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記録ID: 262620
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積雪期ピークハント/縦走
石鎚山

(愛媛)新雪の寒風山 (2013)

2013年01月20日(日) [日帰り]
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GPS
04:40
距離
4.4km
登り
651m
下り
651m

コースタイム

10:20寒風山登山口−11:20-12:00桑瀬峠−13:10-30寒風山−14:20桑瀬峠−15:00寒風山登山口
天候 晴れ、のち薄曇り
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
寒風山登山口に駐車場あり。ただし今回は満車だった。
トイレは冬場は閉鎖されている。
コース状況/
危険箇所等
・今回、登山口で積雪40cm程度、稜線は80〜100cm程度。ただし山頂まではっきりしたトレースがあり、ラッセルは不要だった。
・本文にも記載した通り、新寒風山南出口から登山口までの旧道は、今回、積雪が多く、離合に難儀した。タイヤチェーンは必須です。4WDなら安心かも。
寒風山登山口の風景、雪が割と多く、車は満車状態。
by  T008, KDDI-TS
寒風山登山口の風景、雪が割と多く、車は満車状態。
桑瀬峠からの寒風山、桑瀬峠は、風が強いせいか、笹が少し顔を出していた。
2013年01月20日 19:38撮影 by  T008, KDDI-TS
1/20 19:38
桑瀬峠からの寒風山、桑瀬峠は、風が強いせいか、笹が少し顔を出していた。
雪のついた樹林帯の眺め
by  T008, KDDI-TS
雪のついた樹林帯の眺め
少し登ったあたりから、桑瀬峠を振り返る、稜線は新雪が80〜100cmは積もっているようだったが、トレースはしっかりついていた。
by  T008, KDDI-TS
少し登ったあたりから、桑瀬峠を振り返る、稜線は新雪が80〜100cmは積もっているようだったが、トレースはしっかりついていた。
稜線から見る、伊予富士
by  T008, KDDI-TS
稜線から見る、伊予富士
稜線から見る、新雪をまとった寒風山の姿
by  T008, KDDI-TS
稜線から見る、新雪をまとった寒風山の姿
稜線を進む。遠くに伊予富士が見える
by  T008, KDDI-TS
稜線を進む。遠くに伊予富士が見える
稜線から、(今回のもともとの目的地だった)笹ヶ峰を望む。真っ白い姿だ
by  T008, KDDI-TS
稜線から、(今回のもともとの目的地だった)笹ヶ峰を望む。真っ白い姿だ
稜線から振り返る。結構な高度感がある
by  T008, KDDI-TS
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稜線から振り返る。結構な高度感がある
山頂直下にて、樹氷ではないが、着雪して真っ白い灌木
by  T008, KDDI-TS
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山頂直下にて、樹氷ではないが、着雪して真っ白い灌木
雪の斜面には小さい風紋もできていた
by  T008, KDDI-TS
雪の斜面には小さい風紋もできていた
寒風山山頂より眺める、真っ白い笹ヶ峰とちち山の双耳峰
by  T008, KDDI-TS
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寒風山山頂より眺める、真っ白い笹ヶ峰とちち山の双耳峰
寒風山山頂より東を眺めると、手前の冠岳のはるか向こうに、剣山系の白い姿も眺められた。(写真では、中央の三角峰(冠岳)の右奥が剣山系、左奥が矢筈山系)
by  T008, KDDI-TS
寒風山山頂より東を眺めると、手前の冠岳のはるか向こうに、剣山系の白い姿も眺められた。(写真では、中央の三角峰(冠岳)の右奥が剣山系、左奥が矢筈山系)
寒風山山頂にて、積雪は60〜80cm程度
by  T008, KDDI-TS
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寒風山山頂にて、積雪は60〜80cm程度
寒風山山頂から眺める伊予富士(正面奥の凸凹の峰)
by  T008, KDDI-TS
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寒風山山頂から眺める伊予富士(正面奥の凸凹の峰)
桑瀬峠手前から寒風山を振り返る。堂々とした姿だ
by  T008, KDDI-TS
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桑瀬峠手前から寒風山を振り返る。堂々とした姿だ

感想

【山行NO 420】

 ※今回は、久々に、雪の笹ヶ峰を目指した山行を計画した。
  (結果として寒風山登山になりましたが...)

