後方羊蹄山（比羅夫コース）

2020年07月26日(日) [日帰り]

• GPS: 09:18
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,678m
• 下り: 1,665m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:42
• 休憩: 2:31
• 合計: 9:13

5:05 半月湖野営場
5:29 5:41 風穴
5:45 5:49 比羅夫コース2合目
6:07 6:07 比羅夫コース3合目
6:22 6:22 比羅夫コース4合目
6:48 6:55 比羅夫コース5合目
7:20 7:26 比羅夫コース6合目
7:45 7:55 比羅夫コース7合目
8:18 8:25 比羅夫コース8合目
8:38 8:45 比羅夫コース9合目
8:54 9:02 旧小屋跡分岐
9:03 9:05 火口中央道分岐
9:23 9:23 京極コース下山口
9:26 9:29 京極ルート分岐
9:30 9:30 真狩岳
9:37 9:42 羊蹄山
9:44 9:44 喜茂別コース下山口
10:28 10:32 真狩コース下山口
10:45 10:45 真狩コース九合目
10:54 11:39 羊蹄山避難小屋
11:54 11:59 比羅夫コース9合目
12:04 12:05 比羅夫コース8合目
12:18 12:25 比羅夫コース7合目
12:41 12:44 比羅夫コース6合目
12:59 13:00 比羅夫コース5合目
13:16 13:17 比羅夫コース4合目
13:27 13:27 比羅夫コース3合目
13:40 13:43 比羅夫コース2合目
13:46 13:56 風穴
14:18 半月湖野営場

天候

4合目までは曇り5合目からは晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 飛行機

7月23日
ハイウェイバス
自宅最寄り駅前5：00発→羽田空港06：05着
JAL573
羽田空港07：50発→帯広空港09：20着
日本レンタカー帯広空港営業所10：56発→オソウシ温泉13：12着（前泊）
7月24日
オソウシ温泉04：23発→短縮登山口前駐車場05：40着
トムラウシ山登山後
短縮登山口前駐車場16：40発→東大雪荘（山バッヂ予約）17：20発→オソウシ温泉18：28着
7月25日（移動日）
オソウシ温泉09：27発→ラマットニセコ15：31着
7月26日
ラマットニセコ04：29発→比羅夫登山口（半月湖野営場）04：42着
後方羊蹄山登山後
半月湖野営場14：39発→くっちゃん温泉14：54着
くっちゃん温泉16：24発→日本レンタカー千歳空港営業所18：27着　
JAL773
新千歳空港20：10発→羽田空港21：45着
雷雨のため30分以上駐機場に行けず羽田空港内に22：15着
手荷物受け取りに待たされ、21：50手荷物受け取り
ハイウェイバス
羽田空港23：00発→自宅最寄り駅24：02着

その他周辺情報

ラマットニセコ：素泊まり5, 639円
https://ramatniseko.com/jp/
ナビは住所で入力する際に、 北海道（虻田郡）倶知安町字山田83-78ですが、 マツダ純正ナビだと「 虻田郡」が出てこないので戸惑いました。
北海道の後、直接「倶知安町」を選択すると設定できます。
ラマットニセコ0136-21-5088に電話してＭＡＰコードを教えてくれと頼みましたが、 わからないと言われてしまいました。
本来は10人程度泊まるゲストハウスなのですが、 共有スペースも含めて10〜12人分のスペースに私一人だけ！ 豪華な一軒家に一人で泊まれる結果となりました。何せ周辺のニセコのホテルは1泊2食で2万円以上しますから格安にニセコに泊まれました。他には数組の若者達（皆バーベキューに興じていました。）が居ただけで静かに過ごせました。またコンビニ（ローソン）も徒歩圏内です。

くっちゃん温泉（ホテルようてい）８００円
https://hotel-youtei.co.jp/
露天風呂から後方羊蹄山が目の前に望める良い温泉でした。
後方羊蹄山関連グッズが何も売っていないの残念でした。

