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Yamareco

記録ID: 2530356
全員に公開
トレイルラン
近畿

真夏の小辺路・中辺路トレイルジャーニー

2020年08月25日(火) ~ 2020年08月26日(水)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
86.9km
登り
6,210m
下り
6,685m

コースタイム

1日目
山行
19:50
休憩
0:50
合計
20:40
12:10
10
12:20
40
13:00
40
13:40
60
14:40
80
16:00
80
17:20
90
18:50
110
20:40
120
22:40
0
果無峠
0:40
0
熊野本宮大社
0:20
210
小雲取越登山口
3:50
40
百問ぐら
4:30
5:00
30
小和瀬の渡し場跡
5:30
5:40
80
大雲取登山口
7:00
50
越前峠
7:50
8:00
150
地蔵茶屋跡
10:30
天候 晴れのち曇り、時々小雨
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:難波〜(特急こうや)〜極楽橋〜(ケーブルカー+バス)高野山
復路:熊野那智大社〜(バス)〜紀伊勝浦〜(特急くろしお)〜天王寺
コース状況/
危険箇所等
危険個所は特に無いものの、熊野古道特有の石畳は、濡れていると滑るので注意が必要。
今回の荷物。出来るだけ固形物を多めに用意。更に、ここ最近、クマによる獣害事件が各地で頻発しているため、荷物になるがクマよけスプレーも用意。有効期限が1年前に切れていたが、お守りとして持って行った。
2020年08月24日 22:39撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/24 22:39
今回の荷物。出来るだけ固形物を多めに用意。更に、ここ最近、クマによる獣害事件が各地で頻発しているため、荷物になるがクマよけスプレーも用意。有効期限が1年前に切れていたが、お守りとして持って行った。
南海極楽橋駅到着。特急こうやと高野線トロッコ列車の2トップが並ぶ。
2020年08月25日 11:27撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 11:27
南海極楽橋駅到着。特急こうやと高野線トロッコ列車の2トップが並ぶ。
麓より、幾分涼しかった高野山にて準備を整え出発。
2020年08月25日 12:10撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 12:10
麓より、幾分涼しかった高野山にて準備を整え出発。
小辺路の旅スタート。
2020年08月25日 12:12撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 12:12
小辺路の旅スタート。
しばらくはダブルトラックの林道を進む。
2020年08月25日 12:28撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 12:28
しばらくはダブルトラックの林道を進む。
3km走って薄峠到着。
2020年08月25日 12:40撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 12:40
3km走って薄峠到着。
薄峠からは気持ちの良いシングルトラックを下る。
2020年08月25日 12:44撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 12:44
薄峠からは気持ちの良いシングルトラックを下る。
トレイルを下りきり、御殿川を渡る。
2020年08月25日 12:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 12:57
トレイルを下りきり、御殿川を渡る。
前回、6月に通った時に比べ、水量が少なかった。
2020年08月25日 12:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 12:57
前回、6月に通った時に比べ、水量が少なかった。
大滝の集落に到着。相変わらず人気がない。
2020年08月25日 13:06撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 13:06
大滝の集落に到着。相変わらず人気がない。
ハイカー用にトイレもあり。
2020年08月25日 13:06撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 13:06
ハイカー用にトイレもあり。
休憩場所にある看板。
2020年08月25日 13:07撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 13:07
休憩場所にある看板。
スタートから5km。目指す那智はまだ先。
2020年08月25日 13:07撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 13:07
スタートから5km。目指す那智はまだ先。
7km過ぎで高野龍神スカイラインと合流。
2020年08月25日 13:25撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 13:25
7km過ぎで高野龍神スカイラインと合流。
2km弱、ロードを走ってトレイル入口に合流。
2020年08月25日 13:37撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 13:37
2km弱、ロードを走ってトレイル入口に合流。
野迫川村にあるクマ注意の看板。今回はちゃんと熊鈴にスプレーも持参したので、大丈夫。
2020年08月25日 13:37撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 13:37
野迫川村にあるクマ注意の看板。今回はちゃんと熊鈴にスプレーも持参したので、大丈夫。
林道途中にある東屋。
2020年08月25日 13:59撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 13:59
林道途中にある東屋。
