御池岳から富士山!【テーブルランド全周回】
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 08:11
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,000m
- 下り
- 1,003m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:02
天候 | ☆終日、快晴、御池ブルー満喫。一片の雲もありませんでした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
☆気温が下がってヒルはいませんでした。ヒルのリスクを考えず、メンバーに初心者が含まれていれば、急斜面が無く歩きやすい滋賀県側からをおススメします。足に優しい登山道です。鞍掛峠まで5分余計にかかります。 ☆今回、登りには主に冬期に使う登山道との接点確認のため、鞍掛橋から始まるルート方面に向かって(植林帯にある分岐を右折)鞍掛尾根に向かいました。下山時は鞍掛峠まで下り、登山口まで一番距離の短い登山道を利用しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆一般的な登山道を離れ、テーブルランド一周しています。初めて歩くとどこも同じような風景ばかり、方向感覚が狂ってしまいますので、歩かれる方は信頼できるGPSログを持って慎重に歩いてください。御池岳はヒルも怖いですが、マダニも注意です。秋になり、気温が下がり、草も枯れましたので、もうそれ程注意は不要かと思います。 |
その他周辺情報 | ☆日帰り温泉・・・ ・滋賀県側は名神高速多賀サービスエリア下り線内にある『レストイン多賀』の日帰り温泉施設が便利です。一般道から入れます。 https://www.greens.co.jp/taga/ ・三重県側は『阿下喜温泉あじさいの里』が無難かな。 http://ajisainosato.com/ ・三重県側はここも、『六石高原ホテルあじさいの湯』営業時間等注意です。 http://rk-hotel.com/hotspring.html |
写真
感想
☆今年10回目の御池岳です。今回はボタンブチより東エリアが未踏の山友さんにテーブルランド全周回を案内しました。テーブルランドのそぞろ歩きは初めての方にはかなり印象に残る山歩きになるでしょう。鞍掛尾根に乗った時に吹いていた風はいつの間にか全く感じなくなり、終日雲の一片の欠片も見ることができない素晴らしい登山日和となりました。
☆鈴北岳山頂を後にまずは元池へ向かいます。御池岳で一番大きな池で、ここから眺める御池岳は何とも言えないものがあります。ノーマルルートから少し外れた元池だからか、訪れる登山者は少数です。本当に勿体ないです。元池からは完全にマイナールートを歩きます。テーブルランドの端を歩いて一周する感じです。斜面をトラバース気味に先ずはお花池に到着です。幸助池との恋のお話で有名な伝説の池、興味のある方はどうぞ。
☆お花池から先、西のボタンブチ、夕日のテラス、御池岳山頂が一番間近に見える展望台と足を進め、展望台の真下にある丸池へ向かいます。幸助池と並んで丸池も紅葉のリフレクションが綺麗なスポット、今日は三羽のマガモが羽を休めていました。いつもならそのまま端を忠実に歩き、風池を経て天狗の鼻へ行きますが、丸池の横から始まる支尾根に乗ってダイレクトに御池岳山頂に向かいましょう。この辺りは御池岳を歩き慣れていないと心細くなります。
☆下山時道迷いしていた女性に正規の登山道を案内して御池岳山頂到着です。今日は本当に空気が澄んでいて、白山、御嶽山、恵那山はもちろん、北・中・南アルプスも終日その雄姿を見せてくれていました。更になんと!!富士山まで南アルプスの山並みの背後に姿を現していてくれました。日の出前にそのシルエットを見たことは何度かありますが、日中に見えることは滅多にありません。
