(愛媛)新雪の寒風山 (2013)
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- GPS
- 04:40
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 651m
- 下り
- 651m
コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:40
天候 | 晴れ、のち薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレは冬場は閉鎖されている。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・今回、登山口で積雪40cm程度、稜線は80〜100cm程度。ただし山頂まではっきりしたトレースがあり、ラッセルは不要だった。 ・本文にも記載した通り、新寒風山トンネル南口から登山口までの旧国道は、今回、積雪が多く、離合に難儀した。タイヤチェーンは必須です。4WDなら安心かも。 |
写真
感想
【山行NO 420】
※今回は当初、久々に、雪の笹ヶ峰を目指した山行を計画した。
(結果として寒風山登山になりましたが...)
・朝起きると、上天気だ。早速車を走らせるが、途中でカメラを忘れたことに気づき、ガックリ。しょうがないので、今回は携帯のカメラでガマンすることにする。
・国道194号を進み、笹が峰への林道が分岐する下津池の集落で、チェーンを着けていると、林道の奥から大型の4WDが降りてきた。
聞いてみると、「笹ヶ峰を目指したが、林道の雪が深くて途中で引き返してきた」、とのこと。
車高の高い本格4WDでも無理なら、自分の車では到底無理そう。
先日(1月14日)の雪は、予想以上に大雪だったようだ。
残念だが今回は笹ヶ峰をあきらめ、毎度おなじみの寒風山に転進することにした。
・寒風山トンネルを抜けたところでチェーンを着け、山道(旧国道)にかかる。
旧国道もすぐに雪が出てきたが、わだちがしっかりついている。
・途中までは順調だったが、登山口まであと2km程度のところで急に渋滞となった。
何が起こったのかと歩いて先を見てみると、こんな時間帯なのに下りのクルマがいて、離合が難しくて止まっていた。
後ろの車の人も出てきて、対向車を無理やり道の端に移動させ、1台づつ、ぎりぎりですれ違って進むが、道の端はふかふか雪が50cmほども積もっており、スタックする車が続出。
そのたびにスコップで路肩の雪をどけたり、スタックした車を総出で押し上げたり、と、なかなか大変だった。
自分のクルマも、チェーンをつけてはいるものの、ふかふか雪に潜るとスタックしかけ、後から押してもらい、ようやく離合成功。
これが結局2回もあって、時間にして40分ほどのロス。なかなか大変な道中だった。
これが今回の山行の核心部(?)と言えるかもしれない。
9:50-10:20 寒風山登山口(標高=1100m、気温=マイナス2℃)
・下りの人も言っていたが、予想通り、駐車場は車で満車状態だ。40台はいる感じ。
自分は、なんとか駐車場の隅に空きを見つけて車を押し込んだ。
・さて、と。アクセスに約3時間かかったが、ようやく本番の登山開始。
積雪は登山口で40cmほどあるので、最初からアイゼン、ピッケルの装備で登り始めた。
登山道も40〜60cmの積雪だが、昨日、今日と大勢が登ったようで、トレースがしっかりついており、圧雪されているのでアイゼンがよく利き、ぐいぐいと登れる。
11:20-12:00 桑瀬峠(標高=1400m、気温=0℃)
・時刻は早くもお昼前になった。峠から少し進んだ風のないところで休み、少し早いが昼食とした。例により温かいカップ麺を食べる。
・あとは、時間も押しているので、休みもほとんど取らず、どんどんと登ってゆく。
稜線の積雪は80〜100cmだが、トレースがしっかりしており、ラッセルするようなところはなかった。
いつもは少し緊張する途中のコルの部分も、今回は階段が雪に埋もれており、比較的楽だった。
山頂直下の笹原も雪で埋もれている。ここはわざとトレースを外れ、ラッセルの練習をしてみた。膝までのラッセルで山頂へ直登した。
13:10-30 寒風山山頂(標高=1750m、気温=プラス4℃)
・今日はなかなか苦労したが、何とか山頂にたどり着いた。
・上空はうす雲ってきたが、中層は以外と視界がよく、東には本当は登るはずだった笹ヶ峰が真っ白い姿を見せている。
・また、そのさらに向こう、冠岳の奥には、はるかに剣山系の山々が白く雪化粧している姿も、以外なほどはっきりと見えた。
・南方は、高知県の山々がずらっとならび、室戸岬、足摺岬へと山なみが続いている。
・下りは、時間も押しているので、左にはストック、右にはピッケルを持ち、ガンガンと下る。10人ほど追い抜く。 雪がゆるんで、アイゼンにダンゴ雪が着くのは面倒だったが、下りは以外と疲れもなく、快調に下れた。
14:20 桑瀬峠
・たまたまいた登山者が、スノーシューを持ってきていたので、スノーシューのことを少し教えてもらった。面白そうだ、自分も買おうかな?
15:00 寒風山登山口
・さて、自分のクルマが駐車場から無事出れるか?少し心配だったが、何とか出れた。
しかしお隣のクルマはチェーンも着けてない軽トラで、完全にスタックしており、脱出できないらしい。
他の何名かと手伝ってなんとか脱出させてあげたが、なかなかの重労働だった。
今日は、なんとも最後まで苦労する山だったこと。いやー 疲れた。
でも今日 一番頑張ったのは、自分の愛車だろう。
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