くじゅう(坊ヶツルキャンプ−大船山、久住山、中岳、天狗ヶ城)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 1,636m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:30
天候 | 曇り、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
長者原〜雨ヶ池:あちこちに土石流の跡があるが、歩けないほどではない 坊ヶツル〜大船山:特に問題なし 法華院温泉〜北千里ヶ浜:いくらか土石流の跡があるが問題はない 北千里ヶ浜〜くじゅう分れ:かなり土石流の跡があるが問題はない 諏蛾守越〜長者原:林道部分の長者原寄りが土石流で埋もれているようで通行困難(自分は避けました) |
写真
感想
盆休みに小3の孫娘を坊ヶツルに連れてくる予定があり、大雨の後なので登山道などの下見を兼ねて1泊2日で出かけました。
行きは長者原から雨ヶ池経由で坊ヶツルへ。大雨の痕跡が登山道のあちこちに残っていましたが、歩けないほどではなく安心しました。
坊ヶツルには昼前に着きましたが、テントは5張くらい。孫娘がテントを使うことになるので、今回はツェルトにしました。ツェルトは軽いし、組み立ても簡単ですが、出入りがしにくいのが難点ですね。
設営後すぐに大船山に向かいます。登山道はそれほど荒れてはなく、特に難儀する場所もなく安心しました。もっとも段差の大きいところがいくつもあるので子供は歩きにくいでしょうが。途中で小さい女の子がお父さんに連れられて元気に降りてくるのに出会いました。歳を訊いたら4歳でした。末恐ろしい!
大船山山頂で景色を楽しみながら軽く昼食。周囲の山並みの斜面のあちこちが白くえぐられていて、豪雨の激しさを偲ばせます。下山後、法華院温泉に日帰り入浴へ。テント場とバンガローがひどいことになっていました。復旧にはかなりの時間がかかりそうです。温泉は時間が早かったせいか入浴客が少なくゆっくりできました。缶ビールを買って帰ってまったりしながら飲んでいたら、隣のテントの方から家庭菜園で作ったというシシトウ、赤玉ねぎをいただきました。ついでに焼酎もご馳走になってしまいました。山口の方で3歳年上ですが、まだ現役で働いておられるらしい。見習いたいものです。
二日目は法華院温泉から北千里ヶ浜へ上がりました。特にひどく荒れていることはなく、子供でもなんとか歩けそうです。諏蛾守越分岐にザックをデポしてくじゅう山に向かいます。久住分れ下の登山道はかなり荒れていましたが、幅が広いので安全なところを選んで歩けば特に問題はないようです。
久住分れに着くと牧ノ戸からの登山者が多く、賑わっていました。久住山、中岳、天狗ヶ城を歩き、久しぶりのくじゅうを満喫しました。諏蛾守越は三俣山に登る人を数人見かける程度で静かなものでした。小休憩後、長者原に向かいます。
林道までの下りはいつもと変りなく歩けましたが、林道は土石流が流れ込んだようで、舗装路が埋まるほど石ころが転がっていました。途中、上がってきた視察の方に会い、長者原への道の状況を訊いたところ、土石流で道が完全に埋まって迂回も藪漕ぎしなければならず、時間がかかるから大曲に降りて車道を歩いた方が良いと言われ、初めは少々の崩落なら乗り越えればいいか、と思っていましたが止めました。
大曲登山口に降りた後、強い日差しの中、嫌いな車道歩きを強いられましたが、途中から九州自然歩道を歩けたので助かりました。大曲分岐から長者原まで1時間ほどで歩けたので無理しなくて正解だったようです。
今回は下見山行でしたが、ザックが14〜15kgだったにもかかわらず重さを感じて思いのほか疲れました。やはり、トレーニング不足、体力低下が響いているようです。本格山行のためにはトレーニングが欠かせないことを痛感しました。
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