鷲羽岳→水晶岳→雲ノ平→双六岳 寒い夏休み
- GPS
- 28:26
- 距離
- 50.2km
- 登り
- 3,684m
- 下り
- 3,459m
コースタイム
- 山行
- 10:23
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 12:06
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 10:44
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:44
天候 | 1日目 雨のち曇り(稜線は雹が降ったらしい) 2日目 快晴 3日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
しっかりコース整備はされています。ありがとう御座います。 |
その他周辺情報 | 三俣山荘、水晶小屋閉まっていてびっくり。事前学習が足りてません。 |
写真
感想
天気と休みと、タイミングが合わず今更夏休み遠征。またまた寒い夜を過ごす事になるのかと思いながら、でも今しかないと思い新穂高までドライブ。山行き中に、お会いしてお話頂いた方ありがとうございました。備忘録、日記は後日加筆します。
2年前から行きたいと思い、9月初めから計画を立てていた水晶岳。休みや天気の加減でやっと実行に移すことが出来ました。2時に新穂高無料駐車場に到着、少し休憩をした後に出発。天気予報は雨でしたが、まだ降ってはおらず、真っ暗な中ヘッデンをつけてスタート。星空もなく、ただただ真っ暗中な中を歩いてい行きます。スタートして1時間経たずに雨。わさび平小屋に避難、軒下が広くベンチもあり快適に雨宿りが出来る事もあり、諦めてゆっくりすることに。1時間たち少し雨も小降りになり、明るくなり始めたので出発。誰に会うこともなく、視界も今一でもくもくと登っていきます。鏡平山荘が近くなり、スライドする方が増えて少しお話、3人のダンディーな方は山荘で工事をしていたそうです。鏡平は結構な人で早々に退散(本来はここでゆっくりするべきでした)。弓折乗越を超えた所で、ライチョウが2羽いると教えて頂いて撮影に成功。尾っぽが白くなり冬支度が始まっている感じでした。
小池新道は3回目ですが、弓折乗越からの稜線が、アップダウンがあり長く感じます。小屋に到着しましたが、風がやや強く、雨宿りでのタイムロスが気になりゆっくり出来ない。ここでも早々にスタート、後で通過時間を確認すると全く問題ない。
三俣へのルートは3本、双六経由、中道、巻道。以前に巻道は非常に辛くて、2度と通らないと思っていたのですが、また来てしまいました。やはり巻道は辛く三俣峠まであと少しでダウン、諦めてゆっくりお昼を食べて。今日は三俣にテントを張ることに決め、明日のプランを考える。三俣に到着するとすでに6張り位張られていて、結構いるなと思いながら、小屋に行くと無人。あれ?双六、雲ノ平はやっているけど三俣はもう終わったのか。まあ今更どこかに行く体力もないので、テント設営、寒さ対策の防寒着を着込む(上下アンダー、中綿入りパンツ、フリース、ライトダウン、アウター)が寒い。以前も同じように体調不良。寝不足や(全く寝ていない)、すぐに横になってカロリーをあまり摂取していない事が原因だと思われる。横になりのんびりしていると、何組か見えたようでテントを設営する気配がするが体調が悪くそれどころではない。何度も目を覚まし、明日になったら帰ろう、絶対に帰ろうと思いテントの中で少し寝ては起きてを繰り返しました。ただ、少し見た月だけは綺麗でした。
朝起きて、綺麗な満月と白み始めた東の空に誘われて、鷲羽を目指す事に決め準備。テント場で南岳を目指す方とお話し、私のプランも尋ねられるが体の状態次第でNOプランとしか答えられない。無事、目的地到着したでしょうか?
