槍ヶ岳

2020年09月20日(日) ~ 2020年09月21日(月)

• GPS: 17:45
• 距離: 44.2km
• 登り: 2,090m
• 下り: 2,067m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:43
• 休憩: 1:37
• 合計: 9:20

6:17 上高地バスターミナル
6:21 6:23 無料トイレ
6:27 6:32 河童橋
6:33 無料トイレ
6:40 小梨平
7:12 7:17 明神館
7:22 徳本口
8:00 8:01 徳沢公衆トイレ
8:04 8:16 徳澤園
8:29 新村橋
9:09 9:22 横尾
9:59 槍見河原
10:08 10:15 一ノ俣
10:21 10:22 二ノ俣
10:50 11:18 槍沢ロッヂ
11:54 赤沢岩小屋
12:32 12:39 槍沢大曲り
13:36 13:46 槍沢・天狗原分岐
14:58 15:03 坊主岩屋下
15:05 15:06 播隆窟
15:37 ヒュッテ大槍

2日目

• 山行: 8:34
• 休憩: 2:24
• 合計: 10:58

5:02 ヒュッテ大槍
5:59 6:04 槍ヶ岳山荘
6:30 6:40 槍ヶ岳
6:56 7:22 槍ヶ岳山荘
7:44 殺生ヒュッテ分岐
8:14 播降窟
8:24 8:46 坊主岩屋下
9:25 槍沢・天狗原分岐
9:54 10:01 槍沢大曲り
10:23 赤沢岩小屋
10:47 11:18 槍沢ロッヂ
11:38 11:39 二ノ俣
11:47 一ノ俣
11:55 11:56 槍見河原
12:31 12:51 横尾
13:37 新村橋
13:50 14:11 徳澤園
14:13 徳沢公衆トイレ
14:54 徳本口
14:58 明神館
15:53 小梨平
16:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡バスターミナル駐車場＠700×2日（前日入りだったが到着が0時2分だったため2日分）結構埋まっていた。帰るときには駐車場の路肩にも車多数。

コース状況／危険箇所等

上高地バスターミナルで登山届　

その他周辺情報

♨湯の華銭湯瑞祥松本館＠700　

写真

沢渡バスターミナル始発に乗ろうと4時半に起きて支度してノコノコ4：50にチケット往復買いバス乗り場に行ったらすんごい列。マジ？？タクシーにしたくてもチケット買っちゃったし並ぶ。結局5時半に出発。

おかげでスタート遅れた。登山届かくところも混雑
男子トイレもすごい行列。ちなみに女子トイレはすいてました♡

河童橋でちょい朝ごはん。

小梨平キャンプ場。熊、ここで出たなんて怖すぎる。

明神。ここまでゾロゾロの行列。

でっかいサルが沢山いました。はじめは大きいから熊かとビビる。

今度は徳澤園キャンプ場。

テンパク装備の人しか見ない感じくらい多い。

横尾。ちょい朝ごはんその2。そしていよいよ槍ヶ岳へ。人がぐっと少なくなり急に不安に。

槍見ポイント。チラ見え。おお〜〜前回はガスガスで見えなかったから感動。

何か所が崖崩れ？土石流あとを通りました。

こわ！

先々週、Taroのソールが真っ平になったので靴を新調。なのに一回も試し履きしないで槍に来る彼、大物である。で、ここで靴ではなく脚の付け根が痛いと、、、、。えっ？？先はまだまだなのに。

光が差すと急に緑が綺麗になります。そして登り坂に。

ヒーヒー言っていると「もうすぐ槍沢ロッジ」

ふう。お昼ご飯。プチカップうどん、昨晩沸かしたお湯、朝沸かしなおす時間なくてそのまま持ってきたらうどんぬるすぎ、まずい。

なんちゃって槍

ババ平。テントすごい混雑。でもこの先の河原のテンバはまだ余裕がありました。

またもや崖崩れ？？

延々と槍沢を詰めていくんでしょうがゴールは全く見えません。幸い気温は丁度よく水もそんなに飲まずに済みます。

Taroは脚痛いのに歩き続けます。いや、このまま行動不能になったら遭難だから戻る？？嫌だ！の繰り返し。Taroくんは頑固です。

まだか〜〜

まだか〜〜

土石流？？

天狗原分岐。

振り返る。ずいぶん上ってきたものだ。このころから周辺の顔ぶれが同じになってきます。抜きつ抜かれつ、不安の中、仲間がいるようで心のきずなが生まれている感じ←私だけ？？

