燕岳
- GPS
- 07:38
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,491m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 3:12
- 合計
- 7:38
天候 | 曇り。 山頂付近の稜線で11時ごろから日がさす。 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ここから中房温泉登山口までバス移動。 片道1300円 丁度5時26分発有明神社発が有りタイミングよく乗れた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
合戦尾根は急登ではあるが頻繁にベンチや休憩可能な箇所がある。 登るにつれ花崗岩が抉れてできた登山道は歩き良い。燕山荘手前で一箇所鎖場あり。 稜線から山頂付近は花崗岩と岩が風化した砂の緩斜面。 山頂は岩塊の上、どこから登るかわかりにくいところがあるが、ロープや段差が切ってある。 |
写真
装備
個人装備 |
食料
地図
コンパス
保険証
飲料水(2L)
スポーツドリンク(1L)
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
医薬品
タオル
携帯電話
雨具
時計
非常食
熊鈴
ヘッドランプ
ロールペーパー
ザック
タイツ
Tシャツ替え
長袖ジャケット
車
ズボン
グローブ
ハット
靴
カメラ
コンロ
コッヘル
ナイフ
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---|
感想
メインのアルパインブーツをソール張り替えに出している間に、歩きやすくて景色が良いと言われる燕岳に行ってみた。
4連休の二日目だけあって、中房温泉の3つの登山者用駐車場は5時すぎの時点で満車とのことで有明神社前で係員に車を止められ、有明神社駐車場からバスで登山口へ行くことになる。(駐車した隣の車は前泊していたようなので、前日夜の時点で、もう一杯だったものと思われる。)タイミングよく到着15分後にバスがあり、バス待ちの列に並ぶ。表銀座コースの始点だけに人気があり、バス待ち15分の間でもどんどん登山者が増え、最初10人くらいだったのが、あっという間に40人くらいになってた。ただ、穂高駅からのマイクロバスの運行も4台くらいが一度に動いているらしく、うまく6時過ぎには中房温泉登山口につけた。
花崗岩主体の山体は登山道も白っぽく、明るい印象の山。北アルプス三大急登に数えられる合戦尾根は確かに急登だが、花崗岩が風化してえぐれた登山道は足の置き場が豊富でとても歩きやすい。北アルプス初心者向けといわれるのがよくわかる。
バスを降りた時点の登山口の混雑具合でも感じたが、規制解除のせいもあり、人が多い。合戦小屋までの登りでは時々渋滞が発生するくらいたくさんの方が登っていた。各ベンチもたくさんの人がいて、第二ベンチで立ったまま水分補給した以外はスルーする。
天候は高曇りで涼しく稜線上では最近山に登ってもガスに巻かれて中々拝めなかった山々が隅々まで見えて感激する。ただ、稜線や山頂は吹く風が冷たく、汗に濡れた体が冷え、山頂直下でカップラーメンをすすろうとするも寒くて撤退。一旦燕山荘まで下ると、高層にあった雲が消えて晴れ始める。人が多い玄関を避けて、改めてカップラーメンをすすっていると日も差して体も温かくなる。そうなると欲が出て、いっそ大天井岳まで往復するか?もしくは、もう一度燕岳山頂を経て東沢乗越経由での下山もできるんじゃ?・・・と思いつくも、大天井岳往復は流石に時間が足りないし帰りの車の運転がシンドイ、東技乗越ルートは燕山荘の掲示板でやや荒れていてオススメしないとのことから、のんびり燕山荘で山の写真を撮って帰ることにした。ちなみに現地で山座同定すべく地図とコンパスも持ち出してにわか勉強しようとしたが、風で地図が飛ばされそうですぐに諦めた。
下りは登りに比べて人が少なく静かな山行に。合戦小屋脇ではナナカマドの実がなっていて秋を感じる。登山口は朝とは違いガラーンとしていて落ち着いてた。
下山15分後に有明神社、穂高駅方面に行くバスがあり、朝同様にいいタイミングで駐車場に帰ってこれた。(これを逃すと次のバスは16:15とのことで2時間待つかタクシー呼ぶするしかないとのこと。本当にいいタイミングで下山できた。)
山頂近くの見事な景観、達成感のある標高差ながら歩きやすい登山道、充実した二つの山小屋と豊富な休憩箇所と、おじいちゃんおばあちゃんや小学生まで老若男女に人気があるのが納得のコースだった。
なお、下山時のバス待ちで耳に入ってきたバスの運転手と業者の話によればこの日は今シーズンで最も混んでたらしい。賛否両論あるのだろうけど、個人的には山に人が戻ってくるのは嬉しい。
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