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記録ID: 270974
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積雪期ピークハント/縦走
石鎚山

(愛媛)今年も霧氷の伊予富士へ(2013)

2013年02月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
ベルクハイル その他3人
GPS
07:00
距離
6.0km
登り
719m
下り
719m

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
1:40
合計
7:00
9:10
70
スタート地点(伊予富士、寒風山登山口)
10:20
10:30
70
桑瀬峠
11:40
11:50
60
鷹ノ巣尾根分岐
12:50
13:20
40
伊予富士 山頂
14:00
14:40
50
伊予富士 直下(昼食休憩)
15:30
15:40
30
桑瀬峠
16:10
ゴール地点(伊予富士、寒風山登山口)
9:10伊予富士(寒風山)登山口−10:20桑瀬峠−11:40無名峰−12:50-13:20伊予富士山頂ー(山頂直下で、40分 昼食休憩)−15:30桑瀬峠−16:10伊予富士登山口
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新居浜ー(国道194号)−伊予富士(寒風山)登山口
登山口の駐車場は30〜40台は停められる。ただしトイレは冬期は閉鎖されている。
コース状況/
危険箇所等
積雪量は、登山口で10cm、稜線で30〜50cm程度の新雪、頂上までトレースあり。
アイゼン(自分以外は6本歯の軽アイゼン)は全員使用。ピッケルは無くても大丈夫でしょう。
伊予富士頂上直下の急登は、一部、岩がでている凍りかけの急斜面。下りには滑落に注意。今回のメンバーは雪山初心者が多かったため、下りでは念のため補助ロープ(9mmΦ、15m)を使用した。(雪山に慣れた人は、ロープは必要ではありません)
伊予富士(寒風山)登山口にて、今回は合計4名。積雪は10cm程度と少ない。
2013年02月20日 13:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
2/20 13:29
伊予富士(寒風山)登山口にて、今回は合計4名。積雪は10cm程度と少ない。
伊予富士(寒風山)登山口にて、新雪の表情(同行者の写真)
2013年02月17日 09:03撮影 by  iPhone 4S, Apple
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2/17 9:03
伊予富士(寒風山)登山口にて、新雪の表情(同行者の写真)
桑瀬峠へと新雪の積もった道を行く
2013年02月20日 13:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2/20 13:17
桑瀬峠へと新雪の積もった道を行く
桑瀬峠へと登ってゆく、上空は青空で、まばゆいばかり(同行者の写真)
2013年02月17日 10:10撮影 by  iPhone 4S, Apple
2/17 10:10
桑瀬峠へと登ってゆく、上空は青空で、まばゆいばかり(同行者の写真)
桑瀬峠に出ると、木々に霧氷が着いていた。霧氷の向こうに寒風山
2013年02月17日 10:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2/17 10:29
桑瀬峠に出ると、木々に霧氷が着いていた。霧氷の向こうに寒風山
灌木に着いた霧氷の花
2013年02月17日 10:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2/17 10:29
灌木に着いた霧氷の花
桑瀬峠から少し行くと、目指す伊予富士の姿が見えてきた。このころまでは上空は青空で気持ちの良い天気。
2013年02月17日 10:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/17 10:44
桑瀬峠から少し行くと、目指す伊予富士の姿が見えてきた。このころまでは上空は青空で気持ちの良い天気。
霧氷のズームアップ
2013年02月17日 11:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/17 11:01
霧氷のズームアップ
輝く霧氷の森、満開の桜の園のように美しい
2013年02月17日 11:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/17 11:02
輝く霧氷の森、満開の桜の園のように美しい
逆光に輝く霧氷