あの上に上がったら槍見える？？

沢を幾度もわたります。水場どこだかわからずここの水を汲んでみるが怖くて飲めない。ヒュッテ大槍に水がなかった時のため歯磨き用にしよう。

槍みえた〜〜〜！

小休止してGO。

もう、Taroの脚を心配するどころではありません。私がやばいです。疲れはててます。

ついにヒュッテ大槍への分岐。

ってか、ヒュッテ大槍どこよ。見えない。ってかここからあの上登るの？？すごく急なんですけど。。。(；゜Д゜)

振り返ると常念さまがお顔をのぞかせてます。

ヒュッテ大槍より槍ヶ岳行っちゃった方が近そうに見えます。

ヒュッテ大槍へ、、、見えないけど。

ヒュッテ大槍見えません。

下をみると恐ろしい高度感。

稜線着いた！！

おお、あれは何？穂高の誰？

ヒュッテ大槍です。

恐怖の北鎌尾根が見えます。

ってか、北鎌尾根上にテントが2張り、人も見える。そこで泊るの？？？

穂高方面。

夕食待ちで昼寝してると穂高が燃えていると人の声。あわてて窓ごしに写真撮って、外へ出たらもう消えてました。見たことないくらい真っ赤でした。昼寝しなきゃよかった。。。

夕暮れ。

常念。

夕食です。ワイン付き目当てでここに泊まりました。なのに生頼んでしまうわたくし。

朝5時出発。珍しく予定通り出れました。

くっ、暗い。

槍は？？ガス？幻想的ですが先の道のりを考えるとドキドキしてそれどころではありません。

槍に特設登っちゃいそうなアングルです。

やばいです。怖いです。

殺生ヒュッテが真下に見えます。

稜線ギザギザしてます。

先行者の先に見えるのは、は、はしご。。。怖いんですけど。

大嫌いな高度感抜群のトラバースです。

自分が崖っぷち通るのも怖いけどTaroが通るの見るのも怖い。

ハシゴ、木でできているように見えるんですけど。。。

なんとか肩に到着〜〜。ここまでで疲れ切りました。Taroのヘルメットレンタルします。＠500

槍アタ〜ック。

小槍。

着きました！槍ヶ岳山頂！混雑しているので写真撮ったら降ります。ってか、怖くてここに居れません。景色最高です。でも鑑賞しているどころではありません。ここで私より高所恐怖症の方に遭遇。仲間です。わかります、その気持ち。

笠様、美しい。空が何とも言えない色合い。

これから上高地まで戻ると思うと気が遠くなります。早く帰らなきゃバスに乗れない、と焦る私。

ちょっとテンバまでお散歩したいと。Taroはのんびり屋さんです。

でも、綺麗。黒部五郎さん方面。

笠ヶ岳と雲が綺麗。

帰ります。

登ってくる人が大勢います。今日は連休3日目。明日の方が天気予報よさそうだったから？小屋が満だったのでこの日程に。結果は大正解でした。

振り返る。

歩きずらいガレ場を降ります。

かじったお稲荷さん。小屋のお弁当です。うまし。

水場を過ぎると登山道に腰を下ろしている方が。怪我されたらしいです。救助を呼ばれて大丈夫とのことだったので先に進みました。すぐに救助の方とすれ違ったのでひと安心。

ヘリも来て釣り上げて救助してました。安心しました。

先は長いです。先が長すぎるので足を疲れさせないようにゆっくり歩きます。

振り返る。美しい。槍はとっくに見えません。

それにしてもこの槍沢、長い。

やっと木陰に入ります。

大岩沢が見える？あの岩を流れる滝？？

赤岩沢。

やっと傾斜が緩んできました。

ババ平。混雑してます。今日は河原もテントで埋まってました。

長かった〜槍沢ロッジ。

川の流れる音に癒されながら長い道のりを歩きます。

苔がすずしげな沢。

屏風岩が見える！！

ってことはほどなく横尾到着。

靴脱いで休みます。

そして1時間、、、。徳澤園。またもや靴脱いで休みます。

このソフトクリームをモチベーションにここまで来ました。この先のお楽しみはもうありません。

一時間頑張って明神。また靴を脱いで10分休みます。これいいかも。まだ歩けそうです。いつもこの長い道のりで脚が終わってしまうのですが今回は持ちそうです。靴脱ぎ作戦推奨！

