晩秋の笠ヶ岳★笠新道~クリヤ谷★

2020年10月11日(日) [日帰り]

• GPS: 12:59
• 距離: 21.2km
• 登り: 2,211m
• 下り: 2,233m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:57
• 休憩: 1:01
• 合計: 12:58

距離 21.2km 登り 2,230m 下り 2,233m

5:01 新穂高温泉無料駐車場
5:07 5:09 新穂高温泉バス停
5:17 5:19 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:34 お助け風穴
5:47 中崎橋
5:57 6:04 笠新道登山口
8:47 8:52 杓子平
10:35 笠新道分岐
10:39 分岐指導標（仮称）
10:40 笠新道分岐
11:14 抜戸岩
11:43 笠ヶ岳山荘
11:58 12:16 笠ヶ岳
13:47 13:48 雷鳥岩
14:03 14:14 クリヤの頭
14:42 14:51 最終水場
17:02 17:04 クリヤ谷渡渉地点
17:33 17:36 新穂高の湯
17:39 17:40 宝山荘別館
17:59 新穂高温泉無料駐車場

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

★錫杖沢出合~クリヤの頭は熊笹に覆われた急登で難ルート(藪漕ぎパラダイスで2箇所に倒木もありました)
★雷鳥岩から笠ヶ岳に向かうトラバース道は木の根や濡れた石や岩が多く歩き難い道

写真

10/11 5:08

新穂高温泉無料駐車場P5からスタートして、8分程で登山指導センターに到着

10/11 5:47

中崎橋を渡ります

10/11 5:57

左俣林道を歩いて、笠新道登山口に到着です

10/11 6:28

登山口から20分強登ると穂高連峰が見えました

10/11 6:29

涸沢岳~白出のコル~奥穂高岳~ジャンダルム(写真右の一番高い尖ったピーク)

10/11 6:50

雲海に浮かぶ焼岳をアップ(右は乗鞍岳)

10/11 6:51

北穂高~涸沢岳~奥穂高~ジャンダルム~天狗ノ頭~間ノ岳~西穂高

10/11 6:52

写真左は赤岩岳~P1~西穂高で、右は焼岳

10/11 7:01

笠新道は紅葉が見頃でした

10/11 7:15

紅葉と雲海と焼岳~乗鞍岳

10/11 7:15

後光さす穂高連峰

10/11 7:19

槍ヶ岳が観えましたが小槍もはっきり見えますね(写真は槍ヶ岳~大喰岳~中岳~南岳~大キレット~北穂高岳)

10/11 7:31

見事な紅葉と標高3000m以上の峰々

10/11 7:40

標高2100m

10/11 7:45

ナナカマドと穂高連峰

10/11 8:31

空が近づいてくると杓子平にもうすぐ到着です

10/11 8:40

槍ヶ岳~大喰岳~中岳~南岳~大キレット~北穂高岳がくっきりと観えます!!

10/11 8:40

とても素晴らしい穂高連峰に視線が釘付けになります

10/11 8:40

霞沢岳~中央アルプス~焼岳~十石山~乗鞍連峰(乗鞍連峰の右に御嶽山も見えますね)

10/11 8:47

杓子平に到着すると笠ヶ岳がドーンと登場!!

10/11 8:48

青空に映える笠ヶ岳が素晴らしい!!

10/11 8:48

この後歩く展望抜群の天空の稜線

10/11 8:48

正面のピークは抜戸岳

10/11 8:55

杓子平でエネルギー補給してから出発しました

10/11 9:13

まず杓子平を通って抜戸岳へ

10/11 9:57

本日の槍ヶ岳ベストショット!!(北鎌尾根と西鎌尾根もくっきり観えました)

10/11 9:57

威厳がある穂高連峰(右端に写っている霞沢岳の背後に見えるのは南アルプスですね)

10/11 9:57

標高2700mを超えて稜線まであと一歩のところで体が動かなくなり吐き気もあったので大休止(写真は霞沢岳~中央アルプス~焼岳~十石山~乗鞍連峰~御嶽山)

10/11 10:37

圧巻の笠ヶ岳に感動!!!(笠ヶ岳の右に白山が見えますね)

10/11 10:38

吐き気があったので何も口にすることなく、30分程じっとしていたら不思議ですが体調が回復しました
抜戸岳分岐に着くと素敵な笠ヶ岳と黒部五郎岳~薬師岳が目に飛び込んできました!(右端に剱岳も見えました)

10/11 10:40

楽しみにしていた展望抜群の稜線漫歩へGO!

