【日の出】静ヶ岳〜竜ヶ岳 (遠足〜静〜竜〜表〜熊谷)
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,399m
- 下り
- 1,382m
コースタイム
*GPS:iPhone4S、GPSログアプリ:FieldAccess
*iPhoneの電源が落ちた事によりGPS未計測区間あり。また異常なポイントもあり。
距離: 約22.1 km、約7時間45分
8:15観光案内所発-8:32遠足尾根入口-9:24岩山展望台
(滞在時間約10分)
9:34岩山発-9:45新道分岐-10:19展望良好(No.127付近)-10:40裏道分岐-10:49治田峠分岐
静ヶ岳
10:49治田峠分岐-11:32静ヶ岳分岐-11:51静ヶ岳山頂
(滞在約27分)
12:18静ヶ岳山頂発-13:06治田峠分岐
竜ヶ岳
13:06治田峠分岐-13:21竜ヶ岳山頂
(滞在約30分)
13:51山頂発-14:14重ね岩-14:34石榑峠
(滞在約10分)
14:44石榑峠発-14:53小峠-15:29旧道峠道入口-15:54観光案内所着
区間タイム
往路
観光案内所-遠足尾根入口 約17分
遠足尾根入口-新道分岐 約73分
新道分岐-大鉢山分岐 約13分
大鉢山分岐-裏道分岐 約42分
裏道分岐-治田峠分岐 約09分
治田峠分岐-静ヶ岳分岐 約43分
静ヶ岳分岐-静ヶ岳山頂 約19分
静ヶ岳山頂-治田峠分岐 約48分
治田峠分岐-竜ヶ岳山頂 約15分
復路
山頂-重ね岩 約23分
重ね岩-石榑峠 約20分
石榑峠-小峠 約09分
小峠-旧道峠道入口 約36分
旧道峠道入口-観光案内所 約25分
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
二輪車 : 200円 自転車 : 無料 駐車料金に環境保全協力金が含まれてる。 車1台\500を払えば同乗者の分は不要。1名でも8名でも1台\500 3名以上で相乗りする場合は有料駐車場を利用した方がお得。 有料駐車場を利用せず無料駐車場を利用した場合や自転車、タクシーで訪れた場合で登山をする人は環境保全協力金200円が一人ずつ必要。BBQ利用の場合は協力金は不要。 最寄り駅:三岐鉄道大安駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
遠足尾根 位置確認N0,126の頃には登山道に残雪あり。 治田峠分岐〜静ヶ岳 終始雪道。 表道 午後という事もあってか登山道に残雪はなくドロドロ 熊谷 大量の落ち葉で登山道が見えない箇所もあり。 |
写真
感想
まずチャリの鍵を忘れて取りに戻るという無駄があり、GPSの原電を入れたらまさかの電池切れ、三脚を設置したらホットシューが付いてない、ジェットボイルは純正のガスだったから氷点下では着火せず使用不可、カメラの予備バッテリーもまさかの残量ゼロ、なんとも見事なマヌケっぷり(笑
今回は残雪を想定して軽アイゼンを購入、前から持ってたゲイターも準備。
が、結局使わなかった。使っても良かったんだけどね。
ソロで山に入る事が多いんだけど最近は気づいたら別のパーティーと合流してる(笑
知り合いでもなんでもなく、たまたま居合わせてなんとなく一緒に行動しちゃってる。
今回も例に漏れず即席パーティーの誕生となりました〜
まずはいつものご来光から。
最近は地平線上に厚い雲が塀のように横たわってて雲の塀から太陽が顔を出すような日の出になってる。
NEX-5による微速度撮影動画
夜明け前の気温はなんと氷点下!
-1.0℃とか寒すぎ…
それでもこの日の出が見たくて来てしまうんだよなあ。
今回の山行は静ヶ岳へ行くかどうか、それが議案だった。
竜の山頂には雪がかかってるから雪が溶けない内に竜へ行ってしまいたい気持ちと小学生以来の静ヶ岳へ遠征してみたい気持ちと半々。
結局遠足尾根から登って治田峠分岐で静ヶ岳へ行くかどうか判断する事に。
遠足尾根に入るとまず霜柱が目に入った。
まだ溶けてない。気温が低い証拠だ。
岩山展望台にあがったところでふもとの風景を眺めてたら…
!?
伊勢湾口が見える?
渥美半島に鳥羽?
じゃあ真ん中のは神島!?
