美ヶ原・茶臼山

2020年08月06日(木) [日帰り]

• GPS: 05:56
• 距離: 13.5km
• 登り: 282m
• 下り: 272m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:57

距離 13.5km 登り 282m 下り 283m

7:00 山本小屋
7:16 7:17 美ヶ原高原ホテル山本小屋
7:23 7:24 美しの塔
7:30 7:31 塩くれ場
8:08 8:09 王ヶ頭ホテル
8:13 8:19 美ヶ原
9:00 9:14 王ヶ鼻
9:33 アルプス展望コース入口
10:03 10:07 烏帽子岩
10:26 10:32 百曲り園地
11:22 11:36 茶臼山
12:28 塩くれ場分岐
12:38 塩くれ場
12:44 美しの塔
12:48 12:49 美ヶ原高原ホテル山本小屋
12:57 山本小屋

天候

晴一時霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山本小屋ふる里館前の駐車場を利用。館内にトイレあり。

コース状況／危険箇所等

　要所に道標があり、案内板もあるので、行きたい場所さえはっきりしていれば迷う心配は少ない。
　1．駐車場から王ヶ頭経由王ヶ鼻までは大半が牧場を抜ける車の走れる道（ホテルのマイクロバスが走っている）で、登山道の箇所も困難・危険はない。
　2．アルプス展望コースも、よく整備されたなだらかな道である。
　3．百曲り園地から茶臼山へは、牧場西側の柵に沿って歩く（以前は牧場を抜けていた）。登山道というよりは踏跡で、不明瞭な箇所もある。柵から離れないように進めば牧場南端で以前からの道に合流する。以後は、茶臼山山頂まで比較的明瞭な道である。

その他周辺情報

　駐車場から少しの所にホテル山本小屋、王ヶ頭山頂にホテルがある。また、駐車場から西に１〜２�劼僚蠅鉾�術館や道の駅がある。
　諏訪湖に下れば日帰り入浴施設もあり、松本に下っても宿泊施設は多い。