東屋からの眺望は、う〜ん、イマイチ?
2020年08月25日 13:59撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 13:59
東屋からの眺望は、う〜ん、イマイチ?
林道とトレイルを交互に繰り返しながら標高を下げていく。
2020年08月25日 14:09撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 14:09
林道とトレイルを交互に繰り返しながら標高を下げていく。
大股の集落に到着。左に見えるトイレはなんとウォシュレット付き。山奥とは思えない綺麗な設備。
2020年08月25日 14:33撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 14:33
大股の集落に到着。左に見えるトイレはなんとウォシュレット付き。山奥とは思えない綺麗な設備。
前回、自販機の飲み物はお茶とコーヒー以外、売り切れだったが、今回は補充がされていた。ペプシとカロリーメイトで一息つく。
2020年08月25日 14:36撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 14:36
前回、自販機の飲み物はお茶とコーヒー以外、売り切れだったが、今回は補充がされていた。ペプシとカロリーメイトで一息つく。
川の水が綺麗で、思わずドボンしたくなった・・・後ろ髪惹かれる思いで、最高峰の伯母子岳を目指す。
2020年08月25日 14:40撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 14:40
川の水が綺麗で、思わずドボンしたくなった・・・後ろ髪惹かれる思いで、最高峰の伯母子岳を目指す。
伯母子岳への登り口。
2020年08月25日 14:46撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 14:46
伯母子岳への登り口。
無人小屋。中はとても綺麗だった。
2020年08月25日 15:11撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 15:11
無人小屋。中はとても綺麗だった。
伯母子岳へ続く気持ちの良いシングルトラック
2020年08月25日 15:36撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 15:36
伯母子岳へ続く気持ちの良いシングルトラック
伯母子峠と伯母子岳の分岐点。小辺路は伯母子岳をトラバースするが、峠へ続く道は閉鎖されていた。
2020年08月25日 15:48撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 15:48
伯母子峠と伯母子岳の分岐点。小辺路は伯母子岳をトラバースするが、峠へ続く道は閉鎖されていた。
伯母子岳到着。前回は夜&暴風で何も見えなかったが、今回は明るい時間に到着。先ほどまで晴れていたのに、雲が低く垂れこめていて、眺望はイマイチだった。
2020年08月25日 15:59撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 15:59
伯母子岳到着。前回は夜&暴風で何も見えなかったが、今回は明るい時間に到着。先ほどまで晴れていたのに、雲が低く垂れこめていて、眺望はイマイチだった。
伯母子岳から高野山方面を望む。
2020年08月25日 15:59撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 15:59
伯母子岳から高野山方面を望む。
伯母子岳への迂回路との合流点。右のルートが峠へ続く道だが閉鎖されていた。6月に通った時は閉鎖されていなかったのだが・・・。
2020年08月25日 16:12撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 16:12
伯母子岳への迂回路との合流点。右のルートが峠へ続く道だが閉鎖されていた。6月に通った時は閉鎖されていなかったのだが・・・。
伯母子岳からの下りルートは快適に走れるシングルトラック。
2020年08月25日 16:16撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 16:16
伯母子岳からの下りルートは快適に走れるシングルトラック。
伯母子岳登山口に出てきた。
2020年08月25日 17:11撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 17:11
伯母子岳登山口に出てきた。
恐らく、三浦の集落唯一の自販機。前回、訪れた時に運よく発見していた。今回もありがたく利用させてもらう。
2020年08月25日 17:19撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 17:19
恐らく、三浦の集落唯一の自販機。前回、訪れた時に運よく発見していた。今回もありがたく利用させてもらう。
豪華、ペットボトル3本買い!
2020年08月25日 17:23撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 17:23
豪華、ペットボトル3本買い!
吊り橋を渡って三浦峠へ。標高差700mをひたすら登る。
2020年08月25日 17:34撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 17:34
吊り橋を渡って三浦峠へ。標高差700mをひたすら登る。
旧吉村家跡に残る防風林の杉。不思議な姿と大きさに感動。
2020年08月25日 17:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 17:51
旧吉村家跡に残る防風林の杉。不思議な姿と大きさに感動。
三浦峠途上の水場、かろうじて補給できる水量があった。
2020年08月25日 18:13撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 18:13
三浦峠途上の水場、かろうじて補給できる水量があった。
長い登り坂の途中から伯母子岳方面を望む。
2020年08月25日 18:29撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 18:29
