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Yamareco

記録ID: 2540392
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬鑓&杓子岳 私、流されてしまう

2020年08月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
13:45
距離
18.9km
登り
2,284m
下り
2,273m

コースタイム

日帰り
山行
11:06
休憩
2:33
合計
13:39
3:01
3:21
57
4:18
4:18
1
4:19
4:26
120
6:26
6:32
18
6:50
7:01
50
7:51
8:09
5
8:14
8:16
60
9:16
9:45
59
10:44
10:59
90
12:29
12:29
7
12:36
12:53
50
13:43
13:54
3
13:57
13:57
104
15:41
15:42
1
15:43
15:59
35
16:34
天候 晴れ&ガス
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【猿倉駐車場】
前日23:00で4割程度
下山時は20台ほど
コース状況/
危険箇所等
【猿倉〜雪渓取り付き】
白馬尻までは林道&木道
1700m付近から高巻の秋道です
雪渓に入れそうな場所がいくつかありますがフェイクです

【大雪渓】
今回は1900m地点から雪渓に入りました
歩けるのは数百メートルほど
すぐに秋道に上がります

【雪渓上〜白馬頂上宿舎】
水場だらけの登りです
ザレていますが危険箇所はありません

【頂上宿舎〜丸山〜杓子岳】
丸山から一度大きく下り、杓子岳に登り返します
北ルートは踏み跡が薄く、急なガレ場
鑓ヶ岳側からの南ルートの方が安全・快適です

【杓子岳〜白馬鑓】
歩きやすい、なだらかなザレ場の登りです
コルから200m程
危険箇所はありません

注)
下山時、雪渓中部で大きな崩落がありました
たまたま遭対協のお兄さんと居合わせたので、一緒に立ち止まって警戒
右岸にかなりの量の落石が走りました
秋にかけてさらに崩落が進むと思いますので、どうぞご注意ください

(8.30現在)
その他周辺情報 【八方の湯】
850円/オトナ
猿倉到着時は雷雨
どうなるかと思いましたが、晴れて無事スタート
猿倉到着時は雷雨
どうなるかと思いましたが、晴れて無事スタート
白馬尻
星も見えていました
白馬尻
星も見えていました
高巻の秋道を進みます
写真では明るいですが、実際はヘッデン頼り
リボンを探しながら登ります
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高巻の秋道を進みます
写真では明るいですが、実際はヘッデン頼り
リボンを探しながら登ります
1900m地点
本日の雪渓入口です
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1900m地点
本日の雪渓入口です
明るくなるのを待って雪渓に入ります
紅ガラ沿いに写真中央の小尾根へ
短いです
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明るくなるのを待って雪渓に入ります
紅ガラ沿いに写真中央の小尾根へ
短いです
小尾根を上がると天狗菱に朝日
このまま晴れてくれるかなー
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小尾根を上がると天狗菱に朝日
このまま晴れてくれるかなー
...なんて淡い期待を抱くも、避難小屋付近はガス
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...なんて淡い期待を抱くも、避難小屋付近はガス
稜線は真っ白です
あーあ
稜線は真っ白です
あーあ
...と思っていたら
...と思っていたら
晴れましたー
稜線に出ると白馬岳も快晴
体力が余ったら登りますね
多分余らないけど
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稜線に出ると白馬岳も快晴
体力が余ったら登りますね
多分余らないけど
旭岳
3人パーティーが登っていました
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旭岳
3人パーティーが登っていました
私は杓子・鑓方面へ
左奥の丸いのが丸山です
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私は杓子・鑓方面へ
左奥の丸いのが丸山です
丸い丸山手前
あの向こうの景色に期待が膨らみます
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丸い丸山手前
あの向こうの景色に期待が膨らみます
アレ、なんだか微妙...
アレ、なんだか微妙...
それでも、壮大な稜線にテンションが上がります
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それでも、壮大な稜線にテンションが上がります
カールも美しい
天空の庭園です
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カールも美しい
天空の庭園です
分岐
右は鑓方面への巻道
杓子岳頂上は直登です
分岐
右は鑓方面への巻道
杓子岳頂上は直登です
ザ・直登
ガレガレで歩きにくい
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ザ・直登
ガレガレで歩きにくい
けど、横を向けばこの景色
白馬岳が見切れているあたり、余裕の無さがわかりますね
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けど、横を向けばこの景色
白馬岳が見切れているあたり、余裕の無さがわかりますね
ゼェハァ
あとちょっと
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ゼェハァ
あとちょっと
杓子岳登頂です
杓子岳から見る白馬岳は圧巻
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杓子岳から見る白馬岳は圧巻
実はここだけの話
杓子の直登+湧いてきたガスにやられて、鑓には行かず帰ろうと思っていました
実はここだけの話
杓子の直登+湧いてきたガスにやられて、鑓には行かず帰ろうと思っていました
しかし、そんなヤワな決意を覆したのは、山頂で居合わせたこのお二人
「さあ、鑓いきましょうか!!」
「え...あ、はい」

私、流されてしまうの巻です
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しかし、そんなヤワな決意を覆したのは、山頂で居合わせたこのお二人
「さあ、鑓いきましょうか!!」
「え...あ、はい」

