甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根ルート+摩利支天)
- GPS
- 10:19
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 2,676m
- 下り
- 2,678m
コースタイム
- 山行
- 9:28
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 10:09
天候 | 雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今回は平日だったので普通に空いてました。 今年(2020年)はコロナや土砂災害のため北沢峠のバスは長野側も山梨側も運休しているので要注意です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
笹の平分岐までは地面が柔らかく割と歩きやすい感じです。刃渡りや梯子は全然何ともなく余裕でした。五合目跡地くらいまでは木の根も多く石も多くて地面も固くて歩きにくかったです。 そこから先は徐々に斜度もキツくなり、ちょっと厳しめ(と言っても力技でどうにかなる)鎖場などが出てきます。小屋から先は木も低くなってきて、標高が高くなってきているのが分かります。山頂手前は岩場が多かったです。摩利支天までは花崗岩のザレ場みたいな道のりで歩きにくくコースもわかりにくく迷いやすかったです。後で知ったのですが、今年は北沢峠へのバスは運休しているようで、甲斐駒の山頂にもほとんど人がいなかったようです。摩利支天までの道が整備されていなかったのもそのためかもしれません。 |
その他周辺情報 | トイレがあるのは駐車場と七丈小屋だけです。 帰りは尾白川に浸かって足をアイシングできます。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
備考 | 山行中に取った水分:粉ポカリ2.5L 固形物:おにぎり3個、カントリーマアム5個、塩キャラメル4個 |
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感想
日本三大急登のうちの一つ、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根ルートを日帰りピストンしてきました。おまけに摩利支天にも寄り道しました。
往復10時間を切りたかったですが、摩利支天のせいで若干オーバーしてしまいました。
4時前に尾白渓谷駐車場に到着、ほぼ4時にスタートしました。予報では晴れや曇り、てんくらでも登山指数Aでしたが残念ながら最初から最後まで雨でした。眺望も一切ありませんでした…
日の出の時刻はおおよそ5時15分くらいでしたが、森の中なので5時半位までヘッデン付けてました。暗い森の中を歩くのはけっこう怖かったです。
ずっと雨でしたが、小降りだったためレインウェアは使いませんでした。というのもレインウェア着てて暑すぎてその汗の方が濡れそうだったからです笑
スタートの標高が低く、樹林帯を歩く時間が長くなるため、変わらない景色に精神的に疲れました。刃渡り過ぎたくらいから梯子や鎖場など変化に富んだコースが出現し始め、さらに上に行くと雨で景色は見えなくても大きな岩やたくさんの石碑が現れ始めるので楽しかったです。ハイマツ帯になると雷鳥の生息地であるためそれを探す楽しみもありました。天然記念物の割に結構な確率で見れるそうです。
平日で、しかも日の出前から出たので山頂にはほとんど人はいませんでした。
摩利支天へ向かう道はザレていて歩きにくいし、霧のせいもありルートがわかりにくかったです。本当にこれルートかよ??って道もあり、私はルートロスして変なところを通ってしまいました。ルートロスなど含めて軽く30分以上はかかってしまいました。摩利支天に行ったことを激しく後悔しながら甲斐駒ヶ岳に戻りました。北沢峠行きのバスがないからか、整備もされていなかったのかもしれません。
流石に日本三大急登というだけあって帰りはめちゃくちゃ疲れて、樹林帯なげーんだよ!とか、なんで下ってまた登るんだよ!とかぶつぶつひとりで悪態を吐きながら帰りました。七丈小屋で百円で本物の南アルプスの天然水も汲んで帰りました。
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