【初ワカンも敗退】 未練タラタラの木曽駒ヶ岳
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- GPS
- 02:58
- 距離
- 1.9km
- 登り
- 209m
- 下り
- 213m
コースタイム
天候 | 快晴強風のち無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
※菅ノ台バスセンター駐車場は500円、無料トイレ有(ペーパー有) ※菅ノ台バスセンター駐車場は10cm程度の積雪 菅ノ台バスセンター駐車場からはバス、駒ヶ岳ロープウェイに乗り継ぐ 時刻表および料金表は⇒http://www.chuo-alps.com/ropeway/fare/index.html ※菅ノ台バスセンター駐車場の先の駒ヶ根橋から先は一般車両通行不可 ※菅ノ台バスセンター駐車場からしらび平までバスで約40分 ※しらび平から千畳敷までロープウェイで約7分ちょっと |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪千畳敷≫ 通ったルートが悪かったのかもしれないが、膝程度のラッセルを強いられる |
写真
って、ワカンでも膝まで埋まるのか、、、
うーん、歩き方が悪いのか(泣)
4人パーティの方々はスノーシューであっという間に乗越浄土に消えていく
感想
今週も天気予報とのにらめっこから始まる。
今週は草津白根山か四阿山のどちらかを考えていたのだが、土曜日は超冬型の天気で全国的にダメっぽいので日曜日にかけてみるが、日曜日も関東以北では風が強そうで無理っぽい。
改めて天気予報を見ると西方面に行けばいくほど回復する感じを受けたので関東以西方面で探し、木曽駒ヶ岳が候補に挙がる。
今までの山歩きで学んだことの一つに、「計画時に如何にリスクを低減できるか」があるが、千畳敷カールは雪崩の心配があり、しかも当日は気温も上がりそうということで、その対策を何かしなくてはと考える。
(そもそもそんな状況で入山するなとお叱りを頂きそうであるが・・・)
無い知恵を振り絞って考えた結果が、至って普通の「雪崩に合わないルートを考えよう」であった(汗)
といってもソロなのでバリエーションルートは難しいし、出来ることとしては雪崩のリスクが低い伊那前岳の稜線沿いに遠回りして上って行くことくらいしか思い付かない。
まぁ、現地を見てみて難しいようであれば、雪の千畳敷カール&宝剣岳の見学ということでも良いかなと思い、いつものように前夜に自宅を出発する。
山頂付近の天候が悪くてロープウェイが動かないことを想定し、有料の菅ノ台バスセンター駐車場まで行かず、中央道の小黒側PAで車中泊する。
当日お日様が出てきて天候が良さそうであることを確認し、早速菅ノ台バスセンター駐車場に向かう。
菅ノ台バスセンター駐車場は、前日から駐車していた車くらいで自分より先に来た車は無さそうで、もしかしたら山歩き日和ではないのか!と不安になるも、その後数台駐車されて安堵する。
チケット売り場が開くまで周りをウロウロしていたところ、ふと見上げるとガスっているような感じの木曽駒ヶ岳方面を見ることができ、前日からの強風が止んでいないのかもしれないと不安がぶり返す。
そんな中、バスが来たので乗り込む。まぁ、バスが運行しているのなら大丈夫か…
バスには4人パーティ、カップル、ソロの方と自分だけ…
バスは、程なくしてしらび平に向かって出発し、運転手さんのガイドを聞きながらまったりしていたが、しらび平に到着する手前で強風のためにロープウェイが運行を見合わせている案内を受ける。
まぁ、強風は想定でき、また収まる天気予報であったことからしらび平で運行を開始することを待つ。
約1時間ほど待機していると風も収まっていたとのことで運行を開始する案内を受け、早速ロープウェイに乗り込む。
ロープウェイの乗車時間は7分ちょっとであり、最初の6分程度は安定していたが、千畳敷に近づくにつれてロープウェイの揺れが大きくなり、辺りは地吹雪が凄いのが見てとれるようになる。
乗務員さん曰く、今まで25m/sの風が吹いていて、やっと落ち着いてきたとのこと。
これで落ち着いたとは…大丈夫かなぁと内心ビビるものの、ロープウェイは自分の気持ちも知る由もなく千畳敷に到着する。
まぁ、折角来たのだから出来るだけ楽しもうと自分を鼓舞しながら、出発の準備を開始する。
買ったばかりのワカンはお預けで、まずはツボ足で出発する。
それにしてもこの強風は…
先に出発した4人パーティとソロの方のトレースはあったものの、自分なりのルートで上っていく。
が、4人パーティのスノーシューはどんどん上っていくのに対して、ツボ足ラッセルでは全然前に進まず、どんどん差が付いていく。
スノーシューの効果をまざまざと見せつけられ、苦戦しながら上っている中、今まであった強風がピタリと止み快晴無風となる。
キター! これぞ絶好の山歩き日和!! テンションMAX!!!
