元橋〜赤湯温泉〜苗場山〜神楽ヶ峰〜田代
- GPS
- 09:54
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,110m
- 下り
- 1,726m
コースタイム
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 9:53
天候 | ど快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
●クルマ:平標山登山口駐車場(150台/1日600円) <帰り> ●ドラゴンドラ https://www.princehotels.co.jp/ski/naeba/dragondola/ ●バス(南越後観光バス):苗場プリンスホテル〜平標登山口(180円) http://www.minamiechigo.co.jp/pdf/jikoku-R02.10.01/muikamachi/crystal.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース全般 ・1200m付近から雪が現れ、深いところで足首上くらい。 ・苗場山からの下りで滑り止めを使用。 ・神楽ヶ峰〜ドラゴンドラまでのルートは今シーズンより通行止め。 ●元橋〜小日橋 平標山登山口駐車場から浅貝川まで下り、緩やかにアップダウンしながら 赤湯林道をショートカットする歩きやすい登山道を進みます。 930付近で赤湯林道と合流し、ここから小日橋のゲートまでは1.2kmほどの林道歩き。 ●小日橋〜赤湯温泉 小日橋を渡って清津川の左岸に沿って終点まで2.5kmほど引き続き林道歩き。 林道終点から先に進むとすぐに棒沢に架かる鉄橋を渡ります。 ここから本格的な登山道となり鷹ノ巣峠(P1184)まで高低差200mほど登ります。 その後、P1402の山腹をしばらくトラバースして見返りの松を過ぎると 清津川まで高低差150mほど下り、熊沢に架かる橋を渡ってテン場を通過後、 清津川に渡る橋を渡ると赤湯温泉へと至ります。 ●赤湯温泉〜苗場山(昌次新道) 高低差1100mほど。 山口館から清津川の右岸の河原を進んで鉄橋を渡ります。 尾根まで乗り上げると赤倉山への分岐が現れ、 昌次新道は熊沢へと下り再び鉄橋を渡ります。 桂沢の右岸を辿り1350m付近で左岸に渡り、1450m付近で尾根に乗り上げます。 ここからルートはなだらかになりフクベの平(七合目)を通過後、 1600m付近で主尾根に乗ると明瞭な尾根筋を進みP1746〜P1853を通過します。 山頂台地の直下の100mほどは急斜面となっています。 P2068で山頂台地に乗ってからは木道を辿って山頂へと至ります。 ●苗場山〜田代(ドラゴンドラ) 神楽ヶ峰との鞍部のお花畑まで高低差260mほど下ります。 ここはチェーンスパイクやアイゼンなど滑り止めがあった方がいいでしょう。 鞍部付近は雪解け水が溜まってドロドロ。 神楽ヶ峰への高低差およそ150mの登り返しも登山道は雪解け水で沢状態でした。 神楽ヶ峰から田代までは高低差700mほどの下り。 後半はスキー場のゲレンデの中を通る林道を歩きます。 ※知らずに使用しましたが、神楽ヶ峰〜ドラゴンドラ乗り場間の田代ルートは 今シーズンより通行止めとなっています。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 ハツカ石温泉 石打ユングパルナス(900円) |
写真
感想
紅葉の季節に一度乗ってみたかったドラゴンドラを利用するこの時季限定のルート。
先週予定してましたが悪天予報で断念。
そして今週末はドラゴンドラの営業最終週。
逃すと来年まで持ち越しとなってしまうところに、
好天予報の週末がやってきました。
平標登山口に到着すると、薄明の空に下に真っ白な山々が見えます。
「およよ、雪降ったんかい。上の方はけっこう積もってるな」
足元はアプローチシューズで滑り止めも簡単なものしか持参しておらず、
「ダメだった場合は赤湯温泉でまったりもありだね」
ってことでバスタオル&手ぬぐいをザックに詰め込んで出発します。
スタートからいきなり浅貝川まで100mほど下るのにはアセりましたが、
麓は紅葉の最盛期だったので序盤の赤湯まで楽しめました。
今年は紅葉が全国的に遅めでしたね。
昌次新道の中盤からは予想以上に積もっていて途中から雪山の様相。
靴が滑りまくり、ヘンなところに力が入って消耗&ペースが落ちて
ドラゴンドラの時間が心配に。
山頂台地まで上がると疲れも吹っ飛ぶ景色が広がってました。
今回は上は雪、下は紅葉と二度おいしい感じ。
神楽ヶ峰まで登り返して田代ルートに入ろうとすると通行止の標識が。
そんなことはつゆ知らず。でもここ通らないと帰れないから使わせてもらい、
営業終了の30分前に観光客がたくさんのゴンドラ乗り場に到着。
あとはドラゴンドラから麓に広がる紅葉見下ろしながら充実感に浸り、
バスに乗り継いで駐車場まで戻りました。
下山後はお酒と新米、おかずをたんまり買い込んで、
温泉にへぎ蕎麦とフルコースを満喫して渋滞なしで帰宅完了。
ここ数年は、雪山に登る気満々で山に向かったら全然雪ないじゃん!
って感じで毎年雪山シーズンが始まっていたけれど、
今年は思いがけずからのスタートとなりました。
紅葉にカサカサした落ち葉、雪と寒さ、流れ出る汗、雪解けのぐちゃぐちゃ道……
1日で春夏秋冬すべて体感した贅沢な山歩きでした。
朝駐車場から真っ白な山が見えて、びっくり。
下界は雨でアスファルトが濡れていたから、きっと山は雪が降ったのですね。
それにしてもこの時期に雪をかぶった山を見るとは。
ここ数年にない早い雪にワクワク。でも登れるのか心配でもありました。
登ってみれば、歩けば歩くほど暑くて汗だく。
雪が溶け出して道はドロドロだし、雪解け水がジャージャー流れています。
山の様子は春みたいで、体感は夏。
そして山頂台地に到着して一転、雪景色が広がっていました。
雪はキュッとしていて、思った以上に積もっていました。
立ち止まると寒くて、テルモスに淹れていったはちみつ紅茶が染みました。
たぶんこういう日は年に1度経験できるかできないか。
とても貴重な1日を過ごせてラッキーでした。
初のドラゴンドラも凄かった!もう一回乗りたいー。
おしまい
コメント
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暗い中を登り始められて、紅葉から雪山、そして青空へと最高の山行でしたね。
北の方は、やはり降雪が早いし、今年は結構降りそうな予感。「ヒャッホウ〜」と歓喜の声が多くなりそうです。
pikkarioyajiさん
本当にこの日は、1日で春夏秋冬の山を味わった気分でした。
たしかに今年は雪が多そうで、すでにヒャッホウ〜!な気持ちになっています。
pikkarioyajiさんも冬は北方面へ繰り出されるのでしょうか??
いよいよ雪山シーズン、たくさん楽しみたいですね!!!
昨秋、逆コース(祓川→苗場→赤湯)で、温泉泊でしたが、曇り空で紅葉がいまいちでしたので、この写真、うらやましい限りです。。。もちろん小日橋に車を置いてあったので、楽でしたけど💦 (ヤマレコ常連メンバーがいたので、レコあります・・自分は書かない💦)
いつもながら健脚、恐れ入ります。
devilmanさん
いやいや、温泉泊の方がうらやましいですよ!
でも、帰りの鷹ノ巣峠までの登りで、
せっかく温泉でサッパリしたのに
ここで汗だくになってしまうのが玉に瑕ですよね〜(贅沢言ってます)。
devilmanさんは記録はアップされてませんが、
プロフィール拝見するとすごい頻度で山に行かれているようでなんだか嬉しいです。
コメントありがとうございます。
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