私、流されてしまうの巻です
信州側は絶壁
そんな稜線を走るお二人
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信州側は絶壁
そんな稜線を走るお二人
下半身がモヤモヤします
でもついのぞいてしまう病みつき感は何なんですかね
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下半身がモヤモヤします
でもついのぞいてしまう病みつき感は何なんですかね
南ルートから分岐を経て、杓子沢のコルへ下ります
南ルートから分岐を経て、杓子沢のコルへ下ります
一度ニセピークへ上がると
一度ニセピークへ上がると
鑓ヶ岳頂上を捉えます
杓子よりずっと歩きやすいザレ道
蓮華岳みたいです
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鑓ヶ岳頂上を捉えます
杓子よりずっと歩きやすいザレ道
蓮華岳みたいです
ラストで青空!
蓮華っぽい
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ラストで青空!
蓮華っぽい
白馬鑓ヶ岳ゲットです
さっきのお二人が私の到着を待っていてくれました
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白馬鑓ヶ岳ゲットです
さっきのお二人が私の到着を待っていてくれました
天狗・不帰方面
真っ赤な山容が荒々しい
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天狗・不帰方面
真っ赤な山容が荒々しい
山頂独占
満喫しました
サヨナラ鑓ヶ岳
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山頂独占
満喫しました
サヨナラ鑓ヶ岳
なだらかな富山側の稜線
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なだらかな富山側の稜線
対して信州側は切れ落ちています
対して信州側は切れ落ちています
さて、広大な稜線を戻ります
左から旭岳、丸山、白馬岳、そして杓子岳
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さて、広大な稜線を戻ります
左から旭岳、丸山、白馬岳、そして杓子岳
杓子岳アップ
ワルそうなにおいがします
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杓子岳アップ
ワルそうなにおいがします
南ルートの分岐
杓子頂上へはこちらのルートがオススメです
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南ルートの分岐
杓子頂上へはこちらのルートがオススメです
巻き道はほぼ水平
分岐〜10分もかかりません
1
巻き道はほぼ水平
分岐〜10分もかかりません
さて、丸山へ最後の登り返し
さて、丸山へ最後の登り返し
白馬岳は...まあ登ったばっかりだしまあいいか
お腹も空いたし
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白馬岳は...まあ登ったばっかりだしまあいいか
お腹も空いたし
というわけで、ご褒美のカレーライス
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というわけで、ご褒美のカレーライス
とコーラ(2本)
ごちそうさまでした
スタッフの皆さんがにこやかで嬉しい頂上山荘
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ごちそうさまでした
スタッフの皆さんがにこやかで嬉しい頂上山荘
今日のマイ・核心部だった杓子岳にもさようなら
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今日のマイ・核心部だった杓子岳にもさようなら
小尾根の秋道を下ります
雪渓はこの先から...
小尾根の秋道を下ります
雪渓はこの先から...
...と、雪渓下部を歩いていると、右岸で轟音
続いて恐ろしい大量落石の音
単体では無音だそうですが、大きな崩落なので凄まじい音がしました
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...と、雪渓下部を歩いていると、右岸で轟音
続いて恐ろしい大量落石の音
単体では無音だそうですが、大きな崩落なので凄まじい音がしました
「崩落ですね、警戒しましょう」
たまたま居合わせた調査中の遭対協のお兄さん
心強かったです
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「崩落ですね、警戒しましょう」
たまたま居合わせた調査中の遭対協のお兄さん
心強かったです
幸い左岸まで落石は届かず
御礼を言って下りました
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幸い左岸まで落石は届かず
御礼を言って下りました
そしてもうひとり、心強い味方
ラムえもん
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そしてもうひとり、心強い味方
ラムえもん
いろいろあったけど今日も楽しかったです

おわり
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いろいろあったけど今日も楽しかったです

おわり

装備

個人装備
半袖シャツ ドライインナー ソフトシェル ドライタイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 サングラス 3シーズン靴 ザック ストック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 ツェルト ナイフ カメラ

感想

不完全燃焼だった前回に引き続き、猿倉連チャン
さすがに白馬はお腹いっぱいなので、杓子・白馬鑓を目指してみることに

深夜の雷雨もあがり、ナイトハイクからスタート
稜線に出る頃には青空も広がり、快適な稜線歩き...

...のはずでしたが、アップダウン後の杓子岳がなかなかツライ

午後から雷雨かもというヤマテン予報と、急に湧き上がってきたガスも相まって

『鑓はあきらめて帰ろっかなモード』

に突入

そんな敗戦モードを壊してくれたのは、杓子岳山頂でお会いしたおふたりでした



「今から鑓ですか?」

「あ、いや、どーしよっかな...と」

「いきましょっか!」

「...え、あ、はい」


...あれ?

似たようなシーンが冬にもあったな...


なんて思いつつ、流されるままに鑓を目指す私
しかし結果的には大正解でした

鑓と呼ぶにはほど遠い、蓮華岳を思わせるようななだらかな稜線

そして山頂では絶景と青空と、お二人が私を待っていてくれました

なんだかいろんなパワーをもらった気がする白馬三山

秋が来る前にもうひとつくらいロングコースいってみよっかな...なんて調子に乗っている私であります

おわり

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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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