湯檜曽川本谷

2020年08月09日(日) ~ 2020年08月10日(月)

• GPS: 15:42
• 距離: 18.9km
• 登り: 1,641m
• 下り: 1,174m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:40
• 休憩: 0:26
• 合計: 9:06

距離 11.6km 登り 899m 下り 187m

5:29 白毛門登山口駐車場
5:37 5:37 新道入口１
5:59 5:59 マチガ沢駐車スペース
6:04 6:10 新道２
6:25 6:25 新道３
6:42 6:43 JR見張小屋
7:29 7:47 武能沢
9:25 9:26 十字峡
14:35 宿泊地

2日目

• 山行: 7:18
• 休憩: 0:23
• 合計: 7:41

距離 7.2km 登り 755m 下り 991m

6:10 宿泊地
8:59 9:17 朝日岳
10:14 10:15 笠ヶ岳避難小屋
10:22 10:23 笠ヶ岳
11:16 11:16 白毛門
11:58 11:58 松ノ木沢の頭
13:40 13:42 東黒沢
13:50 13:53 白毛門登山口駐車場
13:53 ゴール地点

天候

1日目　曇りのち小雨のち曇り
2日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

道の駅みなかみ水紀行館で前日車中泊
朝に白毛門駐車場まで移動して登山開始しました。

コース状況／危険箇所等

本来、マチガ沢まで車で入れるはずですが、土砂崩れのために入れません。
沢は残念ながら1日目雨だったので全体的に滑りやすく神経を使いました。
基本的にはトポ通りですが、印象としては総じて高巻きが大変でした。不明瞭だし藪漕ぎが大変。

そして多くの人が語るように下山が暑い！
沢の水が切れる前にたくさん水汲んで行ってください。1500mlではギリギリでした。真夏の低山の暑さを舐めてました。

下山中最後の一部がGPSが飛んでしまいました。

写真

8/9 5:31

湯檜曽川
今回はこの川を遡行します

8/9 5:40

マチガ沢付近まで車で入れるはずが、車で入れない。

8/9 5:50

林道歩き

8/9 5:57

かなり広い駐車場

8/9 5:59

8/9 6:02

マチガ沢

8/9 6:43

JR見張り小屋

ここで前日に湯檜曽川の沢登り中に滑落したという男性とすれ違いました。
足を怪我しているようでよちよちと歩いていた。
ギリギリ携帯の電波が入ったので救助要請するかと聞くも、昨夜ビバークしてここまで歩いてきたと。
確かにここまで歩いて来れたならもう少しではある。普通に歩けば1時間ちょいで登山口だが、倍以上はかかりそう。同行者(怪我なし)と相談して決めると。

