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Yamareco

記録ID: 2505556
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ハイキング
谷川・武尊

苗場山(祓川コースピストン)

2020年08月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
Johnny934 その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:57
距離
14.2km
登り
1,224m
下り
1,218m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:23
休憩
1:34
合計
8:57
8:49
8:56
66
10:02
10:02
30
10:46
10:48
12
11:00
11:01
7
11:08
11:08
2
11:10
11:11
12
11:23
11:25
13
11:38
11:51
60
12:51
12:58
7
14:36
14:44
11
14:55
15:03
11
15:14
15:14
3
15:17
15:18
4
15:22
15:22
11
15:33
15:33
7
16:06
16:06
62
17:08
17:08
18
天候 晴れ/曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
祓川登山口駐車場に駐車。
コース状況/
危険箇所等
・下の芝までは滑りやすい小岩が多いので多少神経を使いますが、そこまで歩きにくいとは感じませんでした。
・木道が整備されている箇所が多かったです。(特に下の芝〜上の芝)
・神楽ヶ峰〜苗場山の間は特に道が狭く、すれ違うのもひと苦労でした。
その他周辺情報 ・祓川登山口駐車場までは、道が凹んだりしている箇所が結構あり、なかなか走らづらそうでした。
・苗場山頂ヒュッテは、コロナ対策のため日帰り利用者の利用はできないようです。
・帰りは湯沢の「駒子の湯」にお邪魔しました。
8:30祓川登山口駐車場着。既に多くの人が訪れていました。
8:30祓川登山口駐車場着。既に多くの人が訪れていました。
和田小屋まで舗装路歩き。
和田小屋まで舗装路歩き。
和田小屋付近。いよいよ本格的な登山開始です。
和田小屋付近。いよいよ本格的な登山開始です。
ちょっと歩くと樹林帯に入っていきます。
ちょっと歩くと樹林帯に入っていきます。
小さな岩が多く、日陰には泥濘もあって滑りやすいです。
小さな岩が多く、日陰には泥濘もあって滑りやすいです。
霧が出てきました…。
霧が出てきました…。
霧が濃くなり、嫌な予感…。
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霧が濃くなり、嫌な予感…。
苗場山はまだその姿を見せてくれません。
苗場山はまだその姿を見せてくれません。
神楽ヶ峰。
雷清水。水が冷たくて美味しい。
雷清水。水が冷たくて美味しい。
苗場山が見えてきます。まだまだ上りは続きます。
苗場山が見えてきます。まだまだ上りは続きます。
このあたりは高山植物が咲き誇っています。
このあたりは高山植物が咲き誇っています。
この先が急登…。咲き誇る花々に勇気をもらいます。
この先が急登…。咲き誇る花々に勇気をもらいます。
最後の登り。もうひと踏ん張りです。
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最後の登り。もうひと踏ん張りです。
急登を抜けると苗場山頂ヒュッテが見えてきます。山頂はすぐそこ。
急登を抜けると苗場山頂ヒュッテが見えてきます。山頂はすぐそこ。
池塘が美しい!
登頂です!達成感ハンパない。
登頂です!達成感ハンパない。
霧もだいぶ晴れてきました。ツイてます。
霧もだいぶ晴れてきました。ツイてます。
苗場山のほうから神楽ヶ峰方面を見渡す。
苗場山のほうから神楽ヶ峰方面を見渡す。
神楽ヶ峰付近には「和田小屋まで2時間」と書かれてますが、普通の人はもう少しかかります…。ちなみにこの碑は、このあたりで亡くなった慶應のワンゲル部の平山公彦さんという方を偲んで建てられたものらしいです。
神楽ヶ峰付近には「和田小屋まで2時間」と書かれてますが、普通の人はもう少しかかります…。ちなみにこの碑は、このあたりで亡くなった慶應のワンゲル部の平山公彦さんという方を偲んで建てられたものらしいです。
再び霧が濃くなってきました…。さっさと下りたいところですが、足が進まない…。
再び霧が濃くなってきました…。さっさと下りたいところですが、足が進まない…。
長〜い下りを経て、無事下山です。ヘトヘト。
長〜い下りを経て、無事下山です。ヘトヘト。
駐車場に向かう頃にはすっかり霧に包まれてしまいました。日中は天気がもって良かった。
駐車場に向かう頃にはすっかり霧に包まれてしまいました。日中は天気がもって良かった。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ ガイド地図(ブック) 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ
備考 天気が良くなると思っていなかったので日よけ防止を持っていかなかったが、意外と太陽が照りつけたので持っていけばよかった。

