寂地山・額々山
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- GPS
- 05:46
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,718m
- 下り
- 1,737m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
9/26の廿日市高校登山部での寂地山・冠山登山の際、寂地山頂のすぐ近くに額々山分岐があるのが気になっていた。
額々山山頂(1279m)は島根県に位置し、国土地理院地図に山名が記載されているものとしては、島根県では恐羅漢山(1346m)・寂地山(1337m)に次いで高い山である。恐羅漢山と寂地山は広島県あるいは山口県との県境に位置するから、純然たる島根県の山としては額々山が最も高いことになる。
純然たる島根県の山としては安蔵寺山が最も高いと言われることがあるが、安蔵寺山は1263mである。ただ、安蔵寺山は独立峰と言ってよく、各登山口も島根県内に位置している。それに対して、額々山は寂地山と稜線が繋がっており、しかも寂地山より低いから、印象は薄れてしまうことになる。
ともあれ、中国山地では標高が高い山であるから、BCスキーの可能性がどうかと思い、訪れてみた。
寂地山のほうは2016年の3月初めに犬戻峡入口からスキー(ウロコ板・シールなし)で往復したことがあるが、なかなか楽しめた。寂地山〜額々山の斜面も楽しめるようであれば、寂地山と合わせてのBCスキーが考えられる。
偵察の結果はと言うと、ブッシュが多いものの、それが雪で埋まっているようであれば楽しめると思った。
額々山の山頂には巨大な岩が集まっているのが不思議な光景であった。岩の高さは10mくらい、幅は合わせて数十mくらいあるだろうか。落葉樹の葉が落ちて周りの林床が雪で埋まる冬にはどんな様相を呈しているだろうか…。
(桑原良敏さんの『西中国山地』によれば、この岩には「ヨケ岩」という名前があるようだ。また、ガクガク山は1279m峰でなく、少し西の1227峰とのこと)
紅葉(黄葉)も素晴らしかった。寂地山頂一帯のブナの黄葉は今が一番の見頃だろうか。
なおまた、南寂地山(1309ピーク)の先〜ミノコシ峠〜寂地峡上流部は初トレースしたが、ミノコシ峠までの稜線はスキーでも楽しめそうだ。ただし、寂地峡を滑り降りるのは不可能と思われるので、右谷山を超えて藪ヶ峠経由で木目の滝林道へと下らなければならず、かなりのロングルートとなって日帰りでは厳しいかもしれないが、春先になって日が長くなれば不可能ではないだろう。
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