谷川岳 みんなで宴会、じゃない、ラッセル訓練にいってみた(天神尾根ピストン)


- GPS
- 07:50
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 680m
- 下り
- 680m
コースタイム
天候 | 晴れ、曇り、ガス、 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイ天神平まで往復2,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはロープウェイの切符売り場にあります。 トレースはほとんど無いですが、雪が少ないので踏み固められています。 ・避難小屋まではスノーシュー5名、つぼ足4名です。 ・避難小屋からは念のためアイゼン装着。beingさんは途中スノーシューでした。 避難小屋の先で尾根に出るのが正しいルートです。 先行者のラッセルにつられて斜面をトラバース気味に登っている人が多かったのですが、滑落やガスの中ではルートを見失う恐れもあり尾根伝いが安全です。 尾根の上はトレースはほとんど無いですが、しっかりと踏まれてます。 山頂でホワイトアウトになったのでトマの耳止まりで下りました。 ・下りは避難小屋から下で崩れやすいトラバースがあったので、最後までアイゼンを付けてました。 下山後は鈴森の湯でイワナ料理を堪能しました。 |
写真
(ip)山から帰ってからアイゼンをじっくり観察。アイゼンにも左右があることをさっき知りました。幼稚園の子供が左右の靴を間違えるのと同じだね(笑)
kaitoリーダー曰く、「視界があるうちは問題ないが、視界無なくなれば、谷に降りるルートはコースを見失いやすい。尾根のルートの方が迷いにくい」・・・『勉強になります。実際、帰りはホワイトアウト。言葉の意味が分かったような。』
歩荷トレーニングも兼ねて入れてきました。帰りは軽くなって、訓練になりませんでしたが・・(be)
いつもゴチそうさまです!(kots)
感想
天気は予想外の好天でしたが、山頂付近からはホワイトアウト状態でした。
総勢9名の大パーティーでしたが全員無事に登頂できました。
その後の小屋での宴会では足をつる人続出!でしたが楽しく飲みました。
下山後も鈴森温泉のイワナ料理美味しかったですね!
みなさんありがとうございました!
恩師を交え、エキスパートが出揃った登山になりました。
当初、悪天が予想されたので好天が期待できる蓼科か北八ツの転進も考えたのですが、今期初の雪山。装備点検も兼ねての登山です。登頂は出来なくも、ラッセルや吹雪、ホワイトアウト等の困難があった方がいいと考え、あえて臨みました。
結局、積雪も少なく、風も思ったほど強くならず、冬山としてはかなり好条件でした。
熊穴沢避難小屋までは先行者のトレースがありませんでしたが、登山道を外れなければ新雪の下の雪は締まっていてラッセルと言うこともありませんでした。
避難小屋でゆっくり休んだので、以後はしっかりした先行者のトレースを追っての登山となりました。
小ピークを越え、西黒尾根から山頂付近まで見通せる地点まで来ると先行者のトレースは尾根を外れ、西黒尾根のザンゲ岩付近から伸びる小尾根との間の谷についています。先行する数パーティもそのまま谷を詰め上げています。少しトレースを追うも、正規ルートではありません。
そのままトレースを追うのも一案です。多少なりともラッセルの苦労はありません。谷ですが雪崩れるほどの積雪はなさそうです。気になったのは上部がかなり急斜面で一枚バーンです。滑落したらけっこう落ちそうです。また帰りに同コースを取ると視界が無くなったとき、そのまま西黒沢に下りかねない。
しばし黙考ののち、メンバーには、これも訓練、ラッセルになるが尾根を行きましょうと指示しました。
尾根に上がるまではちょっと雪が深かったのですが尾根上は固く締まっておりトレース無くも快適に登れました。また滑落の危険もはるかにありません。
先行者がなぜ谷にルートをとったかは不明ですが、谷は雪崩の危険や吹き溜まりの為に猛ラッセルになる時もあります。雪山の基本は尾根でしょう。また先行者のトレースを簡単に追うのも危険です。
山頂が近づき肩ノ小屋付近まで来ると完全にホワイトアウト。数メートル先しか見えません。オキの耳は諦め、トマの耳で記念写真を撮り、肩ノ小屋に入りました。
小屋で小宴会をするも、途中からkotsさんsuさんが次々と足を攣り、この二人を馬鹿にしていた私も両足を攣り七転八倒することに!久しぶりのスノーシュー、アイゼン歩行が効いたか?ただの歳のせいか?
