【テント泊】甲斐駒ヶ岳 〜怒涛の黒戸尾根〜
- GPS
- 16:52
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 2,443m
- 下り
- 2,437m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 7:22
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:29
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅はくしゅう:南アルプスの天然水が汲める。ここで水を確保してから登山口へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
五合目小屋跡〜七丈小屋:ハシゴの連続、整備が行き届いているので問題なし。 八合目〜山頂:メインはハシゴから鎖に。雨の日は是非行きたくない登山路。 七丈小屋テント場:5分登ったところに第一サイト、さらに2〜3分登って第二サイト。地面は砂状でフラット。固定用の石がないのでペグを忘れずに。 |
その他周辺情報 | 南アルプス釜無川温泉 むかわの湯:820円(大きな露天風呂あり) https://mukawanoyu-shidax.com/ |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
雨具
ネックウォーマー
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
正直申し上げまして、このコース辛すぎました。よく無事に戻ってこれたとの感想です。
黒戸尾根は日本三大急登の一つであり、どM登山道として以前から知っていました。もし、新コロにより北沢峠経由の登山道が閉鎖されていなければ、間違いなく行くことはなかったでしょう・・・。
やはり年に1度は南アルプスをテント泊で出かけてみたいと思い、ネットを確認すると、この黒戸尾根経由の甲斐駒ヶ岳と鳳凰三山ぐらいしか選択肢がなく、後者は昨年行ったので、消去法で今回の山行となりました。
笹ノ平、刃渡り、刀利天狗までは、特に危険箇所はなく、単にだらだらした登りが延々と続き、「日本三大急登大したことないな」と余裕こいてましたが、五合目小屋跡からの怒涛のハシゴ攻撃で完全に脚が売り切れました・・・。
七丈小屋では、受付前に殺菌石鹸で手洗いとマスク装着が促され、中々きちんとコロナ対応が行き届いていました。テント場代は600円と良心価格。この間の白馬大池は1300円だったので、何となくホッとしました。あと、売店はないので、大事なビールは担ぎ上げが必須です。
脚が上がらないので近い方の第一テント場にニーモを展開しました。(落ち着いたあと第二サイトを見学に行くと、一ヶ所独立した小サイトがあり中々良さげでした・・)
翌朝は8合目で日の出鑑賞すべく、4:45に出発。ライト2式装備で行きましたが、8合目まででしたら特に危険箇所や道迷いの心配なく、真っ暗でも行くことができます。
御来迎場で準備万端、日の出を待つ。私にとってはピークハントよりも日の出鑑賞の方が重要イベントでして、このために天気図を睨めっこして山行日を設定します。
本日も中々おいしい日の出&富士山を拝むことができました。
さて、この登山路のメインイベントは八合目からの連続する鎖場であり、「とんでもない所にきてしまった・・・」との感想。でも壮大な甲斐駒の景観で心を盛り上げつつ、やっと登頂出来ました。
下りの鎖場とハシゴはさすがに免疫が出来たので、来る時よりは余裕を持ってこなせました。それでも肩に食い込むテント装備のザックと、標高差2200メートルの下りで、ボロボロになりながら何とか生還しました。
ダイナミックな景観と山岳信仰の趣が楽しめる黒戸尾根、十分堪能しました。でも、もういいかな?体が持ちませんので・・・。
【登山動画】
前編:
後編:
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