剣山と次郎笈（見ノ越登山口から）〜サンライズ瀬戸にて〜

2020年08月18日(火) [日帰り]

• GPS: 04:15
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,054m
• 下り: 1,038m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:15
• 休憩: 0:52
• 合計: 4:07

距離 10.1km 登り 1,054m 下り 1,041m

11:37 見ノ越登山口
12:04 12:10 リフト西島駅
12:19 刀掛ノ松
13:18 13:28 剣山頂上ヒュッテ
13:33 13:51 剣山
14:24 14:31 次郎笈
15:01 15:09 大剣神社
15:19 リフト西島駅
15:32 15:33 祖谷川源流
15:41 15:43 見ノ越登山口
15:44 ゴール地点

　サンライズ瀬戸を利用して四国入りし、レンタカーを借りて高松から剣山に向かい、道後温泉の宿に到着するのはギリギリの時間でした。夕食開始の最終時刻が20時で、30分前に到着でした。剣山登山はあまり時間がかかりませんが、宿到着のことを考えたら時間管理はしっかりした方が良いかと思います。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

JTBにて往復サンライズ瀬戸の旅行をレンタカー付で申し込み
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8/17
●横浜から高松へ
　■ サンライズ出雲　22:24 横浜駅 → 7:27 高松駅 （定刻どおり)
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8/18
●高松から剣山（見ノ越登山口）へ
　■ レンタカー（日産レンタカー）　8:30 高松駅 → 11:00 見ノ越登山口
　　※レンタカーは8時から。店舗小さく一組ずつの案内。
　　　お急ぎの方は開店前に並ぶがよいかと思います。
●見ノ越登山口からへ道後温泉へ
　■レンタカー 16:00 見ノ越登山口 → 19:30 道後温泉

コース状況／危険箇所等

危険個所なし。
両剱神社から「古剱・鶴の舞」分岐までの区間が一方通行。
※キレンゲショウマを見に行くため、「古剱・鶴の舞」分岐から反時計回りに一周することに。

その他周辺情報

バッジ：見ノ越登山口売店と剣山頂上ヒュッテにて販売
トイレ：見ノ越登山口リフト乗り場、リフト西島駅、剣山頂上ヒュッテ
宿泊：道後温泉八千代
　　　　全客室に道後温泉掛け流し露天風呂完備。朝食夕食客室。料理すごくおいしい。

写真

8/18 7:31

昨年のサンライズ出雲に引き続き、今年はサンライズ瀬戸にて四国にやってきました。百名山の剣山と石鎚山を踏破する計画。

8/17 22:21

往路はB寝台シングルを2部屋。なんと、この車両の1階の部屋は全室空き状態。

8/18 7:33

高松駅はにっこり顔。まだ朝早いので暑いけどそれほどでもなく。

8/18 7:39

レンタカーは8時からで少々時間があるので、隣の「めりけんや」でうどんを食べることに。

8/18 11:28

高松駅から見ノ越登山口の駐車場まで2時間半。美馬市までは国道193号で快適だったけど、そこからの40kmが長かった…。第二駐車場の日陰になっている1階に駐車。トイレはここに無く、第一駐車場横のリフト乗り場までちょっと歩きます。

8/18 10:59

途中売店でバッジを購入。剣山山頂ヒュッテにも売ってます。

8/18 11:30

剣神社の階段下が登山口に。標高1,400mほどだけど暑い。

8/18 11:32

階段を登り神社にてご挨拶。

8/18 11:33

神社を正面に見て右手に登山道。

8/18 11:36

そこそこ斜度のある登りが続く。

8/18 11:40

途中リフトの下をくぐることに。だれも乗ってないなぁ。

8/18 11:59

森を抜けて視界が広がってきた。太陽の下に出ると暑いなぁ。

8/18 12:03

視界が開けてすぐにリフト西島駅に到着。リフトから降りて来る人がちらほら。トイレあります。

8/18 12:07

西島駅から山頂目指して急な階段が続く。山頂まで最短距離のコースタイムで50分ほど。標高差は200mちょいなので、リフト利用でここから観光で山頂まで行くのも全然ありな感じ。