☆御池岳山頂で満足していてはいけません。まだテーブルランド半分が残っています。富士山の余韻もそこそこに、天狗の鼻、そしてボタンブチに向かいましょう。ボタンブチまでもう少しと言うところで、私たちに向かって叫んでいる男性と女性が、福井の山飯王子と山友さんでした。白山の白山荘泊以来です。ちょうど昼食頃でした。王子が料理していた鍋もいただいて満足、こちらはウインナーを焼いてお返しです。せっかくなのでテーブルランド半周ご案内しましょうかと、ここからは行動を共にすることに。お二人は御池岳が人生初めてとのこと、かなりの衝撃を受けられた様子でした。
☆ボタンブチからあと半周、反時計回りで進みます。幸助池、まゆみ池、東池と案内し、青のドリーネに到着です。青のドリーネは雪があってこそですよと冬の再度のご案内を約束し、先に向かいます。T字尾根下降点、土倉岳下降点、東ボタンブチに到着です。テーブルランドの東端でのお楽しみは藤原岳の姿が出てくることです。藤原岳というといなべ市から眺める無残な姿を一番に思い出しますが、ここから眺める山容はさすがセブンマウンテンだなと感嘆する威厳を持ったものです。山頂から続く孫太尾根や竜ヶ岳への稜線も印象的、気になる方は是非歩いてみてください。
☆東ボタンブチから奥の平までもランドの端を基本登りで歩きます。幕営適地、黒のドリーネ、青のドリーネの反対側をご案内、この辺りは少し足に疲れが出てくる頃、頑張りましょう。奥の平も名古屋も夜景が眼前に広がる最高のテン場です。今日も軽く10人以上テン泊で登っていかれました。
☆奥の平まで来たら、今日二度目の山頂までもうすぐです。今度はボタンブチや天狗の鼻を眼下に、この光景も御池岳ならですね。山飯王子のお二人はコグルミ谷から登ってこられたので鞍掛尾根は未踏のとのことです。まだまだ絶景は残っていますよと、鈴北岳へ。真の池、日本庭園を歩いて鈴北岳山頂に立ちました。まだこんなに絶景が残っていたのかと大感動のお二人でした。山頂から眺める、紅葉盛りの御池岳、西に目をやると琵琶湖、遠くには日本アルプス、そしてこれから進む方向には大展望の鞍掛尾根。鞍掛地蔵までご一緒して、お二人は三重県側へ、私たちは滋賀県側へ下りました。
☆鈴鹿の山の紅葉はそろそろ盛りを過ぎようとしています。間も無く厳しい冬の到来ですが、山歩きにとって待ちに待った冬山のシーズンですね。今日ご一緒したみなさんに、『また冬の御池岳、全山霧氷祭りの御池岳、どこでも登山道のパウダースノーの御池岳を楽しみましょう』と再会を誓って山を後にしました。
今回は感動が続きました。鈴鹿で富士山を見たという話を時々聞いておりましたが、私は見たことがありません。富士山をはっきり可視できるところとして、この御池岳は文句なしということを確認できた収穫の一日となりました。光岳と中ノ尾根山の間に富士山の白山岳(3756m)と剣ヶ峰(3776m)がはっきり見えました。そして山飯王子と山飯姫に出会え、素敵な秋の一日となりました。感謝!
https://ameblo.jp/acdepo/entry-12635366502.html
昨日はお世話になりありがとうございました😊
ホント天気に恵まれ、景色もサイコー✨✨
どこを見てもなにを見ても撮影スポット🍀🍀
いい時期にご一緒させてもらいありがとうございました😊
裏から見る美しい藤原岳などなど…
御池岳がめっちゃ気に入りました笑笑
雪の御池岳の楽しみ方も教えて頂いたので、それを楽しみに冬を待ちたいと思います!!
皆さまありがとうございました🤣💕
御池岳を何度も歩いている私でもこれ程の最高のコンディションは滅多に無いです。
さすが❗hapeko52さん😀
御池岳にはまってしまったでしょう。この勢いで今冬是非、一面真っ白なテーブルランド、青ドリーネにはまってくださいね😀😀。
今週末土曜日、再び御池岳を登ります。職場の山未経験者を案内、間違いなく山の虜になるでしょうね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する