絶好の山日和に行く硫黄岳

2020年08月15日(土) [日帰り]

• GPS: 07:05
• 距離: 11.6km
• 登り: 976m
• 下り: 966m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:11
• 休憩: 1:49
• 合計: 7:00

7:16 桜平
7:43 7:43 夏沢鉱泉
8:54 8:55 オーレン小屋
9:18 9:29 夏沢峠
9:34 9:34 ヒュッテ夏沢
10:30 11:43 硫黄岳
12:07 12:11 赤岩の頭
12:43 12:44 赤岩の頭と峰の松目分岐
12:52 13:04 オーレン小屋
13:35 13:42 夏沢鉱泉
14:04 14:04 桜平
14:16 ゴール地点

天候

快晴。
これ以上ない天気と言えるでしょう。北アルプスこそ見えないものの、富士山、南アルプス、中央アルプス、浅間山まで見えました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜平駐車場、6時40分ぐらいの段階で中駐車場はいっぱいでした。上駐車場は見ていませんが、中と上の間の路肩に停めさせていただきました。
我が家の車は地上高が高くも低くもないフツー車ですが、桜平中駐車場までの道は1、2回はアゴか腹のどこかを擦りますので、神経質な方は注意が必要です。地上高の高い車が欲しくなります。

コース状況／危険箇所等

全線明瞭。
夏沢鉱泉まで：コンクリの道と未舗装路の構成で勾配はキツ目。登りよりも下りの方が実は大変。
オーレン小屋を超えて夏沢峠まで：登山道らしい道。渡渉？も一部あり。ここまで北八ヶ岳らしい苔の森です。この区間は勾配はそれほどでもないです。
硫黄岳まで：ガラッと変わり火山らしい景色。礫状の石が道に転がっています。勾配はキツ目ですが、頂上が見えていることから来るテンションで足が進みます。爆烈火口壁横は切り立っていて風が強いと怖いかもしれません。
赤岩の頭まで：浮いた石や砂に足を取られることもあります。危険ということはないでしょう。
オーレン小屋まで：割と急登の下り。登りだとちょっとキツいです。危険箇所はありませんが、石が浮いているところもありますので下りは慎重に。

その他周辺情報

ジェラテリア Picco(http://picco.co.jp)のジェラートは絶品。

写真

8/15 7:14

さて登山開始です

8/15 7:19

水がきれいです

8/15 7:22

ホタルブクロ

8/15 7:27

何だ？このキノコは？

8/15 7:29

みんなの八ヶ岳看板

8/15 7:41

夏沢鉱泉手前の橋。でも手前にも道があり、なぜ橋が必要？

8/15 7:42

ヘビイチゴ

8/15 7:42

毒々しいキノコ

8/15 7:43

夏沢鉱泉に到着しました

8/15 7:44

夏沢鉱泉着

8/15 7:45

ここからの景色が良い。秋や冬ならば槍ヶ岳が見えるところですが、さすがに今は無理。

8/15 7:46

岩の上に生えたキリンソウ。素晴らしい生命力。

8/15 7:52

コバノイチヤクソウ

8/15 7:59

何かの花後でしょうか？

8/15 8:00

登山道は水の道でもある

8/15 8:09

真っ白なキノコ

8/15 8:12

木のゲート

8/15 8:40

ミソガワソウ

8/15 8:40

ヤマオダマキ

8/15 8:41

セリ系の何か

8/15 8:55

先住民以外には是非会いたい

8/15 9:03

素晴らしい青空と森

8/15 9:19

夏沢峠に到着。爆烈火口壁が見えました。

8/15 9:39

夏沢峠から硫黄岳の間には崩れた箇所の横を通るところあり

8/15 9:55

天狗が見えました

8/15 9:55

北アルプス方面。見えないです。下にはオーレン小屋が見えます。

巨岩が行手を阻みます

8/15 10:10

ケルンがあるところは頂上まであと少し。みんながんばれ〜

8/15 10:14

爆烈火口壁

8/15 10:23

シナノキンバイ

頂上着。頑張りました。

8/15 10:34

赤岳など南八ヶ岳の峰々

8/15 10:35

コバノコゴメグサ

8/15 10:36

ウメバチソウ

8/15 10:37

イワギキョウ

8/15 10:40

タカネヒゴタイ

8/15 10:43

素晴らしい景色

8/15 10:47

タカネニガナ

8/15 10:52

爆烈火口壁の淵を歩きます

8/15 10:57

横岳の横に富士山

8/15 10:58

こちらは異なる表情の火口跡。何が違うとこのように違う地層になるのでしょうか？

セルフィーでパチリ

8/15 11:42

天狗岳、蓼科山を望む

8/15 11:46

この奥行き感

8/15 11:49

硫黄岳も赤岩の頭側から見ると尖って見えます

8/15 11:57

慎重に下りる少年たち

8/15 12:03

赤岩の頭まで降りてきました

大パノラマ

8/15 12:03

振り返って硫黄岳

8/15 12:29

ゴゼンタチバナがまだ元気に咲いていました

8/15 12:52

オーレン近くの百葉箱

8/15 12:52

オーレン着

8/15 13:09

出ましたギンリョウソウ

8/15 13:18

癒される沢の音と苔の街森

8/15 13:29

名前がわかりません

8/15 13:34

黄色い珍しいギンリョウソウかと思って調べてみたらシャクジョウソウとのことでした。訂正します。

8/15 14:03

登山口ノゲートを潜ってお疲れ様。

8/15 14:57

茅野市内の美味しいジェラート屋さん

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

Jeanken

短い夏休みの登山第4弾は日帰り可能な八ヶ岳の硫黄岳。標高差900m、往復距離11Km超えの小学生を含むメンバーにはちょっと頑張る必要のある行程ですが、これで筋肉と体力をつけましょう。
桜平の駐車場は相変わらずの悪路&満車の危機でしたが、何とか停め場所を確保して登山開始。
夏沢峠までは森歩きが嫌いならばとてもツラい行程でしょうが、それも何のその、苔むす森が心を癒します。夏沢峠に出ればそこは別世界。そびえ立つ硫黄岳と荒船山などの遠影が心を弾ませます。
あとは高度を上げるにつれて北八ヶ岳の山々が見えてきて、仕上げは硫黄岳頂上で見える横岳から続く隆々たる南八ヶ岳で心が踊ります。
素晴らしい景色をもっともっと堪能したいところですが、やむなく下山。
帰りは帰りで少年たちのたくましい健脚ぶりを見ることができたり、行きに発見できなかったギンリョウソウをみつけられたりして、楽しく安全に下山できました。日帰りで行くにはもったいない八ヶ岳。早く安心して泊まりで行けるようになるといいですね。
下山後には茅野市内のPiccoさんで美味しいご褒美ジェラートを楽しんで帰宅しました。猛暑日予報でしたが、上は涼しく、楽しく過ごすことができた1日でした。