伯耆大山

2012年12月20日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.3km
• 登り: 942m
• 下り: 925m

コースタイム

6：38駐車場-6：40登山口-7：05一合目-7：30二合目-7：45三合目-8：00四合目-8：25五合目-8：50六合目避難小屋(小休止)-10：00七合目-10：30八合目-11：50頂上避難小屋

12：00頂上避難小屋-13：50駐車場

天候

早朝は晴れていましたが、登るにつれ悪化。6合目避難小屋から上は吹雪で8合目から頂上まではホワイトアウトの手前でした。

山の天気が急変するいい見本です。　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

南光河原駐車場に駐車しました。

12月24日から3月下旬までは有料￥1000になるみたいです。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は視界良好と不良では雲泥の差があると思うので一概に言えません。視界良好だと危険箇所はほぼ見当たらないと思います。

登山ポストは夏山登山口から入ってすぐの所にあります。

写真

12/20 6:38

駐車した南光河原駐車場。12月24日から3月下旬まで￥1000かかりますので要注意です(笑)。

12/20 6:37

駐車場は積雪後こんな感じになります。もっとひどいとスコップで除雪する必要あり。

12/20 6:38

さあ、登山口へ向かいましょう!!!

12/20 6:41

大山夏山登山道入り口です。しかしこのネーミングは冬は登ったらダメみたい(笑)。

12/20 6:42

最初こんな感じです。

12/20 6:43

道標も立派です。

12/20 6:49

さすが大山、登山ポストも立派です。

12/20 7:04

1合目到着・・・少し明るくなってきました。

12/20 7:12

いいブナ林です。見える標識は標高案内板ですね。ただいま900m。

12/20 7:15

大山のブナ林は西日本最大級だそうです。

12/20 7:29

2合目の標識が見えます。

12/20 7:31

1000m地点です。

12/20 7:46

振り返ると日本海。手前の山は鍋山でしょうか???

12/20 7:47

3合目・・・中々順調です。

12/20 7:51

1100m地点です

12/20 8:03

4合目・・・益々順調です(^^)/。

12/20 8:04

少し雲はあるが、今日はいい天気になるかな・・・(世の中そんなに甘くない)。

12/20 8:06

トレースはしっかりあるが、やはり疲れる。

12/20 8:10

三鈷峰が見えてます。

12/20 8:11

1200m地点です。

12/20 8:16

樹氷もちらほら。

12/20 8:23

うん、どっどうしたんだ急に・・・(^_^;)。

12/20 8:24

5合目・・・辺りが暗くなってきた。

12/20 8:24

しかしまだ晴れている・・・大丈夫だろう???

12/20 8:27

行者谷別かれ・・・下山は行者谷方面へ行こうかしらと思いそっちを見ると・・・。

12/20 8:27

トレースが終わっている・・・やーめた(笑)。

12/20 8:35

弓ヶ浜が綺麗に見える。頂上から是非見てみたいものだ。しかしこれが最後の弓ヶ浜になろうとは・・・。

12/20 8:37

1300地点。

12/20 8:40

雪深い登山道。

12/20 8:50

6合目・・・ヤバイ・・・。

12/20 8:51

6合目避難小屋。辺りが真っ白になりかけ・・・ただ風が無いのはどうしてか???　嵐の前の静けさとはこのことだろうか・・・。

12/20 8:59

避難小屋内部。ここで食事と装備の準備。　

12/20 9:38

6合目から上は1人の踏み跡あるのみ。それも見ての通り股下ズッポリ。上まで行けるのかしら・・・(笑)。

12/20 9:38

ましてやこの急勾配(笑)。

12/20 9:41

1400m地点。

12/20 9:48

結構勾配のある稜線歩き。

12/20 9:57

7合目。

12/20 9:57

まだまだ続く・・・。

12/20 10:18

こんなん撮ってる余裕無いはずなんですが・・・。

12/20 10:33

8合目。この手前で先行者が登頂諦め戻って来られました。なんでも6合目避難小屋泊りで頂上アタックされたみたいです。8合目からはトレースも全く無くなりおまけに視界超不良・・・恐怖心との戦いです。

