南岳から大キレットを北穂・涸沢・奥穂高岳そして前穂へ

2005年08月04日(木) ～ 2005年08月06日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 31.4km
• 登り: 2,650m
• 下り: 2,637m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 0:55
• 合計: 9:05

5:10 上高地バスターミナル
6:00 明神館
8:00 8:10 横尾
8:40 8:45 一ノ俣
9:30 9:40 槍沢ロッヂ
10:40 10:45 槍沢大曲り
11:20 11:25 槍沢・天狗原分岐
11:50 12:10 天狗池
13:50 天狗原分岐
14:10 南岳
14:15 南岳小屋

2日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:00

6:00 南岳小屋
8:00 8:10 長谷川ピーク
9:30 10:00 北穂高小屋
10:30 10:35 北穂高岳北峰
11:30 11:35 最低コル
12:20 12:50 涸沢岳
13:00 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 7:55
• 休憩: 1:15
• 合計: 9:10

5:50 穂高岳山荘
6:40 奥穂高岳
7:00 ジャンダルム方面へ少し
7:15 7:25 奥穂高岳
8:50 9:00 紀美子平
9:40 9:45 前穂高岳
10:25 10:40 紀美子平
12:00 12:05 岳沢パノラマ
13:00 13:30 岳沢小屋
15:00 上高地バスターミナル

＜往路＞
　2：40　安曇野穂高発
　4：00　沢渡駐車場（1日500円）　タクシー（5250円）
　5：00　釜トンネル開通
　5：10　ターミナル着
＜復路＞
16：00　沢渡バス停
17：30　自宅着　　

