富士見高原〜編笠山〜権現岳〜西岳〜富士見高原と周回
- GPS
- 11:32
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,739m
- 下り
- 1,725m
コースタイム
- 山行
- 9:12
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 11:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
富士見高原ゴルフ場の先の登山路入口に登山ポストがある。 富士見高原登山口から盃流しに至る登山路は、台風による土砂崩れで従来のコースは通行止めになっており、迂回路が設定されている。 編笠山直下の巨石(ゴーロ)帯の中には、浮石があるため、注意してください。また、ギボシ直下の岩稜帯は、岩が脆くなっているので、注意してください。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
蚊取り線香
防虫スプレー
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感想
mkten さんのヤマレコ「西岳・権現岳・編笠山 〜富士見高原から周回〜」に啓発され、日帰りで同じコースを歩いてきた。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2447529.html
mktenさんは、西岳〜権現岳〜編笠山というルートを歩かれてましたが、私は、編笠山〜権現岳〜西岳というルートを歩いてきました。率直な感想は、下りが長く西岳〜富士見高原の区間の下りでヘロヘロになってしまいましたが見所満載のコースで達成感がありました。
前日車中泊で小淵沢道の駅に行き、久しぶりに満天の星空を横切る天の川と流れ星を楽しむことが出来ました。昔八ヶ岳の赤岳天望荘に泊まり、真夜中に星空の眺めを満喫した頃をおもいだしていました。
朝方になると、薄雲が拡がり始めましたが、天気予報では1日中晴れ予報だったため、天気予報を信じて富士見高原ゴルフ場の登山者用駐車場に向かいました。4:40時点で駐車場には、私ともう1台だけでした。登山の支度をして、4:53に出発。編笠山コースで盃流しを目指して進むと、当初予定していたルートは台風の影響により通行止めとなっていた。林道を遠回りするよりとGPSで沢筋を探してみると、通行可能な予定ルートが見つかったため、当初ルートで盃流しに出ることが出来た。
編笠山ルートは、カラマツ林の中の登山道が続いた後、2000m辺りからシラビソの樹林帯の登山路になる。1900m辺りから急な登りとなり、2300m辺りで樹林帯が切れてゴーロ帯にでる。ここで一気に眺望が開け、中央アルプス、北アルプス、南アルプス、富士山の素晴らしい眺望が得られた。8:34に編笠山山頂に着いたが、この時点では、富士山や南アルプスの峰々がガスに覆われてしまっため、ゴーロ帯で素晴らしい眺望を楽しむことが出来たのは、幸運だった。編笠山山頂には、観音平から登ってくる登山者の方が多く、次から次へと登山者が登って来ていた。
青年の家で小休止を摂った後、権現岳を目指したが、編笠山への登りは、殆どが樹林帯の中でかつ、西向き斜面だったため、陽ざしが遮られていたが、権現岳への登りでは、強烈な日差しが容赦なく照り付け、体力を奪われてしまった。ギボシの直下の鎖場は、岩が脆くなっており、下りがきつかった。
11:00に権現岳山頂の手前の分岐に到達し、その後、権現岳山頂を踏んで、山頂手前で昼食休憩を摂ったが、疲れており、いつものカップ麺やパンを食べる気にならず、フルーツゼリーやフルーツの昼食となった。後で考えると、これが後半のシャリバテに繋がったように思える。11:40に権現岳を出発し、12:40に青年の家に下山した。ここで小休止を摂った後、西岳を目指した。ここまでで、2Lほどの水を消費しており、途中乙女の清水でキリリと冷えた水をがぶ飲みしてしまった。この水は、青年の家のキャンプ場の水場になっているそうだが、この水だけでも飲みに行く価値がある旨さだった。
西岳に至る登山道は、シラビソの樹林帯の中をなだらかにアップダウンするコースで苔も綺麗で楽しい道だった。13:54に西岳山頂に到着した。この頃になると、南アルプスにかかっていたガスが晴れていたものの、富士山はガスの中だった。西岳山頂も素晴らしい眺望が拡がっており、山頂にはイブキジャコウソウ、ハクサンフーロ、タカネマツムシソウ等のお花畑が広がっており、中々去りがたい場所だった。
14:10に下山を開始した。西岳直下は直線的に下る急な登山路でここまで疲労が蓄積している身には、一番きつい試練だった。途中で何度も休みを入れて、15:42に不動の泉に着いた時には、生き返る思いだった。ここでも美味しい水をがぶ飲みしてしまった。10分程休憩を摂った後、林道と迂回路を経由し、16:24に富士高原ゴルフコースの駐車場に帰着した。
今回は、真夏特有の雷雨に会うこともなく、天気に恵まれ、編笠山、権現岳、西岳という南八ヶ岳の名峰に登ることが出来、季節がちょっと遅かったにしては沢山の高山植物に出会うことが出来、大満足な山行だった。
3年前の5月かな?Y子さんと観音平から編笠、権現に登りました。ギボシの下降は落石を落としそうで 下に人がいるとすごい緊張感でした。(岩登るより神経をすり減らしました??)前剣の下降と同じくらい難所ですね。帰りに編み笠を巻くルートに入って雪を踏み抜き ルートを探しながら苦労した思いがありますwww。
暑い中 なかなかタフなルート走破 まだまだ体力は十分ですね。
またご一緒できますよう!!
mmakiraさん、こんにちは。いつも励ましのコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
快晴に恵まれといっても、天気の良い日を狙って行ったわけですが、真夏の太陽に照り付けられ、なかなかタフなルートで、すっかりへばりました。水は、3L程担いで登ったのですが、権現岳までで、1.5L以上消費していました。乙女の水で補給できて助かりましたが、真夏の山行は、暑さとの闘いですね。
コロナに負けないように頑張りたいと思います。
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