空木岳、南駒ヶ岳、越百山、伊奈川ダムから左周回

2020年08月13日(木) ~ 2020年08月14日(金)

• GPS: 36:17
• 距離: 31.5km
• 登り: 3,332m
• 下り: 3,331m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:53
• 休憩: 1:06
• 合計: 7:59

5:07 ゲート
5:41 5:45 伊奈川ダム上駐車場
5:46 5:46 今朝沢橋分岐（二合目）
7:12 7:14 金沢土場
7:34 7:34 水場
7:38 7:47 うさぎ平
8:57 9:23 北沢 吊り橋
10:38 10:49 仙人の泉
11:51 11:51 空木岳 八合目
12:09 12:15 見晴台
12:48 12:56 木曽義仲の力水
13:06 木曽殿山荘

2日目

• 山行: 11:02
• 休憩: 0:45
• 合計: 11:47

5:31 木曽殿山荘
6:54 6:57 空木岳
8:21 8:21 赤梛岳
9:05 9:18 南駒ヶ岳
11:00 11:05 仙涯嶺
12:22 12:22 越百山
12:59 13:13 越百小屋
14:11 14:11 上の水場
15:09 15:11 上のコル
15:28 15:28 下のコル(四合目)
16:02 16:06 福栃平(南駒-越百分岐)
16:43 16:47 今朝沢橋分岐（二合目）
16:48 16:48 伊奈川ダム上駐車場
17:18 ゲート

天候

8/13曇りのち雨 8/14晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

登り_道はしっかりしていましたが、五合目から北沢に降る時に笹がうるさかったのと、北沢の橋は流されていて渡渉しました。
2日目_疲労が溜まっていたためか南駒から仙涯嶺まで歩きにくかったです。越百からの下りは予想以上に良い道で助かりました。

その他周辺情報

9.6kg 水2.5L(8/13 0.8L 8/14 2L使用)