ただ、その気持ちとは裏腹に少し上っては立ち止まることを繰り返すようになり、こりゃヤバいと思ってやっとワカンを装着してみることにする。
最初のうちは初ワカンを楽しんでいたが、ツボ足と同じように埋もれてしまうため、やっぱり全然前に進まない。
吹き溜まりを上っているからなのか、はたまたワカンの使い方が悪いからなのか…
結局2時間掛けて上った距離は1kmちょっとで乗越浄土すら到着していないが、タイムオーバーとなり敗退することとする(悔)
こんな絶好の天気はそうそうないので、かなり未練タラタラであるが仕方ない(泣)
まぁ、ロープウェイまで時間があるため、折角なのでここから見れる景観だけでも楽しもうと思い、一人写真大会を始める。
それにしても千畳敷や宝剣岳はもちろんのこと、富士山や南アルプスも絶景!
同じような写真を何枚も撮る。
とその時、撮影&暑くなってきたために脱いだグローブが千畳敷をスススゥ〜と下っていき焦る(汗)
まぁ、これから下るので良いのだが…
下りはあっという間に下ることができ、無事にグローブを回収し、無事にホテル千畳敷に戻ってくる。
ちょうどロープウェイの時間ということもあり、後片付けもそこそこにロープウェイに乗り込む。
ロープウェイの中で後片付けをしている中、同乗されていた方に山歩き中に何か落としましたよね?と聞かれる。
グローブを落とした時、自分の周りに誰もいなかったはずなのに何で知ってるの???(恥)
そんなこんなでロープウェイ、バスと乗り継ぎ、無事に駐車場に帰ってくる。
無事に帰ってこれて何より(と思うしかない) ← 未だに未練タラタラ
そんな気持ちを知ってか知らずか、帰りの中央道では、南アルプスや八ヶ岳、富士山など名だたる名峰がこれでもかというくらいにくっきりはっきり見ることができて、更に未練が増大したのであった。。。
yamabeeさん、こんばんは。
きっと滑っていくグローブが遠くから見えていたんでしょうかね
最高の展望でしたね
木曽駒は冬に行きたい山なのですが、時期が難しくて3月以降かなぁなんて思っています。
秋に三ノ沢岳に行ったんですが、中央アルプスからの眺めってすごく新鮮で感動しました
きっと冬の宝剣岳はかっこいいんでしょうね
miyucchiさん、こんばんわっ!
コメント、ありがとうございます!
どうすることもできず、ただただ滑りゆくグローブを見ていることしか出来なかった自分も見られていたとするならば、、、お恥ずかしい限りです
最初はどうなることやらと思いましたが、まずは山歩きが出来て良かったです
今回は残念ながら力不足で敗退となりましたが、これを教訓にまた近々再チャレンジしたいと思っています
追伸)
ザビエルの山行を楽しく拝見させて頂きました
ザビエルと思うようになってから、今まで以上に蓼科山に愛着がもてるようになりましたっ!
次の山行も期待しています
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