今回、皆さんの協力のもと、無事恩師も登頂することが出来ました。これからもよろしくお願いします。
毎度のことですが、今回も楽しい! 最高楽しい山行でした。
皆さん、お世話になりました。
kaitoさんの、いろいろな山での知恵がいつも勉強になります。
ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。
お疲れ様でした。
beさんのご配慮で、初めてのスノーシューによる膝ラッセルを期待しておりましたが、体力的にも身の丈にあった楽しい山行でした。しかしながら、谷側を歩く先行者のトレースを冷静に修正するリーダーの行動には、いつもながら感動ものです。今期初めての雪山訓練。クリスマスには「暖かい靴」のプレゼント・・・
年末ジャンボに託してみます。
谷川岳の冬は大変厳しいと聞かされていましたが
まだ雪が少なくラッセル訓練は出来ませんでした。
山頂はあいにくの天候でしたが小屋で酒盛り下山後の
温泉でも酒盛り出来たので冬の初雪山としては十分満足いたしました。
まさに宴会。もう年の瀬だなぁと思いました。
それだけ運ぶ体力があっても足をつるとは…雪山装備は足にくるもんですね。
黒斑山にいきましたが、黒斑の先と、高峰高原ホテルの先の高峯山はノートレースのラッセル三昧でしたよ。新雪でアイゼンは使えませんでしたがラッセルトレーニングには良さそうでした!
天神尾根の天狗のたまり場からザンゲ岩あたりで、西黒沢側にトレースがついておりました。そのラインはスキーで滑降するには適地なんですが歩行には?です。
自分は西黒尾根からの下りに使ったんですが、皆さんの尾根通しのトレースを延長して下ってきました。
…それにしても、楽しそうな宴会、いや、山行ですねぇ。
やー、年の瀬なんて関係ないですね!私とip-isobeさん以外は一年中忘年会をやっているような人たちばかりで苦労してます。suさんのような飲みにこるだけの人もいるしね。
まあ、中から高年に移りつつある面々、ご勘弁下さい。
gankoyaさんコメントありがとうございます。地元の方にそう言っていただければ皆も納得するでしょう。トレースを外す号令を掛けるのに、そうとう勇気が要りました。
皆さん、恩師を交えた恒例の山行、お疲れさまでした。
雪山では以外に多い足攣り、無積雪期の歩き方と違い
アイゼン、ワカン、スノーシュー等々で足運びが普段と変わるのも原因のひとつ。
あともう一つ重要なこと、水分やカリウムの補給が不足することにあります。
風が強かったり、寒かったりで水分補給が疎遠になりがち、
体は正直なもので適度な休息と十分な水分・カリウムの補給が出来ていれば足攣りは軽減出来ます。
アルコールは脱水を起こしたり利尿作用があるので水分補給にはなりません、
このメンバーさん達には要注意ですよ!
でも楽しそうですね・・・
の後ろに写っている青いフリースです
美味しそうなパンだな~
そういやビール持ってくるの忘れたな~
とかとかみなさんの宴会風景拝見しながら思ってました
s3214さん、足攣っちゃったのは宴会が長いからです。
狭いところで固まってると攣っちゃうんですよ。
それも歳のせいかな?
gankoyaさん、初めまして。
後ろから地図を見ているkaitoさんを見ていて、尾根を行くと言い出すぞ!とbeingさんと話していました。
尾根は雪も深くなく快適でしたね!
noborundaさん
沢から雪尾根に来ました。歩いてる時でなければ、足攣るのも愛嬌です。
hirappeさん、初めまして!写真を写し込んでしまったのですね。失礼しました。
小屋では騒々しくてごめんなさい。
背負って来た
雪の谷川岳は初めて来ましたが、結構人が多いですね!
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