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

松本市沢渡へ　沢渡から上高地までタクシー

コース状況／危険箇所等

問題ないが危険はいっぱい気が抜けない

その他周辺情報

沢渡温泉など
白骨、乗鞍などにも温泉

写真

8/4 5:21

上高地の朝

8/4 6:03

明神館

8/4 6:44

徳沢付近から

8/4 8:40

一ノ俣

8/4 9:29

槍沢ロッジ

8/4 10:00

槍沢テン場

8/4 10:32

大曲り

8/4 11:25

天狗原分岐

8/4 11:51

天狗原から

8/4 11:55

氷河公園の池に槍が映ろうとするが

8/4 12:40

8/4 13:49

横尾尾根に出る

8/4 14:06

雷鳥出現

8/4 14:15

今晩泊まる南岳小屋

8/5 4:52

早朝の南岳

8/5 4:57

横通・常念岳側から朝日

8/5 5:04

前穂・北穂

8/5 5:06

槍

8/5 5:14

北穂・涸沢・奥穂・ジャン・西穂・前穂が入っている
手前には南岳小屋も

8/5 6:15

笠ヶ岳

8/5 6:16

大キレットへ

8/5 6:19

北穂・大キレット

8/5 6:47

大キレットを行く

8/5 6:49

岩に囲まれる

8/5 6:57

イワギキョウにほっとする

8/5 7:01

見上げる北穂

8/5 7:01

ミヤマキンポウゲ

8/5 7:08

南岳方面
下ってきました

8/5 7:12

大キレット核心部に

8/5 7:14

東側・進む左手に常念岳

8/5 7:14

黒部五郎岳・双六・三俣蓮華方面

8/5 8:27

大キレット・南岳方面

8/5 8:35

険しい

8/5 8:40

北穂小屋が見える

8/5 8:48

笠ヶ岳

8/5 9:02

槍が大キレット越しに

8/5 9:06

槍が大キレット越しに

8/5 9:11

8/5 9:30

賑わう北穂小屋に着く

8/5 9:30

槍が雲の中に

8/5 9:49

小屋上空にヘリ

8/5 9:55

滝谷

8/5 10:26

涸沢へも険しい岩が続く

8/5 10:31

雲もかかり幻想的

8/5 11:23

前穂高岳

8/5 11:29

最低コル

8/5 11:35

雲が湧き上り
人はよじ登る

8/5 12:07

下が見えないのが幸い

8/5 12:13

前穂をバックに

8/5 12:17

ちょっと一息

8/5 12:17

涸沢岳への最後の登り

8/5 12:33

8/5 12:39

雲間に奥穂・ジャンダルム

8/5 12:41

歩いてきた北穂方面

8/6 4:56

奥穂山荘からご来光

8/6 4:59

ご来光・賑わう

8/6 5:18

笠ヶ岳の朝日

8/6 5:50

奥穂へ

8/6 5:53

涸沢岳・奥穂山荘

8/6 5:53

笠ヶ岳

8/6 6:04

ジャンダルム

8/6 6:31

槍

8/6 6:32

ジャンダルム

8/6 6:42

焼岳・ジャンダルム

8/6 6:56

ジャンダルム方面の岩場

8/6 6:56

いつかは行きたい

8/6 7:03

ジャン方面へ行く人

8/6 7:18

我々は前穂へ

8/6 7:18

霞沢・上高地

8/6 7:18

北穂に雲が湧く

8/6 7:23

ジャンダルムの先に西穂

8/6 7:24

賑わう奥穂山頂

8/6 7:47

南陵の頭より

8/6 7:47

奥穂

8/6 7:47

前穂

8/6 7:50

吊り尾根に入る

8/6 7:52

険しい吊り尾根を行く

8/6 8:01

慎重に

8/6 8:11

西穂の尾根

8/6 8:26

岳沢・小屋も見える

8/6 8:35

ツガザクラ

8/6 8:55

紀美子平

8/6 9:45

前穂3090m
残念ながら雲の中

8/6 9:46

前穂からの険しい下り

8/6 9:53

タカネヤハズハハコ

8/6 10:25

紀美子平へ戻る

8/6 10:54

雷鳥広場

8/6 11:36

雷鳥現る

8/6 11:57

まさに岳沢パノラマ

8/6 12:38

下ってきました奥穂を振り返る

8/6 12:55

岳沢

8/6 13:01

岳沢小屋
カレーは売り切れ！

8/6 13:50

霞沢・上高地

8/6 14:49

上高地の清流

8/6 15:02

無事下山
岳沢・穂高方面雲がかかる

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 600 Canon

感想

furuhiro

2005年（平成17年）8月4日（木）～6日（土）

南岳から大キレットを北穂・涸沢・奥穂高岳そして前穂へ

天狗原の池に映る槍を見て、南岳へ岩場を一気に登る。
今回の危険な山行の始まりだ。

南岳からの穂高は大きな岩の塊、日本屈指の山域。
黒く大きく険しく近寄りがたいイメージがある。

二度目の大キレット。
切れ落ちた岩肌は怖いが、鎖、岩のホールドもしっかりしていて一歩一歩慎重に進む。
長谷川ピーク、飛騨泣きと呼ばれる危険地帯を難なく越え北穂に立つ。

北穂から涸沢・奥穂への稜線は初めてで楽しみになる。
雲が出て霞んでいたのもあるが、大キレットほどの怖さはなかった。
落石さえ気をつけ進めば恐れる必要ない場だった。
大キレットを進んできた岩への慣れもあったのかもしれないが。

奥穂からみた前穂の険しさ故の美しさ。
歩き通してきた稜線と、その先に見える槍ヶ岳は感動の風景だ。

奥穂からのジャンダルムは光が差し岩の美しさがある。
少しジャンダルム方面へと進んでみたが、危険を感じた。
高度感があり、今まで以上に気を引き締めないと進めない領域だ。

吊り尾根に入り、前穂を目指した。
紀美子平から登るが、登路をふとしたことから間違えてしまった。
目印を確かめながら登らないと知らぬ間に身動きがとれなくなる。
山頂は思っていた以上に広いが、全く視界がなくなり残念。

私にとっては地元にいてもなかなか行けないところだ。
歩いているときは緊張して無我夢中の世界に入り恐怖も薄れるが、
やはり後で考えると一歩間違えればと言う場面もあり、
特別な山域であることには違いない。

ふるちゃん