長い登り坂の途中から伯母子岳方面を望む。
三浦峠到着。東屋には野宿中のハイカーが。大阪和泉在住のアメリカ人だった。話が盛り上がって、僅かな時間、楽しいひと時を過ごした。
2020年08月25日 18:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 18:51
三浦峠到着。東屋には野宿中のハイカーが。大阪和泉在住のアメリカ人だった。話が盛り上がって、僅かな時間、楽しいひと時を過ごした。
三浦峠を下り切る。
2020年08月25日 19:37撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 19:37
三浦峠を下り切る。
三浦峠からは8kmの長いロード区間。硬いアスファルトが足に堪える。自販機でエネルギー補給。
2020年08月25日 20:00撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 20:00
三浦峠からは8kmの長いロード区間。硬いアスファルトが足に堪える。自販機でエネルギー補給。
昴の郷に到着。
2020年08月25日 20:41撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 20:41
昴の郷に到着。
小辺路の核心部である果無峠に取り掛かる前に、補給をして整える。
2020年08月25日 20:47撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 20:47
小辺路の核心部である果無峠に取り掛かる前に、補給をして整える。
柳本の吊り橋を渡って、いざ果無峠へ。標高差900mを登る。
2020年08月25日 21:10撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 21:10
柳本の吊り橋を渡って、いざ果無峠へ。標高差900mを登る。
果無集落。何も見えない・・・
2020年08月25日 21:33撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 21:33
果無集落。何も見えない・・・
前回同様、十津川村のホームページから拝借。明るいとこんな感じ。
2009年04月05日 17:29撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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4/5 17:29
前回同様、十津川村のホームページから拝借。明るいとこんな感じ。
峠1km手前にある観音堂。
2020年08月25日 22:18撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 22:18
峠1km手前にある観音堂。
ここの水場も枯れてはおらず、十分に出ていた。水は十分あるので、補給せずに先に進む。
2020年08月25日 22:18撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 22:18
ここの水場も枯れてはおらず、十分に出ていた。水は十分あるので、補給せずに先に進む。
長かった果無峠にようやく到着。下り道は伯母子岳や三浦峠とは違い、ガレ場、岩場があるため慎重に下る。
2020年08月25日 22:38撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 22:38
長かった果無峠にようやく到着。下り道は伯母子岳や三浦峠とは違い、ガレ場、岩場があるため慎重に下る。
麓までようやく降りてきた。
2020年08月25日 23:31撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 23:31
麓までようやく降りてきた。
国道168号と合流。しばらくロードを走る。
2020年08月25日 23:38撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 23:38
国道168号と合流。しばらくロードを走る。
道の駅、くまのに到着。前回はここで夜明けを迎えたが、今回はまだ暗い。
2020年08月25日 23:50撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 23:50
道の駅、くまのに到着。前回はここで夜明けを迎えたが、今回はまだ暗い。
未知の駅を過ぎて、再び国道を離れてトレイルに入る。
2020年08月26日 00:02撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 0:02
未知の駅を過ぎて、再び国道を離れてトレイルに入る。
熊野本宮大社到着!
2020年08月26日 00:36撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 0:36
熊野本宮大社到着!
本宮本殿ですが・・・暗すぎて何も写っていない・・・
2020年08月26日 00:40撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 0:40
本宮本殿ですが・・・暗すぎて何も写っていない・・・
本宮の集落。時刻は深夜1時前。当たり前だが人気はない。
2020年08月26日 00:44撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 0:44
本宮の集落。時刻は深夜1時前。当たり前だが人気はない。
大斎原の大鳥居を映しましたが、暗すぎて何も写っていない・・・
2020年08月26日 01:11撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 1:11
大斎原の大鳥居を映しましたが、暗すぎて何も写っていない・・・
熊野本宮から3kmのロードを走って中辺路、小雲取越の入口に到着。ロードのランが地味に疲れた。
2020年08月26日 01:56撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 1:56
熊野本宮から3kmのロードを走って中辺路、小雲取越の入口に到着。ロードのランが地味に疲れた。
この山越え(小雲取越)最高峰、百里阿蘚着。今までの山越えに比べ、標高500mと楽な道のはずなのに、呼吸が乱れ、動悸がして力が入らず、通過に思いのほか時間がかかってしまった。
