蝶ヶ岳〜常念岳（三股から周回）

2020年09月20日(日) ~ 2020年09月21日(月)

• GPS: 15:58
• 距離: 21.9km
• 登り: 2,233m
• 下り: 2,221m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 3:44
• 合計: 8:14

距離 10.4km 登り 1,543m 下り 159m

4:27 三股駐車場
4:40 4:41 三股登山口
5:06 5:11 ゴジラみたいな木
6:03 6:08 まめうち平
6:47 蝶沢
7:20 7:29 第二ベンチ
7:42 7:48 最終ベンチ
8:05 8:09 大滝山分岐
8:12 9:39 蝶ヶ岳
9:41 蝶ヶ池
9:43 蝶ヶ岳
9:47 9:54 蝶ヶ池
9:54 11:05 蝶ヶ岳
11:06 11:07 蝶ヶ池
11:07 11:08 蝶ヶ岳
11:12 11:15 瞑想の丘
11:17 11:18 蝶ヶ池
11:23 瞑想の丘
11:40 11:42 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
11:47 11:49 蝶ヶ岳三角点
11:52 12:03 蝶槍
12:06 12:09 蝶ヶ岳三角点
12:14 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
12:32 瞑想の丘
12:35 12:40 蝶ヶ池
12:41 蝶ヶ岳

2日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:43

距離 11.6km 登り 693m 下り 2,079m

5:10 蝶ヶ岳
5:11 5:13 蝶ヶ池
5:16 瞑想の丘
5:36 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
5:44 5:47 蝶ヶ岳三角点
5:51 蝶槍
6:37 6:43 2592ピーク
8:36 9:02 常念岳
9:06 三股への分岐点
9:51 10:05 前常念岳
10:58 2207標準点櫓跡
12:39 12:40 三股登山口
12:53 三股駐車場

天候

1日目　曇りのち晴れ　稜線は強風→弱風
2日目　曇りのち晴れ　ほぼ無風の穏やかな天気

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三股駐車場利用
・前夜（19日）20時に到着。もう空きは10台ほどでした。
・帰り（21日）の13時頃は、三股駐車場の数km手前まで路駐で車が溢れていました。

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはありませんが、前常念岳からの大石の下りは注意が必要です。

その他周辺情報

■蝶ヶ岳ヒュッテ■
　営業期間：7/20〜10/24
　https://chougatake.com/stay/

写真

9/20 4:29

■■1日目（9/20）■■
三股駐車場を4:30にスタート
当初は5:00の予定でしたが、皆さんの出足が早くて30分前倒ししました

9/20 4:41

三股登山口
5時前から係員の方がおられ、登山計画書を提出します

9/20 4:46

10年前には常念岳から蝶ヶ岳へと反時計回りに1泊で縦走しました
25年ぶり位のテント泊縦走でした
今回は、再度初心に戻り、時計回りに縦走します
今日は、連休で蝶ヶ岳のテント場は激混みが予想されますので、早くテント場に着いてテントを張りたいからです

9/20 5:05

力水

9/20 5:13

ゴジラがいました！
牙がリアルです

9/20 6:05

まめうち平に到着
一息いれます
後続のテント泊の方に抜かれます

9/20 6:49

急登に喘ぎながら登っていくと、常念岳が見えてきました

9/20 7:11

先行のテントの方は足が痙攣で、ペースダウン
下りの方に、「テントの先頭ですよ！」と言われました
昨日は物凄い強風だったようです

しかし、なかなか足は進みません
整備された階段の段差が広めで、この階段数が非常に多く、だんだんと足に堪えます

9/20 8:06

大滝山への分岐

9/20 8:12

雲海を抜け、
山頂へもう少しです

9/20 8:17

テント場にはなんと本日組の一番に到着

張ってあるテントの皆さんは撤収中です

9/20 9:17

風避けのある樹林わきにテント設営
10年使用したテントを新調しました
買ったのは昨年8月で、やっと日の目をみることができました

9/20 9:20

9:20頃はまだテントはパラパラ
しかし、この後凄いことに・・

9/20 9:44

蝶ヶ岳山頂2,677m

9/20 9:45

いい眺めです
三股から、常念、大天井、西岳、槍沢、蝶ヶ岳と変な周回をして以来の6年ぶりです

9/20 9:55

9:55
続々到着です
いい場所はどんどんテントが張られていきます

9/20 11:11

晴れてきました
ここからは絶景が楽しめます
奥穂

9/20 11:11

右奥に槍様

9/20 11:11

前穂＆奥穂

9/20 11:12

槍！

槍をバックに記念写真

9/20 11:22

常念岳上の青空

9/20 11:24

テントの受付を済ませ、
蝶槍まで散策

9/20 11:26

草はもう枯れ色

9/20 11:39

なだらかな稜線
風も弱くなり、気持ちよい稜線です

9/20 11:50

蝶槍
左奥が常念岳

9/20 11:58

蝶槍ピーク2,664.5m

9/20 11:59

テント場に戻ります

9/20 12:34

蝶ヶ岳ヒュッテに戻ってきました

ヘリノックスのリクライニングチェアで絶景を展望中
私もこれを買って山にもっていくかどうか、ずっと悩んでいます・・
他の人が気持ちよさそうに座っているのを見ると欲しくなる・・
0.5kgと軽いです

