鳳凰三山 夜叉神峠ピストン

2020年08月03日(月) ~ 2020年08月04日(火)

• GPS: 30:49
• 距離: 30.2km
• 登り: 2,695m
• 下り: 2,679m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:11
• 休憩: 0:54
• 合計: 6:05

距離 12.9km 登り 1,719m 下り 369m

6:05 夜叉神峠登山口
6:50 夜叉神峠
6:54 6:59 夜叉神峠小屋
8:05 8:06 杖立峠
8:44 8:47 火事場跡
9:28 9:30 苺平
9:53 10:03 辻山
10:14 苺平
10:36 11:02 南御室小屋
11:58 12:05 砂払岳
12:10 薬師岳小屋

2日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 1:56
• 合計: 8:32

距離 17.2km 登り 978m 下り 2,304m

4:14 薬師岳小屋
4:23 薬師岳
4:41 5:22 鳳凰山
5:36 5:38 鳳凰小屋分岐
6:08 6:13 アカヌケ沢の頭
6:27 6:36 地蔵ヶ岳
6:52 6:54 アカヌケ沢の頭
7:21 7:28 鳳凰小屋分岐
7:48 7:55 鳳凰山
8:16 薬師岳
8:24 8:37 薬師岳小屋
8:41 砂払岳
9:12 9:32 南御室小屋
10:01 10:07 苺平
10:30 10:31 火事場跡
11:02 11:03 杖立峠
11:56 夜叉神峠小屋
11:59 夜叉神峠
12:44 12:46 夜叉神峠登山口
12:46 ゴール地点

天候

初日　曇り午後雷雨　2日目　晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芦安の民宿で前泊

コース状況／危険箇所等

危険個所なし　登山届はオンラインで提出

その他周辺情報

登山前の温泉：韮崎旭温泉
登山後の温泉：天恵泉 白根桃源 天笑閣

写真

8/2 15:34

登山前、前泊地に寄る前に、口コミで評価のいい、韮崎旭温泉によりました。

8/2 16:02

入湯料600円、入り口で検温あり入りました。
泉質はかなりよいです。
炭酸弱アルカリ、わずかな硫黄臭あり、これぞ温泉で飲泉も可能。炭酸のアワアワが湯船でまとわりつきフワフワ、ぬるめの源泉かけながし、洗い場は5つとやや小さいです。
タオルは持ち込み要、シャンプー、ボディソープはあります。
ここはリピートありですね。リピートできる距離にはありませんが。

8/2 16:44

早く着いたので、夜叉神峠登山口まできましたが、民宿からの道がクネクネで狭い。ハラハラしました。
意外と遠いな〜と。

8/2 17:11

前泊でお世話になった民宿。宿に17時すぎついたけど、小雨…あー明日の天気が期待できない・・・

8/2 17:21

部屋はこんな感じ。
体調不良による退室は返金しないとかの誓約書書かされましたが、時折柄、仕方ないですね。検温チェック受けチェックイン。トイレ、風呂共同でした。

8/2 18:32

アルプス山行、恒例ですが(笑)食レポです。夕食こんな感じ。

8/2 18:34

そばの刺身だとか、山梨では有名なんでしょうか？

8/2 18:41

茜ますのはらす。これが一番おいしかったです。

8/2 18:43

豚肉と野菜の蒸し焼き。

8/2 18:55

そばと地酒。ここの食事は大変おいしかったです。

8/3 5:04

今回　小屋泊ですが、寝具の貸し出しはできないのでシュラフとシュラフマット持参です。半沢直樹みて寝ました。

8/3 6:04

翌朝は民宿で朝食代わりにお弁当を受け取り、6時前に夜叉神峠登山口に到着。天気は晴れてますよ！

8/3 6:04

では出発！

8/3 6:05

コロナのため、いろいろ注意書きあり。

8/3 6:18

森の中を単調に登る。

8/3 6:52

夜叉神峠。ここまでは天気は良かったです。しかしすでにヘロヘロ。

8/3 6:55

ヒュッテ営業中。

8/3 6:56

白峰三山。期待しましたがこのあとガスってきます。

8/3 7:42

休憩後、しばらくするとガスが出てきました。

8/3 8:06

杖立峠到着。ガスでたまたま薄明光線が出現し撮影。幻想的。

8/3 8:28

名称不明のポイント。

8/3 8:42

ここも名称不明。どちらかが山火事跡かな？

8/3 8:45

すこしだけ眺望可能。しかし晴れていてもこのコースは思ったほどの眺望はないです。ていうかほとんど眺望ないです。これは予想に反しました。

8/3 8:55

先日近所のスーパーで売っていた個別パックの塩羊羹。これは行動食に使えると思い購入。
羊羹は、ようかんで食べた方がいいかもしれませんが、エネルギーチャージ必要であまり噛まずに食べます。