2013年02月20日 13:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/20 13:17
逆光に輝く霧氷
稜線上は新雪が50cm前後積もっていた。ふかふかの新雪を踏みしめると気持ちがいい
2013年02月17日 11:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/17 11:17
稜線上は新雪が50cm前後積もっていた。ふかふかの新雪を踏みしめると気持ちがいい
稜線にて。灌木の林を少しそれると、雪稜の向こうに寒風山も見えた。新雪はふっかふかで気持ちいい
2013年02月20日 13:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/20 13:18
稜線にて。灌木の林を少しそれると、雪稜の向こうに寒風山も見えた。新雪はふっかふかで気持ちいい
青空をバックにした霧氷は絵になる風景。写真を取りながら進むので、なかなかペースは上がらないが、これを楽しみに来たのだから..
2013年02月17日 11:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2/17 11:41
青空をバックにした霧氷は絵になる風景。写真を取りながら進むので、なかなかペースは上がらないが、これを楽しみに来たのだから..
稜線を登り詰めると、背後に寒風山と、その後ろに笹ヶ峰、ちち山も見えてきた。
2013年02月17日 11:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/17 11:43
稜線を登り詰めると、背後に寒風山と、その後ろに笹ヶ峰、ちち山も見えてきた。
途中の無名峰を越えると、雪の稜線の先に、伊予富士がパッとあらわれた。しかし西の空には灰色の雲が広がってきており、天気は下り坂の気配
2013年02月17日 11:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/17 11:50
途中の無名峰を越えると、雪の稜線の先に、伊予富士がパッとあらわれた。しかし西の空には灰色の雲が広がってきており、天気は下り坂の気配
びっしりと霧氷と新雪に覆われた木々、その向こうに伊予富士の稜線を望む
2013年02月17日 12:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2/17 12:18
びっしりと霧氷と新雪に覆われた木々、その向こうに伊予富士の稜線を望む
伊予富士山頂から望む、東側の展望。寒風山、笹ヶ峰、ちち山などが勢ぞろい(同行者の写真)
2013年02月17日 12:59撮影 by  iPhone 4S, Apple
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2/17 12:59
伊予富士山頂から望む、東側の展望。寒風山、笹ヶ峰、ちち山などが勢ぞろい(同行者の写真)
伊予富士山頂より西へ続く稜線を望む。瓶が森(右の中景)のさらに先には、小さく石鎚山、二の森あたりまで見えた。稜線の南面の笹原は、早くも雪は解けだして、笹がだいぶ顔を出していた
2013年02月17日 13:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/17 13:05
伊予富士山頂より西へ続く稜線を望む。瓶が森(右の中景)のさらに先には、小さく石鎚山、二の森あたりまで見えた。稜線の南面の笹原は、早くも雪は解けだして、笹がだいぶ顔を出していた
伊予富士山頂にて、東の方を望む。曇天の下だが展望はまずまずで、寒風山の向こうには笹ヶ峰、ちち山の白い姿が望めた
2013年02月17日 13:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/17 13:06
伊予富士山頂にて、東の方を望む。曇天の下だが展望はまずまずで、寒風山の向こうには笹ヶ峰、ちち山の白い姿が望めた
伊予富士山頂からの急斜面を下る。今回は雪山初心者が多いので、用心のため、9mmの補助ロープを使用してみた
2013年02月20日 13:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/20 13:19
伊予富士山頂からの急斜面を下る。今回は雪山初心者が多いので、用心のため、9mmの補助ロープを使用してみた
下山途中、無名峰から振り返る伊予富士。曇天の下の伊予富士は朝とは打って変わって厳しい表情になっていた
2013年02月17日 15:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/17 15:07
下山途中、無名峰から振り返る伊予富士。曇天の下の伊予富士は朝とは打って変わって厳しい表情になっていた

