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記録ID: 262410
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雪山ハイキング
赤城・榛名・荒船

赤城山(黒檜山〜駒ヶ岳)

2013年01月20日(日) [日帰り]
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GPS
03:29
距離
5.0km
登り
559m
下り
544m

コースタイム

08:25おのこ駐車場〜08:40黒檜山登山口08:40〜08:55猫岩09:05〜09:53駒ヶ岳分岐09:53〜09:57黒檜山10:00〜10:10ビューポイント10:10〜10:19黒檜山10:19〜10:22駒ヶ岳分岐10:22〜10:58駒ヶ岳11:00〜11:51大洞登山口11:51〜11:54おのこ駐車場
天候 ガス・強風
おのこ駐車場でマイナス8度
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
おのこ駐車場(無料/100台/6:30頃到着時、駐車率は1割程度)
※赤城県道は赤城の大鳥居を過ぎてしばらく進み、道が蛇行し始めると積雪があり。
1100m以上は完全に積雪 or 凍結しており、スタッドレスタイヤでギリギリの状況。
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
見当たりませんでした。

【トイレ】
おのこ駐車場にあり。

【コース状況】
アイゼンは猫岩から駒ヶ岳登山口まで使用。ピッケルは不使用。

●おのこ駐車場〜黒檜山登山口
凍結した車道を右手に大沼のワカサギ釣りの様子と赤城神社を見ながら歩く。
途中、登山口の300m手前に黒檜山登山口駐車場、駐車場の正面の道路脇に駐車スペースあり。
おのこ駐車場からアイゼンを装着している方もいました。

●黒檜山登山口〜黒檜山
高低差約450m。登山口から登り一辺倒の尾根筋を進む。
トレースあり。外すとズッポリ。稜線と合流して少し歩くと黒檜山山頂に到着。
黒檜山山頂はやや開けているが眺望はなし。山頂からさらに10分程度進んだビューポイントは、
景色が開けるらしいがこの日はガスで眺望ゼロ。危険箇所は特になし。

●黒檜山〜駒ヶ岳
黒檜山から大沼分岐まで戻り、駒ヶ岳方面に進むとすぐに黒檜山大神があり、ここからいったん下る。
登り返し小ピークを1つ越えると駒ヶ岳に到着。危険箇所は特になし。

●駒ヶ岳〜大洞登山口
駒ヶ岳からしばらく進むと稜線を外れ、大沼方面に下る道に入る。
鉄階段を通過し、階段基調(階段はほぼ雪で埋まっている)の登山道を下ると大洞登山口に到着。
ここからおのこ駐車場までは車道を進む。危険箇所は特になし。

黒檜山登山口 入口から雪もたっぷり
黒檜山登山口 入口から雪もたっぷり
猫岩付近から大沼を望む1 凍った大沼と雲の中の地蔵岳
猫岩付近から大沼を望む1 凍った大沼と雲の中の地蔵岳
猫岩付近から大沼を望む2 赤城神社とワカサギ釣りのテントたち
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猫岩付近から大沼を望む2 赤城神社とワカサギ釣りのテントたち
この日は天気は良くなかったけど樹氷はキレイだった
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この日は天気は良くなかったけど樹氷はキレイだった
駒ヶ岳分岐から黒檜山へ向かう道
駒ヶ岳分岐から黒檜山へ向かう道
ラッセルを期待したけどトレースはバッチリあった
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ラッセルを期待したけどトレースはバッチリあった
良い雰囲気です
黒檜山山頂到着
ビューポイントに向かう途中の景色 もちろんビューポイントはガスの中
ビューポイントに向かう途中の景色 もちろんビューポイントはガスの中
風が強いため樹氷の林ができていた
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風が強いため樹氷の林ができていた
咲いてるねぇ
樹氷の林を歩く 気持ちいい
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樹氷の林を歩く 気持ちいい
氷の森を行く
樹氷の花も咲いていた
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樹氷の花も咲いていた
樹氷の花も咲いていた2
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樹氷の花も咲いていた2
鞍部まで降りて駒ヶ岳方面を望むがガス…
鞍部まで降りて駒ヶ岳方面を望むがガス…
広い尾根 天気が良ければもっとキレイなんだろうなぁ
広い尾根 天気が良ければもっとキレイなんだろうなぁ
駒ヶ岳山頂まであと少し
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駒ヶ岳山頂まであと少し
駒ヶ岳到着
風の通り道は雪庇も育ってた
風の通り道は雪庇も育ってた
自然の造形美
寒いのでお昼ゴハンは立食で
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寒いのでお昼ゴハンは立食で
あっという間に大洞登山口到着
あっという間に大洞登山口到着
道路は蛇のように粉雪がクネクネ這っている
道路は蛇のように粉雪がクネクネ這っている
おのこ駐車場到着 結局背中のワカンは用無し
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おのこ駐車場到着 結局背中のワカンは用無し