8/3 9:27

苺平到着。予定より早いな〜と自己満足。

8/3 9:40

時間があるので辻山に寄ろうとおもい、苺平からの取り付きを探すもわからず。南御室側までいってから、辻山へ行きます。

8/3 9:49

看板がありますが苺平からがわからなかったんです・・・

8/3 9:52

辻山到着。が？？これだけ？眺望ないやん！と思いきや・・・

8/3 9:56

少し奥に行くと眺望ポイントありました。

8/3 9:58

天気がいいと、ここでお昼でもよかったですね。ガスでほとんど見えません。

8/3 10:07

しかし来た道を戻ればいいのに、道迷いしました。

8/3 10:12

下りが皮肉なことに知らぬ間に苺平へ逆戻り。痛恨。

8/3 10:32

ヤマレコでよく見る、意味がよくわからない看板、

8/3 10:36

そして南御室小屋到着。

8/3 10:40

民宿でもらった弁当いただきます。

8/3 10:52

小屋のご主人に声かけして水をくませてもらいました。ここで水をくまないと、この先水場はありません。マスク着用必要。トイレもありますが紙持参の持ち帰りです。自分はトイレはしませんでしたが。
ここまでの水の消費はこの650mLの麦茶を飲みほしただけで、汗かきの自分にとっては予想より少ないと。

8/3 10:58

南御室小屋でると急にザレ。

8/3 11:24

この日、ここで初めて人とすれ違いました。

8/3 11:53

何書いているか不明の看板。足の裏が痛くなってきて、ヘロヘロ限界。やばい。

8/3 11:55

砂払岳

8/3 12:05

薬師岳見えてきて下り

8/3 12:09

鞍部に、今宵のお世話になる薬師岳小屋に到着。予定よりかなり早く到着。小屋の方は登山道の整備のために不在。しばし待ちます。

8/3 12:37

ひまなので、薬師岳行きましたが、ガスで眺望なし。

8/3 12:51

暇なので撮影。すいません、植物に疎いので名称は知りません。

8/3 12:52

観音岳にいこうかと一瞬思うも、天候がさらに悪化、雨も降りだしたので小屋に戻ります。
ほどなく、小屋の方がもどられチェックイン。

8/3 13:40

auの電波は入りませんでした。小屋はコロナ対策でこんな感じ。例年と比べかなり贅沢なスペースで休めて複雑な気分です。

8/3 13:53

ビールいただきます。しかし口のみの缶は感染対策のため、持ち帰りしないといけません。これから行く方は、マイカップの持参をお勧めします。自分は持ってきませんでした。
その後、15時半くらいから雷雨になりました。やはり、早出早着が基本ですね。

8/3 17:30

17時半、夕食。

8/3 18:10

翌朝は朝食の代わりに弁当を頼んだところ、夕食後に翌日の弁当というか、パンを受け取りました。ほか、山行に向いた高カロリーのものがありますね。携帯もつながらないし、やることないので19時半に早々に就寝。

