百々ヶ峰 〜岐阜市 最高標高〜



- GPS
- 04:30
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 437m
- 下り
- 426m
コースタイム
11:05 三田洞展望広場(小休止10分)
11:40 山頂直下公衆トイレ(小休止10分)
12:05 百々ヶ峰山頂 着
12;50 百々ヶ峰山頂 発
13:20 百々ヶ峰西峰三角点
13:25 西峰反射板
14:50 ふれあいの森駐車場
天候 | だいたい曇り 時々晴れたり小雨が降ったり… 風は弱く、冷え込みも無くて 日差しが無い割に暖か |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山道は整備が行き届いていて危険個所なし ・途中の休憩ベンチ・テーブル、山頂では火気取扱禁止とのこと! ・温泉はふれあいの森入り口に三田洞神仏温泉有り |
写真
感想
私の山の大先輩であるHさん。
アルプスなどへ遠征したりはされないものの、岐阜の低山を数多く登った経歴の持ち主。中でも百々ヶ峰がお気に入りで、登山回数は200回弱!!
一度、百々ヶ峰を案内して下さるとのことで、私の影響で山に興味を持った友人たちと出かけてきました。
Hさんの車に乗せて頂き、30分ほどで登山口となる三田洞ふれあいの森駐車場に到着。
家から近いので、気軽に来れるところがなんとも良い山です。
準備体操後、装備を整え、山頂へ出発。
今日の登山隊隊長は百々ヶ峰マイスターのHさん。的確なガイドで一行を先導してくれます。
私はサブリーダーでしんがりを務めます(というか、写真を撮りながらノロノロ歩いて行くので必然的に最後になる…)。
先週の大雪で、この前の水曜日には20センチくらい積雪があったとのこと。今日も残雪が心配でしたが、このところの陽気と雨で雪は日陰に少し残っているくらいでした。
しかし、雪のためか広葉樹は一様に葉を落としていて、曇天も相まって山はどこかものさみしい感じです。
さすがにこの季節、道端に花も無し。駐車場付近に植わっている南天の赤い実だけが鮮やかです。
駐車場から奥へ進んで、キャンプ場を過ぎると登山コースはジグザグに登って頂上を目指します。
道はとてもよく整備されていて、急登や危険個所も無し。初心者でも安心してのんびり登れます。
すれ違う人も散歩の延長のようないでたちの方も多く、近隣の人々の散策コースとしても愛されている山であるようです。
山腹に目をやると日陰にはシダが茂り、中には見たこともないくらい巨大な葉っぱのものもあってちょっと驚き。
徐々に高度を上げて、管理用の車道に出るとあたり一帯が三田洞展望広場なる休憩スポットでした。
展望広場の名のとおり、眼下には三田洞の市街地を一望です。
あいにくの曇り空で、残念ながら遠くの山は雲の中。
それでも雪をかぶった雷倉や船伏山など奥美濃の山が望めました。
10分程休憩して出発。車道を渡って少し登るとヘアピンで登って来た車道と再び交差。ここから車道を登っていくと山頂直下の公衆トイレに出ます。
山頂直下であるのに立派な水洗トイレ。なんでも最近の山ガールの増加のため整備された施設とか。
トイレ休憩の後、いよいよ山頂へ。ここから南側の展望が開けて、岐阜市街や各務原方面が一望できるようになります。
長い階段を登りきると展望台がある頂上に到達。
標高418mは岐阜市の最高標高で岐阜市街や濃尾平野一望のパノラマが楽しめます。
眼下には滔々と流れる長良川。
長良川対岸には岐阜城が鎮座する金華山。
彼方には名古屋のセントラルタワーズや伊勢湾。
天気が良ければ伊吹・養老・鈴鹿の山も一望できそうです。
一通り展望を楽しんだ後は、持ち寄ったものを分け合ってランチタイム。
ガスバーナーを持ってきてお湯を沸かして…と思いましたが、以前ベンチやテーブルが焦がされたことがあったようで、百々ヶ峰での火の取り扱いは禁止とのこと!
事前に聞いていたので、今日はお湯を沸かしてポットで運んできました。
なんとか人数分のコーヒーと自分用のカップ麺分にお湯が入れられました。
ポット、手軽なのは良かった。こんどから低山ハイクではこっちを使おうかしら。
かさばるけど…。
昼食後、尾根上の道を歩いて中電の反射板がある西峰へ。
道は落ち葉でフカフカ。これで天気が良ければ気持ちいい尾根歩きですが、今日は時々雨粒が降ってくるあいにくの空模様なのでした。
20分程で西峰三角点に到達。数年前まではここが国土地理院によって百々ヶ峰山頂とみなされていたようです。
地元の方の調査・請願により、最高標高地点の東峰が百々ヶ峰となったとのこと。
やっぱり愛されている山なのです。
少しのアップダウンを経て、モノリスのごとくそびえる中電の反射板に到着。
眼下には岐阜市北部の街並み。長良川がかなたまで流れていくさまも見えます。
その向こうには伊吹・養老山地の山並み。
伊吹山は今日は稜線がかすかに見える程度でしたが、晴れていれば伊吹・養老山地の良い展望台になりそうです。
しばし展望を楽しんだ後、下山開始。
西峰から管理用道路まで登山道を下り、あとはそのまま車道をたどって駐車場へ戻りました。
途中の山肌にあく穴はイノシシが餌をあさった痕。
野鳥も飛び交い、休日には格好のバードウォッチポイントしても親しまれているようです。
15時前、無事駐車場へ戻りました。
天気がいまいちなのが残念でしたが、山頂からの展望と山歩きのさわやかさを満喫してみんな大満足。
的確なガイドをしてくださったHさんにも感謝です。
手頃でも山歩きを満喫できる百々ヶ峰。
今度は違うルートから、また違う季節にも訪れてみたいと思いました。
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