10/11 10:58

今日はピーカンで1時間前の体調不良が噓のように、素晴らしい眺望を楽しみながら軽快な足取りで歩きました

10/11 11:10

本日歩く稜線の中間にある抜戸岩が見えました

10/11 11:12

抜戸岩は笠ヶ岳と笠新道分岐の中間点です

10/11 11:17

好天に恵まれて本当に素晴らしい景観です!!

10/11 11:17

日本の壮大な絶景を満喫しながら歩くとても贅沢なルートです!!

10/11 11:20

見事な笠ヶ岳が目前に観えます!!

10/11 11:31

大笠(笠ヶ岳)と小笠

10/11 11:43

笠ヶ岳山荘は今季休業です

10/11 11:49

笠ヶ岳山荘から5分程登って振り返ると眼下に笠ヶ岳山荘そして北ノ俣岳~黒部五郎岳~薬師岳~奥大日岳~剱岳~立山三山~赤牛岳~水晶岳~鷲羽岳~野口五郎岳(右端)の絶景が観えました

10/11 11:50

今日歩いた展望抜群の稜線と天を突き刺す槍の穂先

10/11 11:50

槍ヶ岳から西穂高岳までの絶景!!

10/11 11:57

祠が建っているピークに登頂

10/11 11:57

三角点がある笠ヶ岳山頂はここから数十秒のところにあります

10/11 11:58

笠ヶ岳登頂!

10/11 11:58

息をのむ絶景が広がっています!

10/11 11:59

360度の大パノラマを堪能!!

10/11 11:59

眼下には播隆平が見えます

10/11 11:59

笠ヶ岳はまさに槍・穂高連峰の大展望台です!!

10/11 12:01

圧巻の穂高連峰!!!

10/11 12:02

焼岳~十石山~乗鞍岳(左上は中央アルプス)

10/11 12:05

黒部五郎岳~薬師岳~剱岳~立山三山

10/11 12:05

剱岳~立山三山~赤牛岳~水晶岳(別名黒岳)~鷲羽岳(正面)~野口五郎岳

10/11 12:05

果てしなく広がる雲海に浮かぶ白山

10/11 12:15

山頂を後にします

10/11 12:15

帰りはクリヤ谷ルートです

10/11 12:30

15分程下ってから振り返ると、まさに笠のような笠ヶ岳が観えました

10/11 12:32

この後歩くトラバース道が見えますが、木の根と濡れた岩と石が多く歩き難い道でした(クリヤ谷ルートは8年ぶりに歩きましたがこのトラバース道の記憶があまりなく、クリヤの岩小屋~クリヤの頭は熊笹に覆われた急登で疲労困憊になったことを覚えています)

10/11 12:38

ガスが湧いてきて真っ白になり、このあと穂高連峰は見えなくなりました

10/11 12:38

たおやかな山容の美しい笠ヶ岳

10/11 13:45

雷鳥岩から望む素敵な笠ヶ岳(クリヤ谷ルートを苦労して登って、雷鳥岩から笠ヶ岳があんなに遠くに観えると心が折れますね)

10/11 13:45

雷鳥岩

10/11 13:47

雲海から山頂だけ顔を出す焼岳と乗鞍岳

10/11 13:56

雷鳥岩からクリヤの頭に向かう途中で、ガスが取れて槍・穂高連峰と雲海のコラボを観ることが出来ました

10/11 14:19

クリヤの頭を巻き終えてクリヤ谷へ下ると熊笹に覆われた登山道です(足元が見えないので歩き難く、何回もルートを確認しました)