2020年08月26日 03:15撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 3:15
この山越え(小雲取越)最高峰、百里阿蘚着。今までの山越えに比べ、標高500mと楽な道のはずなのに、呼吸が乱れ、動悸がして力が入らず、通過に思いのほか時間がかかってしまった。
思いのほか手こずった小雲取越を抜けて上長井の集落に到着。
2020年08月26日 04:29撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 4:29
思いのほか手こずった小雲取越を抜けて上長井の集落に到着。
自販機、トイレ、東屋があり、有り難く利用させていただく。
ここまで来て、思いのほか消耗してしまい、長めに休憩を取った。
2020年08月26日 04:54撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 4:54
自販機、トイレ、東屋があり、有り難く利用させていただく。
ここまで来て、思いのほか消耗してしまい、長めに休憩を取った。
すっかり夜が明けた中、最後の山越え標高差800mの大雲取越の登山口に取り付く。
2020年08月26日 05:31撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 5:31
すっかり夜が明けた中、最後の山越え標高差800mの大雲取越の登山口に取り付く。
トレイルは石畳の急こう配。延々と登りが続く。
2020年08月26日 05:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 5:51
トレイルは石畳の急こう配。延々と登りが続く。
登山口から2kmほど上がったところにある東屋。水道が引いてあり、水が飲めた。
2020年08月26日 06:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 6:03
登山口から2kmほど上がったところにある東屋。水道が引いてあり、水が飲めた。
大雲取越の最高峰、越前峠にようやく到着。越前峠手前の胴切坂は斜度がキツイうえ、石畳、丸太の登りが延々と続き、今回1番しんどかったパートとなった。
2020年08月26日 07:06撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 7:06
大雲取越の最高峰、越前峠にようやく到着。越前峠手前の胴切坂は斜度がキツイうえ、石畳、丸太の登りが延々と続き、今回1番しんどかったパートとなった。
石倉峠への道は封鎖されており、迂回路を通る羽目に。プラス3km余分に歩かされることに激しく落ち込む・・・
2020年08月26日 07:19撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 7:19
石倉峠への道は封鎖されており、迂回路を通る羽目に。プラス3km余分に歩かされることに激しく落ち込む・・・
通行止めだった石倉峠への道の反対側口。
2020年08月26日 07:54撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 7:54
通行止めだった石倉峠への道の反対側口。
地蔵茶屋後の休憩所。有り難いことにトイレ、東屋、さらに思いがけず、自販機もあり。まさにオアシス。
2020年08月26日 07:55撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 7:55
地蔵茶屋後の休憩所。有り難いことにトイレ、東屋、さらに思いがけず、自販機もあり。まさにオアシス。
熊野那智大社まであと8.5km・・・まだ、遠い。
2020年08月26日 08:10撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 8:10
熊野那智大社まであと8.5km・・・まだ、遠い。
地蔵茶屋後から1.5kmほどはロードが続く。その後はトレイル、ロードと交互に続いた。
2020年08月26日 08:29撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 8:29
地蔵茶屋後から1.5kmほどはロードが続く。その後はトレイル、ロードと交互に続いた。
熊野古道らしい石畳。しかし、表面は滑るし、硬くて足が痛くなる。昔の人は平気だったのかな?
2020年08月26日 09:32撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 9:32
熊野古道らしい石畳。しかし、表面は滑るし、硬くて足が痛くなる。昔の人は平気だったのかな?
地蔵茶屋後から500m間隔で立っていた石の道標。那智大社まで、あと7km、あと6.5km!と、ゴールが近づいていることを励みにして頑張って歩いた。
2020年08月26日 09:38撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 9:38
地蔵茶屋後から500m間隔で立っていた石の道標。那智大社まで、あと7km、あと6.5km!と、ゴールが近づいていることを励みにして頑張って歩いた。
山道を抜けると・・・
2020年08月26日 10:01撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 10:01
山道を抜けると・・・
突然、開けた場所が現れた。那智高原とのこと。人気のない、山の上にアスレチックや広々とした芝生など、唐突感が半端なかった。
2020年08月26日 10:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/26 10:03
突然、開けた場所が現れた。那智高原とのこと。人気のない、山の上にアスレチックや広々とした芝生など、唐突感が半端なかった。
熊野那智大社到着!
2020年08月26日 10:29撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 10:29
熊野那智大社到着!
那智滝にて。今年の夏も暑かったが、よい思い出となりました!
2020年08月26日 11:23撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 11:23
那智滝にて。今年の夏も暑かったが、よい思い出となりました!