・朝起きると、上天気だ。早速車を走らせるが、途中でカメラを忘れたことに気づき、ガックリ。
 しょうがないので、今回は携帯のカメラでガマンすることにする。

・国道194号を進み、笹が峰への林道が分岐する下津池の集落で、チェーンを着けていると、
 林道の奥から大型の4WDが降りてきた。
 聞いてみると、「笹ヶ峰を目指したが、林道の雪が深くて途中で引き返してきた」、とのこと。
 車高の高い本格4WDでも無理なら、自分の車では到底無理そう。
 先日(1月14日)の雪は、予想以上に大雪だったようだ。
 残念だが今回は笹ヶ峰をあきらめ、毎度おなじみの寒風山に転進することにした。

・寒風山トンネルを抜けたところでチェーンを着け、山道(旧国道)にかかる。
 旧国道もすぐに雪が出てきたが、わだちがしっかりついている。
・途中までは順調だったが、登山口まであと2km程度のところで急に渋滞となった。
 何が起こったのかと歩いて先を見てみると、こんな時間帯なのに下りのクルマがいて、
 離合が難しくて止まっていた。
 後ろの車の人も出てきて、対向車を無理やり道の端に移動させ、1台づつ、ぎりぎりですれ違って進むが、
 道の端はふかふか雪が50cmほども積もっており、スタックする車が続出。
 そのたびにスコップで路肩の雪をどけたり、スタックした車を総出で押し上げたり、と、なかなか大変だった。
 自分のクルマも、チェーンをつけてはいるものの、ふかふか雪に潜るとスタックしかけ、
 後から押してもらい、ようやく離合成功。
 これが結局2回もあって、時間にして40分ほどのロス。なかなか大変な道中だった。
 これが今回の山行の核心部(?)と言えるかもしれない。

9:50-10:20 寒風山登山口(標高=1100m、気温=マイナス2℃)
 ・下りの人も言っていたが、予想通り、駐車場は車で満車状態だ。40台はいる感じ。
  自分は、なんとか駐車場の隅に空きを見つけて車を押し込んだ。
 ・さて、と。アクセスに約3時間かかったが、ようやく本番の登山開始。
  積雪は登山口で40cmほどあるので、最初からアイゼン、ピッケルの装備で登り始めた。
  登山道も40〜60cmの積雪だが、昨日、今日と大勢が登ったようで、トレースが
  しっかりついており、圧雪されているのでアイゼンがよく利き、ぐいぐいと登れる。

11:20-12:00 桑瀬峠(標高=1400m、気温=0℃)
 ・時刻は早くもお昼前になった。峠から少し進んだ風のないところで休み、
  少し早いが昼食とした。例により温かいカップ麺を食べる。
 ・あとは、時間も押しているので、休みもほとんど取らず、どんどんと登ってゆく。
  稜線の積雪は80〜100cmだが、トレースがしっかりしており、ラッセルするようなところはなかった。
  いつもは少し緊張する途中のコルの部分も、今回は階段が雪に埋もれており、比較的楽だった。

13:10-30 寒風山山頂(標高=1750m、気温=プラス4℃)
 ・今日はなかなか苦労したが、何とか山頂にたどり着いた。
  上空はうす雲ってきたが、中層は以外と視界がよく、東には本当は登るはずだった笹ヶ峰が真っ白い姿を見せている。
  またそのさらに向こう、冠岳の奥には、はるかに剣山系の山々が白く雪化粧
  している姿も、意外なほどはっきりと見えた。
  南方は、高知県の山々がずらっとならび、室戸岬、足摺岬へと山なみが続いている。

 ・下りは、時間も押しているので、左にはストック、右にはピッケルを持ち、ガンガンと下る。
  雪がゆるんで、アイゼンにダンゴ雪が着くのは面倒だったが、下りは以外と疲れもなく、快調に下れた。
14:20 桑瀬峠

15:00 寒風山登山口
 ・さて、自分のクルマが駐車場から無事出れるか?少し心配だったが、何とか出れた。
  しかしお隣のクルマはチェーンも着けてない軽トラでスタックしており、ダシュツできない。
  他の何名かと手伝ってなんとか脱出させてあげたが、なかなかの重労働だった。
 なんとも最後まで苦労する山だったこと。

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非公認 裏寒風ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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