8/4 4:13

翌朝、3時45分起床。いざ、勝負の時。晴れてます！！
不要な荷物は小屋でデポお願いしました。

8/4 4:22

薬師岳。昨日と違い、眺望可能。

8/4 4:23

急いで観音岳へ向かいます。すでに撮影されている方のヘッデンの明かりが見えます。

8/4 4:26

きました〜富士山は？？

8/4 4:43

見えた！

8/4 4:45

雲海に浮かぶ八ヶ岳

8/4 4:46

とりあえずここも撮影ですが、ここから撮影タイムで夢中。

8/4 5:00

千丈ヶ岳

8/4 5:01

白峰三山のモルゲンロート、スマホでの撮影。デジイチで撮影し忘れたのが後悔。

8/4 5:07

甲斐駒ケ岳とオベリスクのモルゲンロート。

8/4 5:08

甲府市街は雲海の下。その上（右）に金峰山が見えます。

8/4 5:09

これですよ。求めてたの��

8/4 5:16

これですよ。求めてたの��

8/4 5:20

堪能したので、オベリスクへ向かいます。

8/4 5:39

なかなかの雄姿ですな。

8/4 5:39

とんがってます。

8/4 5:52

北岳もよく見える。

8/4 5:55

通ってきた観音岳を振り返り。地味にキツイ。

8/4 5:57

イルカの形の岩と北岳。

8/4 6:09

ここまでアップダウン激しく、疲れます。

8/4 6:16

地蔵岳到着。薬師岳小屋から2時間。

8/4 6:19

甲斐駒ケ岳とお地蔵さま。

8/4 6:20

観音岳左にわずかに富士山見えます。近いようで遠かった。

8/4 6:31

甲斐駒ケ岳の雄姿。

8/4 6:31

千丈ヶ岳もよく見えます。

8/4 6:34

オベリスク、とりあえず容易に登れるところまで登りました。まだ行けそうな気がしましたが、不意の受傷の懸念、体力温存も必要にてここで降ります。

8/4 6:43

オベリスクとお地蔵さま。

8/4 6:44

さて戻ります。目標、薬師岳小屋に8時20分。
ここから観音岳にもどる稜線でのすれ違い様に、めちゃくちゃ偶然にも仕事関係の方にお会いしました。ものすごい確率にお互いオドロキ。

8/4 7:49

観音岳にもどりました。キツイ〜

8/4 7:50

もう富士山はみえなくなりました。一瞬のことで早起きは三文の徳です。

8/4 8:16

これで眺望とも見納め。ガスがでてきました。

8/4 8:22

予定時間通りに小屋に戻り、再度荷物をパッキングしなおし、重い荷物となります。

8/4 8:36

小屋を出発。夜叉神まで長いな・・・

8/4 9:32

南御室小屋に戻る。ここで早い昼食と水の補給。ここの水はうまい。
そしてこの看板、はい、その通りですね・・・

8/4 9:48

しかし行きに気づかなかったけど、南御室から苺平は地味な登りになり、疲労した足にかなりこたえます。やばくなってきました。ポール持ってくればよかった。南御室小屋で汲んだ水でかなり重量増・・・

8/4 10:07

苺平到着。でも汲んだ水は汗だくのため、どんどん消費。下りの方が水の消費が激しいのは疲労のためか？？？

8/4 10:27

ザイデングラードを彷彿させる、疲労した脚に堪えるガレガレの下り・・・キツイ。

8/4 11:02

ようやく杖立峠。下りってなんでこんなにいつも長く感じるのか不思議。

8/4 11:54

ポールがないので、落ちていた枝でポールかわりに使用。やはりあるとないとでは疲労が違うことを実感。ペースも落ちてきてなんとか夜叉神峠に。

8/4 12:44

足の裏、大腿四頭筋が悲鳴あげて、ゆっくりと下山。やっと戻れた・・・

8/4 13:23

帰りの温泉は、通り道の天恵泉 白根桃源 天笑閣に。入り口で検温と住所連絡先を記載します。有事のためとか。
日本第2位のアルカリ泉とのこと。
中は、低温、中温、高温の3槽の浴槽でした。

撮影機器：

Canon EOS 60D Canon

KYV46 KYOCERA

装備

個人装備

体温計 マスク 消毒グッズ トイレットペーパー ジップロック 長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション ライター 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル ナイフ カメラ テントマット シェラフ

備考

水の持参：500mLペットボトル×４の合計２Ｌ。これで過不足なくちょうどよい。
水場は南御室小屋からはこのコースではないので、同小屋で補給必須。
下山時は、同小屋で１Ｌ補給。

ポールはいらないと思いましたが長い行程では自分にはやはりいります。
応急処置の弾力包帯、ガーゼ、テープは持ってきたものの、テーピングを忘れてしまいました。自分には、アルプスのようなハードな長距離山行には必須でしたが・・・

感想

kkeenji

夏休み今年はWithコロナのためワンランク下げた山行ということで南アルプスに来ました。
夜叉神峠から鳳凰三山のピストン。 日帰りでも本気をだせば行ける行程ですが、天気の確証がないため、2日間のいずれかの時に晴れて富士山が見えるだろうという賭けでいきました。
薬師岳小屋に泊まりましたが、コロナ対策のためいいのか悪いのか、例年と比べて個室でゆったり休めました。 初日は午後より雷雨でしたが翌朝の日の出の時間帯のみ富士山が見れたのはラッキーでした。

行きによった韮崎旭温泉は、とてもよかったです。遠方なので再度訪問することはないと思いますが、ぜひもう一度行きたい温泉です。

薬師岳小屋について
※コロナ対策のため、予約はもちろん必要で、体温計、マスク、消毒グッズ、トイレットペーパー（使用後は持ち帰り）の持参必要。寝具はないのでシュラフ、必要ならマット持参。
※今後の感染者次第では小屋の営業は休止の可能性あるとのことです。
※宿泊した日は、自分含め5人。（通常の定員は40名だとか）