写真

7/25 15:51

前夜泊、ラマットニセコです。広いスペースを独り占めでした。コロナウイルスの影響です。

7/26 4:32

ラマットニセコ前から登山口に向かう前に後方羊蹄山を撮りました。晴れてくれるといいな。

7/26 5:04

比羅夫（ひらふ）の半月湖野営場に到着、左の前方から登山口が始まります。

7/26 5:37

アプローチ道は一昨日のトムラウシ山のような泥濘はありませんが、9合目近くまでずっ樹林帯が続きほとんど展望はありません。

7/26 5:49

2合目

7/26 6:07

3合目

7/26 6:22

4合目

7/26 6:50

4合目を過ぎると、雲の上に出ていました。青空です。

7/26 6:50

5合目

7/26 7:15

登山道の脇にはタカネニガナの群生が沢山咲き誇っています。

7/26 7:20

6合目

7/26 7:49

7合目

7/26 8:04

ハイオトギリ・・・今の時期、主役の花の一つでした。

7/26 8:07

ヤマブキショウマ

7/26 8:09

クルマユリ

7/26 8:20

8合目

7/26 8:21

トリアシショウマ・・・咲く前のつぼみはピンクなのですね。

7/26 8:25

イブキゼリモドキ

7/26 8:33

ナガバキタアザミ

7/26 8:38

9合目・・・右に行くと避難小屋、左に登ると山頂へ。左に登り時計回りとします。

7/26 8:42

前方が明るく抜けてきました。お鉢は近いぞ。

7/26 8:43

ヤマハハコとコガネギクとハイオトギリ

7/26 8:45

イワギキョウ

7/26 8:46

右前方、山頂へ向かいます。

7/26 8:48

チシマフウロウ

7/26 8:54

サマンヨモギ

7/26 8:54

富士山形状の火山の斜面

7/26 8:55

ウラジロタデ

7/26 8:56

いよいよお鉢、山頂の縁が近くなってきました。

7/26 9:00

旧小屋との分岐「モウ一息　ガンバレ」

7/26 9:02

さあ、ラストスパート

7/26 9:03

チシマフウロウ・・・この花も今の時期羊蹄山の主役花の一つ

7/26 9:05

お鉢の縁につきました！左から三角点、そして山頂へと時計回りに周回します。

7/26 9:08

どこが山頂なのか・・・この時点では認識できていません。

7/26 9:09

静かな海のような雲海と青空

7/26 9:10

絹糸のよう・・・波を打たない雲海が気持ちいい。

7/26 9:10

緩やかな尾根を登ります。

7/26 9:11

周回コース、正面の辺りは予想よりゴツゴツしているぞ。

7/26 9:14

左の方にケルンが見えます。右手のピークが山頂かな。

7/26 9:16

マッカリ下山ルートとの分岐、山頂はまっすぐに進みます。

7/26 9:22

ちょっとした岩のピークを越えていきます。

7/26 9:27

山頂は岩場経由左手に進みます。

7/26 9:28

三角点につきました。標点のすぐ脇にはヒメヒコダイが・・・確か仙丈ケ岳もそうだったような記憶がよみがえります。

7/26 9:31

中央のピークが山頂のようです。

7/26 9:37

後方羊蹄山山頂につきました。写真を撮ってくれた方、ありがとうございました。皆さん山頂でのんびりされているので、人が映らない山頂の写真はついに撮れませんでした。

7/26 9:39

時々雲海が切れると町が見えます。畑がパッチワークのようです。

7/26 9:40

お鉢の内側、丁度向こう側から右手に回ってきたのです。ハート形の池は水が枯れています。ここを冬スキーで滑ったら楽しいだろうな。

7/26 9:40

お鉢の右側の斜面

7/26 9:40

お鉢の左側の斜面

7/26 9:46

〇▲×翁彰▲×〇・・・読めませんでした。

7/26 9:50

後方羊蹄山山頂です。山頂と言ってもお鉢の中で一番高い場所でして、富士山の剣ヶ峰にあたる場所です。

7/26 9:50

山頂から先は意外とそれなりの岩稜帯でした。

7/26 10:02

このような道を登ったり下ったり巻いたりして進みます。マーキングが薄くてわかりにくいです。

7/26 10:10

こういったマーキングはわかりやすいですが、このように上ったり下ったりします。

7/26 10:13

お鉢の底のハート形の池、真横に来ました。

7/26 10:15

イワブクロがこのような斜面に沢山咲いていて、その先の雲海や青空も気持ちがいいです。風はほとんどありません。

7/26 10:19

ミネヤナギ

7/26 10:19

イワブクロ越しに雲海

7/26 10:21

このケルンが最後のケルン・・・ケルンを越えて下ります。前方の青空の色と言ったら・・・町も見えています。

7/26 10:27

お鉢の底のハート形の池の正面につきました。

7/26 10:27

