記録ID: 2678606
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ハイキング
奥秩父
西沢渓谷から甲武信ヶ岳・国師ヶ岳〜甲武信小屋テント泊で秋のプチ縦走
2020年10月24日(土) ~
2020年10月25日(日)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 28:31
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,526m
- 下り
- 1,266m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:35
距離 7.7km
登り 1,578m
下り 315m
2日目
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:22
距離 10.6km
登り 948m
下り 942m
天候 | 10/24曇/晴れ,10/25快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿7:03 - 8:23塩山(かいじ83号,トク10で3200円) 塩山駅8:30→9:30西沢渓谷(西沢渓谷線,1030円スイカ可) https://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/20190426/17.西沢渓谷線.pdf ※塩山駅でのバス待ちは到着時に駅の階段近くまで続く長蛇の列でしたが,何とか3台目に座れました。並んだ順に3台目まで着席し,それ以降は1〜3号車に分散して立ち席となりました。8割ぐらいの方が途中の乾徳山登山口で下り(恐るべし乾徳山の人気っぷり),西沢渓谷まで来た方はごく一部(3号車で7人くらい)でした。 【復路】 大弛峠14:50→16:10塩山駅(英和交通バス,2000円) 塩山16:27→17:51(1980円+1480円, かいじ40号) ※大弛峠からのバスは事前予約が必要です。 http://kinpusan-kankou.com/access/index.php |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して鎖場等は無く,明らかな危険箇所というものは無かったように思います。広い尾根での道迷いが最大のリスクでしょうか。そんな感じで殆どが樹林帯,あまり景観を誇れるルートではありませんが,奥秩父の山深さを堪能出来るルートです。先週一帯で降った雪により,甲武信小屋では13cmの積雪があったようですが,今はすっかり無くなっていました。 【西沢渓谷→徳ちゃん新道→木賊山→甲武信ヶ岳】とても歩きやすくて気持ち良いルートでした。ほとんど土と落ち葉(と根っ子)のトレイルで,たまに石や岩も出てきます。紅葉は標高1500m〜1700m付近が見頃です(西沢渓谷の紅葉はまだ先)。このルートはシャクナゲで有名なようですが,確かにそこら中シャクナゲだらけでした。 【甲武信ヶ岳→両門ノ頭→東梓→国師のタル→国師ヶ岳→北奥千丈岳→大弛峠】 八ヶ岳を彷彿とさせるシラビソとコケが美しいエリアです。シラビソが登山道まで繁っている所も多く,特に雨上がり等は少し鬱陶しいかも。噂通り倒木が多かったですが通行に支障はありません。両門ノ頭から国師のタルまでは広い尾根に踏み跡も薄い箇所がありますが,よく見れば判別可能なので視界が悪いとき以外はこちらも問題ないと思います。大弛峠付近は木道が整備されています。景色的には北奥千丈岳からの景色が一番気に入りました。 |
その他周辺情報 | 【甲武信小屋テント場】密集を避けるため20張りに制限しており,到着時に張り場を指定されます。小屋やトイレは近く,フラットな土の地面でペグ刺さり良好。水は1L50円の格安で購入できます。東側が開けており,この日は強い西風が吹き荒れて夜中ゴーゴーと凄い音がしていましたが,テン場自体は無影響でした。 |
ファイル |
【後日参考用】二日目の天気予報
(更新時刻:2020/10/26 16:10)
【後日参考用】初日の天気予報
(更新時刻:2020/10/26 16:09) |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
半袖シャツ
長袖インナー
フリース(薄)
レインウェア(上下)
タイツ
ズボン(薄)
靴下
グローブ(薄)
アウター手袋(夏用防水)
防寒着(ダウン上下)
夏帽子
靴
ザック
朝昼夜ご飯
行動食
非常食
飲料(ポカリ+水で1.5L)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
テント装備一式
マット
シュラフ(#1)
身体ふき
燃料
コンロ
調理一式
ナイフ
ロールペーパー
ストック
カメラ
スマホ
ラジオ
マキロン
着替え(下着)
ハクキン
チェーンスパイク
マスク
|
---|---|
備考 | 出発時14kg 念のためチェーンスパイクを持って行きましたが使用せず。 夜,テント内の温度は−4℃まで下がりました。#1を持って行って正解。 |
感想
当初は晩秋の尾瀬をのんびり歩こうかと思っていたこの週末,荒天予報により断念。南側は天気がよさそうだったので,今回も直前キャンセルのお陰で予約をゲット出来た甲武信小屋でテント泊し,甲武信ヶ岳と国師ヶ岳を踏んで大弛峠からバスで楽々下山を目指す秋のプチ縦走を楽しんで来ました。
特に二日目の日曜日は完璧な秋晴れとなり,眺望のない山深い縦走ルートはちょっぴりもったいない位でしたが,甲武信ヶ岳や国師ヶ岳から見る既に冠雪している富士山,そして北奥千丈岳からの360°の眺望,とりわけ金峰山への縦走ルートとその奥に控えし南アルプスや八ヶ岳の眺望は見事でした。何も二日間も歩かなくても,眺望だけなら大弛峠から一時間で来れる北奥千丈岳だけでも良いのでは無いかと一瞬思いましたが,考えないようにします(笑。あ,ここからは富士山は見えないので,少なくともあと20分くらい歩いて国師ヶ岳には行かないとですね。
秋の行楽シーズンになり,今までのガラガラな電車やバスが嘘のように始発のあずさは満席,西沢渓谷行きのバスも大混雑でした。2000mを越える山々ではもう晩秋の雰囲気を感じますが,登山道自体は静かでちょっぴり紅葉もあり,気持ちよい秋の山行を楽しめました。
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