写真

8/6 7:00

ふる里館前の駐車場。早朝なのにかなりの台数が駐まっていた。昨夜泊まったらしき車もあった。

8/6 7:02

牧場の柵沿いにはハクサンフウロとウツボグサが多い。

8/6 7:33

ハクサンフウロ

8/6 7:19

ウツボグサ

8/6 7:03

アキアカネもあちこちに。

8/6 7:09

蓼科山。残念ながら今日の空気の透明度は低い。

8/6 7:22

美しの塔。背後のホテルとアンテナ群の立つ丘が美ヶ原最高峰の王ヶ頭。

8/6 7:27

牧場越しに王ヶ頭

8/6 7:30

塩くれ場。茶臼山から戻る時にも左奥の道を通ってここに出る。

8/6 7:56

コウリンカ

8/6 8:03

美ヶ原の台地と茶臼山

8/6 8:04

王ヶ頭山頂のホテル

8/6 8:09

ホテル脇の保護地ではまだニッコウキスゲが咲いていた。

8/6 8:09

クガイソウ

8/6 8:09

王ヶと山頂へはホテルと電波塔の間を抜ける。

8/6 8:12

王ヶ頭山頂

8/6 8:14

今日は遠望か利かず、茶臼山でもこの状態。

8/6 8:14

鉢伏山

8/6 8:15

王ヶ鼻（左手の岩壁上）

8/6 8:15

マツムシソウが咲き始めた。

8/6 8:16

イワシャジン

8/6 8:24

山頂の南下は電気柵で囲われ、花が多い。これはウスユキソウ。

8/6 8:20

ヤマハハコ

8/6 8:22

シャジクソウ

8/6 8:24

キオン

8/6 8:23

オトギリソウ

8/6 8:26

ハクサンオミナエシ

8/6 8:31

ヤマオダマキ

8/6 8:33

王ヶ鼻に向かって下りながら振り返ると、王ヶ頭山頂に霧が流れてきた。

8/6 8:40

王ヶ鼻に向かう路傍にはマルバダケブキの群生地が幾つかあり、花に蝶が群がっていた。

8/6 8:47

蝶だけでなく蛾も。

8/6 9:20

ヒョウモンチョウの仲間は羽裏の写真がないと見分けづらいそうだ。

8/6 8:47

クジャクチョウ

8/6 8:53

メスグロヒョウモン

8/6 8:55

アサギマダラ

8/6 8:57

この奥に王ヶ鼻

8/6 9:00

王ヶ鼻

8/6 9:03

王ヶ頭を望む。

8/6 9:01

コオニユリとキアゲハ

8/6 9:10

アキノキリンソウ

8/6 9:12

ダイモンジソウ

8/6 9:33

王ヶ頭に戻って、手前の道標脇を右に入るのがアルプス展望コース。

8/6 9:46

こんな道が続く。

8/6 9:36

路傍には花も少なくない。ウメバチソウ。

8/6 9:43

カワラナデシコ

8/6 10:03

烏帽子岩

8/6 10:18

アキアカネ

8/6 10:26

アルプス展望コースは百曲り園地で三城からの道に合流する。左に登れば塩くれ場に出る。

8/6 10:30

少し先で茶臼山への道が分かれる。

8/6 10:28

イブキジャコウソウとヒョウモンチョウ

8/6 11:21

ハクサンフウロにとまるオオチャバネセセリ

8/6 11:45

コウリンカとミドリヒョウモン

8/6 12:10

ジャノメチョウ

8/6 12:23

笹原にノビタキ

8/6 12:25

ホオアカの幼鳥？

8/6 11:22

茶臼山山頂

8/6 11:23

車山と三峰山

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

NKMR-hitoshi

　このところ本格的な山を歩いていないので、無理のない所で、高尾山では暑いからもう少し高い山、車山は行ったばかり、で、もう10年はご無沙汰している美ヶ原はどうだろうと考えました。ただ、あそこは観光地だからなあ、と躊躇しつつも、登山地図を眺めていると、「アルプス展望コース」があるのを発見、以前もあったかもと思いつつも、歩いたことがないのは確実、これで決まりです。茶臼山にも寄れば歩き足りないということもないでしょう。
　王ヶ頭まではこれまで以上に道がよくなったようです。
　王ヶ頭山頂南側には電気柵が設置されていました。目障りではありますが、花が沢山残っていますから、幸いとしましょう。
　王ヶ鼻は、この辺りを知らない人には厄介かもしれません。国土地理院の地形図では2008mの標高点を王ヶ鼻としています。が、ここは電波塔があるだけで、行っても面白い場所ではありません。標高点に向かって林道が右に曲がる場所で直進気味に山道に入ります。3分前後で岩の出た場所に着きます。ここが王ヶ鼻です。北アルプスの大展望を得られる場所ですが、今回は鉢伏山や武石峰がやっと見える程度でした。（次回期待だと、また行かなくちゃならないな・・・）
　アルプス展望コースは快適でした。路傍に花が結構多く、急登急下降もなくて辛くない、これで遠望が利けば言うことなしです。歩く人も多いようで、何組ものハイカーと擦れ違いました。
　百曲り園地に出て、左に少し進むと茶臼山の分岐。こんな所からも行けるのかと右に折れると、道が怪しい。登山道らしきものがないのです。しかし、道標は茶臼山を指している。よく見ると、牧場の柵（フェンス）沿いに細い踏跡があるようです。取り敢えず、柵から離れないように進んでみることにしました。最悪の場合でも戻れます。
　で、記憶を探ってみると、この柵は以前はなかったと思うのです。牧場を柵で囲ってしまったために登山道を外に移すことになったのではないか。果たして、南端の茶臼山との鞍部に下る直前、牧柵の出入口を見ると、ここを歩いた記憶が蘇りました。茶臼山までは安心して歩けました。
　百曲り園地に戻って塩くれ場に戻る途中、以前茶臼山に向かう道が分かれていた場所を通りました。牧場内を見ると、その道の痕跡はほとんど分かりませんでした。10年程度でこんなに変わってしまうのかと思った次第です。