【北アルプス】唐松岳へ避暑に！

2020年08月16日(日) ~ 2020年08月17日(月)

• GPS: 09:05
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,037m
• 下り: 1,037m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:34
• 休憩: 0:57
• 合計: 5:31

8:56 八方池山荘
9:33 9:49 第2ケルン
9:57 9:58 八方ケルン
10:09 10:10 第三ケルン
11:39 11:45 扇雪渓
12:00 12:17 丸山
13:24 13:25 唐松岳頂上山荘
13:52 14:07 唐松岳
14:27 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 2:22
• 休憩: 0:43
• 合計: 3:05

6:55 唐松岳頂上山荘
7:37 7:45 丸山
8:01 8:06 扇雪渓
8:48 8:54 八方池
8:54 9:12 第三ケルン
9:20 9:20 八方ケルン
9:26 9:32 第2ケルン
9:58 9:58 八方池山荘
10:00 ゴール地点

■距離：12.18��
■累積標高：±916m
■コースタイム：4時間8分＋2時間18分＝6時間24分
■行動時間：5時間31分(4時間34分＋57分)+3時間5分(2時間22分＋43分)

天候

二日間とも晴れていましたが、稜線では時々強風が吹いていました。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路(8/15)：成瀬駅(11:26-15:50)白馬駅(15:55-16:00)白馬八方ターミナル
　　　　　　　===八方温泉に前泊===
■復路(8/17)：白馬八方ターミナル(11:50-11:55)白馬駅(12:22-17:32)成瀬駅

◇白馬駅バス時刻表　　　　　　　　　　　　　
　https://www.alpico.co.jp/traffic/local/hakuba/tsugaike/
◇リフト運行状況：https://www.happo-one.jp/gelande/lift/
　＊夏季は6時30分-17時が運行時間

コース状況／危険箇所等

■小屋の直前がやせ尾根のがれ場になっていますが注意して歩けば大丈夫です。
■高山植物と山を眺めながらのんびりと歩ける楽しいコースです。

その他周辺情報

◇日帰り温泉：八方の湯。湯船から白馬三山が見えます。
　http://hakuba-happo-onsen.jp/happo/
◇前泊した宿：白馬八方温泉　まるいし。料理が美味しいアットホームな宿です。ゴンドラ乗り場まで徒歩5分ほどです。
　http://www.happo.jp/
◇唐松岳山頂小屋：http://karamatsu.jp/custom5.html
　感染症対策はしっかりとしていました。完全予約制にして人数も絞っています。小屋に入る前には検温があり館内はマスク着用です。手指の消毒液もいたるところに設置されています。食事も全員が同じ方向を向いての食事となります。寝る際には持参したインナーシーツで寝るようになります。都心の居酒屋に行くよりは安全に思えました。

