ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2470137
全員に公開
ハイキング
剱・立山

4年ぶりの剱岳 〜虫食いだらけの答案用紙〜

2020年08月01日(土) ~ 2020年08月02日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:31
距離
22.8km
登り
2,127m
下り
2,145m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:02
休憩
0:20
合計
2:22
距離 5.8km 登り 531m 下り 437m
12:45
7
12:52
12:53
15
13:08
5
13:13
13:14
6
13:20
13:25
1
13:26
13:31
65
14:36
14:44
23
2日目
山行
5:19
休憩
4:44
合計
10:03
距離 16.9km 登り 1,604m 下り 1,708m
3:51
3:53
20
4:13
4:17
14
4:31
4:37
34
5:11
5:19
6
5:25
5:32
12
5:44
5:55
1
5:56
6:10
3
6:13
6:16
4
6:20
6:46
4
6:50
6:54
1
6:55
7:12
3
7:15
7:29
10
7:39
7:46
4
7:50
7:56
30
8:26
8:39
12
8:51
9:11
16
9:27
9:31
5
9:36
10:45
41
11:26
11:39
42
12:21
12:23
16
12:39
12:54
8
13:02
13:03
6
13:09
13:10
13
13:23
13:38
1
13:39
13:40
5
13:45
13:46
4
13:50
0
13:50
ゴール地点
天候 1日 昼前までくもり、昼すぎからくもり|晴れ 夜の始め頃から快晴
2日 未明〜朝のうち 快晴 昼前から晴れ 昼過ぎからくもり
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢からアルペンルートで室堂へ。
コース状況/
危険箇所等
剱沢までは特段の危険個所なし。
剱岳は危険個所多数。
予約できる山小屋
黒部ダムはガラガラだった。
土曜日なのにビックリするレベル。
皆さん自粛ですかねぇ。
黒部ダムはガラガラだった。
土曜日なのにビックリするレベル。
皆さん自粛ですかねぇ。
そして室堂人も一般観光客はほとんどおらず、ほとんどは登山者。
こんな室堂初めて。
平日でももっと混んでいる。
そして室堂人も一般観光客はほとんどおらず、ほとんどは登山者。
こんな室堂初めて。
平日でももっと混んでいる。
剣沢の水は生で飲めないのでここで2日分全部持っていきます。
ザックが一気に+5圈
重たいけど劔沢直行なので問題ないでしょう。
剣沢の水は生で飲めないのでここで2日分全部持っていきます。
ザックが一気に+5圈
重たいけど劔沢直行なので問題ないでしょう。
雷鳥沢のキャンプ場は思いのほか人が多かった。
普段から室堂にいる人は観光客が多いのだろうか。
雷鳥沢のキャンプ場は思いのほか人が多かった。
普段から室堂にいる人は観光客が多いのだろうか。
称名川を渡り剱御前小舎を目指します。
ここからが本格的な登路になります。
称名川を渡り剱御前小舎を目指します。
ここからが本格的な登路になります。
空気が乾いていてとても気持ちが良い。
空気が乾いていてとても気持ちが良い。
ザレサレで登りにくい。
こういう登りは曇ってくれていいんだけど、太陽元気いっぱい。
ザレサレで登りにくい。
こういう登りは曇ってくれていいんだけど、太陽元気いっぱい。
間も無く別山乗越。
そこまでいくとあの絶景が✨
間も無く別山乗越。
そこまでいくとあの絶景が✨
別山乗越から。
剣御前と別山の鞍部から剱。
雲に隠れているところがまたかっこいい。
1
別山乗越から。
剣御前と別山の鞍部から剱。
雲に隠れているところがまたかっこいい。
剣沢のキャンプ場へ向けて歩く。
剣沢のキャンプ場へ向けて歩く。
剣沢のキャンプ場は思ったよりも混んでいたけど、良い場所をGET❗️
剣沢のキャンプ場は思ったよりも混んでいたけど、良い場所をGET❗️
テント設営し、ここらが最高のひと時。
こののんびり時間があるからテント泊は止められない。
テント設営し、ここらが最高のひと時。
こののんびり時間があるからテント泊は止められない。
明日いくぜー!
あの雪で飲み物を冷やしたい。
1
明日いくぜー!
あの雪で飲み物を冷やしたい。
剱岳。
めちゃくちゃかっこいい。
中腹を高速で流れていく雲がまたいい感じ。
1
剱岳。
めちゃくちゃかっこいい。
中腹を高速で流れていく雲がまたいい感じ。
キャンプ場にはたくさんの人。
ここのキャンプ場は若い人が多いなぁ。
自分なんてかなりおっさん。
キャンプ場にはたくさんの人。
ここのキャンプ場は若い人が多いなぁ。
自分なんてかなりおっさん。
剱御前の稜線が別山に影を刻んでいく。
剱御前の稜線が別山に影を刻んでいく。
夕陽に照らされる剱。
夕陽を浴びた雲は色を変えながら進んでいく。
こうやって沈みゆく太陽を見遅れるのは一泊登山の特権。
夕陽に照らされる剱。
夕陽を浴びた雲は色を変えながら進んでいく。
こうやって沈みゆく太陽を見遅れるのは一泊登山の特権。
夕陽を見送る。
明日の朝また元気に出てきてください。
夕陽を見送る。
明日の朝また元気に出てきてください。
翌朝、剱岳アタック開始。
後立山連峰の先が赤く染まり始める。
1
翌朝、剱岳アタック開始。
後立山連峰の先が赤く染まり始める。
