赤岳・八ヶ岳連峰最高峰 パウダースノーの中を
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,441m
コースタイム
7:35 赤岳山荘
7:45 美濃戸山荘
南沢
10:55 行者小屋
文太郎尾根
10:55 稜線分岐
11:35 赤岳山頂
12:15 稜線分岐
地蔵尾根を下山
12:40 行者小屋
14:00 美濃戸山荘
14:05 赤岳山荘
14:50 美濃戸口駐車場
天候 | 晴れ薄い雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行者小屋から一気に突き上げる尾根を登る。雪の状態によってかなり苦労すると思う。 稜線分岐からは凍っている箇所・パウダースノー・岩場の急登とかトラバースがあり登攀する。ピッケル・アイゼン12本爪は必携。 上部稜線は一気に気温が低くなり風も強いので防寒対策を行者小屋で行っていくとよい。 地蔵尾根へ向かう稜線は見晴しも良く最高だった。 地蔵尾根はナイフリッジのように切り立ったところを一気に下山していくので注意が必要。 |
写真
感想
今日は本当は鳳凰三山の薬師岳〜観音岳へ夜叉峠から行く予定だった。
深夜2:00自宅を出発。メッチャ寒い。
41号から21号に入り、土岐インターで中央自動車道へ入る。どんどん車外の気温が低下し、駒ケ岳付近でマイナス16℃。道路が凍結していたら間違いなく飛んでいきそうな感じ。そう思っていたら反対車線でトラックが横転し炎上していた。パトカー・消防車などが凄い居た。
スピードを緩めて走行。
韮崎インターで下り夜叉峠へ向かう。途中から所々に積雪があり凍結している所もあった。4駆だから行けたが普通の車ではちょっと無理かもしれない。しかし、峠よりだいぶ手前の旧道との分岐地点で異常気象によりゲートが閉められていた。ガーン!
どうしようか?迷った。ここから旧道を峠まで歩くのはメッチャ時間がかかる。中止。
登れそうな山を考える。人が多く入っていればラッセルしなくても良さそうな美濃g戸口からの赤岳へ行くことにする。
雪と凍結した斜面を難なくCX5は降りていく。20号線を長野に向かって戻る。美濃戸口へと向かう道を間違え多少探す。道路は雪で真っ白。
美濃戸口へ近づいていくと雪はどんどん増えていく。除雪はしてあるので道路は表面に雪があるだけ。
美濃戸口から奥は除雪もあまりされてなく、雪が深いので無理に車をを乗り入れるのはやめた。
美濃戸口に着いたらとても多くの車が駐車場にあり車を止めるのに苦労した。
夏山と同じくらい人が入っている。
これならラッセルの必要はなさそう。
車から降り登山準備をする。メッチャ寒い。
7:00登山開始
林道を赤岳山荘に向かっていく。つい最近雪が積もったようである。パウダースノーでサラサラ。車の轍を行く。適度に締まっていて歩きやすい。とにかく寒い。
美濃戸山荘の分岐で南沢へ向かう。ここから登山道である。登山道は雪が降って間のないのであるが、よく踏まれていて快適に登っていける。アイゼンはまだ着けていない。沢沿いにアップダウンを繰り返し樹林の中を行く。とにかく寒い。
樹林の切れたところから赤岳から横岳が見える。凄い。これを登るのかと思うとワクワクする。
行者小屋に着く。ここで多くの人が登山準備をしている。ここから先はアイゼン・ピッケルは必携である。人によってはヘルメット・ザイル・ハーネス・カラビナ・ヌンチャク等の登攀器具も装備している。
ここから先はメッチャ寒くなりそうなので防寒対策を行う。12本爪のアイゼンを装着。ピッケルを持ち山頂に向かって登っていく。
文三郎尾根を登る。少し登ると急登が始まる。凄い急登。
ピッケルを刺しアイゼンを利かせて登っていく。
時にはピッケルを横に突き刺して登攀する。やっとの思いで上部稜線に出る。
メッチャ風が強い。寒い。
ここから山頂までは雪のついている岩場のトラバース・直登等がある。凍りついている所も多くある。気合を入れて登攀する。
やっとの思いで山頂!
とても素晴らしい景色!富士山・南アルプス・御嶽山・乗鞍岳・北アルプスなど360°見渡せる。
メッチャ寒い。
ここから地蔵尾根へ向かう。赤岳展望荘までの尾根は見晴しも良くとても気持ち良い。ただ、メッチャ寒い。結構急な個所がある。
赤岳展望荘を過ぎると分岐があり、地蔵尾根を降下する。尾根は尖っているので注意が必要。
こういう尖った所を歩くのは好きだ。
一気に急降下していく。
やがて雪が多く積もっている所を急降下する。新雪で踏ん張りか利かなく良く滑る。
樹林の中に入りどんどん降下していくと行者小屋に到達。
風はなくなり寒さも半減する。
アイゼンとピッケルを片づけ、ストックをだす。
ここから先は適度に雪が締まっていてとても歩きやすく下山できた。
今回の登山はパウダースノーのサラサラの雪の中を登った。登山道は多くの人の踏み跡で適度に締まっていてとても歩きやすかった。
見晴しも良くとても良い山行だった。
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