気をつけてね。とむしろ僕らの方の気を遣ってくれました。
これからの行程に気が引き締まりました。

8/9 6:52

8/9 6:52

8/9 7:20

8/9 7:34

魚留め滝は巻いてから沢へ。
武能沢を越えた後ケルンのところで右に入ってみた。

ここで沢装備に変更しました。
なんとなく踏み跡はあるものの藪を漕いで入渓です。

8/9 8:02

雨が降ってきた。
おかしいな、今日は晴れはしないが雨も降らないはずだったのに。

8/9 8:19

晴れてたらおそらくすごく綺麗

8/9 8:20

白樺沢

8/9 8:23

8/9 8:23

8/9 8:24

8/9 8:28

左側からアプローチ

8/9 8:35

ウナギ淵
雨降ってるし左岸を歩けるという前情報だったので左岸を進むも降り口がはっきりせず。
結局ここまで戻って泳ぎました。

8/9 9:02

8/9 9:04

8/9 9:06

ウナギ淵を抜けて90°右へ折れる滝
左側から登るも場所によっては滑ってるし、すれ違った人がこの辺りで滑落したと聞いていたので気が引き締まる。

8/9 9:12

8/9 9:14

8/9 9:19

8/9 9:19

8/9 9:21

8/9 9:21

8/9 9:26

抱返り沢

8/9 9:27

アナゴ淵

8/9 9:35

8/9 9:37

アナゴも泳いで超える
左の岩場からトラバースルートへ

8/9 9:40

難しくはないが滑ったらヤバいので冷や冷や

8/9 9:46

抱返り滝2段20m
2段目は登れる気がしなかったので、1段目だけ左側から登って、草付きのルンゼから2段目は高巻き。

しかし、この沢全体に言えることだが、高巻きが総じて大変。
急傾斜だし、不明瞭だし、特に降り口がわかりにくくて危ない。体力を奪われる。

8/9 9:48

抱返り滝2段20m

8/9 9:48

8/9 10:36

8/9 10:36

8/9 10:45

8/9 10:48

3条10m滝
登れそうにないので左から巻く

8/9 10:49

高巻き中
上に見えるチョックストーンが意外と厄介
腕の力で一気に越える

8/9 10:55

七ツ小屋沢出合い
道間違いポイント
まっすぐではなく右の4m滝を上がる

8/9 10:59

8/9 10:59

8/9 11:03

8/9 11:06

8/9 11:09

8/9 11:12

8/9 11:12

8/9 11:16

8m滝
左の草付きを登る
そして沢への降り口がわかりづらく大変

8/9 11:30

8/9 11:33

10m垂直滝
トポに従い水流中から斜上バンドに沿って左へ移り、左壁を直上した。
念のためロープを出しましたが、なくても問題ないと思いました。

8/9 11:57

曲がり滝2段5m

8/9 12:09

赤茶けた滝2段12m
通常通り左岸の草付きから巻きました。

8/9 12:09

8/9 12:13

赤茶けた滝を高巻き中

やっぱり沢に戻るところがわかりづらく大変だった。

8/9 12:28

8/9 12:28

8/9 12:31

本日のハイライト
２段40m大滝

8/9 12:34

先行者がいたので、ここでしばらく休憩

8/9 12:43

休憩しながら先行者が登る様子を伺う

8/9 12:52

1段目はフリーで楽勝
水流が冷たい。晴れならきっと気持ち良いでしょう。

8/9 12:52

2段目は先行者に倣い左のルンゼから登ってトラバース予定

8/9 13:01

先行者5人の最後の人が2段目を登るのを待つ

この人達に習って古いピトンに繋がった残置アブミを利用して右側から登るも意外と手も足もなくて見た目以上に難しかった。
後日トポを見ると左の水流沿いが簡単と書かれてました。

8/9 13:46

8/9 14:05

8/9 14:36

1390mの二俣を右に行ってすぐ右側に幕営適地あり。
すでに焚き火跡があり、ラッキーにも多くの枝が残されていた。

8/9 17:00

焚き火でダイレクト焼きとうもろこし

8/9 17:01

抜群に美味しかったです。

8/9 17:28

8/9 17:57

虫も少なく快適なタープ泊でした

8/10 6:11

2日目朝
撤収後

8/10 6:11

2日目は晴れ

8/10 6:11

8/10 6:14

8/10 6:17

8/10 6:20

8/10 6:20

右から登るもやや渋い

8/10 6:32

8/10 6:33

8/10 6:33

8/10 6:33

8/10 6:34

8/10 6:35

8/10 6:36

8/10 6:39

予想以上に小滝が多くて体力を削られる

8/10 6:40

8/10 7:01

ちょっと開けた

8/10 7:02

8/10 7:04

まだまだ小滝が続く

8/10 7:06

8/10 7:06

8/10 7:14

8/10 7:15

8/10 7:17

奥の二俣　左沢

8/10 7:17

奥の二俣　右沢
こっちに進みました。

8/10 7:23

8/10 7:23

8/10 7:38

8/10 7:41

8/10 7:55

8/10 7:55

8/10 7:59

1700mあたりで最後の水汲み休憩
この先まもなく水が切れました

8/10 8:12

笹藪地獄が始まった

8/10 8:12

ずっと笹藪

8/10 8:13

8/10 8:18

足元見えづらい

8/10 8:39

8/10 8:41

笹藪抜けた〜

8/10 8:42

朝日岳

8/10 8:43

谷川岳

8/10 8:45

ここで沢装備を解除

8/10 9:19

池塘がある

8/10 9:19

笠ヶ岳方面

8/10 9:25

8/10 9:27

8/10 9:27

伝わりにくいが花が綺麗

8/10 9:28

この辺はまだ余裕だったが、この後暑さと疲労でヘロヘロになる

8/10 10:14

笠ヶ岳避難小屋
中を覗いたが想像通り暑くて居られない

8/10 10:17

谷川岳

8/10 10:17

先は長いなぁ

撮影機器：

iPhone XS Apple

iPhone XS Max Apple

感想

とも

入渓前にいきなり滑落した人と出会ったので、ここで今回の沢登りは終了か？と思ったが、自力で下山してきて大丈夫とのことでした。確かに残りは平坦な道だけだし普通の足なら1時間程度、元気な同行者もいたので救助要請はせずに、お互い気をつけてとすれ違いました。

美しい沢だということで晴れを期待していたけど残念ながら小雨。
でも今回の目的は泳ぎのある沢を経験することだったので結果的にはいい経験になりました。大滝の登攀も楽しかった。
全体的に滑りやすい沢や藪漕ぎがつらい高巻き、濡れた木での中々安定しない焚き火、最後の詰めの笹藪、酷暑の下山なども大変でしたが、喉元過ぎれば楽しかったです。

晴れの日にもう一回行きたいですね。