感想

まだ行ったことがない赤城山。
ハイシーズンにはあまり行く気がしなかったけど、
先日の大雪でワカンを使ってのラッセルが楽しめるかもと思い、
良い機会がやってきたのかもしれない、ということで行ってみた。

赤城県道はかなりの積雪&凍結でスタッドレスでもギリギリの状態。
フラフラしながら何とかおのこ駐車場まで到着。

しかし、到着してみると駐車場はかなりの強風とガス。道路の標識も揺れている。
1時間ほどクルマの中で待機。クルマも風で揺れているのが分かる。
でも明るくなってきたので意を決して出発。

駐車場からゴーグル・目出し帽にオーバー手袋というのは初めての経験。

しかし、大沼を右手に黒檜山の登山口に向かうと不思議と風が弱まり登山口では微風に。
当初はラッセルを楽しもうなんて思ってたけど、
この天気のせいで、黒檜山〜駒ヶ岳を周回できるだけでも有り難や有り難や、
という気持ちになっていたので、
トレースがしっかりある登山道を見てもあまりガッカリすることはなく、むしろウレシイくらいだった。

最初はツボ足でスタートするものの、雪の量が多く猫岩付近でアイゼンを装着。
黙々と歩いているとあっという間に黒檜山に到着。

この日は麓よりも山の中の方が風が弱く、
樹林帯のためか稜線も開けたところ以外は、駐車場では想像できないほど穏やか。

そして、何よりも稜線は樹氷が美しかった。
黒檜山〜駒ヶ岳間は樹氷の林や森の中のトンネルを歩いているような感じで、
駒ヶ岳を過ぎてからは美しい雪庇や吹き溜まりの造形を楽しむことができた。

稜線を外れ、大洞登山口まで降りてくると徐々に再び風が強まり、
駐車場まで戻ってくるとこの辺りが一番強風で、アスファルトの上を粉雪が蛇のように這っている。

最後まで青空は拝むことはできなかったけど、
雪と戯れることはできたのでまぁよかったのかな。

帰りのクルマからは榛名山は青い空の元キレイに稜線が見えていたので、
北関東の山の天気は、太平洋側と日本海側の境目付近のためか難しいですね…。



ピーカンの中でたっぷりの雪とたわむれたい〜♪、と向かった赤城山。
ところが!朝登山口へ向かう車の窓からみえるのは、ものすごい勢いで流れていく雲。
風で吹き飛ばされた雪が道を這うようにうごめいていて、
周りの木々も風でぶんぶん頭を振っている…
登山口ちかくの駐車場に着いたものの、当初の「♪」な気分はどこかへ吹き飛んで、
「どっか天気のいいとこ行きたい、もしくは帰りたい」と、テンションは↓↓↓。

しばらく車の中で、山頂あたりを吹き上げる白い雪煙を眺めては、
うとうと眠ったりと繰り返していたら、あたりはすっかり陽がのぼり、明るくなってきた。
いつの間にか、まわりに車が増えていて、登山口に向かう人もちらほら。

風はやむ気配はないけれど、、
「ここまで来たらね、行かないとね…」
「きょうは大して歩くコースじゃないしね」
と自分に言い聞かせ、衰えることのない風の中、ゴーグル+バラクラバ+オーバー手袋という、
いつもなら風の強い稜線でする格好で、車を飛び出した。
(そういえば風による寒さで、ストックは凍りつき、伸ばせなかった…)

歩き出してみると、意外にも風は気にならないほどで、
登山口はほとんど風がないくらい。
最初からけっこうな急登をうんしょうんしょとのぼって、半分くらい来たかなぁ〜と思ったら、
「黒檜山0.1km」の文字。あっという間に山頂。
こんなへなちょこな私でも物足りないぞ!ということで、
すぐさま駒ヶ岳へ向かう。
駒ヶ岳への道は、たっぷりの雪と樹氷で、しんしんと静かな雰囲気。
デコレーションケーキみたいな雪を「きれいだねー」といいつつ、
ストックで突いたりしながら(笑)歩いていたら、あっけなく駒ヶ岳山頂へ。
山頂は平べったいところで、かなり地味な感じ。
本当は天気がよければすばらしい場所なんだろうけど。。
という訳で、これ以上の天気を望めそうもないため、この日はこれにて下山。

最初は強風でどうなるかと思ったけど、結果的には
たっぷりの雪を満喫できた♪赤城山でした。
それにしても山頂は穏やか、なのに登山口の方は強風ってはじめての経験。
こんなこともあるんだなぁ。



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