感想

熊野古道 小辺路・中辺路 高野山〜熊野本宮大社〜熊野那智大社をトレランしてきた。

8月第4週、3年ぶりに関東の実家に帰省するため5連休を取得。
しかし、7月末からコロナ陽性者がにわかに増えだし、帰省が怪しくなってきた。8月に入っても、収束する兆しが見えないため、実家の両親に万が一、感染させたら大変なので、帰省は諦めることに。
予定がなくなった連休をどう過ごそうか、大いに迷った。

せっかくの連休なのでロングトレイルに行こうと早くから決めていた。
しかし、その行先が、出発当日の1日前まで決まらなかった。
候補になっていたのは次の3つ。
‖臺奥駈道(吉野〜熊野本宮大社)
▲Ε襯肇薀瀬ぅ筌皀鵐疋肇譽ぅ襦米鷯綮魁遡┯園)
小辺路・中辺路(高野山〜熊野本宮〜熊野那智大社)

,狼酣も挑戦した修験の道。候補としては1番だった。しかし、ネットで大峯登山のレコを読むと、多くの水場が枯れているとの情報あり。確認できただけでも、深仙の宿、深仙のテン場、行者還が補給不可能となっていた。
昨年の夏、飢えと渇きに苦しみながらも何とか完歩できたのは、楊枝の宿の水場以外で、水をしっかり補給できたからだ。
それを考えると、今年の夏は状況が悪そうなため、あきらめた。

△發い困譴歪戦してみたいと思っているルート。ダイトレは近場なので、5連休でなくても、週末の連休で挑戦可能と判断した。それに8月1日に、既に二上山から滝畑まで走っていたので、今回はスキップすることに。

で、残ったのが。小辺路は6月に完歩していた。ただ、伯母子岳から本宮までは夜パートだったこともあり、景色は見ることができなかった。それに、熊野那智大社はいつかは行ってみたいと思っていたが、なかなか行く機会に恵まれなかった。

と、言うわけで今回は小辺路・中辺路(高野山〜熊野本宮〜熊野那智大社)に決定!
前回は高野山〜熊野本宮大社約60kmを12時間強で走った。
熊野本宮〜那智大社までは約40kmなのでプラス8時間。トータル20時間ほどでゴールできるだろうと見積もった。しかし、この見積もりは甘かったと、後で思い知らされる・・・

8月25日(火)始発で生駒の自宅を出発しようと考えていたが、なんと寝坊して起きられず。早朝から家に居ないと思っていた奥さんから「あら、まだいたの」と言われる始末。
慌てても仕方ないので、朝のラッシュ時間をさけるため、9時過ぎに自宅を発ち、近鉄、南海と乗り継いで、昼過ぎに高野山に到着した。

標高がすでに800mある高野山は、麓の街に比べて気温が低く過ごしやすかった。それでも、夏の日差しはきつかった。

交差点角のベンチで準備を整え、12時12分出発。小辺路の旅がスタートした。

6月に小辺路を走っているため、しばらくは迷うことなく順調に進む。

野迫川村に入ると、クマ注意の看板がいたるところに貼り出してあった。
前回は、クマ対策を何もしておらず、看板を見てビビッてしまった。
7月・8月に入って、日本各地でクマによる獣害事件も発生している。
今回はamazonでクマよけスプレーを購入していた。
しかし、出発日当日までに商品を受け取れていなかったのだ。何のためにクリックしたのやら。
仕方なく、1年前に使用期限が切れていた重たいスプレーを持参していた。
念のため、出発前に屋外で噴射していたら、勢いよく噴射したのを確認した上で、持参していた。

前回は暗闇と霧に覆われ、通過に時間がかかった伯母子岳も順調に通過。
三浦の集落に下りて、自販機でジュースを補給し、次なるピーク、三浦峠を目指す。

この辺りにきて、靴擦れが発生。
今回、使用したのはスポルティバのAKYRA。
5月のASO ROUND TRAIL用に購入したのだが、レースが中止になって、使わずにしまってあったものを、引っ張り出したのだ。
前日に慣らしランをして問題なかったので、今回、使用した。
しかし、履いていた靴下の足首の高さが低かったせいか、ベロの端が足首にあたって擦り剥けてしまったのだ。持ってきた絆創膏を貼るが、その後、何度も剥がれては取り換えるを繰り返す羽目になってしまった。

麓から1時間30分ほどで三浦峠到着。
峠の東屋で野宿をしているハイカーに遭遇。
話をすると、大阪和泉市在住のアメリカ人との事。あまりに日本語が流暢だったので、気づかなかった。

聞けば、熊野古道に魅了され、これまで、大峯奥駈道も含め6回も歩きに来ているとの事。2週間前にも小辺路を歩いたと聞いてビックリ!

「どうして熊野古道をそんなに沢山歩きにくるの?」
との問いかけに、
「熊野古道は落ち着くから」とのこと。
彼も那智大社を目指しているとの事。
自分も一晩かけて那智大社を目指していることを伝えると、物凄く感心されてしまった。
お互い通じるものがあって、会話は尽きなかったが、周囲は暗くなりはじめ、互いの旅の無事を願って別れた。

三浦峠の走りやすい下り道を快調に飛ばし、1時間程で麓に下りる。
ここからは8kmのロード区間。硬いアスファルトは足が痛くなるし、トレイルを走っているときより長く感じて、少々、退屈だった。

長いロードパートを走り切り、昴の郷に到着。水分補給に栄養補給をする。
前回、ジェルばかり飲んでいたので、果無峠の登りではハンガーノックに苦しんだ。
今回は固形物を多く持ってきていたが、長時間のランを行うと、固形物を食べるのがだんだんとしんどくなる。
この辺りはどうにかならんものか。

