阿蘇根子岳アルパイン(山口谷⇒ウグイス谷)
- GPS
- 10:11
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,153m
- 下り
- 1,098m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 10:11
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アルパインなので踏み跡や獣道 ヤカタガウド登山口〜鍋の平キャンプ場は4.8Km15分 |
その他周辺情報 | 鍋の平キャンプ場 |
写真
装備
個人装備 |
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
クイックドロー
スリング
セルフビレイランヤード
アッセンダー(タイブロックタイプでも良いところがあったなぁ)
|
---|---|
共同装備 |
ハーフ50m*2
|
感想
1年ぶりの根子岳。
昨年はラグビーワールドカップ日本戦のため天狗を諦め早めに下山。
今回こそは天狗へと言うことで土曜日朝6時に集合後、早朝から登ることにして、道の駅阿蘇で前泊。
夜に入る予定にしてたら、祖母・傾縦走中のクロちゃんも道の駅阿蘇に泊まられるとのことで、早めに福岡を出発して合流。
宙さん合流後、道の駅のテーブルで今回のクロちゃんの縦走苦労話(ご無事でなにより)を聞きながら22時過ぎまで話をして車中泊へ。
翌朝5時半に道の駅を出て6時にヤカタガウド登山口でaumさん、Kさんと合流。ここに私と宙さんの車をデポして、鍋の平キャンプ場へ移動し、Uさんも合流し、キャンプ場から牧野を通って山口谷へ入る。
砂防ダムをいくつか越え、高い砂防ダムを左側へ高巻きし、懸垂下降で降りるが、2つめの懸垂で私のロープも出して先に降りるが、降りると上がなにやら騒がしい・・??
と思ったら、ザックからロープを出して、そのままザックを置きっぱなしで降りてきてました(^^;
これからこんなのが多くなるんだろうなー(T_T)
そこからガレバを登り南峰北側の鞍部へ登り詰め、そこからは藪こぎしながら2峰、3峰と越え、4峰へ。
目の前の細い岩尾根を見て、「ほんとにここ登るの?」って感じでしたが、ユマールを使いながら登って上に立つと岩峰に映える紅葉が目の前に広がり一気に癒やしてくれました。aumさん、リードありがとうね(^^)
その後もユマール使いまくりで一気に天狗峰基部へ登るが、すでに2時を過ぎており今回も天狗を諦め前回と同じうぐいす谷ルートで下山へ。
下山時も谷の両脇には素晴らしい紅葉が広がり、天狗を登れなかった残念な気持ちもすっかりなくなり、紅葉を満喫することができました。
下山後はクロちゃんの待つ鍋の平キャンプ場へ移動し、キャンプ宴会へ。
マル・モカさん夫婦、それに日帰りで来たオギちゃんとも久しぶりにお会いでき、楽しいキャンプとなりました。
翌日はクロちゃんとモンベル割のある竹田の温泉「花水月(はなみずき)」で汗を流して今回の遠征も無事に終わりました。
※ 花水月は通常の入浴料は500円で、券売機で買いますが、モンベル会員の方はその他会員(市外)(350円)を買って、受付でモンベルカードを提示すればOKです。
今回も楽しい遠征となりました。
皆さん、いろいろとありがとうございました!!
とは言え、来年こそは天狗登ろうね!!
動画はたくさん撮ったので後からあげます。
核心での動画はアルパインチャレンジャーのドキドキ感を残しておくために動画は非公開としています。
危険回避したいなど見たい人はコメントなどでどうぞ。
〜〜〜
【ポイント】
山口谷から天狗峰までのアッセンダー登高は50m1本で足りた。
【ウグイス谷への懸垂】天狗峰基部からウグイス谷へ降りるために2回の懸垂下降を行う。
●1回目(天狗峰直下)は、50m(ハーフ50m2本必要)
●2回目は懸垂下降ポイントは(テープもあるため)より下部が容易で手前から懸垂下降すると酷いガレでトラバースが残ってしまうとのこと、容易な懸垂ポイントだと50mm折り返し(不確定だが)で良さそう次回確認してみたい。
〜〜〜
朝04:45に起床、辺りは真っ暗。
事前購入の朝ごはんは食べるほどお腹が減ってない、前夜の食事が残っている感じ。
トイレに行って出発準備する。
水汲み場から水を2L汲むが出発前に前回20191020のログ(0.8L)を参考に0.5減らして1.5Lとした。
結果として充分摂って1.2L消費だった。
05:36出発した、途中シカ二頭に出会う。20分ほどでヤカタガウド登山口に到着、帰りのためにデポするよう俺とチャンさんのクルマをに端っこに寄せて停める。寄せたあとは3台は行けるだろう(つまり寄せて停めると4列)
オンタイムでオームさんとKさん到着、ベゼルに4名乗るので荷物を再配置してもらった、ありがとう。
その間、俺のクルマに二人乗れるように助手席の炭火関係道具を後ろに移動。
4名乗って鍋の平へ、鍋の平に到着する直前にaunnのクルマがこっちに来ようとしたがゲート確認をしようとしてたらしい、ありがとう。
到着して最終ギアチェック、再びトイレを済ませた。
06:51出発、キャンプ場の間を抜けて山口谷へ!!