8/18 12:16

標高差90mほど登り、刀掛の松に到着。奥の緑の松が刀掛の松ではなく、枯死して二つに折れて倒れている白骨樹が刀掛の松とのこと。

8/18 12:16

刀掛の松を横切ると三方向に分かれた分岐に。真ん中が最短距離で山頂に向かうことが出来る。ここは天然記念物のキレンゲショウマを見に左の両剱神社方面へ。

8/18 12:17

両剱神社から「古剱・鶴の舞」分岐までの区間が一方通行との案内が。安全確保とトラブル軽減のためとのこと。

8/18 12:18

カニコウモリ

8/18 12:18

シコクブシ（トリカブト）

8/18 12:22

シコクフウロ

8/18 12:23

刀掛の松から200m弱進むと分岐に。ここから一方通行で右側の道へ。

8/18 12:23

なるほど。道は狭く崩れやすいので安全確保のため一方通行であることに納得です。

8/18 12:27

鶴の舞への分岐に到着。

8/18 12:53

分岐から20mほどの場所に岩が。この岩の上で鶴が舞うのかな。

8/18 12:32

先へ進み、不動の岩屋の分岐を通過して、行場に到着。細い岩の間に鎖が伸びている。これは勝手に登っていいのかな？やめときます。

8/18 12:37

両剱神社に到着。

8/18 12:37

そこから先は、急な下り道。下った分登り返すの大変だなぁと思いながら下ることに。

8/18 12:40

下りきって登り返し始め。キレンゲショウマを求めてキョロキョロしながら登ったので、全くしんどいと思わず。群生地なのに全然見当たらない…。

8/18 12:41

だいぶ登り返してやっとキレンゲショウマに出会えました。見ごろは過ぎたみたい。

8/18 12:41

8/18 12:42

オタカラコウ

8/18 12:45

キレンゲショウマ

8/18 12:50

「古剱・鶴の舞」分岐に戻って来た。

8/18 12:58

一度歩いた一方通行の道を再び進み、行場手前の不動の岩屋分岐から山頂目指して進む。

8/18 12:58

不動の岩屋。ここでもキレンゲショウマを見ることができました。

8/18 13:00

岩屋の横から標高差100mほどの急登が続く。森の中で日差しがないので助かるなぁ。

8/18 13:11

視界が開け、山頂ヒュッテが目前に。

8/18 13:14

剣山本宮の鳥居をくぐり、

8/18 13:24

剣山本宮に到着。

8/18 13:15

すぐ横に剣山山頂ヒュッテ。

8/18 13:21

ここからいい景色が広がっていた。街なんて見えない。山深いなぁ。

8/18 13:27

山頂目指して笹が生い茂る緑のいっぱいの中、木道を進む。広々として気持ちいい。

8/18 13:30

そして剣山山頂に到着。奥にはずーっと山が続き、四国の山の奥深さがうかがい知れる。

8/18 13:31

山頂の先には次郎笈が。今日はあそこまで行く計画。その前にすぐそこのベンチでお昼ごはんのパンを食べることに。

8/18 13:39

パンを食べた後山頂部を歩いてみる。真っ青な空の下に緩やかに広がる緑。

8/18 13:48

次郎笈に向けて出発。

8/18 13:56

次郎笈へと続く道を歩くのは、剣山にを踏破したご褒美か。

8/18 13:59

こんな天気が良い日に、こんな素晴らしい道を歩けるなんて。

8/18 14:02

振り返って剣山。

8/18 14:03

緑の山頂へ向けて登り返す。標高差100m以上登り返すけど、進めば進むほど次郎笈が大きくなっていい感じ。

8/18 14:06

剣さんは離れるたびに美しくなっていく。

8/18 14:19

登り返しが終わり、次郎笈が目前に。

8/18 14:20

ここからの剣山、いいなぁ。ただただ、いいなぁ、と口にしてしまう。

8/18 14:22

