蝶ヶ岳、槍穂高の大展望と稜線歩きを満喫
- GPS
- 10:59
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,606m
- 下り
- 1,588m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 3:16
- 合計
- 10:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
ヘッドランプ
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
日よけ帽子
|
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感想
今回は10歳(小4)の娘との約束で、子連れ夏山登山。
白山に行くつもりでしたが、前日午後、白山周辺の豪雨により白山公園線が通行止めに。
ガビ〜〜〜ン・・・
そんな時の保険に考えていた蝶ヶ岳に行くことに。
ヤマテンの予報では、「午前中は概ね晴れるが、日中は槍穂高の稜線は霧に包まれる。」となっていた。何とかスカっと槍穂高を見られるようにと願い、娘に頑張ってもらうことにしました。
前夜に三股駐車場入りにて車中泊。
ほぼいっぱいに近い状態でしたが駐車できました。
朝4時前に起きて、朝食と準備を済ませて出発です。
今回は小学生の娘と一緒なので、のんびりペースです。
登山道は整備がなされ、足元も快適でした。
序盤はまあまあの急斜に見えますが、木段が整備されています。
子供の心が折れたら困るので、小休止を何度か入れて登りました。
まめうち平では大勢の方が休憩なさっていた。
しばらく行くと、少し景色が開けた場所に出た。
それまで見上げるとチラチラ見えてた常念岳がスカっと見えた。
ここで少し立ち止まって休憩しました。
見上げると稜線まではまだ標高差はある。それにしても常念の存在感凄いな。
しばらく登り、稜線へ登ると、見えた「槍」。
こりゃテンション上がるわ。
8時半過ぎには登頂。
まだ人も少なくて快適だ。
そして何よりも最高の天気と槍穂高の眺望。
圧巻の一言です。
槍も奥穂も登りましたが、蝶ヶ岳より眺める槍穂高の迫力は凄いな。
確かにこれを見るために登って来たのだが、あまりにも絶景で「きれいやな」「すごいな」という言葉しか出てこんかった。
御嶽、乗鞍、焼岳もスカっと見えてるし、反対側は富士山まで見える。
登頂後、まだ早いが少し腹ごしらえし、娘に身体と気持ちの状態を確認し、行けそうなので蝶槍へ。
蝶槍までは、槍穂高を横目に北アルプスの稜線歩き。
いやぁ、たまりませんねぇ。
やはりこういう山ではこういう楽しみ方しなくては。
景色や雰囲気を堪能しながら蝶槍へ。
娘と蝶槍へ登り、高度感を楽しみ、槍穂高の迫力を楽しみました。
蝶ヶ岳に行って脚や体力に余裕があれば、ぜひ蝶槍へ行ってみて下さい。
蝶ヶ岳は決して難易度の高い山ではありませんが、蝶槍までの稜線歩き、そして蝶槍の適度な高度感を手軽に楽しめます。
そして蝶槍からの槍穂高の大展望は、蝶ヶ岳山頂とはまた別物です。
うちの子供は少々しんどかったようですが、ここがこの山行で一番楽しかったようです。
そしてまた最高の天気の中、最高の景色を見ながら稜線を歩き、蝶ヶ岳ヒュッテまで戻り、ランチ&コーヒータイム♪
よく食べる小学生の娘に感心しながら、自分もカップヌードルを頂きました。
山は天気が命。こういう絶好のコンディションの日に山へ登れることってそうないかも。そう思うと名残惜しいが、そろそろ下山の時間です。
最後にもう一度景色を見て、下山開始しました。
ここからは娘のコンディション次第です。
急降下の木段や、浮石に足をとられないようにしながら、ゆっくりペースで下山。
下山中は、暑かったり、涼しかったりという状態でした。
下山中は常念岳が遠ざかっていく感覚が何となく目安になりました。
まめうち平で休憩後、水場で冷たい水を浴びて生き返った。
登山口近くになり、パトカーのサイレンが鳴っていた。
下山し、三股登山口に戻ると警察の方から「熊の目撃情報が入ってますので、ここから駐車場まで残り距離短いですが、注意して戻って下さい。」と言われました。
その後、熊に遭遇することなく駐車場に戻れました。
今回は小学4年生の娘と一緒の登山でした。
娘のこれまでの登山経験は、
愛宕山(京都府京都市) 924m 2回、
蓬莱山(滋賀県大津市) 1,174m 1回、
荒島岳(福井県大野市) 1,523m 1回、
もちろん娘にとっては初めての高山、そして初めてのアルプス登山。
私は普段1人でガツガツと登ってますが、子供とのアルプス登山、楽しめました。
子供連れなので、もっとペース遅くなるかと思いましたが、前回の荒島岳での予行登山の際も、ほぼ標準コースタイムで歩いてくれたので行けると思いましたが、今回、登りは3時間50分で余裕があったので蝶槍まで行けた。
下山は本人の脚も少し痛くなってきたとのことで慎重に歩いてもらったので遅かったですが、トータルで何とか標準コースタイムに近いタイムで歩いてくれた。
ただし、娘は不慣れな高山でこの距離と累積標高は堪えたようでしたね。
また一緒に行けたらいいな。
今回も無事安全な山行に感謝です。
そしてお付き合い頂き、ありがとうございました。
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