羊蹄山避難小屋が下方に見えてきました。山バッヂを買いたいために寄ります。

7/26 10:28

この岩の分岐点から左手に降りていきます。

7/26 10:44

一旦真狩ルート9合目へ下ります。そこを右手に折れて避難小屋目指して少し登ります。

7/26 10:46

エゾカンゾウの大群生

7/26 10:49

エゾウメバチソウ

7/26 10:53

羊蹄山避難小屋に到着

7/26 11:31

小屋の中、いろいろと貼ってあります。

7/26 11:31

一週間交代で管理しているそうです。今の小屋は断熱材も入っていて快適だそうです。

7/26 11:40

トイレも利用させてもらい、小屋内でアルファ米を食べました。お世話になりました。

7/26 11:41

金を一度鳴らして、左手に折れてすすみます。

7/26 11:51

右手はイブキゼリモドキやウラジロタデのお花畑

7/26 11:51

一つ目の分岐、ヒラフ下山へ進みます。分岐が二つあるから、と小屋の管理人さんが教えてくれました。

7/26 11:52

左手はエゾカンゾウのお花畑

7/26 12:24

コガネギク

7/26 13:54

登りでは見落としていた1号目の看板、合目標識はこれでコンプリートです。

7/26 14:10

オオウバユリ

7/26 14:17

比羅夫登山口に戻りました。

7/26 14:20

駐車場に戻りました。お疲れさまでした。

7/26 15:54

どこにしようか迷ったのですが、駐車場から6キロくらいのところにあるくっちゃん温泉を日帰り温泉に選びました。

7/26 16:36

くっちゃん温泉から新千歳空港に戻ります。後方羊蹄山は雲の中に隠れています。境目が4合目くらいということです。
すっ飛ばして急いでレンタカー店に戻ります。お疲れさまでした。

7/28 19:08

羊蹄山避難小屋で購入した2020年バージョンの後方羊蹄山の山バッヂです。サンライズオレンジだそうです。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

MYアイテム

24c

重量：-kg

個人装備

半袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ フリース防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ GPX（ガーミンeTrex30xJ） 薄荷スプレー 虫除けネット

感想

24c

〇後方羊蹄山（1,898メートル：蝦夷富士）
深田百名山では後方羊蹄山（しりべしやま）＝一般的には羊蹄山（ようていざん）を比羅夫コースで登ってきました。91座目です。お鉢もほぼ周回してきました。
比羅夫コースは9合目近くまで展望がないので淡々と登るだけですが、夏の暑さや強風から逃げられるというメリットがあります。
お鉢は山頂付近は意外と岩稜帯で、甘く散歩気分で歩くと危ないです。マーキングも今一つ不明瞭でした。

〇眺望
麓の天気は曇り、羊蹄山は見えていません。4合目付近まで登るとその雲海の上に突き出ました。雲が低いので意外と早く青空に出会えました。
周囲の眺望は一面静かな雲なので余りありませんが、時折雲の切れ間からニセコや俱知安の町が見えました。ただ気持ち良い青空は最高でした。

〇羊蹄山避難小屋
一寸下って登るのでパスする人もいるかと思いますが、ぜひ立ち寄ることをお勧めします。
・管理人の方が気さくで面白い山男でした。ニセコの方だそうで一週間交代、二人で小屋を管理しているそうです。山と酒は一体だよ・・・。いろいろと教えてくれました。
・トイレ（300円）があります。使用する紙は持参し、置いてあるビニール袋に入れて自分で持ち帰るルールです。でも助かります。
・後方羊蹄山の山バッヂが売っています。意匠は同じですが年度により色を変えているとのこと、当然2020年バージョンを購入しました。700円です。
http://www.town.kutchan.hokkaido.jp/tourism/yoteizan/hinangoya/

一昨日のトムラウシ山の疲れと昨日の移動の疲れが残る中、ペースがなかなか上がりませんでしたが、9合目以上は快適な山旅ができました。
山で行き会った方々、登山道整備や小屋の管理の方々、そしていつものことながら家族と山の神様に感謝の山行となりました。

日は翌日に変わってしまいましたが、下山後日帰り温泉に入ってから無事に自宅に戻ることができました。
（くっちゃん温泉から新千歳に戻る際に、ナビに入力したら到着予定時間がほぼ飛行機離陸時間と同じ時刻が表示されたときには心臓が凍る思いでした。3時間かかるというナビ予想とは違い、実際には1時間半程度でレンタカー店に戻れました。法定速度50キロの一般道を北海道常識では80キロ程度で走るので早く着くのです。信号もほとんどありませんし・・・。到着時間が刻々と早くなっていくのを常に心配して見ながらすっ飛ばして運転していました。）

ありがとうございました。