クワウンナイ川 ワンデイできず
- GPS
- 29:51
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 1,859m
- 下り
- 1,853m
コースタイム
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 11:07
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アプローチは林道があるので闇雲に橋の脇から入渓しない。 |
その他周辺情報 | 天人峡温泉は1軒しか営業していない(たぶん |
写真
装備
備考 | シェラフカバー、酒、つまみ |
---|
感想
2日目午後から悪天の予報のため、長丁場ではあるが日帰りでの計画としたが…。
清流橋横の駐車スペースに車を止めて出発。橋からでかい堰堤が見えている。
記録を読まずにテキトーに入渓しようとして40分ほど彷徨したが、ようやく林道経由で堰堤を越え遡行開始。
しばらくは単調な渓相だが水量が地味に多く、時折スクラム渡渉を交えながら進む。
テンバたっぷりのカウン沢出合で大休止してからクワウンナイ川へ入ると、ようやく川から沢っぽい渓相になってきた。
1070mの地形図上滝マークの魚止め滝を越えると「滝ノ瀬十三丁」と呼ばれるナメが始まった。
これでもか!というくらい川幅いっぱいのナメは続く。
時間にして1時間ちょい、標高差200mほど遡行ののち唐突にナメは終わり、普通の渓相へと戻る。不思議…。
ハングの滝は明瞭な巻き道は見当たらなかったが右岸の藪から巻き。
二俣の滝も登れなかったが中間尾根に明瞭な巻き道がある。
滝上にはテンバと焚き火跡があった。
このあとはひたすら歩くだけ。お花畑を愛でながら進むと源頭の様相となり、沢筋を離れた右岸の踏み跡を進む。
そしてひょっこり登山道と合流。藪漕ぎなし。
この時点でもう14:30。予定より2時間以上遅れている。
しかも膝が痛いメンバーがいてペース上がらず。
当日中の下山を諦めヒサゴ沼の避難小屋へ向かう。
雪渓を少し下ってヒサゴ沼左岸を進むと避難小屋。
この日は10名くらいが泊まっていた。
みんなの非常食を持ち寄り、酒抜き寝袋抜きのひもじいビバークとなった。
翌日、一番で小屋を出発。
ガスり気味の化雲岳の山頂を踏んであとはひたすら下る。
道は川のように水が流れ、あるいはぬかるみまくっており沢靴ではない一般登山者の苦労は並大抵ではなさそうだった。
ちなみにこの一週間ほど前の悪天の時に、ここの道が増水しすぎて下れなくてヘリ救助を呼んだ記録があったな…。
第一公園は木道の上をゆく湿地帯で盛りはすぎていたもののお花畑。
ここから下は普通の登山道。
羽衣の滝を対岸の登山道からじっくり堪能したのち天人峡へ下る。
天人峡温泉は1軒を除き宿泊施設はみな廃業したようで廃墟ホテルのガラスが割れた北斗の拳の世界のようになっていた。
そんなわけでスタート時の彷徨がなかったとしても増水気味の下部とかを考えると今回の計画は無謀だったかも…
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