12/20 10:33

先が見えん・・・これは熊との出遭いと同じくらい怖い(笑)。

12/20 10:39

1600m地点。標識も削らないと役立たず。

12/20 11:17

何度か引き返したが、その都度奮い立たして頂上を目指す。この人工物を発見した時は非常に嬉しかった。　

12/20 11:23

あと500mか・・・どれだけラッセルが必要なのか、もっと荒れてくるのか、帰りの体力は・・・不安だらけの500m。

12/20 11:25

木道発見!!!　つかの間の喜び・・・すぐ消えてしまうので踏み外したら胸まで埋まります。トレースが無いと本当に怖い。

12/20 11:28

エビのしっぽ・・・撮るものないので・・・(笑)。

12/20 11:31

ようやくこの棒の意味がわかりました(遅)。

12/20 11:48

この小屋が見えた時は本当に嬉しかった。

12/20 11:53

大山　標高1729m。登頂写真もこれが精一杯(笑)。山頂標を探すだけで命がけ・・・というより帰りの体力を残しておかないと・・・。

12/20 12:16

下山途中一瞬弥山？が・・・。単なる雪のコブと見間違えたかも(笑)。

12/20 12:17

3人グループが登ってこられました。人を見ただけで超安心。やはり荒れた冬山単独行は寂しいもんです。この後カメラをザックに入れ、下山に集中。

12/20 13:38

いきなりの阿弥陀堂。お礼参りをして帰りました(笑)。

12/20 13:38

立派な杉木立。

12/20 13:39

阿弥陀堂へ行くにも一苦労(笑)。

12/20 13:44

登山ポスト付近の案内板-�　�

12/20 13:44

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12/20 13:44

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12/20 13:45

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12/20 13:45

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12/20 13:50

駐車場手前より日本海を望む。

12/20 13:52

無事、下山出来ました。ありがとうございます<m(__)m>。

12/20 14:29

知る人ぞ知るmont-bell大山店。立派な店舗です。

12/20 14:29

橋から大山を望む。全く見えません(笑)。

12/20 14:39

米子へ向かう途中大山を見ましたが、やはり雲の中。今日一日悪天候でした。

12/20 15:18

蒜山高原SAからの大山。大山だけが雲の中(笑)。

撮影機器：

D60 ニコン

感想

京のスター

今回は中国地方唯一の百名山である大山に挑戦しました。中学3年生の時に登頂して以来33年ぶり。まったく過去の記憶も無くなっています。天気予報は午後から晴れということで何とかいい山行になる事を期待。出発時も星が出て晴天の模様。

頂上での絶景を期待しながら登り始めましたが、5合目付近で山頂方向を見ると物凄い勢いの雪雲が山頂付近を覆い始めました。こりゃダメかなと思うも午後から晴れ予報なので暫くすれば雲もどこかにいくだろうと・・・

6合目避難小屋に到着する頃にはほぼ諦め状態。景色は無理だが登頂だけはして帰ろうと食事を済ませ、アイゼンを履きました。6合目から上は今までのトレースは全く無し、明らかに1人分の踏み跡しかありません。その踏み跡を辿りながら8合目手前まで登ると、上から人影が・・・先行者でした。その方は6合目避難小屋で泊り頂上を目指されましたが、8合目でトレースが全く無くなったのと吹雪で視界不良の為下山を決められたとの事。段々不安が募ります・・・

行けるとこまで行ってダメなら諦めようと登り始める。8合目から上は全くトレース無しでラッセルの嵐(笑)。雪庇の踏み外しに注意しながら進みますが、何せ何処が谷か登山道かあやふや状態では焦るばかり・・・何度か引き返しを考えましたが、バラクラバ・ゴーグルを装着し再度トライ。暫くして木道が分かる人工物を発見出来ほっとする。その後は出来る限り木道を指し示す棒を見つけながら、頂上避難小屋に辿りつきました。

ルートを良く知ってる方や何度も冬大山を登られてる方からすると馬鹿みたいな話かもしれませんね(笑)。

コメント

akipapa

HIDENORI-Tさんへ
ものすごい雪ですね！
よくあのような雪の中を歩けましたね。
登山道が消えてしまうほどの雪とは
ほんとうにびっくりします。
ご無事で何よりです。

藪犬☆mogless

HIDENORI-Tさん、お久しぶりでございます
いやあ、伯耆大山。つい懐かしく（そんなに前でもないでけど）拝見させていただきました。
私が登ったときとは、季節がまるっきし反対だったので、この雪。
この時期に日本海側の山に登ろうという気概が感じられます。
私が登頂したときは、突然、雨が降り出し、すぐ頭上で雷が鳴って、生きた心地はしませんでした。
そして、真っ白で何も見えませんでした。山は怖いですね。
阿弥陀堂は、私も行きました。鳥取県は、良いところなので、また行きたいです。

京のスター

akipapaさん、こんばんは。
冬の大山は凄いと聞いていましたが、これほどとは・・・

本来は冬の大山の景色を楽しみたく向かいましたが、天気の急変というよりこれが普通なんでしょうけど、吹雪かれてしまいました。

視界不良が一番の恐怖ですね。

無事下山感謝です。

京のスター

moglessさん、お久しぶりです。
moglessさんも大山に登られてるんですね。私は33年ぶりの登頂(笑)。

しかし日本海側は冬はとんでもない雪になりますね。天気良ければそんなに苦労無く登れたと思いますが、今回は大山にやられてしまいました。

私も帰路大山や大山付近の環境の良さに感心しました。次は春か夏に登ってみたいです。でも冬の景色のいい大山も捨てがたいのでもう一度チャレンジしてみたい気もします(笑)。

taichi_n26

すごい！ドキドキしました！
HIDENORI-Tさんお久しぶりです。
中国地方って自分の地元からは遠すぎるのであまり知らなかったのですが、大山(だいせん)って言うんですね。すごい雪と天候で見て（500mが不安って想像できない）ドキドキしました。ご無事で本当によかったです。

京のスター

taichiさん、おはようございます。
噂には聞いてましたが、中国地方それも日本海側の天気は侮れないですね。昨日今日あたりでもっと積雪してるでしょうね。

技術的にはこのルートは難しくないと思いますが、視界不良だけはお手上げです。色んな判断が出来ないですから・・・

今冬はもう少し雪の少ない山に訪れてみます。ありがとうございました