写真

8/16 8:44

今日はここから歩き始めます。

8/16 8:57

最近は奥多摩の樹林帯が多いですが、解放感があっていいですね。今日は小屋までですので花と山を眺めながらのんびりと進みます。

8/16 8:57

シモツケソウはいまが満開です。

8/16 9:00

キンコウカ

8/16 9:03

ハクサンシャジン。至る所で咲いていました。

8/16 9:05

白馬三山は雲が邪魔していますが迫力がありますね。

8/16 9:19

マツムシソウ

8/16 9:26

ヤマハハコ

8/16 9:34

第二ケルンにはトイレがあります。

8/16 9:50

8/16 9:52

イワオトギリ

8/16 9:57

八方ケルン

8/16 10:07

八方池の向こうには天狗の頭

8/16 10:08

お地蔵さん？

8/16 10:10

白馬三山の雲が取れるといいのですが。八方池には明日寄ることにします。

8/16 10:27

不帰嶮の方向

8/16 10:29

ここからは山道。

8/16 10:33

唐松岳に向かう人は一気に少なくなります。

8/16 10:45

樹林帯に入ってきました。個性的なブナの木が沢山。

8/16 10:49

初めて見る花かもしれません。タテヤマウツボグサかな？

8/16 10:50

なかなか雲が取れません。

8/16 11:00

真ん中の尾根は遠見尾根。数年前に歩きましたが長かった！

8/16 11:02

もう秋ですね。トリカブトが一輪咲いていました。

8/16 11:13

黄色と白の花は区別が難しいです。ミヤマキンポウゲにしては花弁が一枚多いです。

8/16 11:28

シロバナハナニガナ

8/16 11:29

ミヤマコゾリナ

8/16 11:29

8/16 11:40

雪渓が出てきました。子供連れの家族が遊んでいます。ここから丸山ケルンまでがきついです。

8/16 12:04

高度が上がってきて唐松岳の方向が見えてきましたが、見えているのは手前の峰です。

8/16 12:07

迫力満点です。不帰嶮です。

8/16 12:07

天狗の頭

8/16 12:09

丸山ケルン着！

8/16 12:16

五竜岳がはっきりと見えてきました。

8/16 12:16

8/16 12:20

白馬三山は何度もアップ。

8/16 12:32

ようやく唐松岳が見えてきました。一番左のピークです。

8/16 12:50

ミヤマリンドウ

8/16 12:51

今日は荷揚げをしている様です。

8/16 12:59

以前はここを左に向かうと小屋でしたが、今は通行止めになっています。

8/16 13:18

右手は深い谷です。

8/16 13:20

右手の細いガれた尾根を登っていきます。

8/16 13:28

唐松岳に向かう稜線が見えてきました。

8/16 13:34

山頂に向かう途中から小屋を振り返ります。

8/16 13:55

不帰嶮へのルートです。

8/16 13:57

とりあえず記念撮影。初登頂です。

8/16 14:12

北側の谷ですが深いですね。

8/16 14:26

小屋まで下ってきました。今日はここに泊ります。

8/16 16:51

劔岳の方面がはっきりと見えてきました。夕焼けが期待できそうです。

8/16 17:02

皆さん日の入りを待っていますが、時間はまだまだですね。

8/16 18:24

ようやく赤くなってきました。

8/16 18:41

食堂からもよく見えます。

8/16 19:02

ようやく赤く染まってくれました。食堂で飲むこともできませんので、あとは寝るだけです。

8/17 6:36

翌日です。早朝はガスっていましたが、すぐにガスが取れていい天気になりました。

8/17 6:36

今日は八方に下ります。唐松岳の方向は青空が出ています。

8/17 6:55

初体験！ブロッケン現象です。

8/17 6:58

向こうには長野の山々が見えていますが火打・妙高から高妻山の方面かな？

8/17 7:03

8/17 7:08

富士山が見えています。

8/17 7:08

墨絵のようです。

8/17 7:12

五竜岳もすっきりと。

8/17 7:15

チングルマの綿毛

8/17 7:15

とても小さなリンドウ

8/17 7:24

奇麗です。

8/17 8:21

鹿島槍ヶ岳の双耳峰

8/17 8:26

鹿島槍の右手には五竜岳が。

8/17 8:49

八方池に戻ってきました。白馬三山の方向です。

8/17 8:54

こちらは不帰嶮の方向。何となく山の雰囲気が秋のように感じます。

8/17 8:56

ニッコウキスゲ。昨日は咲いていませんでしたが、今年初めての出会いです。

8/17 9:37

変わった雲ですが、風が強いのはこの雲が関係があるのかな？

8/17 9:57

白馬三山の見納めです。

8/17 9:59

鹿島槍と五竜も見納めです。この後はゴンドラとリフトで下山しました。

8/17 11:59

下山後は日帰り温泉で汗を流して白馬駅から電車で帰宅しましたが、この風景を見ると帰りたくなくなりました。楽しい二日間でした。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

感想

町田の熊

暑さに弱くクーラーも苦手なので、自然の涼しいところで過ごしたいと思い唐松岳山頂小屋に泊りに行くこととしましたが、八方に前泊して翌日は小屋に泊る贅沢な山旅です。時間は売るほどありますので、これからはゆったりとした山旅を楽しみたいと思っています。

以前今回と同じコースで歩き五竜岳まで縦走したことがありますが、その時は天気が悪く何も展望がありませんでしたので、今度は天気の良い日をと思って出かけましたが、今回は全国的に猛暑でした。今回はとにかく夕方まで小屋に入ればよいのでとにかく休みを一杯取って花や山を眺めながらゆっくりと歩きましたので、ばてることなく歩けました。

1日目は白馬三山に雲がかかっていて完全な姿は見えませんでしたが、小屋からは劔岳の勇姿がすっきりと見えていました。2日目も稜線上は強風でしたが周りの雲が取れ色々な山が見えました。遠くには富士山も見えており大満足の山旅でした。やっぱり山は展望次第ですね。コースの状況が分かりましたので、次回は雪の頃に来てみたいと思います。

（参考までに）
■山行記録_2020年　
https://www.yamareco.com/modules/diary/69690-detail-201038