別山が照らされる。
1
別山が照らされる。
間も無く日の出。
登山道は剱の陰になるためいまだヘッドランプが必要。
1
間も無く日の出。
登山道は剱の陰になるためいまだヘッドランプが必要。
朝陽を浴びる剱。
1
朝陽を浴びる剱。
日の出直前のこの紫の空が好き。
1
日の出直前のこの紫の空が好き。
日の出しました。ギラギラとくる!
1
日の出しました。ギラギラとくる!
剱沢もようやく照らされる。
1
剱沢もようやく照らされる。
人が並び写真撮影中。
きっと良い絵がそこにあるはず。
期待して登り上げる。
人が並び写真撮影中。
きっと良い絵がそこにあるはず。
期待して登り上げる。
確かにこれは撮影ポイントだ。
この赤く照らされる冷たい岩肌が好きなんです予定通りの超快晴☀️
1
確かにこれは撮影ポイントだ。
この赤く照らされる冷たい岩肌が好きなんです予定通りの超快晴☀️
徐々に険しくなる登山道。
ここまで黙々とした普通の岩場だったけど、さぁここからが本番です。
徐々に険しくなる登山道。
ここまで黙々とした普通の岩場だったけど、さぁここからが本番です。
鎖見が見える。
取り付いていきます。
ここから先は落ちると終わります。
鎖見が見える。
取り付いていきます。
ここから先は落ちると終わります。
日本海。
どこまでも続く水平線がただただキレイで・・・
日本海。
どこまでも続く水平線がただただキレイで・・・
少しひんやりとした風が駆け抜ける。
とても気持ちが良い。
1
少しひんやりとした風が駆け抜ける。
とても気持ちが良い。
登って行きます。
踏み外すとペグが体に刺さりそうで怖い。
登って行きます。
踏み外すとペグが体に刺さりそうで怖い。
ここ下って行きます。
とっても怖い。
落石要注意。
ここ下って行きます。
とっても怖い。
落石要注意。
登山道ではない岸壁をクライミングしている方々がいます。
登山道ではない岸壁をクライミングしている方々がいます。
タテバイです。
渋滞していません。
タテバイです。
渋滞していません。
主稜線に乗り上げました。
まもなくです。
主稜線に乗り上げました。
まもなくです。
山頂近し。
山頂に後光が差し込む。
めちゃくちゃかっこいい❗️
1
山頂に後光が差し込む。
めちゃくちゃかっこいい❗️
登頂です。
空気が乾いていてとても気持ち良い。
登頂です。
空気が乾いていてとても気持ち良い。
槍や穂高は里から見〜えず♫
里からは見えないけれども、山頂からはよく見えるのが槍穂。
1
槍や穂高は里から見〜えず♫
里からは見えないけれども、山頂からはよく見えるのが槍穂。
剣沢のキャンプ場を700メートル下に見下ろす。
さぁ降りましょう。
1
剣沢のキャンプ場を700メートル下に見下ろす。
さぁ降りましょう。
ヨコバイ。
落ちないように注意しましょう。
ヨコバイ。
落ちないように注意しましょう。
この辺は落ちたらもうだめだと思います。
この辺は落ちたらもうだめだと思います。
ここも落ちたらもうだめでしょう。
ここも落ちたらもうだめでしょう。
この梯子は乗り移る瞬間が怖い。
この梯子は乗り移る瞬間が怖い。
斜面を斜めにトラバースするところがほんとに怖い。
斜面を斜めにトラバースするところがほんとに怖い。
ここで落石がありました。
注意しましょう。
ここで落石がありました。
注意しましょう。
ぐいぐい上って行きます。
この瞬間に落石とかあったら…もうかわしようがないだろうな。
ぐいぐい上って行きます。
この瞬間に落石とかあったら…もうかわしようがないだろうな。
確かここが最後の鎖。
これを登ればやっと安心できる場所に出られる。
確かここが最後の鎖。
これを登ればやっと安心できる場所に出られる。
やっと普通の登山道になった。
ここからは安心してどんどん進んでいけます。
やっと普通の登山道になった。
ここからは安心してどんどん進んでいけます。
このルートは岩陵ばかりで日陰がほとんどないので、こういう場所では一息入れる。
このルートは岩陵ばかりで日陰がほとんどないので、こういう場所では一息入れる。
ここが最後のピーク。
1
ここが最後のピーク。
剱山荘まで帰還。
剱山荘まで帰還。
お約束1
たまらない瞬間。
お約束1
たまらない瞬間。
剱山荘前から振り返る。
感無量の瞬間。
1
剱山荘前から振り返る。
感無量の瞬間。
テント場を離れ、剣御前小舎へ向かう途中。
何度も振り返りたくなる。
こういうのは体力的に余裕があった証拠。
テント場を離れ、剣御前小舎へ向かう途中。
何度も振り返りたくなる。
こういうのは体力的に余裕があった証拠。
八峰の上空でヘリがホバっている。
AW139、たぶん富山県警の「つるぎ」だろう。何かあったか?
群馬県警も先日墜落した「はるな」の後継機はAW139に決まったそうだ。
八峰の上空でヘリがホバっている。
AW139、たぶん富山県警の「つるぎ」だろう。何かあったか?
群馬県警も先日墜落した「はるな」の後継機はAW139に決まったそうだ。
400m下の雷鳥沢。
今回は新室堂乗越経由で下ります。
400m下の雷鳥沢。
今回は新室堂乗越経由で下ります。
鮮烈な緑はこの時期だけの特権。
あと2週間でだいぶ淡い緑に変わる。
1
鮮烈な緑はこの時期だけの特権。
あと2週間でだいぶ淡い緑に変わる。
新室堂乗越付近から下りてきた別山を振り返る。
新室堂乗越付近から下りてきた別山を振り返る。
称名川のほとりで少しのんびり。
この水はものすごく冷たいです。
称名川のほとりで少しのんびり。
この水はものすごく冷たいです。
この時間(曜日?)は雷鳥沢のテント場はガラガラです。
この時間(曜日?)は雷鳥沢のテント場はガラガラです。
さようなら立山。
また来ます。
さようなら立山。
また来ます。
お約束2!

