金勝アルプス縦走[一丈野駐車場〜(落ヶ滝)〜鶏冠山〜天狗岩〜竜王山]

2020年10月16日(金) [日帰り]

• GPS: 05:43
• 距離: 12.6km
• 登り: 649m
• 下り: 640m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:08
• 休憩: 1:34
• 合計: 5:42

距離 12.6km 登り 650m 下り 651m

8:49 一丈野駐車場
9:18 9:34 落ヶ滝
9:50 鶏冠山落ケ滝分岐
10:09 鶏冠山
10:23 鶏冠山落ケ滝分岐
11:02 11:58 天狗岩
12:07 12:08 耳岩
12:19 白石峰
12:33 12:37 竜王山
12:53 12:56 白石峰
13:16 13:19 狛坂磨崖仏
13:38 13:44 出合
14:18 14:20 逆さ観音
14:25 14:28 オランダえん堤
14:31 一丈野駐車場

天候

晴れ→快晴→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■一丈野駐車場
シーズン中は700円
トイレ完備、広さだいたい70台
自動販売機有り(重要)

コース状況／危険箇所等

落ヶ滝分岐から北峰縦走線出合までの道はほぼ沢歩きで岩場も登山靴でないと危なく、迷い道があるため初心者に登りはオススメできない。

その他周辺情報

■草津湯元 水春
大人800円と普通の価格帯
温泉の数は多いがテレビを置くのはサウナだけにしてほしい。
他に食堂やマッサージ、マン喫等スーパー銭湯特有の複合施設と化している。
また、イオンとスポーツショップのところに一緒にあるため駐車場を通り越さないよう注意

写真

10/16 8:48

渋滞に巻き込まれながら無事到着

10/16 8:48

通行止めの文字に反応したが今回はそこを通らないのでセーフ

10/16 8:49

駐車場は広く、数えた感じ70台ほど行けそう

10/16 8:50

では落ヶ滝へ

10/16 8:52

沼が多いので水源が豊富なのが伺えます

10/16 8:55

アスファルトの舗装がなくなり

10/16 8:57

池を横目に

10/16 8:58

住み分けされた道を通り

10/16 9:00

朽ちた人工物を見て、

10/16 9:04

変な形の岩を眺め、

10/16 9:04

10/16 9:04

10/16 9:05

沢を渡り、

10/16 9:09

鶏冠山分岐をスルー

10/16 9:10

ちょい岩場を越え、

10/16 9:15

落ヶ滝分岐に到着

10/16 9:18

そしてこれが落ヶ滝です。

10/16 9:18

アップ

10/16 9:23

滝を見て、分岐まで戻り、

10/16 9:29

出っ張ってる岩を見つけ、

10/16 9:29

そこに登り撮影

10/16 9:29

10/16 9:32

雨の日は危ない

10/16 9:32

10/16 9:33

ちょうど落ヶ滝の真上の沢

10/16 9:35

道がどんどん水に侵食されていく…

10/16 9:37

シダ植物の植生濃い！

10/16 9:40

「これもう沢なのでは？」と思いつつ歩くと、

10/16 9:40

答え合わせがすぐそばに。
砂防ダムということはここはやっぱり沢の中やん

10/16 9:41

それを皮切りに隠す気ゼロの沢歩きへ

10/16 9:42

朽ちかけのビニテと地図から右手が正解

10/16 9:43

キツめの岩登り

10/16 9:44

崩壊していない方の砂防ダム

10/16 9:48

今日一のシダ植物の植生
さらに足元は水が流れているため歩きにくい。

10/16 9:50

北峰縦走線出合

10/16 9:57

10/16 9:59

10/16 10:03

10/16 10:05

10/16 10:09

鶏冠山三角点

10/16 10:09

鶏冠山プレート

10/16 10:10

鶏冠山全体
景観0！

10/16 10:22

早々と戻り天狗岩で

10/16 10:29

10/16 10:33

この岩…登れるな

10/16 10:34

名前の由来通りの鶏冠形状

10/16 10:34

10/16 10:34

10/16 10:35

10/16 10:37

10/16 10:39

ダム分岐

10/16 10:40

出っ張ってる岩を見つけて撮影

10/16 10:48

10/16 10:49

10/16 10:49

10/16 10:51

10/16 10:54

10/16 10:55

山の形状が綺麗な天狗岩…カッコいい

10/16 10:58

10/16 10:58

10/16 11:00

10/16 11:04

天狗岩到着

10/16 11:04

近くまで行けるようなので行きます。

10/16 11:05

(流石にあれは無理だな)

