を越えるシーンがあったが、アイゼンを使うほどの雪渓では無かった。
今年は雪が少なく、またこの所の多雨の為かなり雪渓の融解が進んでいるそうだ。
雪渓を越えると牛首に出る。月山と姥ヶ岳へ分岐である。牛首を過ぎた辺りで上から登山者が降りて来た。
ここまで雨が殆どなく暑かったので、レインの上は脱いでいたが、登山者はバッチリ完全装備だったので、山頂の様子を聞くと
雨はそれ程でも無いが風が強かった。との事。 相変わらず上部は雲に覆われて様子を伺えなかったが、高度をあげるにつれ風が出て来た。
鍛冶小屋跡を過ぎ一登りで山頂である。頂上に着いた時にはまだ体が火照っていたので風が小気持ち良かったが、少しのんびりしているとだんだんと寒くなって来たので急いでレインを着こんだ。ここまで無休憩出来たので、避難小屋で休憩しようと休憩小屋を探す。初めの頂上小屋はコロナの影響で営業を休止。2つ目の小屋はトイレ。避難小屋は無いのか?と思って入った3つ目は月山神社の倉庫。一時的に?休憩所として開放をしてくれているのか、中には全裸の男性登山者が居て何やら着替えを行っていた。
その登山者を横目に休憩をしていると、登山者は風雨の外に出て行き経を唱え始めた…。 何やらぬ雰囲気に休憩もそこそこに先に進もうとするがそこから先は神社の境内になり参拝料500円との事。 3人ともお金を持ってこなかった為、参拝は諦め、
いやそもそも天気が悪く風も強いし寒いので早く降りたいという気持ちが優先したので、早々に下山を開始する。
高度を少し落としただけで風が急に弱まって来た。高度を落とすとともにガスも晴れて来て眼下を見下ろせるようになり、姥ヶ岳やその登山道もはっきりと見て取れるようになった。登山道の横にはニッコウキスゲが咲き乱れ様々な高山植物が見て取れた。
牛首辺りまで戻ってくると風はほぼ止み、眼下は完全に開けてて雪渓でスキーをする子供らしき姿も見て取れたが、月山山頂は依然ガスの中であった。初めは最悪山頂だけと話していたが、誰も何も疑わず姥ヶ岳へ歩いて行った(笑)
柴灯森からの登りは快適で、登山道両脇のキスゲが疲れを感じさせない。また、姥ヶ岳周辺は一面の草原となり池塘なども見られとても雰囲気のある場所であった。
姥ヶ岳山頂からは日本海なども望め鶴岡や酒田などの庄内平野を見て取れた。時間もかなり余裕がある為ここでゆっくり休憩を取った。遠くに昨日登った朝日岳や以東岳や遠く佐渡島などを望むことが出来た。
後はもうゆっくりと牛首下の分岐迄戻り、来た道を下山をする。
木道がかなり濡れていて途中1度滑った。真っ平な一枚板の木道は危ないと思う…
月山も朝日岳同様沢山のイチゴが生えていて手が付けられていないので、ここでも沢山にイチゴを取って食べた。
そして丁度下山をして受付に戻って来た時にはぽつりぽつりと雨が降って来た。
この日はほとんど雨に降られず景色を楽しめ筋肉痛の足には良いリハビリ山行となった。
下山後は、少し贅沢な温泉に浸かり雰囲気のある旅館で時間を過ごし、帰路についた。
もう1日あったが誰も鳥海山へ行こう!といいだす猛者は居なかったwwww
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