感想

登山サークルの仲間2名と苗場山登山です。

登山口まで仲間の自家用車で運転してもらえるとのことで、体力にはちょっと不安があったものの、同行させてもらいました。運転ができず、なかなか遠征できない自分にとってはありがたい話です。

小赤沢コースの予定でしたが、登山口までのアクセスが悪いため急遽祓川コースに変更。私達が祓川登山口駐車場に到着したのは8:30頃。既に多くの車が駐車していましたが、早朝に埼玉を出発するとこの時間に着くのが精一杯です。

さて、行動時間7時間を超える長丁場の始まりですが、今回の山行は終始蒸し暑さとの戦いになりました。新潟だから多少涼しいんじゃないかと思っていたら大間違い。標高を2000mくらいまで上げても太陽が照りつけると暑い暑い。水分のこまめな補給が必須です。塩分タブレットも持っていたほうが良いでしょう。

下の芝あたりまでは小岩がゴロゴロ転がる登山道。泥濘も多数あり、滑りやすいので注意が必要です。下の芝からは整備された木道が多くなってくる印象。このあたりから霧が濃くなってきて、先月の美ヶ原のように山頂に辿り着いても一面真っ白で何も見えないんじゃないかという不安がよぎります…。

神楽ヶ峰までは急登もなくキツイところはそんなにありませんが、なんといっても長〜い登りなので、歩幅を小さく、足裏全体での着地を意識し、省エネで歩くことが肝要だと思いました。神楽ヶ峰付近で「苗場山頂まで2.2km」と書かれた案内板を見かけ、まだまだ続く登りに絶望。神楽ヶ峰を通過すると、一旦標高100mほど下ります。ここを帰りには登らなければいけないと考えると気分が暗くなっていきます…。

途中で雷清水という水量豊かな水場があるので、そこでも水分を確保しました。冷たくてとても美味しいです。自然の恵みに感謝。雷清水付近から、ようやく苗場山の山容がはっきりと見えてくるのですが、この後最終関門として急登が待ち構えているのが見え、さらに絶望…。

この急登がキツいのなんの…。段差の大きな岩場がボディブローのように太腿に効き、疲労が溜まった体から体力と筋力を容赦なく奪っていきます。少し登っては息を整えて…を繰り返し、少しずつ登っていきます。すれ違った登山客の方が何人も「後もうちょっとだから頑張って!」と声をかけてくれて、非常に励まされました…(山には温かい人が多いなぁ)。案内板には「山頂まで20分」と書かれていましたが、結局30分以上使ってしまいました。

急登を抜けると霧も晴れてきて、そこは楽園でした!青空を写し込む池塘がなんといっても美しかったです。山頂も相変わらず暑かったですが、そんなことはどうでも良くなるくらいの美しい景色に感動。

山頂で時間を忘れて周囲の景色と昼食を楽しみましたが、今回の山行は下りも長いので、もうちょっとゆっくりしていきたい気持ちを抑えて下山。今まで登ってきたところを3:30かけて下っていきます。神楽ヶ峰まで登り返しがしんどかった…。行きでふくらはぎと太腿の筋肉がだいぶ死んでいたので、大殿筋を意識して使ってなんとか乗り切りました。

神楽ヶ峰に着けばあとはひたすら下るだけなんですが、この下りも非常に長くて、正直飽きてきます…。斜度がなだらかなので標高があんまり変わらず、一向に終わりが見えません…。仲間と話しながら下ったので退屈はしませんでしたが、単独行だったら心が折れそうになっていたことでしょう。途中で一瞬雨に降られ、下山する頃には周囲は一面霧で覆われていました。日中はなんとか天気がもってくれて良かったです。


今回は長くつらい登りの果てに美しい景色が見られた、達成感あふれる山行でした。行動時間7時間超の山行を、トレッキングポールを使わずに歩けたのも自信になりました。今度は夏季休暇を取って、平日登山を楽しもうかな〜と思います。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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