鳳凰三山縦走[青木鉱泉からドンドコ沢-中道周回]
- GPS
- 12:12
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 2,134m
- 下り
- 2,156m
コースタイム
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 12:06
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
キャパ:100台 駐車料:750円/台 住所:山梨県韮崎市清哲町青木3350 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ドンドコ沢(青木鉱泉→地蔵岳) ・沢沿いに樹林帯の中の急登が続く。 ・雨で木の根や岩が滑りやすい。 ・4つの滝(南精進ケ滝、鳳凰の滝、白糸の滝、五色の滝)を見ることができる。 ・地蔵岳手前の白砂のザレた斜面が試練 ○中道コース(地蔵岳→観音岳→薬師岳→青木鉱泉) ・地蔵岳から観音岳、観音岳から薬師岳の登り返しは200mもない。 ・富士山、南アルプスの山々を一望しながらの稜線は気持ちがいい。 ・薬師岳のあとのハイマツ帯をすぎると景観のない樹林帯の下りが延々と続く。 ・青木鉱泉手前は約2kmくらい林道を歩く。 |
その他周辺情報 | ○日帰り温泉 武田乃郷 白山温泉 住所:山梨県韮崎市神山町鍋山1809−1 電話:0551-22-5050 料金:700円/人 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
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感想
せっかくの4連休なのに週末の天気予報はイマイチ。
雨予報の県を避けて日帰り登山できる山で検討した結果、今回は以前より登ってみた
いと思っていた鳳凰三山縦走に行くことにした。
車のナビの誤設定により駐車場に着いたのは予定より30分遅れの5:30。
駐車場に着くと天気予報とは裏腹に土砂降り。
ここまで来て引き返すわけにはいかないのでレインウェアを着ていざ出発。
ドンドコ沢コースはしばし沢の音を聞きながら樹林帯のなかを登って行く。
急登が続くので大変であるが、何度か沢を渡ったり、途中、4つの滝を見たり、樹林
帯のなかから沢のガレ場を歩くなど、変化に富んでいて飽きなかった。
途中地滑りで登山道が通れない箇所があったが、う回路は整備されていて問題なく通
過することができた。
雨は登り始めてすぐに小降りになったが、しばらく降ったりやんだりの状態が続いて
いた。
鳳凰小屋手前のガレ場に着いたころにようやく雲がとれて青空が広がった。
遠くにオベリスクがみえるとテンションがあがった。
鳳凰小屋についたのは11時半。
コースタイムよりは少し早いものの、このペースでは青木鉱泉に戻る前に暗くなって
しまう。
今回予想に反してペースが上がらなかったのは、Nogadaiくんが寝不足によって高山
病にかかったらしく、とくかく倦怠感がひどくて足が動かなかったので、超スロー
ペースになってしまった。
小屋のご主人にもこのペースでは青木鉱泉に戻る前に暗くなると言われた。
今はコロナの影響で鳳凰小屋も含めてほとんどの山小屋が事前予約がないと泊めても
らえないので、最悪山小屋に泊めてもらうという選択肢はない。
なので、日が暮れる前に青木鉱泉に着くためには、今回は地蔵岳だけ登って下山する
という選択肢しかなかった。
とにかく地蔵岳に登ってから決めることで休憩もそこそこに鳳凰小屋を後にした。
地蔵岳山頂手前の直登のザレ場は試練であった。1歩進んで半歩下がるみたいな。。。
地蔵岳のオベリスクは上まで上がれるのかと思ったら危険で行けなかったので途中で
引き返した。テッペンまで登れないのであれば看板を出しておいて欲しい。
オベリスクをバックに写真を撮り終えるとすぐに観音岳に向けて歩いた。
赤抜沢ノ頭で改めてNogadaiくんと相談した。
選択肢 Я瓩下山することを優先させ2座には登頂せずドンドコ沢から下山する。
選択肢◆2座登って中道から下山する。ただしできるだけペースを上げて下山しな
いと青木鉱泉から大分手前で日没となってしまう。
結果、どちらも同じような下山時間を要するならば2座登ってからできるだけペース
をあげて中道から下山することとした。
そうと決まれば迷うことなく観音岳に向けて歩きを進めた。
今日は朝方こそ雨が降っていたが、午後からは最高の登山日よりになり、地蔵岳から
薬師岳までの稜線から見える景色は最高に素晴らしくに目に焼き付いた。
地蔵岳では甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳、観音岳では北岳や間ノ岳、薬師岳では富士山がと
てもよく見えた。
薬師岳から先の登山道は樹林帯のなかを延々と下っていく道となっており、特に見ど
ころもないので、疲れた体にムチを打ってペースを上げて歩くことだけを考えながら
の歩きになってしまった。
なんとかペースを上げて下山することができたので、暗くなる前に林道までたどり着
くことができたのは救いだった。
また、2人もヘッデンを用意していたので真っ暗闇の林道をなんとか道迷いにならず
無事歩くことができた。
ただ、青木鉱泉手前の沢を横切るときはマーカーがうまく見つけられずに沢にはまり
そうで怖かった。
何はともあれ無事に青木鉱泉まで帰ってくることができてよかった。
次回、2,000m以上の山行計画を作るときには、高山病になるリスクも考慮しておく
ことを忘れないようにしようと思った。
今日は久々に本気で疲れた。
お疲れさまでした。
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