今年も北鎌尾根単独 間の沢のオアシス消滅と体力不足に泣く

2020年08月24日(月) ~ 2020年08月26日(水)

• GPS: 56:00
• 距離: 42.8km
• 登り: 2,540m
• 下り: 2,530m

天候

晴れ・曇り・雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

バスタ新宿〜上高地BT（往復）：さわやか信州号

コース状況／危険箇所等

8/24
上高地BT05:30-徳澤6:58-横尾7:53-10:39槍沢大曲-12:06水俣乗越-14:50北鎌沢出合
8/25
北鎌沢出合5:10-8:14北鎌コル-11:56独標-15:26北鎌平（泊）
8/26
北鎌平4:50-6:05槍ヶ岳-槍ヶ岳山荘6:50-13:30河童橋

その他周辺情報

下山後、上高地アルペンホテルでの入浴を恒例にしていたが、コロナの影響で入浴出来ず。インフォメーションセンターのシャワーも休止。仕方なくBTの水道を利用。食事は上高地食堂（２F)にて。

写真

出発は新宿南口バスタ新宿
地下鉄丸の内線新宿駅下車にて徒歩で約10分

翌朝5時半に上高地バスターミナル着

クマが小梨平キャンプ場に出没したため閉鎖
常設のテントが全て撤去されていた。

河童橋
人はまばら

明神岳

梓川
予報通り晴れた

日差しが降り注ぐ

ここにもクマ注意

徳澤キャンプ場

氷壁の宿 徳澤園
ここのアイスクリームが美味しい

次のポイント横尾へ

横尾着
橋の先は穂高方面

北へ（槍ヶ岳）

槍沢ロッジ
ここのベンチで休憩

槍の頭が見える

パパ平
槍沢ロッジからここまでの0.9キロが意外に遠く感じるのは何故だ・・・

槍沢大曲り
ここから水俣乗越（右）へ進む

水俣乗越の途中
パパ平が見える

花が癒してくれる

イチゴ畑
やや苦味がある

水俣乗越着
休憩中に通行人なし

根っこを掴みながら慎重に下る

明日の北鎌尾根、槍ヶ岳
天気が怪しくなってきた

途中、雨が降り出しここで待機
合羽着用

小降りになった所でロープのある地点まで移動

今年の雪渓は少ない

間の沢合流ポイント付近の大きな水場が見当たらなかった。

北鎌沢出合い
本日の最終ポイント

ファイントラックのウルトラライトツェルト(ロングバージョン)設営
（テンションが甘いな）

バテバテの登山にはやっぱりこれ
固形物が入らない

翌朝
昨日夕方やってきたお隣さんは早目に出発。
ちょっと遅れて（5時過ぎ）出発

左俣は水があり

右俣は枯れている（こちらを進む）

ボルダリングポイントが数か所あり

数年前からある倒木ポイント
この付近に小さな水場あり

水溜り
ペットボトルのキャップを使って2ℓ程追加
その先にも枯れそうな細い水場があり

背中から熱い日差しが刺さる
日陰で休憩

北鎌コル
3時間も掛かってしまった。バテバテ(>_<)

ここまで来たら進むしかない
熱中症になりそう・・・

かえらざる碑

西の裏銀座方面
硫黄岳

三俣山荘

ここは涼しい

独標が見えてきた

やっとここまで来た。
休憩ばっかり

明瞭な踏跡があるが

ここから独標へ

初めて北鎌へ来て、登ったルートだった。

ザレている

独標の頂上にて
ここでも暫く休憩
昨年より間違いなく体力ダウン

前穂が見える
こんな体力では北尾根は無理だな

紫っぽい岩の下にルートがある

見晴らしの良いテントスペース

基本は尾根から離れないこと

岩登りは楽しい、息は苦しい

諸君頑張れ

昨年のビバークポイント

北鎌平
本日のビバークポイント

食欲なし
ドライカレーとサラダを食べておしまい
持って来た白ワインは無理

北鎌の西日で汗を乾かす

AR山ナビ使ってみました。

ガスってきたので早々に就寝

槍ヶ岳方面その1

槍ヶ岳方面その2

撤収完了
寒くて殆ど眠れなかった。

目標は槍ヶ岳

ガスってきた

西鎌尾根

東鎌尾根

表銀座方面

ここにもテントスペース

間の沢の雪渓

穂高方面
大キレットにガスが掛かる
下には殺生小屋

槍ヶ岳山頂到着
ここでカメラの電池切れ

スマホで撮って頂きました。

山頂

東鎌尾根

頂上から見る独標

槍ヶ岳山荘
中ではマスク着用。

本日の朝食
ラーメン1杯で上高地まで！？　カロリー足りないでしょ。

涼しい時間帯に下山

さよなら槍ヶ岳

一周してきた

下山後はいつもの上高地食堂で昼食
3日ぶりのまともな食事。
新鮮野菜と味噌汁が旨い。

会社用に信州のお土産（人気NO2)
甘いので若い人向け

おっさんにはこれが良い（人気NO1）
無事帰還
お疲れ様でした。

感想

SinNakaji

・6度目の北鎌尾根
先週の猛暑をパスして今週の登山であったが、日頃の筋トレ虚しく体力不足で息切れ激しく、北鎌沢の登りからは休憩の連続。コル到着まで3時間を要してしまった。
北鎌尾根は一般登山道ではなく、バリエーションルート。クライミング技術や経験でのルート判断は出来ても、肝心な体力がなくては少しのふらつきが命取りとなる。今回そんな場面が何度もあった。今年で最後の北鎌尾根とならないよう筋トレメニューを考え直さらざるを得ない。
・消えた間の沢のオアシス
乗越を下って、間の沢との合流地点付近に昨年まで大きな水場があった。個人的に北鎌のオアシスと慕って愛着を持っていた。直射日光と岩の熱でやられた身体をこの北鎌のオアシスが冷ましてくれていた。所が土石流で埋まってしまったようで、真っ黒な倒木と土砂の姿に変わっていた。愛する北鎌の魅力が一つ消えてしまったのは残念。