記録ID: 26538
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳
黄蓮谷右俣から甲斐駒ヶ岳「日帰り」(2007.8)
2007年08月26日(日) [日帰り]
- GPS
- 13:50
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 2,771m
- 下り
- 2,771m
コースタイム
竹宇登山口4:00-6:50黒戸尾根五合目-7:40黄蓮谷-8:30右俣出合-9:00奥千丈ノ滝下-10:00烏帽子沢出合-11:10奥ノ滝下11:40-13:10甲斐駒頂上-14:50五合目-17:50登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒戸尾根五合目から黄蓮谷へ下る踏み跡が分かりにくいのではと懸念していたが、短い間隔でテープの目印があり、迷うことはなかった。 五合目の小屋は跡形無く撤去されていた。 坊主の滝は左岸から巻き、右俣に入ってすぐの滝は右岸を小さく巻いた。 奥千丈ノ滝は、水流沿いに登っていく。遙かな頭上から落ちてくる水と戯れながら登るのは爽快だ。水の流れが左に大きく折れ曲がると、水流沿いはスラブとなる。ロープ無しではどうだろう。左岸を小さく巻く感じで登った。なかなか絶妙なラインが続いていた。 烏帽子沢を過ぎると水流は左岸側に狭められ、その左壁は上下左右に大まかなクラックが走る「あみだくじ」のような緩い壁になる。水流沿いは傾斜が増して最後は登れなくなるので、途中で左壁へ逃げるようになる。「あみだくじ」のアタリを見つけるのは嗅覚だろう。カラビナ・ロックス・スリングなどの残置物をあちらこちらに見た。 奥ノ滝は高巻き。踏み跡があり、残置のスリングもあった。少々高度感もあり、少し迷ったがスリングをつかんで登った。 詰めは、甲斐駒の頂上に出ようと心がけたが、少し左よりの黒戸尾根に出てしまった。最後に少しだけ這松漕ぎとなった。 頂上には単独の男性が数名。言葉少なに記念写真などを撮りあっていた。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
黄蓮谷右俣は大昔(1983?)に登ったことがある。アプローチの黒戸尾根の登りを嫌い渓谷道を辿ったが、これが当時全くの廃道状態で酷い目にあった。おまけに天気も悪くなり、濃いガスと雨の中、怖い思いをしながらそれでも登るには登ったが、今となってはどんな所だったかほとんど思い出せない。
どんな所だったのか、もう一度見てみたいという気になった…
夏の終わりのよく晴れた一日、遠い昔の記憶が少し甦った。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2797人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する