蛭ヶ岳 縦走(塔ノ岳・丹沢山・黍殻山・焼山)
- GPS
- 12:09
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 2,262m
- 下り
- 2,134m
コースタイム
- 山行
- 11:06
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 12:51
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小田急 渋沢駅 8/2 0:50着 【帰り】 神奈川中央交通 焼山登山口バス停 16:38発−16:59 三ケ木着 神奈川中央王通 三ケ木 17:00発−17:25 相模湖駅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・焼山〜焼山登山口間の台風19号による崩落は、手つかずのまま放置、かなり危険。迂回ルートは見つかられなかったので、危なかった。 ・ヤマビルの活動活発な時期で、下山後靴下をチェックしたら、10匹もへばりついていて、愕然とした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
地図(地形図)
ヘッドランプ
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
|
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備考 | ヤマビル撃退スプレーを持っていけばよかった |
感想
都内から日帰りで蛭ヶ岳と縦走をしたかったが、自身の体力を考慮すると、始発では難しいと判断、前日の小田急最終電車で渋沢駅00:50に到着して、2時間半改札前のベンチで体を休めてから、3時半に渋沢駅を徒歩で出発することにした。
やっと梅雨が明け、今期初登山ということで、体力が無く、蛭ヶ岳到着直前は、もう体が動かなかったが、無事に焼山まで縦走することができた。
平丸分岐点から先は、昨年までは崩落のため通行できないというのを知っていたが、蛭ヶ岳から平丸分岐点に到着するまで、注意深く標識をチェックしていたが、焼山から先通行不可の表示等がなく、平丸分岐点をそのまま直進し、東海自然歩道の道どおりに下山することにした。
しかし、焼山から先、西野々へ降りる途中の土砂崩落現場に遭遇、滑れば簡単に50mは落ちていくだろう急斜面に、ゆるゆるの土、手に取る木などがほぼない状況で、かなりの緊張と、本能的に足がすくみながら、崩落斜面を横切ったが、危険きわまりなかったと、反省です。
縦走でヘタリ切った最後に、平丸分岐まで約400mも登り直す体力も無く、バスの時間もあり、滑落せず無事通過できた事を、神に感謝する次第であります。
西野々バス停に到着後、この長距離縦走を、怪我なく無事にゴールしてホッとしながら、なんとなく靴を脱いでみると、ヤマビルが何匹もへっついてるではないか!
両足の靴下から、剥がすだけで一苦労、大きなヒルから、小さなヒルまで、すべて剥がし終わった後、数えてみたら10匹だった。
ぞっとしながら、ベンチ横に備え付けてあった、ヤマビル撃退スプレーで、すべて処分したが、靴下以外にも、上着などの中にもいるのではないか、とかなり弱気モードになってしまった。
幸い、靴下以外の上の部分には、ヤマビルはいなかった。へっついていた10匹の内、一カ所1匹は、靴下の内部に到達し、かなり血を吸われ、出血が止まらなかった。
自宅へ帰り、消毒すると、やっと止血できたが、これからヤマビルの恐怖におびえながらの登山となるだろう。
これまでの登山経験の中で、ヤマビル被害は皆無だったので、夏の季節の低山登山には、十分注意して行こうと思った。
ヤマビル対策なんて考えた事もなかったので、ゴールまで、靴の中を見ることもなかったので、見事にやられました。
今回も「当日の天候が晴れなら、基本ヤマビルは大丈夫」と、雨が降っていなければ、問題ないと思い込んでいたのだが、今後は要注意です。
ということで、登るには結構遠い、神奈川県最高峰の蛭ヶ岳登頂と、丹沢山系縦走ができたのは嬉しかったが、ヤマビルのショックと、崩落斜面通過の危険の反省が、心から消えず、帰りの電車では、すっきり感がなかった今回の山行でした。
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