厚着をし過ぎているためヒートしないようにゆっくりと歩いて登頂。快晴の空に頑張ろうと決め、水晶岳を目指す事に。一点問題があり、水を400CCしか持っていない。
無駄に食料品や粉ポカリを持っているのにペットボトル1本のみ、気温と次の水場を考えて水晶は行けると判断。順調にワリモ岳、ワリモ岳分岐を通過。その間トレランの方が何人か抜いていく。そんな中半袖短パンで一際目立つ方がお一人、その時は普通に挨拶のみしましたが、後日レコを拝見してびっくり。同じ三重在住の方で新穂高→大町1Dayとか一瞬意味が分からない内容でした。
水晶小屋までの間に脱皮をして、通常の秋山仕様に。小屋に到着するがやはり無人、どうしても水分量だけ気になります。小屋から水晶岳まで、見るとかなりの距離。行く事が出来るのか、荷物をデポして出発。意外にも苦しいながらもすんなり到着。先ほど通過した鷲羽岳や、近くなった黒部ダム、雲ノ平。遠くなった槍、穂高。
やっと来ることが出来、景色を満喫。先には赤牛岳が見え、これから往復される方が一名、私も行ってみたいが今日は引き返す事に。水晶小屋まで戻りプランを考える、
提出してある登山届では、日程順序は入れ替わってますが、雲ノ平までです。
一旦標高を下げ、岩苔乗越に行き、残りの水分量を見て決める事に。岩苔に着いて行けると判断、祖父岳を目指します。祖父岳からの景色も素晴らしく、やはり来てよかった。雲ノ平方面へ下って、黒部源流か雲ノ平か?ここで素敵なご夫婦と1Stコンタクト(合計3回会います)。穂高から入り、双六から黒部源流を通過してきたとの事。ここまで来たのですから行きましょう、雲ノ平に泊まれば?と提案頂き、水を確保出来る事もあるので行く事に。分岐から結構な下りと、少しの登りで往復が辛いな、でも最高のロケーションで天国、来てよかった。ご夫婦に感謝。水を得るためにテント場へ、しかし水が出ていない。見渡すと流水が少し、そこから汲むことに。水分補給と食事、ご飯が全く食べられない。半分も食べずにダウン、1時間半以上のお昼寝休憩。その後だらだらと動きだし、黒部源流を目指す事に。雲ノ平周遊は必ずリベンジします。雄大な雲ノ平の景色を楽しみながら祖父岳分岐へ。祖父岳を巻いていくと正面に鷲羽岳と槍ヶ岳、こちらも素晴らしいロケーションです。黒部源流へは激下り、落ちて行きます。ここまで数人スライド。黒部源流付近は紅葉が素晴らしく、紅葉を楽しみながら三俣へ向けて登っていきます。ここでお二人とスライド目指すは雲ノ平でしょうか?テント場が近づくと、テントが無事か心配になります。もちろん何の心配もありませんでした。テント場到着、今日は貸切になるのかと思いましたが、裏手に一人見えて、先ずはご挨拶、その後何組かお見えになりました。その後今日一日我慢したポカリを製造して摂取、お菓子を食べてゆっくりします。やはり、体調が悪く動けない。予定では、明日は黒部五郎方面に行く予定でしたが、今度こそ下山する事にして就寝。
翌朝のんびりと起きて準備、あんなに夜中調子が悪かったのになぜか悪くない。これなら早起きして予定の周回に行けたのだろうか?悔やまれますが、天気も下り坂帰ることに。撤収作業をしていると、昨日の素敵なご夫婦が通過、同じく新穂高に下山中。
私も撤収を終えて下山開始、先ずは三俣蓮華岳への登り。途中で、楽しいレコを拝見している、岐阜の方とすれ違ったようなのですが、最近あまり山レコを見ていないので気づかなかった。同じ位の年齢の方なのによくあんなに歩けるしレコも面白いのに残念。三俣蓮華岳からの展望も素晴らしいのですが、特に黒部五郎岳をしっかりと目に焼き付けて、こちらも次回のお楽しみに。西からの風がやや強く冷たいですが、双六岳へと楽しい稜線歩き。双六まで来ると人の多さにびっくり。あとは景色を楽しみながら新穂高まで下山。途中秩父沢を過ぎた所で素敵なご夫婦と再々会。少しですがお話頂きありがとうございました。
何時も(2回目ですが)三俣に行くと調子が悪くなる、寒さ?疲労?寝不足?高山病? 1回目は寒さ対策も不十分ですが、今回問題なかったと思う。疲労、寝不足、高山病はあるが、それは他の山に行っても同じ。二日目の夜の体調不良は、完全に水分不足だと思う、少量の水だけではダメ。テントから出発する時もしっかり準備が必要。色々反省して次の山につなげたい。
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