9/20 12:40

12:40
テント場は凄いことに・・
もう普通に張る場所はなくなり来た方は右往左往です

9/20 12:50

ビールで一人乾杯
これでは全然足りず、ウイスキーをちびちびと
そして、昼食
その後、テントで横になってぼんやり
山で過ごすのんびり過ぎる時間です
お日様が雲に隠れて、夕焼けはだめだろうなんて思っていましたが、テント内から空を見ると、焼けている
慌ててカメラを持って稜線へ出ると、

9/20 17:55

槍穂の稜線が真っ赤

9/20 17:59

奥穂

9/20 18:00

槍も真っ赤
稜線を埋めつく大勢のハイカーさんが見とれていました
日没は見逃しましたが、きれいな夕焼けでした

9/20 18:01

18:01
本日のテント場の最終状況
写真では見えない場所にも多数のテントがあります
12:40時点で空いていた傾斜面も通路も全部テントで埋まりました
恐らく150張位はあったのではないかと・・
蝶（超）密でした
一番奥の自分のテントに戻るのにも迷路のようです
夜中にトイレに行けるかな？？
1日目終了です

9/21 5:13

■■2日目（9/21）■■
夜は寒くあまり眠れませんでした
隣のテントのお姉さんに挨拶をしたら、
「それで今日はどうするんですか？」
と、朝一から突っ込まれました
昨日、周回するかどうかわからないなんてちょっと話しましたので、
結局、「たぶん、するかな？」とお返事

9/21 5:15

混雑、寒さの睡眠不足で、気持ちが折れそうだったのですが、周回することにしました
蝶ヶ岳ヒュッテをスタートします

9/21 5:47

曇っていますが、無風で、穏やかな天気です

9/21 5:47

まだ、日の出前
槍穂も目覚めていません

9/21 5:48

蝶槍へ

9/21 5:53

蝶槍

次へ写真追加

9/21 5:54

ここから常念岳へは、二山ほど越えていく
結構アップダウンがあります

9/21 6:41

一つ目の2,592mピークへの草付きの登り

9/21 6:45

2,592mピーク

9/21 6:55

それを越えると常念岳が間近になります

9/21 7:15

二つ目の2,512ピーク

9/21 7:24

その下の鞍部から山頂まで約400mの登り

9/21 7:36

岩場の急登
いくら登っても山頂が遠い
ここのCTが1時間15分は厳しすぎる

9/21 7:52

大岩の登りが続く
負けてなるものかと喘いで登る
着かず離れずに登ってくる方が、すぐ後ろにいます

9/21 8:00

ここでやっと半分
皆さん、絶景に見とれています
今日は本当にいい天気になりました
蝶ヶ岳で下山せずに良かった
テント場のお姉さんに感謝です

9/21 8:11

山頂がやっと間近になってきました

9/21 8:41

山頂は賑わっていますね

9/21 8:43

常念岳山頂2,857m到達

疲れ果て、ヨレヨレの記念写真です

9/21 8:45

穏やかな快晴
そして、絶景
賑わう山頂です

9/21 8:45

奥穂

9/21 8:46

槍
同じ写真を何枚も撮ってしまいます

9/21 8:47

鷲羽岳、水晶岳
次週はこの辺りに行きたい

9/21 8:47

大天井岳

9/21 8:58

槍の左下に、最後に残った百高山の赤沢山
ここに登る日は来るんでしょうか？？

9/21 9:02

山頂の祠はたくさんの撮影待ちでしたので、スルーして下山します

9/21 9:08

三股への分岐
ここからの下りが長い

9/21 9:10

大天井岳へ続く稜線

9/21 9:10

常念小屋のテント場
まだ16、7張程です
昨日は50張程だったとのこと
蝶に比べれば、少なかったようです
ただ、これだけスペースがあって50張とは少なすぎるので、実際はずっと多かったのではと思います

