剣岳&立山
- GPS
- 07:34
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 2,472m
- 下り
- 1,978m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:34
天候 | 薄曇り→ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
靴
行動食
飲料
日焼け止め
携帯
|
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感想
荒島岳、白山と来て今日は北陸遠征最終日。アルペンルートで長野へ向かいながら、途中で剣岳と立山を攻める。
7:20立山駅に着き、きっぷを買おうとしたら次に乗れるケーブルカーは9時とかわけのわからないことを言われたが、色々聞いてみると美女平からのバスは随時出てるらしい。じゃあ美女平まで歩けばもっと早いのに乗れるのかと聞いたら「は?1時間半歩くのバカなの?」みたいな反応されたが1時間半も歩かねえよ30分走るだけだろバカなのかと思いながらひとっ走りして予定通り美女平8:20のバスに乗ってやった。ここのルートは入り口が少しわかりにくい(駅の反対側の駐車場の横)が道自体はよく踏まれていて「地質調査中につき注意」という何を注意すればいいのかよくわからない看板があったりした。
バスでは何箇所か観光スポットの案内がある。まずは屋久杉と並ぶ杉の巨木の横を通る。次の称名滝は毎秒3t、春先には毎秒10tの落差日本一の滝らしいが写真で見るとしょぼい。少し進むと餓鬼田と呼ばれる池塘が現れる。名前の由来は昔の人が池塘を見て、これは腹をすかした亡者が作った田んぼに違いないと考えたことらしいが、そうはならんやろ。その先の放免滝だか素麺滝だかが見えると室堂はすぐだ。気温は10℃程度。走ると息が少し白い。
時間とともにどんどん曇ってくる予報なのでまずは本命の剣岳を目指す。薄曇りで時々日が差す秋らしい天気。剣山荘のあたりは色づき初めの立山側の斜面と、反対には荘厳な剣岳が眼前にあり、今度来るときはここでゆっくりしたいと思った。やっぱり北アルプスは美しい。
剣山荘から剣山までのルートは噂通り高度感がありかなり恐怖を感じるルートだった。上りはともかく崖の下りは足元が見えないので難しい。トレランシューズのソールがかなり摩耗していて、濡れた岩どころか乾いた岩でも全くグリップしないのでこの区間は慎重に進んだ。
剣岳から剣山荘に戻って今度は立山エリアを攻める。立山エリアは室堂、大汝山、別山など昨日の白山と同じ名前が多かった。ガスがだんだん上がってきて、雄山に着いたときにはあたりは完全に真っ白。時間の都合で浄土山だけまわれなかったのが悔やまれるが、ここまでガスったら登っても楽しくないし立山だけならまた来ればいい。
何も食べずに走り続けていたのと、下山後乗り物待ちの時間や乗ってる間寒かったこともあって胃が萎んで若干吐き気がしていたが、大町のスーパーに行ったらお湯が無限に飲めるコーナーがあって5杯くらい飲んでようやく生き返った。大町いつもありがとう。UTMFの番組でトレランは体力やメンタルだけでなく消化器官の強さが必要みたいなことを言っていたがそのとおりだった。
百名山巡りも北陸エリアが終わって残り21座。問題は公共交通機関が貧弱でヒグマの生息域で登山適期の短い北海道の山。幌尻岳とか羅臼岳とかどうやって行くのか見当もつかない。来年頑張ろう。
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