10/16 11:09

ザック下ろさないと突っかかるため近くの岩の上に避難した先の景観が素晴らしかった。

10/16 11:11

10/16 11:11

10/16 11:12

綺麗に撮れた一枚

10/16 11:12

10/16 11:15

10/16 11:27

あまりの景色のよさに竜王山で取る予定だった昼食をここで取ることに。
平日だしそこまでこないやろ…
と、思っていたが湯を沸かす間に6人ほど来たため貴重な岩の上のスペースを占領していることに申し訳なさを感じてました。

10/16 12:03

特徴的な岩

10/16 12:06

10/16 12:08

10/16 12:08

帰りに通ります

10/16 12:11

階段

10/16 12:12

階段

10/16 12:16

of階段
いきなり多くなったな…

10/16 12:18

白石峰到着。

10/16 12:20

茶沸観音

10/16 12:22

10/16 12:30

10/16 12:31

崩れかけの階段

10/16 12:35

金勝寺八大竜王の小祠

10/16 12:35

とその説明

10/16 12:35

祠に囚われてみれてなかったがこちらが竜王山分岐

10/16 12:36

竜王山頂上
展望は北と南のみ

10/16 12:37

竜王山プレート

10/16 12:37

北側

10/16 12:37

南側

10/16 12:39

紅葉も色づき始めてきてます。

10/16 12:48

中央の山が竜王山

10/16 12:54

瀬戸ヶ滝…だと？
これは再走案件ですね…

10/16 13:00

重岩
よく見ると3箇所掘り出した観音様が見られます。

10/16 13:02

ちらりと琵琶湖

10/16 13:04

お気に入りの一枚その二

10/16 13:06

10/16 13:06

国見岩……どこ？

10/16 13:07

お気に入りの一枚その三

10/16 13:08

10/16 13:11

階段が続き

10/16 13:13

10/16 13:16

狛坂磨崖仏の地点に到着

10/16 13:17

説明文

10/16 13:17

これが狛坂磨崖仏
結構大きい一枚岩に精密な掘り出しはなかなかの業物

10/16 13:18

周辺にも道祖神なのか観音様なのか石像がちらほら

10/16 13:20

10/16 13:21

10/16 13:27

こう言う岩好きですね

10/16 13:27

10/16 13:28

ここもシダ植物の群生地かと思っていたら天狗岩であった夫婦に偶然合い、この先の看板周辺に落ちている栗を食べにリスが来ていることを教えて貰う。
以前武奈ヶ岳でリスを見つけた際鈴が鳴って撮り損ねた苦い経験があったため即座に鈴を鳴らないようにしました。

10/16 13:35

栗のからが落ち始めてきたので先ほど教えてもらったリスがいた看板が近いと思い気配を殺しながら辺りを探索すると…

10/16 13:35

中身のはいった栗を偶然見つけてしまった……ゴクリッ

10/16 13:38

栗の誘惑に屈し2つ持ったまま歩いていくとで例の看板へと辿り着く……もっと栗落ちてないだろうか？(邪念)

10/16 13:39

数分うろちょろしたが残念ながら遭遇せず。
栗を手放すのにまた数分悩み看板近くの倒木の上に2つ置いて去ることに…うちは正統派ハイカーなんや…(自己暗示)
ちなみに画像の右側の道が冒頭で言っていた現在ダム工事で通行止の道です。

10/16 13:41

栗の未練たらたらの状態で下山中

10/16 13:51

この皮の厚み…アケビか！この山アケビもあるのか…(歓喜)

10/16 13:55

こんなところに車の標識が。
林業で使われてた林道ではあるが廃道の類いでも標識が撤去されず残ってるのはわりとレアだ。

10/16 13:57

しっかりした路盤が通行止めになり、迂回路に通されたため、気になってヤマレコで道を確認した際に気付いた元々の正規ルート。
確かにこの倒木なら迂回路作った方が賢明か…