写真

8/13 5:04

ここからスタート

8/13 5:14

伊奈川ダム

8/13 5:31

林道の崩落跡

8/13 5:42

ここで登山カードを提出しました。

8/13 5:46

ここが2合目　左回りなので左へ。

8/13 7:07

避難小屋。最悪の時にしか使いたくないです。

8/13 7:13

8/13 7:38

長い林道をようやくうさぎ平。ここから笹道を登ります。マダニ対策のため、その前にハッカ油を衣服とリュックに。

8/13 7:47

背の高い笹と聞いていましたが、歩きやすい道です。

8/13 8:20

8/13 8:44

ところが、北沢への下りで深い笹に。

8/13 8:54

8/13 9:02

8/13 9:14

流れが急ですが、流木があったのでこの場所で渡渉。
渡った後に撮影。

8/13 9:24

8/13 9:44

アキノキリンソウ

8/13 10:15

8/13 10:33

8/13 10:34

まあまあの味です。

8/13 10:33

8/13 10:35

8/13 10:50

カニコウモリ

8/13 11:18

ガスが深くなりました。

8/13 11:33

8/13 11:42

8/13 11:42

8/13 12:14

何も見晴られません。

8/13 12:47

トリカブト

8/13 12:47

アキノキリンソウ

8/13 12:51

ゴゼンタチバナ

8/13 12:53

8/13 12:53

8/13 12:53

沢水ですね。

8/13 12:54

8/13 12:56

トモエシオガマ？

8/13 12:56

8/13 12:58

ママハハコ

8/13 13:05

8/13 13:09

ようやく木曽殿山荘。

8/13 13:10

ホタルブクロ。

8/13 13:10

8/13 18:13

小屋から見上げる空木岳第一岩峰。

8/13 18:15

南駒ヶ岳

8/14 5:25

恵那山な見える。

8/14 5:25

8/14 5:58

ウスユキソウ。

8/14 6:10

宝剣方面。

8/14 6:11

御嶽山。

8/14 6:11

乗鞍岳。

8/14 6:24

8/14 6:24

イワツメクサ

8/14 6:27

8/14 6:54

空木岳山頂。何年ぶりだろう。

8/14 7:13

イワギキョウ。

8/14 7:29

赤梛岳への途中から見た空木岳。

8/14 7:29

8/14 7:37

シャクナゲ

8/14 8:13

赤梛岳　奥が御岳山、乗鞍岳。

8/14 8:13

摺鉢窪避難小屋。

8/14 8:20

南駒ヶ岳が堂々としている。左は仙崖嶺。

8/14 8:21

8/14 8:21

右から赤梛、空木、宝剣方面。

8/14 8:31

南駒への登り。

8/14 9:04

標識が見えた。

8/14 9:08

8/14 9:09

一応、お参り。

8/14 9:12

仙崖嶺。

8/14 9:18

越百山、奥は南ア。

8/14 9:37

オトギリソウ。

8/14 9:38

8/14 9:39

なかなか近そうで遠い。

8/14 9:42

ハクサンフウロ。

8/14 9:44

カラマツソウ。

8/14 9:50

トリカブトの群生。

8/14 10:27

ようやくレコで見かける地点に。

8/14 10:34

鎖場を登り、

8/14 10:38

ハイマツを分け、

8/14 10:44

ようやく仙崖嶺。疲れました。

8/14 10:55

まだ越百は遠い。

8/14 11:09

結構、ハイマツで痛い。

8/14 11:27

もう少し。

8/14 12:10

越百山。ここで若い二人連れがいるのにびっくり。ほとんど人と会わなかったので。

8/14 12:11

越百小屋。

8/14 12:34

安平路だろうか。右奥に恵那山。

8/14 13:02

8/14 15:04

疲れた足には少しの登りがきつい。

8/14 15:20

8/14 15:20

穏やかな「やせ馬の背」

8/14 15:39

下の水場。美味い！

8/14 16:05

ようやく林道へ。

8/14 16:05

3合目。

8/14 16:45

2合目。ここからが長い。

8/14 17:19

日没までに何とかゴール！！

8/14 17:20

車5台だが下にまだ数台止まっていた。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

yeti7007

　一度は行ってみたかった、南駒ヶ岳、越百山。伊奈川ダム周囲の林道の崩落で、本来の登山口の駐車場まで30-40分の林道歩き。さらに遠のきました。
　今回のコロナ騒ぎで予定した盆の南アルプスは断念。夏なので標高が高い所が良い、となるとやはり中ア南部を挑戦しようかと決行しました。
　
　前日、道の駅大桑で車中泊。荷物はできるだけ10kgは超えないように減らして9.6kg、この年で1600mも登れるかいなと心配しましたが、幸い曇りで（最後は雨で濡れましたが）、暑さに弱い私としては助かりました。

　登山道は迷う心配のないしっかりした道ですが、白沢までの下降道では笹が深く、マダニを心配してウサギ平でハッカ油を体やリュックにふりかけました。また白沢の吊り橋は流されていて、渡渉を余儀なくされました。倒木の枝が一部沢に張り出している所で枝を利用してバランスを崩さないように渡りました。

　木曽殿山荘に泊まりましたが、予想したように10数人だけで、夜は隣と十分間を開けて眠ることができました。ところが、AM3時に目覚ましのような電子音がして目が覚めそれから眠れませんでした。1時間くらい鳴っていました。私の向かいの方のGarmin GPSの音だったようで1時間もご本人が気付いていませんでした。

　翌日はほとんどの方が池山尾根から下山。南駒ヶ岳に向かうのは越百小屋に泊まる予定の3人組の方だけでした。
　予想したように、静かな山展望を楽しみました。2,3人とすれ違うだけでした。南駒ヶ岳から仙崖嶺までは近そうに見えたのですが、小さなアップダウンがあり神経も使い、疲労も溜まっていて疲れました。
　歩きにくいハイマツを分けて越百山についた時、若い2人組がいてびっくりしました。それほど人に会うことが少なかったです。

　越百小屋では親父さんが屋根に上がって仕事していました。2日目の行程が長いので、1ケ月前頃ここに泊まろうかと電話を入れたら、一杯ですと断られたのに、誰もまだ宿泊者がいないので、親父さんに「今日はたくさん泊まるのですか？」と大声で聞いたら、戸外で10m以上は離れているのにマスクをして喋ってくれ、怖い怖いと言われました。マスクよりソーシャルディスタンスの方が大事だと思うのに、これで親父さん宿泊業の仕事できるのかいな？と思いました。

　越百の登山道はほぼ快適で疲れた脚には助かりました。
林道も単調で長いですが、登山道よりは歩き易く、疲れた脚には楽で林道に着いた時はほっとしました。

　長い行程を1泊2日で歩くことが出来て、この歳では十分満足しています。