【大峰】行者還岳(1547m)七曜岳(1584m)
- GPS
- 08:25
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,422m
- 下り
- 1,413m
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 8:22
あろうことかタイタン広場を見逃してしまう。
これでは、山行の目的地が行者還岳だったにせよ、画竜点睛を欠くわけで(笑)
かくしてこのわけのわからないコース取り、とあいなった。
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
なんてこった!気づけばタイタン広場をスルーしてしまう不始末。しかも、大峯奥駈道に届いてから気づくなんて。真抜けてて笑えちゃう。アオバトも笑ってる。
昨日は稜線上でテン泊という、夢の一夜を過ごした方とスレ違います。いいなー。つづいて、夜を徹して吉野から歩いて来たというヤング。
緑の縦走路。樹下を歩き、草原を歩き、カルスト地形を歩く。実をつけ始めたクサタチバナやコバイケイソウが静かにたたずむ。実はお互い生息地をめぐってバトルなんだよ、この人たち。
想像に反して、稜線上は涼やかな風。西に台高、対岸の大峰、と眺望もプレミアム。ルートの端々からのぞく、八経、弥山、仏生、孔雀、鉄山がクールだ。正面には大普賢一家が睨みをきかせる(笑)。
天川辻。通行人安全、電線路安全の石仏。関電の電線があったんだ。古い地図では、鉄塔線が頭上を天ノ川へと越えていた。
行者還小屋にオハヨとあいさつ。ロフト付きのウッディな造り。行者還岳の山腹を絡む道を辿るとイワタバコの咲く水場。そこからハシゴで稜線に再会し、南に折りかえすと、行者還岳の山頂です。
山頂から西向きの尾根をしばらく辿ってみます。シャクナゲのヤブと格闘したか、サングラスが落ちていました。これは山頂三角点の傍に置いておこう。山頂南の露岩に立つと鳥になった気分。足元に小屋が見えました。
さて、七曜岳まで足延ばします。日出ヶ岳方面の山並み、大峰核心部へと流れるスカイライン、山上ヶ岳の端っこから稲村ヶ岳、バリゴヤの頭。鼻血出そうなパノラミック・ビュー!
ドット模様のヤマジノホトトギス、色づきはじめたトリカブトのつぼみ、頭を下にして木から降りてきたゴジュウカラ。
90番ポストへの分岐で休憩していると、ここからタイタン尾根を下山されるベテランさん。忘れようとしていたタイタン広場への思慕に火がついてしまいました。
計画では、一ノ峠から行者還トンネル東口に下山する予定。それを保留し、とりあえず、タイタン広場まで往復しようと・・・
おじさんの話を伺っていて、今朝方、タイタンを素通りした理由がわかりました。90番ポストからだと、大ヒノキを越えてタイタン尾根に合流するポイントの直下だったんです。
マツダの前身、東洋工業が1967年に発売したという2t車は、実はタイタンではなく、E2500ディーゼルらしい。倒木に脳天をカチ割られるまでは、もっとイケメンだったらしいけど、こうして破綻した姿もなかなかイケてる(意味不明)。
目的を果たし、奥駈道に戻り返す。チチタケを激写し、一ノ峠から下山。予想外だったのが、ナメゴ林道が豪雨に洗い流されてたこと。トンネル出口で休憩していた工事の方が、突如(怪しい)人物が出現したから目を白黒させている。
その彼「ここもいいけど、台高も緑でいいよ。オレも工事したことあるけどさ」
いよっ、その心意気、頂いたぜっ!
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