牛の平野を抜けるため、落とし物を踏まないように注意する。ほどなく草原を抜けて山裾へ到着、それから林に沿って進み、工事林道に出た、工事車両があるので工事は現在も継続中の模様。
谷に入る、、、しばらく歩くと前にズドーンと絶景が見え始める、二俣は左に折れたかな。
堰堤を何個か巻いて、枯れ沢の滝をオームさんリードで登り始めた。
何個か苔、草で危なそうなところは確保、スポットなどして全てオームさんがリード、セカンドからはFixロープをアッセンダーで登って行く。
沢を抜けるとガレ場が出始める、、、傾斜が段々と急になってきてとうとう、一か所ルートと言うか2メートルほどラインを間違えた、念のためにロープを出してくれた、こんな時には沢登りと同じく短いお助けロープを携行しておくべきか。
しばらくガレを登る、息が上がってくる、、、そして最後に、「これはそろりそろりと登らないと危ない」ところが出始めた。ガレ終盤は右に草付きがあったのでそこを行くべき、しかし土砂がギリギリラインは崩れやすいので注意が必要。
途中50mほど左を単独で行ってるチャンさんの写真を撮ってあげる。
そうこうしているうちにガレ場が終わって右に「山口山」左に己へのアプローチの鞍部に到着し小休憩する。
これ以後は傾斜のきつい木々の間を抜けるアッセンダー連登が始まった。
何度か抜けた後にラスボス「己」が登場、、、左を巻くのかと思いきや、オームさん直登の指示、一堂「まじか?」と思ったはず、、、気が引き締まる。
最少人数が鞍部に降りてリード準備。
※ラスボスを左に巻いたらこの鞍部に上がればいいと思う、、、巻いた時に鞍部に「上がれるか」の状況確認は不足している、誰か?
己、オームさんのリード
詳細は秘匿し、次に来る人がドキドキしてください。
このころ道の駅阿蘇で会ったホッシー組4名は天狗峰に登っている最中だった。
次に腕に覚えがあるチャンさんがセカンドアッセンダー登高、みんなも続く。
俺の番が来た。
己、360度4K胸のカメラで詳細、最後に俺が、、、4名の突破を見ていたので比較的余裕ができた模様。
ここもドキドキ演出のため非公開に、どうしてもって人にはリンク送るけど。
何とかみんな突破した、ほっと一息
残るは天狗峰だが下山で日が暮れてしますので三度ここで断念する。
そう言えば去年はラグビーワールドカップで帰ったなぁ〜
さて話を戻すと、この辺りからまた木々の間を抜けてのアッセンダー登高が続く、3回ほどロープアッセンダーしたか?何とかルートは分かる感じでした。
間違っても抜けるのが大変なだけですが、、、
そんなこんなしていたら天狗の下の基部に出たよ。
残りは懸垂下降が2回
最初の一回目は横に伸びた木から取って下へ、傾斜も知っているのでバックアップ無しで降りる。
30mくらいで懸垂下降自体は終わるけど、安全を取って50mいっぱいのところまで降りてみんなを待つ。
ここで次OKの合図を下のに、ロープの引きチェックをしてしまった、、、チャンさんごめんなさい。デバイスが落ちなくて良かったです、反省。
で、女性二名が降りて来たので下に先行させる(危なくないところで止まってとつけ加えて)
次の懸垂ポイントが前回行ったにも関わらず景色、風景が似ていて間違えやすかった。
テープもあるが、、、
手前の扇状のところだと勘違いしたがここから降りるとウグイス谷上部のガレ場に出てそこから本来の2回目の懸垂ポイントに降りるまでが死にそうになるとのこと。
次回からは気をつけて、いつもの懸垂ポイントに迷わず辿り着きたい。
この待ち時間に靴紐を結びなおした、が締め過ぎて痛かった。
ここ最後もダブルロープで降りた。
、、、結局50m一本で良かったのかどうかを再確認中、、、予備、時短としては必ず2本必要です。
降りて「ホッ」として装備を解除してザックに詰めてガレ場を降りる準備。
降り始めてしばらくするとウグイス谷でヤカタガウドの出合いのちょっと手前の巨石を眺める、去年から大雨が何回かあったが位置は変わったのだろうか、、、
この辺りから伏流水の音が聞こえ始めた、一昨日(木曜夜)の雨が流れているようだ。
視野が広がってきてしばらくすると堰堤が見えるとゴーロは終了、谷の左岸の背丈より上のパラパラと生える木々の間を抜けてヤカタガウド終了、、、見晴新道はどこから入った、ヘビ(ジムグリ)はここに居た、ここは道路じゃなかったっけ?など言いながら早朝車をデポしたポイントにすぐ到着。
Kさんが来ないからオームさんが捜索に行ったが俺がクルマで追う、きついだろうからKさんには乗って頂いて本日の山行を終了した。
合計12Kgほど「ギア2.5(ハーネス込み)、ザック5.4(水など装備込み)、50mハーフロープ3.8」
ギアは使わないものも多くいつものように何を使うを精査しなければ、、、課題
後は夜、前夜祭などの記録をぼちぼちと書きますね。
【前夜】
道の駅阿蘇にて車中泊、会社から直行、途中でtrialにて食糧と飲み物を調達。
熊本地震後に
「新たに二重峠トンネル(延長3659m)を掘削してミルクロードに沿う経路での「北側復旧ルート」(延長約13km)を整備。」
高速道路と同じなので早かった。
道の駅阿蘇に19:55着くとチャンさんとクロちゃんが既にご飯を食べた後だった、トイレ前にて談話して盛り上がる、Wi-Fi有り。一定間隔に大音量で鳴り響く阿蘇観光(MTBによる阿蘇外輪のツアー模様)にびっくりしながら。
クロちゃんに100均メスティンを頂いた、YouTube投稿しないと、、、その他いろんなグッズを頂いた、そんなにYouTubeに共感して頂けてるの?(笑)、これからも頑張ろうっと。
途中、トイレに入る人が、、、息子の近くにお住いのホッシー、え何してんのと二人、、、明日根子岳アルパインだって、後からホッシー号に挨拶しに行く、若さんの師匠もいらした。
風呂には入らずに23:45ごろ就寝。
【当日夜】
アルパイン後、キャンプ場に着いてからテント・シェルター一式を設営を始める。
本当は火起こしが一番最初なのだが、、、
まずは出入り口付近にテントを設営、チャンさんとクロちゃんに指導する。
次にシェルターも同様に、ペグ打ちはaunnに指導、やったことないとのこと。
火起こしはaunnとKさんにお任せした。
テーブルが必要とのことで私の「車中泊時の寝具(寝床に敷く)」であるテーブルを展開、aumさんが組み立てる。
この辺りでマルちゃんが来てくれたっけ、カフェモカにも会いに行く、てっしーさんとは初顔合わせだ。
オシャレキャンプでハロウィーンのカボチャ飾りライトが灯してあったよ。
うちのご飯が先だったかね?いやまずは台湾陳さんのカラスミだった、ほろよいで乾杯しながらクロちゃんがご飯を作ってくれた。
マルカフェテン場にて辛いギョーザスープ?タンタンスープだ、を頂く、うまいうまいと調子に乗って。
あっちにいったりこっちに行ったりして就寝した。
【持ち込み】
陳さんのからすみ、卵6個
デカテント一式(雨漏りする) デカシェルター(いつもの) 炭火台(大) 炭6キロ
以上は宙にて車載済
【日曜朝】
クロちゃんがたまご、ベーコンなどで朝食を、あ、メスティンでご飯も作ってくれた、で俺が金曜日になって食べようとしていた塩焼きそば&チャーハンを俺が食べると言い張るので炒めて貰った、美味しかった、腹壊さないか心配だったけど、大丈夫でした、チャンさんも大丈夫だったですか?
テント撤収など指導しながらスノーピークの50cm特大ペグをクロちゃんに披露する。
楽しい週末だったなぁ♪
4K,360°
〜〜テンプレート〜〜
【携帯電波】格安SIMスマホ(Docomo回線)、全工程でOK
【飲料】1.2L消費(1.5L準備)、予備なし【食料】:おにぎり2つ
【ウェア】
サイズメモ:WorldPeace!:SSブログ
https://chu813.blog.ss-blog.jp/2009-09-30
■上半身:
finetrack「ポリゴン4ジャケット」(最初だけ)
ユニクロ「Tシャツ」「マイクロフリース(ピンク)」
モンベル「ライトジャケット」
■下半身:
ワークマン「AERO STRETCH クライミングパンツ、L」
夜のキャンプはワークマン「DIAMAGIC DIRECTウォームクライミングパンツ(No:HP004A、COL:011マットブラック)、L」
■レインウェアダンロップ「ペラペラな薄手の紫」使わず
■手袋:
ワークマン「N-220匠の手中厚手ゴム手袋(195円)」、
ブラックダイヤモンド「トランジション」使わず
■靴下:
finetrack登山用「メリノスピンソックス アルパインロング中厚手(オレンジ線)」
■ブーツ:
モンベル:「ツォロミーブーツ(ライトウィンター用、1足目-2008年購入、2足目=2020年3月購入)」
■ゲーター/スパッツ
モンベル:「GORE-TEX ライトスパッツ セミロング(?)」
■ザック:ドイター「フォーチュラプロ37(2008年購入)」
■寝袋:モンベル「ULSStretch#1」夜の車中泊時、キャンプ時
■帽子:TEL「白サンバイザー」
■ヘルメット:ブラックダイヤモンド「ハーフドーム」
【体重】0kg減量
【装備】12kg
【筋肉痛】
当日:
翌日:足首周り 土踏まず 踵 アキレス腱にふくらはぎ 左膝 膝上の腿の外側 首 二の腕
二日後:足首周り 土踏まず 踵 アキレス腱にふくらはぎ 左膝 膝上の腿の外側 首 二の腕
筋肉名称を覚えよう!|筋肉名称,筋肉,名前,筋肉図,イラスト
https://muscle-guide.info/
【山行後の頭痛】翌朝のみ有、紫外線は木々があったからそれ程ではないが、、、
今回は紅葉を見に根子岳。
下部の山口谷の紅葉はまだ最盛期には至っていない感じ。
中部の南峰から天狗への稜線付近や根子岳の南面は最盛期だけど、たぶん次の土日まですごくきれい。
下山するときの北面のウグイス谷やヤカタガウド、見晴新道付近は最高にきれいでした。
久々に一眼レフ持って登りましたよ。重たかったけどファインダーを覗くのは楽しかったです。
ロープやピトンやハンマーやカムなどのギアが重さに拍車を掛けましたが、これらを使ってちょっとしたクライミングもあったりして楽しさが上回りました。
下山後は、祖母傾の縦走から生還したクロチャンも合流して盛大な打ち上げでした。クロチャンが作ってくれた豚汁で元気が復活!
その後は、ビール、ウイスキー、ワイン、日本酒などグビグビ・・・。当然、夜のことはあんまり記憶がございません。夢か幻か、オギちゃんの顔が浮かびました。
翌朝は、同じキャンプ場で夜を過ごしたヤマレコメンバーのご夫妻に改めてごあいさつして撤収しました。
それではみなさまごきげんよう!
コメント
この記録に関連する登山ルート
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以前4峰は右巻きしましたが直進した今回と所要時間はあまり変わらなかった印象です
直進した後の鞍部に取り付くように巻きましたが悪かったです
4峰手前〜山口谷懸垂ポイント(1)まで、2020年の豪雨・台風による大きな変化は感じられませんでした
ウグイス谷2回目の懸垂ポイントは上部のピンクテープからが正しいです
下部の赤テープから谷に降りてしまうと大変な事態(宙さん記のウグイス谷ガレ場)に陥るそうです
気候よく大変いい山行でした
みなさま次回もよろしくお願いします
> 以前4峰は右巻きしましたが直進した今回と所要時間はあまり変わらなかった印象です
直進した後の鞍部に取り付くように巻きましたが悪かったです
左じゃなく右へね、、、最後の鞍部には結構な急傾斜を登らないとだからなぁ。
左だったらどうなっただろうか、、、
aumさんのリードで凄いとこ行ってますね
久しぶりのメンバーで楽しい酒飲みキャンプ
懐かしく思います aumさん今回も記憶なくしましたか
つねさん、ご無沙汰してます。
今回も?って、そんなこと今までありましたっけ??
(笑)
つねさんがそちらに行かれてからの山での羽搏き振りがうらやましい限りですよ!
つねさん、久しぶりー!
老老介護が大変で以前みたいにちょくちょく山には行けないんで、濃ゆい山登りはいいねー!
ちなみに近頃はお酒が弱くなったような…😭
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