10/16 13:58

またしても標識がそのまま。
今度は警笛鳴らせ
よく見ると道幅が狭くなってますね。

10/16 14:01

表示がわからないが内容は読み取れる不思議。
間違いなく最初にみたカーブの警告

10/16 14:04

元林道だけあってとても歩きやすい道でした。

10/16 14:06

撮ってないがさっきの道に今にも抜けそうな木製橋を渡ったが標識の付くような道にあの橋はないなと思っていたら同じ感じの橋が出てきたので確認すると木製橋の方がやっぱり後付けなのではと思った。

10/16 14:08

標識はわかるがこの車幅じゃ軽トラも無理なのでは…

10/16 14:08

こちらの紅葉はまだ色づきせず

10/16 14:10

林道終了。

つかこの標識仕事しろw

10/16 14:10

ふと、山の方見るとカブトムシとかをとるペットボトルトラップぽいのが。
めちゃくちゃ懐かしい

10/16 14:10

名神トンネル

10/16 14:11

10/16 14:12

手書きの現在地

10/16 14:12

アスファルトの道が続き足に響きます

10/16 14:17

正しい警笛鳴らせの標識

10/16 14:17

逆さ観音……？
近そうだし寄っていくか

10/16 14:18

これただ岩が倒れてこうなっただけというのは不粋な発想ですね

10/16 14:18

逆さ観音の歴史

10/16 14:21

なるほど通りで轍跡が無いわけだ

10/16 14:25

なんか変わった砂防ダムだなと思い撮影

10/16 14:25

あ、これがオランダ堰堤か！

10/16 14:26

祠(大雑把)

10/16 14:26

このオランダ堰堤の技術を伝えた技師のヨハネス・デ・レーケさんの銅像

10/16 14:26

堰堤よりこの奇妙な形の沈下橋みたいな道が気になってしょうがない

10/16 14:27

良い造形

10/16 14:28

ここのキャンプ場は一般公開されていないのが残念です。

10/16 14:31

という訳で無事到着

撮影機器：

SOV32 Sony

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット

備考

近畿自動車道から名神で行くルートは松原、門真、草津近辺で渋滞が発生しやすいため、松原JCから名阪国道へ行き、途中で下りて行く方が早いし、費用も抑えられるため今後はこのルート採用のこと。

感想

chicken-bird

土日の天気が芳しくないとのことで暖めてきた金勝アルプスの計画を断行しました。
竜王山や鶏冠山の展望はほぼほぼないですが、天狗岩の抜群の展望や岩、ほぼ沢歩きな道、自然豊かな森とそこに集う生き物、そこら中にある修行僧の名残に朽ちていく人工物等、低山でここまでバラエティーに飛んだ登りご耐えのある、終始面白いコースはなかなか出会えない唯一無二のコースと言えるでしょう。
（また天狗岩へ直接登れる鎖場がありそうな気配を感じましたので今度行くときそこらへんも調べに行きたいと思います。）

注意すべき点は全般的に言えることは水が豊富故に一部道が沢と化している箇所が有り、特に落ヶ滝分岐から北峰縦走線出合(※鶏冠山落ヶ滝分岐)までは砂防ダムに堆積した砂地の上を歩くため、ほぼ沢を歩いています。雨の日もしくは前日に雨であれば避けるのが無難です。
また沢沿いはシダ植物の藪濃きが待っていますので長袖長ズボンは必須です。
(ついでにのちの調査により山ビルがいることがわかりましたので夏場は避けるのが無難です。)

あと栗や柿等食べれる実をつける木々が多いことからそれを目当てに野性動物が降りてくるため熊リスクと猪リスクには十分ご注意を払う必要有り。
危険地点にも書きましたが滝方面の登りは登山経験が浅い方はオススメできませんのでオランダ堰堤方面か竜王山近くにある無料駐車場※から行くと良い。(※なお道中の道路が狭いので注意)

正直他にも気になるコースをいくつか見つけてしまっており、まだまだ楽しめる山と考えており、毎年この時期狙いで登りに行きたいお気に入りの山になりました。