2020年夏、マイナーな立山御山谷（遡行）と雄山

2020年08月14日(金) ~ 2020年08月16日(日)

• GPS: 50:06
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,846m
• 下り: 834m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 0:01
• 合計: 7:34

距離 5.3km 登り 491m 下り 264m

8:26 黒部ダム
8:32 黒部湖駅
8:52 8:53 ロッジくろよん
16:00 宿泊地 1700ｍ付近

2日目

• 山行: 8:16
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:16

距離 3.8km 登り 974m 下り 3m

8:42 宿泊地
16:58 一の越山荘

3日目

• 山行: 2:39
• 休憩: 0:10
• 合計: 2:49

距離 3.3km 登り 309m 下り 579m

7:39 一の越山荘
8:35 8:44 雄山
9:39 9:40 一の越山荘
10:28 室堂

溯行は時々竿を出しながら、ユックリ登りました。

天候

晴れ・くもり・ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢の有料駐車場に駐車（24時間1000円）。午前3時過ぎで、登山者用駐車場（無料）には、空きはほぼ無し。深夜に強引に駐車するわけにはいかず、有料駐車場を利用しました。

往路）関電トンネル電気バス
福利）立山トンネルトロリーバス、立山ロープウェイ、黒部ケーブルカー、関電トンネル電気バス

コース状況／危険箇所等

御山谷の情報はネット上にもあまりないです。出合からツメまで、ロープを使う滝は無し。水量は多くて、水温は冷たい。増水時は渡渉等に注意が必要。赤布や踏み跡などの人工物はほとんど無し。釣り師の入渓は1500m位までっぽい。
2000m付近に雪渓が一部残っていた。積雪量が多い歳は、やっかいかもしれない。
ビバーク適地は、1600m〜奥の二股まで数カ所ある。

その他周辺情報

大町温泉郷の薬師の湯を利用。お盆時期だがすいていました。

写真

8/14 6:22

扇沢、激バレです

8/14 7:15

チケット、激混みです。6時で行列できていました。

8/14 7:56

乗場はガラガラです

8/14 7:58

電気バスになっていました

8/14 8:20

黒部湖と夏空

8/14 8:48

湖畔を歩きます

8/14 8:57

タンボ沢を橋で通過

8/14 9:46

御山谷出合。一人エサ釣り師がいましたが、先に行かせていただきました。

8/14 10:43

入渓して1時間程度。水が冷たい。

8/14 11:25

綺麗な小滝はありますが、滝は無し。

8/14 13:25

大きくてもこれくらい。

8/14 14:43

14時を過ぎて、ちょっと雲が出てきました。

8/14 17:55

赤沢岳が正面。1700m付近、左岸でビバーク。

8/15 6:20

翌朝は、稜線方向に嫌な雲が。電話が通じたので、家族に雨雲レーダーをみてもらい、溯行続行としました。

8/15 8:05

良い感じなんですがね。

8/15 8:08

途中、ビバーク適地は数カ所ありましたが、全て小型です。

8/15 8:53

岩登りの区間もありますが、片手で登れます。

8/15 10:06

雪が多いとこのあたりにも雪渓があるそうです

8/15 11:17

ゴーロ帯です

8/15 12:00

左俣には滝が見えます

8/15 12:00

奥の二股は右俣へ。どんどん高度を上げます。

8/15 12:29

水が冷たいと思ったら、雪渓が見えました。

8/15 12:46

コンデンスミルクでかき氷！

8/15 12:49

この雪渓は、標高2000m付近です。

8/15 13:01

最後の二股は、水流が少ない右俣へ。

8/15 13:09

傾斜がどんどん急になります。

8/15 14:33

正面は龍王岳か？

8/15 14:55

灌木の藪区間になります

8/15 14:57

登山道が見える

8/15 15:05

藪は100m位ですが、けっこう濃い。

8/15 15:38

カール地形になると、お花畑です。

8/15 16:08

ガスのなか、登山道目指して登ります。晴れていたら景色は良いけど、灼熱地獄だったかも。

8/15 16:26

標高2600m付近で登山道と合流。そして雷鳥と遭遇。

8/15 16:34

既に帰りのケーブルカーは終了しているので、一ノ越山荘へ向かう。あと100mの登り。

8/15 17:40

お盆の時期なのに、小屋宿泊者は10名でした。

8/16 6:43

3日目、ガス。

8/16 7:40

ガスの中、荷物をデポして雄山へ。

8/16 8:13

結構急斜面ですが、上り下りのルートが分離されていて、登りやすい。

8/16 8:25

残念。

8/16 8:30

雄山山頂です

8/16 8:41

お祓いも中止とのことでした。

8/16 9:02

下山しだすと、晴れるのはいつものこと。

8/16 9:17

昨日登った御山谷を望む。

8/16 9:24

小屋前も混んできました。

8/16 10:05

黒部平への下山はやめて、室堂への楽々ルート。途中に雪渓ありました。

8/16 10:12

雷鳥平もガラガラのようです。

8/16 10:38

立山トロリーバスもガラガラ。

8/16 10:53

黒部平から黒部湖を望む。

8/16 11:47

2年前もあった、バランスされた大木の根。

8/16 11:50

ここは必ず立ち寄ります。

8/16 12:18

室堂のトロリーバスの電線は撤去されています。

8/16 12:33

いつも通り、ハサイダーで乾杯。

撮影機器：

SC-03L samsung

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル シェルター ナイフ カメラ ロープ ハーネス ヘルメット ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング 渓流シューズ フローティングロープ

感想

k2saka

コロナ禍の2020年夏。マイナーな御山谷で一泊溯行と、雄山参りをしてきました。

天候は問題無し。御山谷は滝はないけど、雪渓が残り水が冷たかったです。岩魚もテンカラのドライフライには食いつきません。夕食はイワナではなく、イワシの缶詰を食べました。

マイナーにはマイナーの理由があることを理解しました。ただし、ツメ上がりはカール地形のお花畑で絶景です。息子はあいかわらず「花なんで知らねー」状態なので、感動薄でしたが。。。
曇っていたので暑くも無く、寒くもなくちょうどよかったです。