9/21 9:12

もう秋
ウラシマツツジが色づいてきました

9/21 9:15

前常念岳
雲がモクモクと上がってきます

9/21 9:53

岩室

9/21 9:58

ここからは大石の下り
ストックをしまい、下ります

9/21 10:11

大石の下りは予想していたより短く感じました
土面が見えるので、ストックを出します

9/21 10:38

樹林内へ

9/21 11:07

標準点櫓跡2,207m

9/21 11:30

その下は湿った土面の下り
疲労で緊張感が薄れて足下は覚束なくなり、何度も滑って尻餅をつきました

9/21 12:42

ボロボロになって三股登山口に着きました

9/21 12:52

程なく、何とか無事に駐車場に着きました
お疲れさまでした
6年前は、ここからテント泊装備で常念岳まで3時間47分で登ったのに、今回は下りで3時間50分で、前回の登り以上に時間がかかりました
ここ数年の体力低下が大きく、今後はのんびりと登れればと思います

撮影機器：

Canon PowerShot G1 X Mark III Canon

感想

URU

2年ぶりにアルプスへテント泊縦走に、やっと行くことができました。
三股から常念岳〜蝶ヶ岳のテント1泊周回は、10年前に20年以上ぶりに、アルプスに行ったコースです。
今回はその逆コースで、初心に帰っての山行となりました。

連休で大混雑が予想されたので、出来るだけ早く蝶ヶ岳のテント場に着いて、テントを張ろうと思い、三股駐車場をスタート。
それが何とテント場には、まさかの一番に到着して、最高の位置にテントが張れました。
その後は続々到着し、10時過ぎには通常の場所はいっぱいになり、夕方には予想をはるかに超える凄い状況となりました。
有り余る稜線での時間、天気も晴れ、槍穂の絶景を十分すぎる程堪能。
そして、真っ赤な槍穂の夕焼けは、暗くなるまで余韻を楽しみました。

予想を超える大混雑と、夜間の寒さでの睡眠不足で、常念岳への周回は断念しそうになりましたが、なんとか気持ちを切り替えて、縦走することができてよかった。
ここ数年で体力が落ち、体の節々にも支障がでるようになってきてしまいましたが、のんびりと山に、そしてテント泊できればいいかなと思います。

コメント

satoyama

ＵＲＵさん、ご無沙汰しております
テント場のお姉さんの言葉がなかったらピストンで
バッティングしてましたね
あの木段地獄をテント泊装備で1番乗りとは
なんだかんだ言っても負けず嫌いはご健在で
まだまだイケますよ、その闘志があれば
私は軽装備で蝶をピストンにもかかわらずとんでもない筋肉痛です
同行の若者たちは筋肉痛なしだそうで、自分だけ年を感じます
それにしても北アの絶景は素晴らしいですね
持病とうまく付き合いながらお互い無理せずやっていきましょう

URU

Re: ＵＲＵさん、ご無沙汰しております
こんばんは、satoyamaさん
周回してしまったために、satoyamaさんに会えなかったんですね
負けず嫌いではないとは思いますが、抜かれるのが嫌なんですよ〜
以前はほとんど抜かれることはなかったのに、
今はあっさりと抜かれてしまう・・・
つくづく歳なんだと感じてしまいますね
せっかちな性格なので、山頂までは一所懸命、少しでも早く着きたい
こんな性分は、歳をとるのと一緒に葬り去りたい
もう歳なので、気持ちものんびり登りたいと思います。
また、一緒に山に行きましょうね

まあ

テント場の女神
お邪魔させていただきます

日中も山々がクッキリと見え好天！
美しい槍、穂高の夕景は山上からは格別ですね

女神様に背中を押していただいて大満足の縦走もされたのですね

カラフルなテント泊の人々のそれぞれの思いも澄み切った空気と共に伝わってきそうです

マイペースが速くて凄すぎますよ
ＵＲＵさんには素晴らしい邂逅、私は未知の領域です

URU

Re: テント場の女神
こんばんは、mermaidさん
コメントありがとうございます。
この日は、下山する方から風が凄くて大変だったと、
すれ違いするときに何度も聞いて、余り期待はしていなかったのですが、
1日目は予想外に穏やかな天気となり、クリアな展望は見事でした。

女神様には、ステキなお相手が一緒でして、
いい歳のオヤジがあまりお話しては怒られてしまいます
テン場は密でしたが、皆さん、色々と気をつけておられました。
早そうなペースに見えますが、2日間ともかなりの方に、抜かれています。
頑張った無理が祟って、腰痛が酷くなり、本日人生初の整体に行ってきました。
膝で肘で拳骨で、圧迫とゴリゴリの2時間は、拷問のようでしたが、
腰痛はほぼ治まりました。

私にとっては、整体が今回の邂逅なのかも知れません。
でも、それよりは増えた体重を減らすのが今一番必要かもしれないですね。

※コンディショニングクリニック 彰考舘療術院／水戸市
　https://www.ekiten.jp/shop_2932780/