感想

突然梅雨が明けたので突発的に山へ出かけた。
下調べもしなくてもいける立山エリアへ。

皆さん自粛中なのか黒部ダム室堂周辺は人がおらず不思議なほどガラガラ。
しかし雷鳥沢や剱沢のテント場はとても賑わっていた。
それでもハイシーズンの快晴の土日としては相当空いている方だろう。
立山はほぼ毎年来ているが剱沢は4年ぶりだ。

深く刻まれた谷から突き出した頂はその山域を統治する王者の風格。
何度見てもカッコ良すぎる!

翌2:00起床。雲一つない快晴。

満天の星の下3:45アタック開始。

朝焼けに染まる後立山連峰とそれを切り取る王者のシルエット。

威圧的で恐怖感さえ覚える。

神聖なる道を緊張感の中登り詰めた頂から見た蒼一色の空とどこまでも続く水平線。

溢れだす至高の達成感。感無量。

4年前、剱様より中てられた質問にまだすべて応えられていない感じがずっとしている。
山に登るという行いはとても奥が深い。
癒しだけじゃないんだ。
喜びも悲しみも憐れみも・・・様々な思いが交錯する。

「山を想い山で想う。そしてそれを紡ぎ続ける」

ここ4年前の登頂以来ずっと意識している。

また計画したい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:154人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [3日]
剱岳 八っ峰上部 バリエーション
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
剱岳点の記コース/剱沢〜長治郎谷〜山頂〜別山尾根 
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら