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Yamareco

記録ID: 2532463
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根ルート+摩利支天)

2020年08月28日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
10:19
距離
20.0km
登り
2,676m
下り
2,678m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:28
休憩
0:41
合計
10:09
4:06
4:07
78
5:25
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61
6:27
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9
6:37
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3
7:13
7:15
29
7:44
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39
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5
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5
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20
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9:51
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2
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32
12:26
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12
12:38
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13:20
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54
14:15
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5
天候
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷駐車場を利用。無料。結構な台数止められそうだけど、休日はどうでしょうかね。
今回は平日だったので普通に空いてました。
今年(2020年)はコロナや土砂災害のため北沢峠のバスは長野側も山梨側も運休しているので要注意です。
コース状況/
危険箇所等
笹の平分岐までは地面が柔らかく割と歩きやすい感じです。刃渡りや梯子は全然何ともなく余裕でした。五合目跡地くらいまでは木の根も多く石も多くて地面も固くて歩きにくかったです。
そこから先は徐々に斜度もキツくなり、ちょっと厳しめ(と言っても力技でどうにかなる)鎖場などが出てきます。小屋から先は木も低くなってきて、標高が高くなってきているのが分かります。山頂手前は岩場が多かったです。摩利支天までは花崗岩のザレ場みたいな道のりで歩きにくくコースもわかりにくく迷いやすかったです。後で知ったのですが、今年は北沢峠へのバスは運休しているようで、甲斐駒の山頂にもほとんど人がいなかったようです。摩利支天までの道が整備されていなかったのもそのためかもしれません。
その他周辺情報 トイレがあるのは駐車場と七丈小屋だけです。
帰りは尾白川に浸かって足をアイシングできます。
予約できる山小屋
七丈小屋
駐車場の奥に登山道入口があり、登山届はここで出します。
まだ日の出前なので真っ暗です。
2020年08月28日 04:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 4:02
駐車場の奥に登山道入口があり、登山届はここで出します。
まだ日の出前なので真っ暗です。
現在の天皇陛下(当時皇太子)も黒戸尾根を登られたそうです。
2020年08月28日 04:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 4:07
現在の天皇陛下(当時皇太子)も黒戸尾根を登られたそうです。
夜の神社は怖いですね。
虫がやたら多いなと思ったら、虫ではなく雨粒でした。
2020年08月28日 04:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 4:08
夜の神社は怖いですね。
虫がやたら多いなと思ったら、虫ではなく雨粒でした。
真っ暗闇でヘッデンの明かりだけが頼り。はじめの方は足場はそんなに悪くないのでボーッとして下に落ちないようにだけ気をつければ大丈夫。
こんな暗闇で熊とか猪とか出てきたらもう死ぬしかないなぁ。
2020年08月28日 04:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 4:10
真っ暗闇でヘッデンの明かりだけが頼り。はじめの方は足場はそんなに悪くないのでボーッとして下に落ちないようにだけ気をつければ大丈夫。
こんな暗闇で熊とか猪とか出てきたらもう死ぬしかないなぁ。
真っ白で何も見えません。天気予報の嘘つきめ!
雨足も徐々に強まって(とは言っても霧雨が小雨になったくらい)きました。
2020年08月28日 05:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 5:18
真っ白で何も見えません。天気予報の嘘つきめ!
雨足も徐々に強まって(とは言っても霧雨が小雨になったくらい)きました。
横手登山口方面への分岐。甲斐駒ヶ岳までここから7時間??
2020年08月28日 05:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 5:25
横手登山口方面への分岐。甲斐駒ヶ岳までここから7時間??
ここが刃渡りと言われている場所。鎖もあるし普通に気をつければなんてことはないと思います。
高度感もあまり無いので怖く無いし。対向から人が来ていないかは気を付けないといけない。
2020年08月28日 06:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 6:30
ここが刃渡りと言われている場所。鎖もあるし普通に気をつければなんてことはないと思います。
高度感もあまり無いので怖く無いし。対向から人が来ていないかは気を付けないといけない。
刃渡りの後から梯子や鎖場がちょいちょい出てきます。ずっと梯子や鎖場ばかりでは無いですが、ストックはしまった方が無難かもしれません。
2020年08月28日 06:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 6:39
刃渡りの後から梯子や鎖場がちょいちょい出てきます。ずっと梯子や鎖場ばかりでは無いですが、ストックはしまった方が無難かもしれません。
刀利天狗。少し広場になってるので休憩にちょうど良いです。
2020年08月28日 06:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 6:43
刀利天狗。少し広場になってるので休憩にちょうど良いです。
せっかく登ったのに下りです。ちょっとイラつきます笑
2020年08月28日 07:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 7:08
せっかく登ったのに下りです。ちょっとイラつきます笑
この登山道にはここ以外も至る所に石像や石碑や刀剣が置いてあります。
2020年08月28日 07:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 7:12
この登山道にはここ以外も至る所に石像や石碑や刀剣が置いてあります。
ここの橋と梯子はちょっと怖かったです。
2020年08月28日 07:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 7:29
ここの橋と梯子はちょっと怖かったです。
七丈小屋。水100円、トイレ200円です。
2020年08月28日 07:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 7:44
七丈小屋。水100円、トイレ200円です。
樹林帯を抜け、低木帯になってきました。
2020年08月28日 08:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 8:08
樹林帯を抜け、低木帯になってきました。
よく写真で見る鎖場。しっかり頑丈な鎖が掛かっているので、まあ大丈夫。
2020年08月28日 08:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 8:25
よく写真で見る鎖場。しっかり頑丈な鎖が掛かっているので、まあ大丈夫。
こっちの鎖場の方が難しかった。岩が張り出してて乗り越えるのが難しい。
2020年08月28日 08:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 8:26
こっちの鎖場の方が難しかった。岩が張り出してて乗り越えるのが難しい。
二本の剣がぶっ刺さってる岩。危ないけど登ろうと思えば登れそう。
2020年08月28日 08:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 8:40
二本の剣がぶっ刺さってる岩。危ないけど登ろうと思えば登れそう。
雷鳥に会えました。天気悪いし、せめて雷鳥でも見られれば、と思っていたので良かったです。元気もらいました。
2020年08月28日 08:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 8:49
雷鳥に会えました。天気悪いし、せめて雷鳥でも見られれば、と思っていたので良かったです。元気もらいました。
かわいいねえ。人馴れしているのか、横を通り過ぎても飛んで逃げることはない。
2020年08月28日 08:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 8:50
かわいいねえ。人馴れしているのか、横を通り過ぎても飛んで逃げることはない。
この辺から傾斜もよりキツくなってきます。
2020年08月28日 08:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 8:52
この辺から傾斜もよりキツくなってきます。
駒ヶ嶽神社。なんかピークっぽいけど甲斐駒ヶ岳山頂はもうちょい先。
2020年08月28日 09:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 9:01
駒ヶ嶽神社。なんかピークっぽいけど甲斐駒ヶ岳山頂はもうちょい先。
ぞうり
2020年08月28日 09:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 9:05
ぞうり
山頂です。ガスってて何も見えません。摩利支天すら見えません。
2020年08月28日 09:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 9:05
山頂です。ガスってて何も見えません。摩利支天すら見えません。
摩利支天に向かいますが、ルートミスったのかこんな道が…
鎖もないし、岩も脆いし、落ちたら死だし流石に無理!!足がすくむ!回り道します。
2020年08月28日 09:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 9:29
摩利支天に向かいますが、ルートミスったのかこんな道が…
鎖もないし、岩も脆いし、落ちたら死だし流石に無理!!足がすくむ!回り道します。
霧のせいもあって、ルートがよくわかりません。マークがあるところはあるんですが。
まず目指すべき摩利支天がどこにあるか見えない。
2020年08月28日 09:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 9:45
霧のせいもあって、ルートがよくわかりません。マークがあるところはあるんですが。
まず目指すべき摩利支天がどこにあるか見えない。
ヤマレコのルートに載っていたところ。こんなん無理に決まってんだろ!笑
2020年08月28日 09:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 9:46
ヤマレコのルートに載っていたところ。こんなん無理に決まってんだろ!笑
摩利支天!ルート間違えたのか、石碑の裏側から来てしまった。三角点?基準点?らしきものは裏側にあるのか。
ここの手前でも雷鳥がいました。ヒナの世話をしてるっぽかったので、巣があるのかもしれません。
2020年08月28日 09:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 9:49
摩利支天!ルート間違えたのか、石碑の裏側から来てしまった。三角点?基準点?らしきものは裏側にあるのか。
ここの手前でも雷鳥がいました。ヒナの世話をしてるっぽかったので、巣があるのかもしれません。
摩利支天にはめちゃくちゃ石碑みたいなのが置いてありました。
写真では隠れちゃってますが豚の像は何を意味しているんだろうと思って調べたら、摩利支天の部下?のイノシシらしい。
2020年08月28日 09:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 9:50
摩利支天にはめちゃくちゃ石碑みたいなのが置いてありました。
写真では隠れちゃってますが豚の像は何を意味しているんだろうと思って調べたら、摩利支天の部下?のイノシシらしい。
晴れてる日なら大丈夫なのかもしれないが、こんなガスってる中で摩利支天に行くもんじゃなかった。ロープもなくなってしまったのか、目印が少ないし、整備もあまりされてないのか道が崩れかかってたりどっちに行けば良いのかわからなくなってる。
2020年08月28日 09:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 9:57
晴れてる日なら大丈夫なのかもしれないが、こんなガスってる中で摩利支天に行くもんじゃなかった。ロープもなくなってしまったのか、目印が少ないし、整備もあまりされてないのか道が崩れかかってたりどっちに行けば良いのかわからなくなってる。
永遠とこんな道で精神的にも疲れる。
道も雨でぬかるんで滑りやすい。
2020年08月28日 13:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 13:26
永遠とこんな道で精神的にも疲れる。
道も雨でぬかるんで滑りやすい。
ちょっと柔らかい感じなのでスピードを上げます。
2020年08月28日 13:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 13:42
ちょっと柔らかい感じなのでスピードを上げます。
日が昇る前に通った道。サルがいました。
2020年08月28日 13:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 13:46
日が昇る前に通った道。サルがいました。
ゴール
2020年08月28日 14:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/28 14:20
ゴール

装備

備考 山行中に取った水分:粉ポカリ2.5L
固形物:おにぎり3個、カントリーマアム5個、塩キャラメル4個

感想

日本三大急登のうちの一つ、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根ルートを日帰りピストンしてきました。おまけに摩利支天にも寄り道しました。
往復10時間を切りたかったですが、摩利支天のせいで若干オーバーしてしまいました。
4時前に尾白渓谷駐車場に到着、ほぼ4時にスタートしました。予報では晴れや曇り、てんくらでも登山指数Aでしたが残念ながら最初から最後まで雨でした。眺望も一切ありませんでした…
日の出の時刻はおおよそ5時15分くらいでしたが、森の中なので5時半位までヘッデン付けてました。暗い森の中を歩くのはけっこう怖かったです。
ずっと雨でしたが、小降りだったためレインウェアは使いませんでした。というのもレインウェア着てて暑すぎてその汗の方が濡れそうだったからです笑
スタートの標高が低く、樹林帯を歩く時間が長くなるため、変わらない景色に精神的に疲れました。刃渡り過ぎたくらいから梯子や鎖場など変化に富んだコースが出現し始め、さらに上に行くと雨で景色は見えなくても大きな岩やたくさんの石碑が現れ始めるので楽しかったです。ハイマツ帯になると雷鳥の生息地であるためそれを探す楽しみもありました。天然記念物の割に結構な確率で見れるそうです。
平日で、しかも日の出前から出たので山頂にはほとんど人はいませんでした。
摩利支天へ向かう道はザレていて歩きにくいし、霧のせいもありルートがわかりにくかったです。本当にこれルートかよ??って道もあり、私はルートロスして変なところを通ってしまいました。ルートロスなど含めて軽く30分以上はかかってしまいました。摩利支天に行ったことを激しく後悔しながら甲斐駒ヶ岳に戻りました。北沢峠行きのバスがないからか、整備もされていなかったのかもしれません。
流石に日本三大急登というだけあって帰りはめちゃくちゃ疲れて、樹林帯なげーんだよ!とか、なんで下ってまた登るんだよ!とかぶつぶつひとりで悪態を吐きながら帰りました。七丈小屋で百円で本物の南アルプスの天然水も汲んで帰りました。

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甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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