お気軽のつもりが修行モードで和佐又山＆行者還岳

2020年10月20日(火) ~ 2020年10月21日(水)

• GPS: 09:12
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,431m
• 下り: 1,405m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:58
• 休憩: 1:47
• 合計: 6:45

距離 9.1km 登り 1,267m 下り 936m

10:12 和佐又ヒュッテ
10:33 10:52 和佐又山
11:00 11:01 和佐又のコル
11:24 七曜、大普賢分岐
11:44 12:17 底無井戸
12:45 12:50 水簾滝
13:01 13:24 無双洞
15:04 15:12 無双洞・和佐又山分岐
16:14 16:15 みなきケルン碑
16:28 16:35 行者還岳分岐
16:39 16:49 行者の水場
16:57 行者還小屋

2日目

• 山行: 2:05
• 休憩: 0:07
• 合計: 2:12

距離 3.9km 登り 176m 下り 487m

6:20 行者還小屋
6:32 6:38 天川辻
7:44 R309 90番分岐
7:59 タイタン広場
8:14 8:15 R309 90番ポイント
8:32 行者還トンネル東口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

30年前にお世話になった和佐又ヒュッテが完全撤去され、少し手前の狭い空き地に車を止めたが、平日でも満車だった

コース状況／危険箇所等

修験道なので、それなりに危険箇所があります。写真参照

その他周辺情報

道の駅かつらぎで車中泊したが、ガソリンが半分しかないので24時間営業のスタンドを探して給油した。
行者還岳トンネルからスタンドは遥か遠方にあり、車の場合はガソリン満タンにすべし

写真

【一日目】
原付バイクを搭載し、深夜0：00-1：30で高速を移動し道の駅「かつらぎ」で車中泊。トラックが一晩中エンジンを掛けているのでうるさかった

10/20 8:42

行者還トンネル西口はゆとりがある

10/20 8:49

東口を出た所で..

間違ってここにバイクをデポしてしまった

10/20 8:50

ハシゴもあるけどここは間違い

10/20 9:09

ホントはここにバイクをデポする予定だった

10/20 9:55

平日の9時55分だというのに、和佐又ヒュッテ跡地の手前の空き地は満車です。ただし無料

10/20 10:06

30年前に訪れた和佐又ヒュッテは影も形もありません。
今日が撤去工事の最終日だった。和佐又犬はどうしているのだろう..

10/20 10:11

スキー場もあったのに、空き地が寂しいよね

10/20 10:11

ちょっと行き過ぎたのでトラバースして和佐又山登山口へ

10/20 10:31

久々の11キロの荷物が応える

10/20 10:39

大普賢岳優先で、30年前はスルーした和佐又山。
舐めていたけど結構しんどかった

10/20 10:40

今回は大普賢岳をスルーします

10/20 11:01

和佐又山を下り、大普賢岳ルートに合流

10/20 11:02

ここから七曜岳方面へ

10/20 11:41

ちょっとコースは外し、この看板を見て一安心

10/20 11:47

結構きついコース。ロープ＆鎖場です

10/20 11:51

底無井戸は真っ暗な穴

10/20 11:54

石を投げてみると1秒で音がした。9.8m/sなので底なしではないよね

10/20 12:14

下りからはこのペンキが見えずに、崖までコースアウトした

10/20 12:47

水簾滝の豪快な流れ

10/20 12:53

ここで渡渉

10/20 13:10

昼は行動食で済ます

10/20 14:22

何か住んでいそうな..

10/20 14:25

今年は紅葉のハズレ年。やっと見つけた真っ赤なモミジ

10/20 14:50

バテているのにいい加減にして欲しい階段。
七曜岳は嫌いだ

10/20 14:54

アホか！寸前の所で下ってしまうところだった。
道案内のリボンじゃなくて、林業関係者の目印？

10/20 15:12

やっと奥駈道に取り付いた。七曜岳もスルーして行者還小屋へ

10/20 15:19

マジにこの道？一旦戻ってテープを確認したが、これも世界遺産の奥駈道だった！

10/20 16:06

谷歩きを終え、やっと快晴のこの風景を楽しめた

10/20 16:16

3回奥駈をしたが、このケルンに見覚えがない

10/20 16:17

小普賢岳の遭難碑とは無関係？

10/20 16:27

行者還岳まで往復15分だが、バテバテで一時間半も遅れて日没も近いのでスルー

10/20 16:29

バテバテで山を見るの忘れてた。今日はこれが見納め

10/20 16:39

行者還小屋まで激下り

10/20 16:45

途中の水場で給水。よく冷えていて旨い！

10/20 16:57

行者還小屋に3：30着の予定が、日暮れも近い5時にやっと着いた

10/20 17:26

小屋は2グループ18名で満杯。私は隣の小部屋に泊まった。奥駈道で唯一トイレ・水道付きの小屋だが、水は渇水で出なかった

10/21 6:19

【二日目】
朝は霧

10/21 6:23

霧も奥駈道らしい風景

10/21 6:38

ちょっと一休み

10/21 6:48

この霧が苔むした大地を作る

10/21 7:12

この高さでご来光。今日は天気が良くなりそう

10/21 7:13

ここが地理院の地図にはない分岐路

10/21 7:31

いい道だ

10/21 7:35

みんなが写真を撮っているので、私も撮ってみました

10/21 7:36

今は聞かないメーカーだなぁ

10/21 7:37

この中に白骨があったら事件だが..

10/21 7:38

奈良県警公認の道のようだ

10/21 7:41

大分晴れてきた

10/21 7:46

直進したらコースアウトで、戻ると右手にテープがあった

10/21 7:48

霊が宿るような大樹

10/21 7:55

ちゃんと人の手が入った山道なんだ..

10/21 8:08

ガードレールが見えてきた

10/21 8:12

下山！

10/21 8:14

道路脇は8：14で既に満車

10/21 8:31

ハシゴと空き地が同じなのでバイクを間違ってデポしたが、下山口から1キロ上だったので、そこまでトボトボ歩いた

バイクで和佐又においたエブリィに戻った。今日は駐車場に空きがある

撮影機器：

OPPO A5 2020 OPPO

感想

terra023m

前回は改造したエブリィで車中泊の居住性を確認したが、今回原付バイク搭載機能を試してみた！
今までは下山口に折りたたみ自転車をデポし、登山口に車をおいて縦走したが、上り坂の多い箇所では自転車走行に無理があり、深層部の山には通用しなかった。
そこでサンダーバード2号（この意味が分かる人は..）みたいに、原付バイク搭載機能を追加。「これでエブリィは無敵じゃ！」と、ひとり悦に入って和佐又ヒュッテから行者還トンネル東口を縦走することにした。

今まで3回大峯山奥駈を実行したが、コースタイムの関係でトイレ・水道付きという夢のような行者還小屋に泊まれなかった心残りを晴らすため、そして30年前にお世話になった和佐又ヒュッテにいたと思われる土手っ腹に「ワサマタ」と書かれた犬の話を聞きたいという目的があった。

しかし初っ端でバイクをデポする場所を1kmも間違え、ゴールを無駄に延長してしまった。和佐又ヒュッテも撤去され、跡形もなかった..

現役だった50代には熊野大社-吉野間を5日で走破したので、今回は一泊二日（GO　TO　Travel適用外だけれど..）のお気楽山行と思いきや、久々の山小屋泊まりの荷物が重くて、山小屋3：30着の予定が、日没にハラハラしながらの5：00着になってしまった。
昔は「修行がしたい！」と思ったが、無理をせず、お気楽な山旅をしたいものだ。