10/11 14:51

水場(水場からさらに下った標高2000m付近の2箇所に倒木があり、ルートが分かり難いので注意です)

10/11 16:01

藪漕ぎパラダイスと濡れた石や熊笹で転倒地獄だったので、クリヤ谷の紅葉も見頃でしたが楽しむ余裕はありませんでした

10/11 16:13

渡渉(クリアしてから撮影)

10/11 16:16

渡渉して歩きやすい道になったと思ったら、この後も深い藪が待ってました

10/11 16:29

渡渉(石や岩が濡れているので滑りやすい!。登山道では濡れた石で十回以上転倒または滑りました)

10/11 16:34

クリヤの岩小屋を過ぎると直ぐ渡渉して、間もなく錫杖沢出合に到着です(クリヤの岩小屋付近からはようやく歩きやすい道になりました)

10/11 16:38

錫杖岳前衛フェース(錫杖沢出合から撮影)

10/11 17:02

クリヤ谷の渡渉(沢の水量が多く、岩が濡れていたので慎重に渡りました)

10/11 17:30

漆黒の闇に包まれる前に槍見温泉の登山口に到着して安堵しました(登山口から30分程歩いて駐車場に戻り、何とか無事に登山を終了しました)

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

iPad mini (5th generation) Apple

感想

JJJJJ

10月10日〜11日に計画していた穂高連峰縦走は台風14号で延期して、日帰りで笠ヶ岳に行ってきました。笠新道は紅葉が見頃ですばらしい眺望と雲海と紅葉のコラボを楽しみながら登り、杓子平から青空に映える笠ヶ岳が目の前に現れるとテンションが上がりとても嬉しくなりました。しかしこの後ハプニングが起こり焦ります。抜戸岳山頂直下で突然体が動かなくなり吐き気もあります。一時は撤退も考えましたが眺望を満喫しながら30分程じっとしていたら本当に不思議ですが体調が回復。楽しみにしていた展望抜群の天空の稜線に向かいました。壮大な絶景を楽しみながら笠ヶ岳に登頂すると圧巻の360度の大パノラマに感動!!!今日は好天に恵まれて、見事な絶景を堪能出来ました!!お花は終わっていますが秋の澄んだ空気の景観はとても美しいので魅了されます。8年ぶりのクリヤ谷ルートでの下山は正直疲れました。クリヤの頭からクリヤ谷へ下ると藪漕ぎパラダイスで熊笹との格闘が待っていました。8年前より熊笹が増えていますね。さらに標高2000m付近には倒木もあり、雨でササや急斜面の登山道が濡れていたので十回以上転倒または滑りました。クリヤの岩小屋周辺から歩きやすい登山道になってほっとしましたが、次は時間との戦いが待っていました。日没時刻17時30分頃は分かっていたので一心不乱に歩き続けました。ライトの出番はなく無事に登山口に降り立つと本当に本当に安堵。車道を30分程歩いて新穂高温泉無料駐車場に戻り、想定外に時間のかかった山行は終了しました。
笠ヶ岳周辺を6回歩いていますが今回は澄んだ空気のピーカンでナンバーワンの眺望を楽しむことが出来ました。360度の壮大な大パノラマを堪能出来る岐阜の名峰笠ヶ岳に魅了されます。さらに今日は一点の曇りのない青空に映える笠ヶ岳はとても美しくて素敵でした。お花は終わっていますが魅力にあふれた名山です。今日は変化に富んだ登山道を楽しみましたが藪漕ぎは好きではないのでクリヤ谷ルートを歩くのは今回で最後にしたいと思います。笠新道か小池新道で笠ヶ岳を満喫したいですね。最後になりますが圧巻の槍・穂高連峰の絶景に感動して、たおやかな山容で美しい笠ヶ岳に魅せられた山旅でした。