16時には上高地着きそうです。それでも予定より30分遅れ。

河童橋に行列ができてるので何？？写真の行列？？聞いてみたらバスの行列と。ターミナルからここまで行列です(；゜Д゜)。あわてて並ぶもちっとも行列進みません。列は後ろに伸びるばかり。

9/21 18:08

2時間待ってやっとバス乗れました。18時の上高地、新鮮です。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

感想

yokois

4連休。どこか行かなきゃ。予約取れるところ・・・と探したらヒュッテ大槍が予約取れました。で、槍ヶ岳決定！Taroとkotaroと行こうとしたら前日に「俺行かないもん」とKotaroにフラれてます。前日の予報は21日雪かも、と。あわててKotaroのチェーンスパイク買ったのに。バカバカ、kotaro!!
　気を取り直して前日20時に横浜出発、沢渡0時着で車で宿泊、朝5時のバスで、、、、ってここまで順調だったのに、バスが乗れない。すごい人。今までコロナでどこ行ってもスキスキだったので油断していました。そうだ今は4連休。大変な人出です。いつもタクシーで知らない人と乗り合わせていたけど、コロナだからタクシー相乗りはちょっと・・・と思ってバスにしたのが失敗でした。完全に出遅れました。長いコースなのに出発が遅れるという事態で心配性の私は終日時間に焦った状態になりました。バス降りてからもすべて混雑。トイレ、登山届、横尾への道・・・。いや、以前はこうだったんです。すっかりコロナですいているのに慣れてしまっていました。でも、通常に戻った感じが逆にうれしいのかもしれません。
　横尾からは急に人がいなくなって、寂しい登山道。ノロノロの私たちは抜かれることはあっても抜く人はいません。ゆっくり、でも心は焦って歩きます。そしてまさかのTaro脚の付け根が痛いかも事件！！これで私の心配性炸裂。しかも、Taroよりも私のくたびれ加減が半端なくやばい感じ。いや、このままヒュッテ大槍までたどり着けるのだろうか・・・と猛烈に心配になります。でも、ふと気づくと周りに抜きつ抜かれつ同じ速さで歩いている人たちがいるんです。すごく励まされました。私たちは置いてけぼりではないんだと気が付いたら一気に気持ちが楽になりました。
　長〜〜い槍沢をゆるゆる登っていき、ヒュッテ大槍かと思っていたのは殺生ヒュッテで、ヒュッテ大槍は右のすごい急な稜線はるかかなた、見えもしないことに気づき唖然。コースタイム分岐から40分なんて嘘だ！！しかもやっとこさ稜線についたら明日行く道、東鎌尾根から槍への道が、すんごく険しそう( ;∀;)
　翌日、まだ暗いうちから恐ろしそうな東鎌尾根、、、怖かったけどなんとか通れました。そして槍穂先も無事に登頂。下山もゆるゆるに、疲れないように慎重に下山しました。途中、怪我された方に会い、救助隊出動、ヘリでの救助を遠目に見たのは初めてでした。そして、長ーい長ーいコースの最後の最後の核心部、まさかの上高地からのバスに乗るのがこんなにも大変とは・・・。河童橋過ぎたところまでのバス待ちの行列、タクシーにしようかと思ったけれどそちらも激混みのよう、しかも往復切符買っちゃってたし。結局ジャスト2時間待ちました。真っ暗な上高地、ある意味新鮮でした。アルピコ交通の方たちもこんなにたくさんの観光客を運送するの、さぞや大変だったでしょう。感謝です。
　今回コース取りが無茶だったと反省する次第です。天気が良く、絶妙な気温、雨予報も雪予報も外れて二日目は晴天、だからこそ歩きとおせたと思います。槍沢の紅葉はまだまだでしたがヒュッテ大槍からみた穂高の夕焼け、蛍光オレンジでものすごく綺麗だったのが印象的でした。