20分ほど休憩を取って果無峠に取り付く。
前回のような空腹感に苛まれることなく、何とか登り切った。しかし、夜でも下がらない気温のためか、暑くて少々バテてしまった。
更に、この辺りから股擦れも発生。
持ってきたワセリンを何度も塗るが、一向に楽にならず、徐々に酷くなっていった。

山を下りてロードとトレイルを通過し、深夜に熊野本宮に到着。
空腹感は無いのに力が入らない。疲労か、それとも暑さのせいか。
順調だったペースが幾分、遅くなりだしてきた。

本宮で20分、休憩を取った後、3劼離蹇璽匹鯀って、次の山越えである小雲取越に取り付く。
三浦峠であったアメリカ人から「あなたの足なら、楽勝だよ」と、言われていた。
一番高いところでも500m程なので、今まで超えてきた山に比べれば簡単そうに見えた。しかし、どうもおかしい?
胸が苦しくなり、身体に力が入らない。こんなこと初めてだった。
走る力が湧かず、いつもなら走り抜けるフラットなトレイルも、だらだらと歩いていた。
「那智大社までいかず、小口の集落でドロップしようかな・・・」そんな考えが何度も頭をよぎった。

山を下り、何とか小和瀬の渡し場跡集落に到着。
自販機でジュースを買い、近くの東屋に腰を下ろして、ここから先、どうするか悩んだ・・・
あとは最後の大雲取越を越えれば、那智大社にたどり着ける。
しかし、三浦峠で出会ったアメリカ人によれば、大雲取越には「壁のような登り坂がある」らしい。
20分程、逡巡したが、「ここまで来て、那智大社に行かないのはもったいない!」と、自分を奮い立たせて、最後の山越えに取り掛かることに。

周囲はすっかり明るくなり、YAMAPで大雲取越登山口の場所を確認しながら、最後の山越えに挑んだ。

SUNNTOで現在地の標高を見たら、登山口は86mとなっていた。もっと標高の高い場所に登山口があるのかと思ったら、意外と低い。それでも標高差は800ⅿ。果無峠越えよりは幾分楽だろうと高を括っていた。
しかし、トレイルは出だしから不揃いで段差の大きい石の階段が立ちはだかる。しかも、胴切坂に至ると、斜度は厳しさを増し、登っても登っても道が平にならない。
三浦峠で出会ったアメリカ人が「壁のような登り坂」と、形用したのも、さも有りなん。

ここで、SUNNTOのバッテリーが切れそうになったので、ログを一旦停止して、ロングライフモードに切り替えた。
ログが途切れてしまうのは残念だった。
もっと早くゴールできるつもりだったが、自分の見通しの甘さが悔やまれた。

登山口から1時間30分ほどでようやく越前峠に到着。
疲労がピークに達し、下り坂も走る気力がわかず、だらだらと歩いて下った。

石倉峠に至る道は土砂崩れのため、なんと通行止め。通常のルートより3厖省に歩く迂回路を通る羽目になり、_| ̄|○と凹んだ。

原因不明の疲労感と靴連れ、股擦れ、擦り傷多数を追いながら出発から22時間。ようやく熊野那智大社に到着。
トイレで着替えて小奇麗な格好になった後、那智の滝を参拝した。
その後はバスで紀伊勝浦駅へ。駅前の丼ぶり屋でマグロ丼を賞味。あの、出川哲郎の「充電させてください」にも登場したマグロ丼を頬張る。
1500円もする高級丼だったが、あっという間に平らげた。
昼食後はJR特急くろしおで大阪天王寺へ。乗車時間3時間半もかかり、改めて、遠くまで来たことを実感した。
天王寺から近鉄に乗換え、夕方にようやく自宅に戻ったのだった。

色々なトラブルに見舞われた今回。
行動食の再考、ウェアーの選び方など、今後に向けた改善点も鮮明になった。
今回の経験を踏まえ、次回はより良い山行を目指したいと思う。

走行距離:95.8
累積標高:5,571ⅿ

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