そう、なんと正面に伊勢湾口が見えるではないか。
空は霞んでいるけどその中に薄っすらと伊勢湾口の半島と神島が浮かび上がってきた…
雲の隙間から照らし出される神島は神秘的すぎて息をのむほど。
こんな光景に出くわすとは本当についてる…
しばらく撮影を堪能させてもらった。
この光景に一人興奮してたら老夫婦が上がってきたけど岩山の風景には目もくれず先へと進んでしまった。チョッとでも一息入れて風景に目をやってくれたなら素晴らしい光景を目の当たりにできたのに…
神島に元気をもらったところで残りの急登を意気揚々と上がっていく。
大鉢山分岐を過ぎた辺りからチラホラと残雪が。こんな位置ですでに残雪があるという事は山頂付近の残雪もまだかなりありそう…
どんどん進むにつれて残雪の量も増えてきた。
裏道登山道分岐に到達する頃には登山道は雪道になってた。
おもしろい事に登山道にだけ雪が残ってて白い道筋になってた。
登山道だけが雪が無くなるのではないんだね。
そして治田峠分岐に到着。悩んだけど気温も低いしすぐには残雪も溶けないだろうと静ヶ岳へ向かう事に。
静ヶ岳への登山道に入った途端に今までの風景とはがらりと変わった。
辺り一面雪。銀世界!!
銀世界にウキウキしながら歩いてると今度は池が。
ここら辺は池が点在してるらしく小さい池ではあったけど一つ一つ見物しながら先へと進んでった。
位置No.4に到着すると近くに池があったから立ち寄ってみるとなんとハート型に見えるではないか。
それがおもしろくて撮影をしてた上から誰かが足早に降りてきた。
しかもでかい三脚をかかえて。
その人は僕のそばに三脚を設置したかと思いきや
「写真を撮らせてもらえませんか?」
と。池のそばを歩く姿を撮りたいらしく普通に歩いてもらえばいいと。
この辺で1時間近くブラブラしてたらしいけど若い人が全然こなくて、と嘆いておられた。
分かりましたよ。
若いので捕まってあげましょう。
若いのでね。
という事で池のそばを歩いてそのまま静ヶ岳へ。
しばらくしたらなんとさっきの写真の人が登山道ではない所から上がってきてるではないか。
しかもこっちより早く。池から直接あがってきたんだろう。
それにしても重くないのか?
結局その人とかち合ってしまったのでそのまま一緒に静ヶ岳へ。
聞けば写真家とかで色んな雑誌にも写真を提供してるそうな。
この日は石榑峠まで車で乗り付けて夜明け前から登り始めたんだと。
静ヶ岳方面は山ガールが全然いないとぼやいてた(笑
昔山ガールならちろほら来るけど、とも。
カメラマンの名前は「水谷のりや」さん
彼の先導でついに20年以上ぶりに静ヶ岳登頂!!
その名前の通り誰もいなくてとっても静か(笑
静ヶ岳の記憶はほとんどなく山頂の眺望は良くないって事だけは覚えてたんだけど確かに木々に囲まれてはいるものの竜ヶ岳がよく見えた。
三重県側から見える大ガレの荒々しい姿とは裏腹にとても滑らかで女性的な姿だった。
時折降り注ぐ雲の隙間からの日差しがスポットライトのように山頂を照らしてこれもまた素晴らしい眺めだった。
しばらくしたら団体様が登頂されて一気ににぎやかになってしまって狭い山頂は大混雑!
静ヶ岳らしくなくなっちゃったから水谷さんと下山開始。
下山中も池に立ち寄って何度か写真を撮ってもらった。
氷の張った池もあり思い切って氷の上にも立ってみたけどこれがなかなかスリリングで楽しい(笑
水深が浅いのが分かってるから出来るんだけどw
雪景色の池を見るには今がちょうどいいんだそうな。
これ以上雪が降ると池も見えなくなってしまうから。
いいタイミングで来れてほんと良かった。
そしていよいよ竜ヶ岳へ。
登頂したのは13時半頃だったけど残雪はまだしっかり残ってて雪だるまで登頂を祝いましたとさ。
水谷さんとは石榑峠までご一緒させてもらって峠でお別れ。
鈴鹿山脈の山には何度も登ってるとかで竜ヶ岳の見所を色々教えていただいた。
まだ秋しか知らないから春と真夏にも来てみたくなったね。
岐路はいつもの熊谷に。
最近は長尾滝経由で降りてるから久しぶりの熊谷。
紅葉のピークは過ぎてたけどその代わり大量の落ち葉が今までとはまた違った氷上をみせてくれた。
さすがに紅葉がないと寂しいだけの登山道で今の時季はおもしろみに欠けるかな。
鵜峠橋のそばの旧道峠道入口から旧国道にでて歩いてたら石榑峠そばで検問?をしてた。
そしたら上からなんとラリーカーが下ってきたではないか!?
聞けば閉鎖された旧国道を利用して行政の許可も得てラリーを開催してるんだとか。
痛車のラリーカーも2台いた(笑
今回は静ヶ岳と竜ヶ岳の2座を登頂したけど静ヶ岳へ行ったのは正解だったね。
竜ヶ岳の違う一面も見られたしセキオノコバの池も楽しめて、何よりまた素晴らしい出会いがあったし。
伊勢湾口の神島や山の雪景色を楽しませてもらえてほんと楽しかった。
これだから登山はやめられない。
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