次郎笈（じろうぎゅう）に到着。

8/18 14:23

次郎笈山頂からの剣山。

8/18 14:28

次郎笈から南側。ずっと山が続いてる。

8/18 14:32

帰り道はどんどん近づく剣山を楽しめてこれまた最高。

8/18 14:36

タカネオトギリ

8/18 14:45

登り返し。このまま山頂に戻ってもいいんだけど、そんなに時間が残されていない…。

8/18 14:46

二度見展望、大剣神社方面に向かうため、分岐を左に。

8/18 14:47

笹に囲まれてトラバース。こんな感じも好き。

8/18 14:50

二度見展望に到着。あやうくスルーして左に降りて行くところだった…。

8/18 14:51

二度見展望から次郎笈。登山中はここで見るのが最後かな。

8/18 14:52

前方に巨岩が見えてきた。

8/18 14:56

高さ50もある大剣神社の御神体。

8/18 14:58

分岐に到着。大剣神社方面の右側を登って行く。

8/18 14:59

登り始めてすぐの場所。巨岩の下にある名水百選「剣山御神水」（つるぎさんおしきみず）。いただきました。

8/18 15:04

剣山御神水によって清められ、御神体の横を登っていく。おなかタプタプ、飲み過ぎた…。

8/18 15:06

大剣神社に到着。

8/18 15:06

大剣神社を後にして下って行く。途中山頂に登って行く分岐にたどり着くが、いずれも左の下る方へ。

8/18 15:08

ここも左へ。分岐には道標があり、西島駅方向は一目稜線なので迷うことなく下ることができる。

8/18 15:13

ここも下る方の左へ。

8/18 15:15

西島駅に戻って来た。ここからは登って来た道を戻ることに。

8/18 15:18

途中分岐があって、右から登って来たので左から帰ることに。

8/18 15:19

太鼓くぐり。

8/18 15:22

下りの道はこんな感じの森の中の道が続く。

8/18 15:30

祖谷川源流の谷。

8/18 15:41

無事登山口に戻って来た。目の前の売店で早速コーラを買ってしまった。御神水で清められたばかりなのに…。

8/18 22:19

3時間半かけて道後温泉へ。夕食後、道後温泉本館まで歩いてみた。おおー、ブラタモリで見たやつだ。

撮影機器：

FinePix F100fd FUJIFILM

SO-01G Sony

DSC-RX0 SONY

感想

しろたんきゅ

　昨年のサインライズ出雲で行く「大山・三瓶山」の旅に引き続き、今年はサンライズ瀬戸で行く「剣山・石鎚山」を実行しました。計画を立てたのは2週間前。このご時世、サンライズなら個室だからいいなぁ、でも切符取れるのかな？と思いながらJTBに行ってみると、余裕で切符が取れ、宿も目を付けたいい感じのところが取れてしまいました。しかもGoToトラベル対象。えっ？と思うくらい安くて驚きでした。
　剣山へはレンタカーで2時間半。山道では道幅は狭くなるところはありましたが、すぐにすれ違い余裕な道幅に戻るし、ずっとアスファルト道なので問題はありません。ただ距離があるので時間がかかって大変。
　剣山の登山はリフトを使えばコースタイム50分で登れるやさしい山で、観光の方も多かったです。リフトを使わなくてもそれほど大変ではない印象でした。山頂直行だと、あっという間に終わってしまうので、キレンゲショウマを見に周回したり、次郎笈へ足を伸ばせば、いっぱい歩くことができます。
　次郎笈へと続く道はかなりおすすめです。コースタイムで片道1時間ほどで、登り返しがありますが、歩いている間ずっと素晴らし景色い囲まれ、大きく近づいていく次郎笈と離れていく剣山の変化を楽しむことができます。また、登った山を少し離れた所から見るのって最高だなぁと思わせてくれるので、天気が良く、時間と体力があったら是非行ってみてほしいです。