(過去レコ)富士山
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,386m
- 下り
- 2,383m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
御殿場口七合四勺・わらじ館
|
感想
富士山は1989年から10年連続登り、1990年から2008年までの10年間は一度も登っていない。10回登った登山口は富士宮口5回、富士吉田口3回、須走口2回である。
今回はまだ一度も登ったことのない御殿場口から登ることにした。
登山口から山頂までの標高差は2330mと、黒戸尾根や早月尾根より大きい。
頂上を踏むだけでなくご来光目的もあり、前日は日付が変わる前にスタートした。
天気予報は晴れ、朝晩曇りだったが、スタートした時点では満天の星空だった。
長時間ライト(懐中電灯)を照らして歩くことになるので、単三の乾電池は新しい物に入れ替えて来たのだが、本体に不具合があるのかどうか、一時間ほどで電池切れとなった。以後、ずっと星明りで歩く。地面はやっと見える程度だが、翌朝明るくなるまでずっと砂礫の道で、他のルートのような岩場はなかった。
標高が上がる前はルンルン気分で歩いていたが、上がるほど砂混じりの強風となる。
やっとの思いで七合目日之出館に着き、ベンチに腰を下ろして家で作って来た赤飯おにぎりを食べたが、その直後に戻しそうになる。
高山病の症状で頭も痛く、前もって分かっていたのでスタート前に頭痛薬を飲んだのだが、高山病には頭痛薬はほとんど効かない。
日之出館というだけあって、そこからの日の出は素晴らしかった。
空には雲が全く無く、オレンジ色の幕を突き破って浮かび上がるようだった。
今日はカメラを持って来なかったので、その景観はしっかりと脳裏に焼き付けた。
食事後、少し空腹が満たされたので歩き出したが、数分後に食べた物を吐く。
何故か吐いた後はさっぱりして気分が楽になり、元気を取り戻した。
歩くペースを落として剣ヶ峰まで行き、頭痛はひどくないので御鉢巡りをする。
剣ヶ峰直下のスコリアの急斜面は以前と変わりないが、測候所があった所には別の施設が出来、剣ヶ峰の石柱も立派な御影石が立っていた。
北側の展望台に立つとどの山も黒く見えるが、南ア・中ア・北アはよく見える。
御鉢巡りは4〜50mの区間は雪だった。吉田口頂上は人でごった返していた。
一時は諦めていた御鉢巡りだが、2330mを上がってからなので達成感は強烈だった。
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