感想

【山行No421】

※ 今年も、昨年の冬と同様、自分が幹事となり、「山の会」の行事として、日帰りの雪山登山を企画した。
  昨年は寒風山を狙ったが、途中敗退だったので、今回は道のりは長いが危険個所が少ない、伊予富士を狙う。
  「山の会」メンバーに声をかけたが、参加者は予想より少なく、自分を含め4名。(Miさん、So君、もう一人)

・まず市内某所に集合し、車1台に乗って出発。
 新寒風山トンネルの南口を出たところでタイヤチェーンを着けた。
 旧道を登りだすとすぐ、先週末の雪が道路に出てきて、チェーンを早めに着けて正解だった。

8:40-9:10 伊予富士(寒風山)登山口
 ・今日も人出が多いかと思っていたが、車は15台ほどでそれほどでもなかった。
  積雪はここで10cm弱、先週木曜日の新雪のようだ。とりあえずアイゼンを着用して出発する。
 ・桑瀬峠までの道は、トレースもちゃんとついていて、登りやすい。
  今朝は天気も良く、風もないので温かい。
10:20-30 桑瀬峠(標高=1400m、気温=プラス2℃)
 ・期待していた通り、稜線の北側の木々には樹氷がついている。
  寒風山も良く見えるが、寒風山のほうは雪があまりついていないようだ。
 ・ここから西への稜線をたどる。
 ・稜線に入ると雪の量は少し増え、30〜50cm程度の、ふかふかの新雪、だが、トレースはしっかりついているので、問題はない。
 ・昨年と同様、稜線沿いの木々には樹氷が良くついており、みんな、写真撮影会のように、パチパチと写真を写しながら進むので、ペースはなかなか上がらない。
 ・でも、山頂登頂が目的というより、こういう雪山の風景を楽しみに来たのだから、時間をとっても問題はないだろう。
11:40-50 鷹ノ巣尾根分岐
 ・稜線を登り詰めると、鷹ノ巣尾根分岐に着き、そこからはこれまであまり見えなかった伊予富士がパッと眼前に見えてきた。しかし、西の空は早くも灰色の雲に覆われつつあり、天気は早いペースで下り坂のようだ。急ぐとするか..
 ・ここから伊予富士直下までは緩やかな雪の稜線歩きで、快適に進む。
  雪の量は少なくなり、山稜の南面は早くも雪が解けて、だいぶ笹原が顔を出していた。
12:20 伊予富士山頂直下
 ・ここからいよいよ標高差100m強の急登が始まる。
  雪の量は意外と少ないが、所どころ岩が顔を出しているので慎重に登る。

12;50-13:20 伊予富士山頂(標高=1756m、気温=プラス2℃)
 ・冬山初心者連れながら、無事山頂に到着し、ほっとした。
 ・上空は灰色の雲に覆われつつあるが、展望はまずまずで、西の方には
  石鎚山、瓶が森、東のほうには、寒風山、笹ヶ峰、その向こうに赤石山系も見えた。
 ・風が出てきて少し寒いので、ここで昼食をとるのはやめ、すぐ下ることにした。

 ・下りはかなりの傾斜で、冬山初心者だと少し手ごわいかと考えていたので、今回は、9mmの補助ロープ(L=15m)を持ってきている。
  自分としても、ロープでビレイするのは初体験だが、ともかくケガをさせるわけにはいかないので、ピッケルを支点としてロープをたらし、一人ずつゆっくり下ってゆく。
  ちょっと15mの長さでは短すぎたようで、結局、小刻みに6ピッチかかり、ようやく傾斜の緩いところまで降りた。

14:00-40 伊予富士頂上直下
 ・だいぶ遅い時間となったが、ようやく難場を過ぎたので、ここらで昼食をとる。
  今回も全員、昼食はカップ麺。ハシを忘れた人が2人もいたりしたが、ともかく風の弱い場所で腹ごしらえをした。
 ・さて、時間も押しているので、ここからは急ぎ気味に下ろう。
 ・稜線を歩き出すと、だいぶ南風が強くなってきており、雪煙が上がるほどだ、風速で10m/s程度か? 気温は0℃以上のはずだが、なかなかに風が冷たい。でも休んでいるとよけいに寒いので、ガマンしてガンガン進む。
 ・鷹ノ巣尾根分岐までなんとかたどり着き、振り返ると、すっかりドンヨリと灰色をした空の下、午前中とは違い、厳しい表情をした伊予富士が見えた。
  すでに登山者の姿はなく我々が最後のようだ。
  ここからは樹林帯の急な下りとなったが、逆に風が弱くなったので、少しほっとして、調子よく下る。

15:30-40 桑瀬峠
 ・ここにはまだ登山者の姿があり、なんとなくほっとした。最後の休憩を取る。
 ・あとは登山口まで淡々と下るが、今朝は真っ白だった登山道は、半日しかたっていないのに、早くも雪解けが進んで、チョコレート色の道になっていた。 四国の短い雪山のシーズンも、もう終わりのようだ。

16:10 伊予富士(寒風山)登山口
 ・ともかく無事全員、帰着できたので、リーダー役としてはホッとした。

 ・予定では、途中の「道の駅 木の香」の温泉に寄る予定だったが、
  時刻も予定より1時間ほど遅くなったので、そのまま下界へと下った。 

  

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