記録ID: 2632473
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
涸沢岳・奥穂高岳
2020年10月04日(日) ~
2020年10月06日(火)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 58:34
- 距離
- 44.3km
- 登り
- 2,539m
- 下り
- 2,533m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:15
2日目
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 6:12
- 合計
- 11:38
3日目
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 5:40
- 合計
- 15:35
17:59
ゴール地点
7:25 上高地バスターミナル
7:29 無料トイレ
7:31 河童橋
7:39 小梨平
8:16 明神館
8:28 徳本口
9:06 徳沢ロッヂ
9:17 徳沢公衆トイレ
9:19 徳澤園
9:32 新村橋
10:14 横尾
10:54 横尾岩小屋跡
11:34 本谷橋
12:32 大崩落地
12:54 Sガレ
8:43 涸沢ヒュッテ
9:10 涸沢
12:27 パノラマ分岐
13:48 涸沢小屋
3:59 ザイテングラート
5:18 穂高岳山荘
6:02 涸沢岳
7:14 奥穂高岳
7:29 無料トイレ
7:31 河童橋
7:39 小梨平
8:16 明神館
8:28 徳本口
9:06 徳沢ロッヂ
9:17 徳沢公衆トイレ
9:19 徳澤園
9:32 新村橋
10:14 横尾
10:54 横尾岩小屋跡
11:34 本谷橋
12:32 大崩落地
12:54 Sガレ
8:43 涸沢ヒュッテ
9:10 涸沢
12:27 パノラマ分岐
13:48 涸沢小屋
3:59 ザイテングラート
5:18 穂高岳山荘
6:02 涸沢岳
7:14 奥穂高岳
天候 | 初日雨、中日曇り、最終日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
帰りは16時の時点でタクシー会社にTELしておき、18時ちょい前に2台で沢渡へ。色々ギリギリな登山でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
初日は、上高地バスターミナルから涸沢ヒュッテ前のテント場までなので危険箇所はなし。とても歩きやすい遊歩道のような登山道なので、普段登山をしないような人もたくさん来ていました。 初日は昼過ぎ位に涸沢へ到着し、3〜4人用・2〜3人用・1〜2人用テントを設営。晩御飯はすき焼き+アルファ米を楽しみました。雨が降ったり止んだりで、なかなか難しい晩御飯でした。 中日の天気が早朝は風の吹く雨・朝も小雨と微妙で出発を遅らせて8時過ぎに朝御飯。前夜のすき焼きの残り汁でうどん+みそ汁の具でごちそうに。最終日が晴れ〜快晴の予報だったため何度も会議をして結局最終日に奥穂高岳登頂を決行。 中日は結局、涸沢カール周辺のハイキングコースを軽く1:30ほど周遊。紅葉を楽しみました。晩御飯は早めに15時〜とし、私の手作りして冷凍してきた豚キムチとアルファ米・しゃぶしゃぶもち。その後は残り汁で味噌ラーメン! 最終日はまだまだ深夜、早朝とも言えない1時に起床。2:30には涸沢山荘でトイレを済ませて出発。テントはそのまま、デイバックや30リッターの空身で往復します。 1人、みんなとスピードがかなり違うメンバーが30分ほど早めに出発。その時間差は、ザイテングラートに取りつく少し前になくなる。でも、暗くて道が分かりづらいためちょうど良かったようです。(リーダー的には予定通りだそうで) 暗いと登山道上の目印を見落としがちなので、焦らずトレースや目印をしっかり探して進みましょう。ヘッドランプの明かりはかなり大事ですので、電池の替えを持って行く・充電するなど事前準備しておきましょう。※先に行ったメンバーのヘッドランプがめちゃくちゃ暗かったので道迷いしかけていました。 5時ちょい過ぎに奥穂高岳山荘到着、冷たい風が吹いていたので暑くて脱いだフリースや手袋・カッパを着こんで涸沢岳へ。※遅れて来るメンバーとの時間差をなくすため。 涸沢岳は急いで登ってご来光を拝む。感動的な瞬間でした。寒さにやられてスマホの電池がキュッとやられちゃったメンバーがいて、写真が撮れずかわいそうでした。熟達者向けのルートなので、登山初心者はやめましょう。 先に奥穂高岳へ向かったメンバーをリーダーが急いで追いかけ、私達もその後を追う。7時ちょい過ぎには山頂へ到着、みんなで記念撮影など。また、すぐそこにあるジャンダルムを眺める。風にあおられながら、少しだけ近くへ。 奥穂高岳山荘で休憩、すっかり冷えた&おなかが空いたので前日にお湯を入れて持ち歩いていたアルファ米やカップ麺を食べたり、ホットミルクを飲んだりホットカルピスを飲みました。 涸沢カールまでの下山は、散り散りになってしまいましたが夜の暗い中登っていたのを思えば見やすい歩きやすい。登ってくる登山者が多く、すれ違いが大変でしたが。ここでかなり、時間差がついてしまう。 テントを乾かしつつ撤収、残っていた塩ラーメン+みそ汁の具で空腹を癒す。 そんなこんなでもうお昼、けっこう時間が押してきていた。19時には確実に上高地を出られなくなるので、下山はスピード勝負の限界登山! 私は寝不足のせいか荷物が重く感じスピードが出なくなり、ただでさえ100リッターで30キロ近く持っているダンナにほとんど荷物を持ってもらった。1時に起きてぶっ通しで歩いてるんだもの、疲れて当然か。 横尾に15時ちょい前、みんなで時間がヤバい会議。ここを最低でも15:30には通過しないと… しかし、気合いで15時に全員横尾に集合できた。そこからはほぼほぼみんなで走って歩いて16時頃ソフトクリームを食べて、17時頃おやきを食べて、18時にはタクシーに乗れたのでした。 |
その他周辺情報 | 竜島温泉せせらぎの湯へ向かったが、2分…ギリギリ間に合わず 諏訪湖サービスエリアで温泉に入って帰宅。女子風呂はめっちゃ空いてました。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
1人用テント
寝袋
寝袋カバー
ウレタンマット
|
---|
感想
技術・経験値などが違う7人での登山は2人だけの時と違っていろいろ考えなくちゃいけないのでとても面白い。個々の能力差を埋めるための登山計画、ペース配分、装備の違いや天候悪化時の停滞・・・
やはり強かったのは、比較的直前に長期山行や日帰り登山などの回数を重ねた人でした。もともとの身体能力の差は埋められませんが、登山道をたくさん歩くという経験値は、歩いたり判断したりのスピードを格段にアップさせます。どうしたら自分は調子よく歩けるのか試行錯誤ができますし、得意不得意がわかってきます。まとまった休憩を取らずに歩きながらちょこちょこ食べるほうがバテないという人もいますし、上りも下りも苦手だが平らなところは大丈夫な人、岩登りや鎖場が好きな人、ご褒美をぶら下げればアドレナリンを出していつもよりがんばれる人(私)などなど。
あと、パーティ登山はご飯が楽しいです。みんなで少しずつ持って目的地までたどり着き、おいしいごはんと酒を飲み呑みおしゃべり、記憶喪失(?!)。この素敵な体験を共有できる仲間が多いのは嬉しいな、と思います。
涸沢は2度目だけど、初めての時は20代でなぜかとっても元気だったのでコースタイムの半分以下で走るように歩いてダンナをバテさせた私。今回も、やはりコースが平らだったので苦労せず歩けてしまいました。帰りは眠くてさすがに疲れましたが。
ちょうど、紅葉の素晴らしいピークに休日を合わせられたのは運が良かったです。毎日、山の色が美しく変わっていきました。秋を感じる、素敵な山旅でした。
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